金曜日の夜に高速バスで平湯温泉入りした我々。土曜日は栄太郎の朝食でしっかりスタミナを付けて、平湯から新穂高温泉までバスで移動。新穂高ロープウェイに乗って西穂高口駅へ。そこから西穂山荘〜丸山〜西穂独標を往復する登山の予定です。
西穂独標は西穂高岳を構成する岩峰の1つで、標高2701mのピーク。穂高の山の中では入門的な位置づけではありますが、それでも残雪期の北アルプス登山ですから我々にとっては心して挑む必要があります。
行かなくてもよかったかもしれない西穂独標
前日は太平洋側に低気圧があり、山梨や長野南部はかなりの降雪がありました。岐阜の平湯でも軽く積雪があったようで、その影響が気になりましたが、とりあえず雪の状況を見ながら行ってみることにしました。それにしても、冬に逆戻りしたかの樹氷たち…。
天気図や山の予報を見る限り、徐々に晴れていきそうと判断しての山行でしたが(西穂山荘に行く間、青空も見え始めていたので)、結果的には午後までガスが晴れない1日でした(夕方になってようやく山荘付近で晴れたみたい)。
西穂山荘から先はガスの状態を見ながら進退の判断に迷ったのですが、結局は丸山を越えてそのまま独標まで行ってしまいました。
実際、風はなくトレースもハッキリしていていて、最後の岩稜以外では危ない箇所はなかったですが(ピーク直下は結構恐かった…)、まだ冬山初心者である自分たちの経験やスキルを考えたら、ガスが晴れない状態で行くべきではなかったかも?と反省の残る登山です。
この西穂独標にはもっとスキルと判断力を付けてから、改めて天気のいいときに訪れてみたいですね(次は余裕のあるテント泊で)。ちなみに翌日曜日はめっちゃ晴れました(笑)
念願の「西穂らーめん」を食べた!
さて、色々と反省点はありますが、とりあえず無事に西穂山荘に戻ってきたので、かねてからの念願だった「西穂らーめん」を食べて行くことにします。
というかこのラーメンを食べるのが、この日の一番の目的だったかもしれないので…?
雑誌などでもお馴染みですが、生麺を使用した本格的なラーメンが食べられるということで人気の西穂山荘。沸点の低い高山もしっかり茹で上がる、高山ラーメンの極細ちぢれ麺を使っているのもこだわりなのだそう。
西穂らーめん|西穂山荘~長野県松本市~Nishiho Sansou
醤油ラーメンが元祖のようですが、私たちが食べたかったのは「味噌ラーメン」(900円)。これは美味しそうです!(美味しい)ややこってり目の味噌スープで体が温まります。ご飯も頼んでスープにひたして食べたかったのですが、この日の夜は栄太郎の凄い夕飯が待っているので、食べ過ぎは注意です。とりあえず、コクのあるスープを飲み干した所までで堪えました。ご馳走さまです。
ご当地スイーツも我慢して栄太郎の夕飯に備える
新穂高温泉駅まで下りてきて、平湯までのバス待ちが50分ほどあったのですが、その際も気になるご当地スイーツを我慢して、完全なる栄太郎夕飯シフトです。
あと、バスに乗る直前に気付きましたがバス停付近に足湯がありました。こっちでバス待ちしていれば良かったかな(笑)
平湯温泉に戻り、栄太郎の温泉(源泉が2つあって違う泉質のお湯を楽しめます!)で山の疲れを癒してからの豪華な夕飯についてはまた別の記事にてお届けします。