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首掛け式のワイヤレスイヤホン「SoundPEATS Q800」はタッチノイズが少なく連続再生に余裕アリ!

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先日のQ9Aに続いて、SoundPEATSさんよりBluetooth接続のワイヤレスヘッドセットを提供して頂きました。しばらく使ってみましたので、レビューしていきたいと思います。

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SoundPEATS Q800

今回の製品はSoundPEATS Q800。首掛け(ネックバンド)タイプというかなり個性的な形状をした、Bluetoothイヤホン(ヘッドセット)になります。 
http://soundpeatsaudio.com/sports.php?id=19&fid=5
「Sport Bluetooth Stereo Earphone」ということでQ9A同様にフィットネスやジョギング等、スポーツシーンなどでの使用を想定した防汗使用のヘッドセットになります。

同社の他製品同様にかなりリーズナブルな価格設定となっています。それでは早速、製品について見ていくことにします。

SoundPEATS Q800の外観

製品の外装は段ボールの簡素なエコパッケージ。イヤホン系はブリスターパックなど妙に凝っていたり、取り出しにくいパッケージも多いので、このシンプルさはむしろありがたい。

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中も至ってシンプル。Q800本体に充電用のUSBケーブル、3サイズのイヤーチップ(中型が装着済み)、ケーブルをネックバンドに固定するクリップの予備、そして英文の説明書が付属しています。Q9Aのようなケース、ポーチ類の付属はありません。

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イヤホンでは初めて目にするQ800の個性的な外観ですが、一見ヘッドホンのヘッドバンドのように見えるバンド部は首にかけるためのネックバンドです。

本体を首にぶら下げつつ、イヤホン部分をこのように外して耳へと装着します。ネックバンドはかなり柔軟な素材が使われていて、しなやかに曲がります。

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本体両端の先端がマグネットになっているので、未使用時にはイヤホン部分をこのようにくっつけておくことが可能です。

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コントロールのボタン類ですが、写真右側が手前からプレイ/ポーズ、そして早送り、巻き戻しのボタン。首にかけた際は左手側になりますね。

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左側が手前からヘッドセット通話時のコールボタン(又は長押しでペアリング待機)、そして音量調整のボタンです。

電源はスライド式のボタン。長押しタイプの電源ボタンが多い中、この仕様は分かりやすくてよいですね。右隣のゴムパーツが充電用のUSB端子の蓋になります。

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付属のUSBケーブル(マイクロB端子)で充電します。コールボタン部分にはLEDが内蔵されていて充電中、充電完了、接続時などにそれぞれ点灯、点滅します。

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初回は電源を入れるとペアリング待機状態になるので、スマートフォン、PC等から適宜選択してあげればすぐにペアリングされます。イヤホンを装着していれば(Q9A同様に)音声でもパワーオン、コネクト…等の状況を確認することができます。

追加でBluetooth機器のペアリングを行いたい際は、コールボタンの長押しになります。

主な仕様

主な仕様は以下の通り。30gという重量は実際首にかけてしまうと、ほとんど気にならないレベルです。本体サイズが大きいこともあって、バッテリー駆動にもかなり余裕があります。

仕様

  • 対応プロファイル:Bluetoot4.0, A2DP
  • 通信距離:10m(障害物無し)
  • ノイズキャンセル:CVC6.0
  • 待機状態:約240時間
  • 通信状態:約8時間
  • 音楽再生時間:約8時間
  • 充電所要時間:約2時間  
  • 電池:3.7V/180 mAH
  • 重さ:30g
  • サイズ:135mm(W)×175mm(L)×15mm(H)

Amazonの商品説明と本体箱に書かれているスペックにやや差違があったので、使用時間等の数値が下である本体箱のものを優先しました。

音質、静音性など

まず、気になるイヤホンとしての音質ですがQ9Aと比較すると、やや低音が強調されてますでしょうか? シンプルなカナル式ということもありますし、耳の中まで差し込まないQ9Aとは装着感も音の鳴り方も随分異なります。
決して精細な解像感のある音ではありませんが、バランスも取れていますし価格及びワイヤレスということを考えたら充分なレベルです。

決して静音性が高いタイプでもありませんが、その分装着時の圧迫感、閉塞感などはありません。Q9Aなどは密着感がふんわりしていたこともあり、賑やかな繁華街ではちょっと周囲の音が気になるかな?といったシーンもありましたが、本機は丁度良いバランスかもしれません。

首掛け式は想像以上に便利。だけどこれからの季節は…?

まず、本体を首にひっかけるという他にない本機の仕様ですが、これがなかなかに使い心地がいいのです。ワイヤレスレシーバーに多いコントローラー部分が邪魔になることもありませんし、ケーブルのタッチノイズも発生しません。
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本体重量が軽く、バンドが細くしなやかなため首にかけている存在を忘れてしまう位です。また、イヤホン部を耳から外しても、ケーブルがだら〜んとぶら下がることもなく、鎖骨付近で落ち着いてくれているので頻繁にイヤホンを付け外ししたい人にはピッタリでしょう。

ただし、これからの季節はコートの重ね着やマフラーなど首元を衣類で覆うことが多くなるので、(ネックバンドと干渉して)かえってこの首掛け式が裏目に出てしまいそうです。
ただし、マフラーなどが邪魔になるのは通常のワイヤードイヤホンも同様なので、この時期に限っては前回紹介したQ9Aのような耳掛け式&ショートケーブルタイプのワイヤレスイヤホンが一番活躍してくれるのかもしれません。

ちなみに、スポーツ向きを謳った本機ですが見ての通りの形状ということもあり、ジョギング時には首元でパタパタとハネてしまってイマイチでした(笑)
今回紹介したブラックの他、ホワイト、ピンク、ブルー、パープルといったカラーバリエーションも用意されています。
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