先日ヤオコーで買い物をしてる際に冷凍コーナーで気になる商品を見つけました。
埼玉県朝霞市の企業、武蔵野フーズによる「武蔵野うどん」。3玉入りの冷凍うどんで228円(税抜)でした。
「武蔵野うどん」は東京の多摩地区や埼玉西部の武蔵野台地で食べられている郷土料理のうどんです。
太くてゴワゴワなぐらいにコシの強い(というか硬い!?)麺が特徴の武蔵野うどん。食べ方は様々ありますが、飲食店などでは冷たいうどんを豚バラ肉や野菜などの具材が入った醤油系の熱いだし汁に浸しながら食べる、つけ麺スタイル(肉汁うどん)がメジャーだと思われます。
武蔵野うどん - Wikipedia
茹で済みの冷凍うどんなので熱湯で1分程度ボイルするか、電子レンジで解凍加熱すればすぐに食べられます。袋の裏には肉汁うどんのつゆのレシピも掲載されています。
取り出してみました。シュリンクフィルムなどはないので、1玉ずつ使う場合はクリップ等で外袋の口を閉じておくか、ジップロック等に分けて冷凍保存しておくと良いかも。
さっそく肉汁うどんをってみました。初めての自宅武蔵野うどん。
つけ汁は適当(茅乃舎だしで濃いめに出汁を取って弓削田醤油とみりんで少し甘めに)。つけ汁なので一般的なうどん出汁よりはかなり濃く、直接飲むにはしょっぱいぐらいで甘みの強いそばつゆって感じ。
簡単に作るなら袋レシピ通りめんつゆ+みりんで良いでしょう。具材はやはり豚バラは肉汁の出汁としても重要なので欲しいところ。あとはネギと適当な青菜など、油揚げやキノコ系を入れても良いでしょう。
うどんはいかにも武蔵野うどんらしい薄褐色の太麺。指定の湯で時間1分程度だと、一部硬さのムラが出るようなので、自分はもう30秒ほど長めに茹でています。レンジ加熱の場合もややムラが出やすい感じなので、まずは指定時間で加熱ししつつ好みのポイントを探すとよいでしょう。
加熱後に水でしめて冷たいうどんと熱いつけ汁で食べるのが本来のスタイルですが、寒い時期はコシを少し犠牲にしても少し温かい麺(熱盛り)の方がつけ汁が温かいま最後まで楽しめます。というか熱盛りにしたところで、普通のうどんよりとは比較にならないぐらい最後までゴワゴワです。
とても美味しくて翌日すぐにリピートして作ってしまったぐらい、しっかり武蔵野うどんしてます。専門店でないと食べられないと思っていた武蔵野うどんが、毎週必ず足を運んでいるヤオコーで買えて手軽に家で食べられるのは嬉しすぎ。しかも激安。なんならもっと早くこの存在を知りたかった!
味変に吉田のうどんではお馴染みのすりだね(山梨土産)。当然武蔵野うどんにだって合います。
さて、この武蔵野フーズの武蔵野うどんですが、つゆ付きバージョンも売ってます。1玉198円(税抜)。うどんのみに比べるとやや割高ですが、弓削多醤油を使った濃縮つゆ(水150mlを加えて加熱)がなかなか本格的で美味しいので、最初はこちらで試してつゆの味の基準にしてみると良いかも。
中身は冷凍うどん1玉に濃縮のつゆ。
今日もランチに作って食べました。
基本は豚バラとネギがあればOK。
豚バラの脂と肉の出汁が溶け出したつけ汁、これが太くて固いうどんに合うんだなぁ。
入手はヤオコーかヤオコーのネットスーパー、他でも買えるかは分かりませんが(追記:多摩エリアのヤオコー以外のスーパーでも売ってたという情報をいただきました)、武蔵野フーズが同じうどんをAmazonで販売しているようです(ただしやや割高で送料も別途掛かります)。
少々強引だけど店でしか食べるものだと思ってた武蔵野うどんを家で楽しめるのでこれも手作り!?
今週のお題「手づくり」