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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

府中市美術館「Beautiful Japan 吉田初三郎の世界」の図録が完成したのでパピリオ2を持って再訪

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現在、府中市美術館で開催中の鳥瞰図絵 吉田初三郎の作品展。以前見に行った際にまだ未完成だった図録が完成したということで、買い求めてきました。


この数日前にも隣接する都立府中の森公園でトンボを見たばかりですし(本当は美術館に図録を買いに行ったけど休館日だったのが真実……)、普段はシェアサイクルで行くことが多いのですが、この日は別件で他にも回る場所があったので車で立ち寄りました。


車の場合、美術館からは数分ほど歩きますが、府中市生涯学習センターとの中間地点あたりに府中市の施設利用者向けの臨時駐車場(無料)があります。
府中市美術館 東京都府中市ホームページ

利用できるのは府中市美術館や府中市生涯学習センター、府中の森芸術劇場など府中市の施設利用者のみで、都立公園である府中の森公園の利用者は利用不可となっています。

駐車券に各施設の受付でスタンプを貰う必要があります。前回買えなかった図録だけ…… とも思ったのですが、せっかくパピリオ2(双眼鏡)を持っていたので、改めて展示を見て行くことにしました。

図録は入場してすぐの1階ミュージアムショップで売っていました。B5変形版の208ページで2860円。

見開きの折り込みページが1箇所あり、そこには「富士身延鐵道沿線名所鳥瞰圖」が掲載されています。

一部の作品のみですが見開き2つ(4ページ)で掲載している作品もあり。これぐらいだとルーペ等を用いればかなり拡大して楽しむことができますが、大半の作品は見開きまでとなっています。

吉田初三郎の鳥瞰図は横に長い作品が多いので、見開き程度では細かい文字は印刷ではつぶれて見えなくなってしまっているので、ぜひ会期中に巨大な肉筆の原画で見て貰いたいかも。

「長野県の温泉と名勝」は改めて原画を隅々まで双眼鏡で堪能しました。展示作品は双眼鏡やアートスコープ(ギャラリースコープ)があった方が絶対に楽しいです。

今回は前回チェックした大きな肉筆画を中心にピンポイントで見て回りましたが、「神奈川県」や「長野県の温泉と名勝」などエリアに土地勘がありつつ情報量の多い作品などは、10分以上時間を掛けてじっくり楽しみました。普段も郷土資料館とかで展示が見にくいときがあるし、なるべく双眼鏡は持ち歩くようにしよう。