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湯河原温泉 オーベルジュ湯楽に泊まりトリュフご飯の食べられるシェフ特選コースを味わう

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先月、三島に行ったばかりですが再び伊豆半島(の付け根あたり)へ、今回は湯河原に行ってきました。目的は湯河原温泉の温泉宿「オーベルジュ湯楽」です。

宿到着までの前置きが結構長いので、興味がなければ目次から適当に飛んでください。

全国旅行支援を利用して湯河原の人気オーベルジュに泊まる

先月のこと、妻から湯河原の「オーベルジュ湯楽」の予約が全国旅行支援で取れそうなので行ってみないかと提案がありました。以前から月山ももさんのブログで紹介されているのを読んで気になっていた宿ですし、丁度結婚記念日のタイミングですし、食事のおいしい温泉宿に泊まってみるのもいいかなと即決。

人気の宿なので週末の予約は1ヶ月前だとなかなか取れず、少しずらして2/12〜13(日-月)と平日を絡めた宿泊になりました。ちなみに結婚記念日は2/11ですがまあ誤差です。

1ヶ月ぶりの早川ランチ

先月三島に行った際に立ち寄った小田原 早川の魚介ランチがとても良かったので、今回もまずはロマンスカーにて小田原を目指します。午前中から飲むサクラビールがうまい。

11時前に早川駅に到着。今気づいたけどパーゴワークス BUDDY 33を背負ってる方がいる……。

ついこないだも見たばかりの小田原漁港(早川港)。

アジフライで有名な「大原」が日曜定休なのは知ってましたが、なんと前回最高のランチを食べた「めし家 やまや」もこの日は休み……。すっかりここで食べるつもりだったので宛が外れました。

10時開店の魚市場食堂には既に長蛇の列……。

しばし周辺をうろついて、11時開店でまだ空いていたこちらの店に入ってみました。
屋号は「ふるはうす」だそうですが、「㷋」でも「燚」でもない「火」が4つの漢字は一体……。テラスはペットOKなので犬連れのお客さんが数組食事をしていました。

メニューはこんな感じ。小田原水産会館の店に比べるとやや観光地価格かな。

「本日いちおし」を注文しつつ単品アジフライと瓶ビール。やはり小田原のアジフライはうまい。

丁度アジフライを食べ終えた頃に「本日いちおし」が到着。

お刺身にふぐの唐揚げ、焼きはまぐりにぶり塩焼き。

ふぐ唐の中には骨が多く食べづらいものもありますが、こちらは食べやすく肉厚のおいしいふぐでした。夜がなければご飯やビールのお代わりが欲しくなっていますが我慢……。

こちらは妻が頼んだ「小田原地魚御膳」。天ぷらおいしかったそうです。

早川、東京からも近く海鮮がおいしくて店も豊富なので定期的に通いたい。

湯河原へ、腹ごなしでひたすら歩く

すっかり満腹になって再び早川駅に戻り、東海道線で3駅隣の湯河原へ。真鶴半島周辺は昔、夜釣りでよくうろついていましたが(江の浦や福浦漁港など)、日中に観光や食事で訪れたことは殆どなかったと思います。

周辺の箱根や熱海、伊東に比べると知名度はやや落ちるものの、昔からある温泉地ですよね。伊豆半島の付け根付近なのでたまに勘違いしている人もいますが、静岡県ではなく湯河原町までは神奈川県です。芦ノ湖スカイラインの尾根から湯河原に掛けて県境のラインがあります。

JR湯河原駅。最近はこのような板を並べたジェネリック隈研吾的デザインの建物が多いよなぁ…… とか思っていたらら本家の設計だったようです。大変失礼しました。

夕飯までにとにかく満腹の腹をなんとかしないので(ただし山に登る準備はしていない)とりあえず歩き回る。幕山公園の湯河原梅林がこの時期の定番スポットのようです。臨時のバスも出ていますがここは歩く。

三分咲きの梅林が見たくて行くのではない。腹を減らすために歩くのだ。

ダウンジャケットはすぐにリュックに押し込んで歩く。海からすぐに川沿い(新崎川)にぐんぐんと標高が上がっていく伊豆半島らしい地形。河口から2kmも離れてないのに既に上流部のような景観です。

幕山公園 第5駐車場、遠い方から無料 → 有料駐車場になってます(混雑期になるとこっちも有料になるみたい)。少しぐらい歩くことが苦でない登山者やクライマーはここに停めてそうな気がする。

みかんやキンカンを始め地元産柑橘系の路上販売多め。

第一駐車場に並ぶ列が見えました。手前の駐車場はまだまだ余裕があるのに、なぜここまで来てしまうのか。


幕山公園 湯河原梅林

新崎川沿いの細長い幕山公演の中で湯河原梅林に隣接しているのは一番奥の一部で、この時期は入場料(200円)が必要な有料エリアとなっています。Suica、PASMOが使用可能です。

Suicaで支払うとフードクリップが貰えます。道端で手渡されたみかん。

湯河原梅林、確かにまだ三分咲き。手前に見えている梅の木々が全て花を付けたらなかなか見事でしょう。山の中腹付近、梅林すぐ上の岩場はクライミングスポットになっているようです。

幕山は標高626mで片道1時間弱のハイキングコースになってますが、今日は行きません。

とりあえず梅林を見て行きます。


梅林最高地点。ここから先がハイキングエリア。地図をみる限り山頂はすぐっぽいけどまあいいでしょう。この日は暑くて汗もかきそうだし、妻の靴は完全に舐めたやつでしたので。


展望は特にない。梅林が見下ろせるぐらい。

クライミングしてる人たち。

梅見。


狂言をやっていました。これが終わると帰りのバスが混みそうなのでそそくさと……

帰りはバスを使います。発車前にはそこそこ混み合いますが、駅までは10分ちょいです。


湯河原駅から湯河原温泉へ

再び湯河原駅。駅前の手湯。既にチェックイン開始の15時を過ぎていますが、まだ空腹は遠そうだったのでオーベルジュ湯楽までも歩きます。湯河原温泉まではバスがありますが、歩くと片道40分強。

珈琲ウエスト(WEST)、ももさんのブログにも登場していた有名な喫茶店みたい。喫茶メニューの他、食事メニューも充実しているようですが、今は少しでも腹を減らすことが大事。

至る所に手湯がある湯河原温泉。

みかん(狩り)。

立派な巨木がいくつも見られる「五所神社」。2枚目の奥に見えているのが東海道新幹線の線路。

豆相人車鉄道。かつてこんな可愛らしい鉄道があったのね。1900年代前半、小田原から熱海を結んでいたそう。電車ではなく人力で押すので「人車」。

東京から適度な距離で多くの文豪たちも足を運んだという湯河原温泉。「相模の小京都」と呼ばれる程の温泉地だったことは今更に知りましたが、温泉街を挙げて揃いの灯籠でアピールが目に付きます。旅館や土産物だけでなく、精肉店や消防団まで……。あと煎餅屋が意外に多い。
小田原生まれで長らく神奈川県民ではありましたが、まだまだ知らないことだらけです。

この千歳川(上流は藤木川)に沿って湯河原温泉が広がっていて、上流に行くにつれてより温泉街らしくなって行きます。先程の新崎川もでしたが、河口からすぐなのに山間部の温泉地の雰囲気ですよね。

バス停「理想郷」。

生簀でシマダイやホウボウが泳ぐひもの屋さんですが……。

お嫁ちゃんのシフォンケーキの店でもある。

古い建物に年季の入った土産物屋、射的など古い温泉街の雰囲気が出てきました。

クラフトビール立ち飲みの店。気になるけど我慢がまん……。

この源泉塔が見えたら細い路地を上がって行きます。

さらに極細の路地。山奥にある温泉街みたい。


湯河原温泉「オーベルジュ湯楽」

オーベルジュ湯楽に到着しました。「オーベルジュ」は宿泊施設を備えたレストランの業態ですが、そもそも日本の温泉旅館は食事に力を入れた宿が多いですし、こちらのオーベルジュ湯楽にしても宿泊や温泉施設もしっかり充実しているので、おいしいレストラン併設を売りにした温泉旅館という感じでしょうか。

外から見ると全容が少し分かりにくい建物。山間部の斜面に建てられた旅館で、かつ複数の館があると複雑な内部構造になっていたりすることが多いですが、こちらの宿もそのような感じ。
手前から新館、中央奥が本館、右の木の奥の建物がレストラン(大きな窓は厨房)で中央の半円型の構造物は新館と本館と繋ぎつつ、レストランへの渡り廊下になっています。

雰囲気の良いロビーでチェックインと全国旅行支援の手続き、かながわ旅割クーポンの利用方法の説明など。
夕飯は「シェフ特選コース」の場合品数が多く食事時間が約2時間半と長めなこと、貸し切り温泉(露天風呂と石風呂から1種類選べる)の予約についての説明などもあります。貸し切り温泉の予約はチェックイン順なので希望する時間に入りたい場合はチェックインスタートの15時を目指すのが良いかも。

我々が泊まった部屋は10畳の和室でウォシュレット付きトイレあり。その他、部屋風呂付きやベッドのお部屋もあるようです。部屋番号は102号室ですが、ロビーのある新館からは階段を1階上がった本館のフロア。休憩室やレストランも同じ階で近く、2箇所に別れた温泉の中間辺りと移動に便利なお部屋でした。

夕飯のタイミングで布団を敷いてくれますが、朝食時には布団は片付けられないのでチェックアウトギリギリまでゴロゴロできます。

夕飯までまだ少し時間があるのでお茶菓子のわらび餅を食べます。食事はたっぷり、なんなら夕飯で食べきれない分を部屋に持ち帰るぐらいなので(後述)、このタイミングでないと食べる暇はありません。マジで。

自由に利用できる休憩所「湯楽文庫」。

デロンギのコーヒーマシンでコーヒーが飲めます。

マンガなどはなく自己啓発系やエッセイ、小説が置かれています。持ち出しはNGとのことなので、ここで読む以外はないみたい。


ここから夕飯までの間に温泉に入ったりしたのですが、温泉については最後にまとめるので早速夕飯の時間です。18時スタート。

レストラン「ピノクラーレ」でディナー:シェフ特選コース

併設レストラン(リストランテ ピノクラーレ)に移動、宿泊者は浴衣のままレストラン利用ができます。ちなみにこちらのピノクラーレは食事のみの利用(要予約)もできるそうです。

レストランは広めのお部屋が2つかな。隣り合ったテーブルは使われることなく、こちら側の部屋では私達を含めて3組が利用していました。日曜宿泊だからか、コロナ禍だからかは分かりません。

「シェフ特選コース」のメニュー。フレンチ、イタリアン、日本料理などが程よくブレンドされた創作料理といった感じでしょうか。品数も多く2ページありますが、食べ切れるのでしょうか(余裕でした)。

これだけの料理に都度ワインを合わせていると、アルコールに弱い自分は後半お酒が回って大変そうなので大人しくビールにします。飲みすぎず2杯で止めておきました。ブラウマイスターおいしいですし。

前菜1品目、赤貝、ホタテ、グレープフルーツ、トマト、カリフラワーを使った何か。とてもおいしい。

続いて鶏の白レバーのペースト。見た目も美しいですし、コクがあっておいしい。

前菜3品目は紅ずわい蟹、スカモルツァなどの春巻き。揚げたてで熱々、サクサク、カニの香りと旨味が口の中に広がる…… ここまでまだ前菜です。

地魚のお造り盛り合わせ。自家製の土佐醤油にて。

ささみのフリットと赤カブのソース。いちいち書きませんが全ての盛り付けが綺麗、そしておいしい。

きのこのポタージュに白子。メインの前ですがめちゃ濃厚。ここまでで、まだメニュー1ページ目。

メインのお魚。真鯛のグリルにいろいろなお野菜(メニュー見て)。

口直しのグラニテ。

メインのA5和牛のヒレ肉。文句なしの美しさとおいしさ。ここまでで腹ができあがってしまうかと思ってましたが、しっかりお肉の味を楽しむ余裕がありました。さすがよく考えられていますね。でも、シェフ特選コースを食べるならランチは控えめにした方が良いと思います(笑)

目の前でどっさりとイタリア産トリュフを削ってくれるトリュフご飯もこれはこれでメイン。シェフ特選コースは炊き込みご飯かトリュフご飯を選べますが、当然トリュフご飯です。

ここから混ぜ混ぜしてよそって貰います。もう混ぜてる間からトリュフの香りがすごい……。旨味たっぷりの和牛を食べた直後の口なのに、ご飯だけで成立してしまうトリュフご飯の存在感よ。

全て温かいうちに食べることもできますが、残りをおにぎりにしてもらうこともできます。かなり満腹が近い状態だったので、お願いすることにしました。写真に写っていませんがお漬物と味噌汁(赤だし)はお代わり可。漬物もおいしくてお代わりしてしまいました。

デザート。トリュフご飯からのトリュフのジェラート。

変わりティラミス的なデザート第2弾。

コーヒーにもお茶菓子が付いてきました。やっぱりトリュフご飯全部食べなくて正解でした。ここまでで20時半、しっかり2時間半のコースでした。大満足。

部屋に戻ってからしばらく幸せに浸ってゴロゴロしていましたが、23時過ぎになって、お茶を煎れてトリュフご飯おにぎりを食べました。苦しくなるほどの満腹にせず、少し時間を置いてから食べるのは大正解。


焼き魚がおいしい朝食

そして翌朝。朝風呂を終えて8時から朝食です。場所はディナーと同じピノクラーレ。

焼き魚と小鉢が並んだ和朝食。


焼き魚は「アジ・カマス・エボダイ・サバ(みりん干し)」から選べます(夕飯時の最後に確認します)。私はカマスをチョイス、身がふっくらでおいしそう(おいしい)。


妻はエボダイ。

温泉卵に和牛のミートソース。もう当然ですがめちゃ美味いやつ。

ご飯のお供三種、真っ黒なイカの塩辛が美味。ご飯のお代わり必至です。

デザートはパンナコッタにキンカン。やはり朝から満腹です。

部屋に戻って再び温泉に入ったり、チェックアウト直前まで部屋でゴロゴロして過ごします。正直帰りたくない……。

オーベルジュ湯楽の温泉(檜風呂・大浴場・露天風呂)

温泉についてはここでまとめておきます。
オーベルジュ湯楽の温泉は一部の部屋にある内湯を別にすると4種類。そのうち2つ(檜風呂・大浴場)が男女の浴場で、2つ(露天風呂・石風呂)が貸切風呂となっています。我々が泊まったタイミングでは、男湯は1日目の15〜23時半が檜風呂、翌日の6〜10時は大浴場となっていました。

まずは初日チェックイン後の「檜風呂」。

部屋から履いてきたスリッパに付ける目印。入浴施設で自分のスリッパが分からなくなるのが長年ストレスだったのですが(裏返したり離れた場所に置くなど……)、コロナ禍以降このような方式を採用する施設が増えているそう(ドーミーインはスリッパ用の袋を配布してました)。

更衣室はそこまで大きくなく洗面台も2つだけ。

カランは3つ、檜風呂は4人は入れそうな浴槽が1つと、奥に丁度1人がゆったり足を伸ばせるぐらいの浴槽が1つ。快適に入れるのはせいぜい3〜4人といったところでしょうか。

温泉は無臭、無色透明のアルカリ性単純泉で源泉かけ流し。小さい浴槽の方が少し熱めでした。

翌朝はもう1つの大浴場へ。4つの温泉は檜風呂と露天風呂、大浴場と石風呂の入り口がそれぞれ近くにあります。館内の構造が少々複雑なので説明が難しいですが、実際に行けばすぐ分かります(チェックイン後、部屋の案内の際に全て教えてくれます)。

大浴場と言うぐらいなので広い更衣室。

浴室。そこそこ宿泊者のいそうな規模の宿ですが、浴室で他の人と会ったのは檜風呂、大浴場ともにそれぞれ時間がズレた状態で1人のみでした(なのでのんびり写真が撮れている)。

最後に貸切風呂の露天風呂。2日目の朝食後、9時からの45分の予約でした。

一度、スリッパからサンダルに履き替えて少し外を歩きます。2日目は雨が降っていたので傘を差して……。

恐らく藤木川のある南西方面に開けています。

こちらが露天風呂建物。鍵が掛けられるようになっています。

更衣室はそこそこ広くて、友人たちとの団体旅行でも入れそうな規模。洗い場はシャワーが1つ。

露天風呂の浴槽。せっかくなので日中が良いと思いましたが、意外と夜も面白いかもしれませんね。

半分弱まで雨を防げる屋根になってますが、その向こうは雨が落ちています。

しっかり温まって時間たっぷり過ごしました。最後に1時間ちょっと部屋で過ごしてチェックアウト。とにかく居心地の良い宿なので、ギリギリまで過ごす宿泊客も多いようで、11時前にはかなりチェックアウトが混み合うそう。ということで、その前に事前精算してギリギリまで部屋で過ごすことができます。

ロビーのラウンジ。4組ぐらいは待つことができます

それではオーベルジュ湯楽に別れを告げます。噂にたがわぬ良いお宿でした。ぜひまた泊まりにきたい。

雨の湯河原温泉〜万葉公園

雨の湯河原温泉を少し歩きます。右岸側(写真左)、藤木川に張り出した建物……。

レストランや食堂になっているみたい。

雰囲気のある赤い橋が2つ並んでいます。


この辺り、藤木川の右岸に並ぶ宿泊施設専用の私道(私橋)がいくつもあります。こちらもなかなかに雰囲気のあるお宿(富士屋旅館)。

オーベルジュ湯楽最寄りのバス停はこの「公園入口」。ここから歩いて恐らく5分ちょっと。人気の温泉街だけあって湯河原駅とのバスは1時間4〜5本あります。

次のバス停「落合橋」までは100mぐらいしか離れていません。雨の日はこちらの落合橋バス停の方が雨を避けられる屋根があります。

千歳川の右岸側にある万葉公園を少し散歩してみます。入り口には喫茶店なども併設された立派な建物。

なんだかおしゃれな感じ。

湯河原温泉のメインストリートに沿って流れているのは千歳川の支流の藤木川。この万葉公園沿いに流れているのが本流の千歳川のようですが、実際にはこちらの方が支流っぽいですね。

それなりに人の手が入った流れですが、ほぼ渓流になっています。

川沿いの散歩道。こちらが本流と言われてもピンときませんね。


国木田独歩も訪れた湯河原温泉。

公園内の熊野神社。

それではそろそろ帰りましょう。


みたたび早川〜小田原ランチ「あじ屋 でん助」

湯河原駅から再びやってきたのは早川駅。何が目的かとえいば……

「めし家 やまや」のアジコロッケを買いにきました。3個入りのコロッケ(500円)を4つ、保冷バッグと合わせて自販機で購入しました。この後帰宅まで4時間以上掛かっていますが、帰宅時にはまだコロッケはしっかり冷え冷えのカチカチでした。後日食べましたがめちゃおいしかったので早川土産には超おすすめです。

やはりオーベルジュ湯楽の朝食がボリューミーだったので12時を過ぎてもさっぱり腹が減らない我々……。
この日はめし家 やまやは営業していましたが、せっかくの早川でのランチは諦めて小田原駅まで歩きます。途中国道1号線を渡る際に、前日見た「豆相人車鉄道」の小田原駅跡がありました。

雨の中を歩いて……。

ミナカ小田原に到やってきました。こちらも先月きたばかり。


ようやく腹がこなれてきたので、こちらの「あじ屋 でん助」へ。

2日連続のアジフライですが、好きなので何も問題ない(おいしい)。
そういえばアジフライには小アジの開き(一尾丸ごと尾びれ付き)と中アジの半身を使ったタイプがありますが、長らく小アジ派だったのですが、早川でアジフライを食べるようになって、おいしい半身フライは身が肉厚のフワフワで食べごたえもあって大好きになりました。

妻はまだ完全に腹減りという訳ではないようなので、ミニ海鮮丼。これががあるのが決め手でした。あと、オーベルジュ湯楽(のドリンク代)で使いきれなかった、かながわ旅割クーポンをここで使い切り。

小田原駅構内の壁画。イセエビ、カサボ、イシダイ、ホウボウと海の魚ばかりの中にヤマメが3尾? ……と思っていたのですが、後で調べてみたらイワシだったみたい。パーマークに見えるのはイワシの斑点なのか? ちなみに片岡鶴太郎原画の作品だそう。
パブリックアート|小田原駅 「小田原讃歌」(片岡鶴太郎)|日本交通文化協会

帰りはもちろんロマンスカー…… だったのですが、乗り込んだ瞬間に参宮橋付近の人身事故の影響でロマンスカー運休が決定。普通列車を乗り継いで帰宅しました。前回、三島に行った際も行きのロマンスカーが同様の理由で止まっていましたが、2往復のうち2回も乗れないなんてロマンスカー。

今回、直前まで車か電車か決めていませんでしたが、行きのロマンスカーやランチでビールが飲めたのは圧倒的電車の良さ。ただし現地での移動の自由さや雨の中での公道、2日目の帰りのことを考えると、車移動でも良かったかなとも少し思いました。

土日の箱根や伊豆半島だと車移動はなるべく避けたい所ですが、月曜帰りの旅行ならば渋滞もありませんし、やはり車が便利かもしれません。アルコールは夕飯のみになりますし、移動で歩かなくなるので、オーベルジュ湯楽に行くならば腹ごなしの計画も別途立てないとダメですけど。

今回の旅カメラはOM-1に最近また出番が増えてるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを1本のみ。……ですが、ピノクラーレでの食事の際のみLUMIX G 20mm/F1.7を装着していました。