3月後半から自宅たこ焼きのネット記事やツイートを連続して見てしまい、頭の中がたこ焼きでいっぱいになってしまいました。
柿次郎さんによるそれどこの「スーパー炎たこ」記事がファーストインパクトで…
ぶち猫 (id:buchineko_okawari) さんの一連のツイートが決定打。
というわけで、お昼ごはんはたこ焼き、サラダ、ビールでした。たこ焼きの半分はふつうの蛸入りで、もう半分は低温調理した牡蠣入りでした。すなわち牡蠣焼き。牡蠣焼きもたこ焼きと同レベルでおいしくて、みなさんもやればいいのにと思いました。 pic.twitter.com/OQhfdkV0d3
— ぶち猫 (@buchineko_okawa) 2017年3月25日
ぶち猫さんの「たこやき小宇宙」は、丁度ブログにまとめられたばかり。暴力的な美しさ。
そういえば、一昨日はヨッピーさんのこの記事もバズっていましたね(どれも食べてみたくなる!)。なんなのでしょう、このたこ焼き包囲網っぷり!
以下、私も自宅でたこ焼きを作ったというだけの報告です。たこ焼き作りに関する知見は上の各記事をご参照くださいませ。
イワタニのたこ焼きプレートを買った
ということで、先週のこと。我が家でもたこ焼きプレートを手に入れて、自宅たこ焼きパーティ(たこパ)を開催しておりました。イワタニ「炎たこ」や南部鉄器も気になりますが、ごく普通のフッ素樹脂加工加工されたたこ焼きプレートです。なにせ安い!
同じイワタニの鉄製(鋳物)たこ焼きプレートやもっと格安なフッ素加工のプレートもあるのですが、このAmazonレビューを呼んで上の商品に決めました。現役のたこ焼き屋さんによる説得力ありすぎるレビューで、読んで速攻ポチりました。
現役でたこ焼き屋で働いてます, 2014/9/10 - Amazonカスタマーレビュー
子供の頃、実家にホットプレートのたこ焼き器はあったのですが、そこまで美味しいたこ焼きを食べた記憶がありません(当時は粉うあ出汁の情報もなかったがもありますが)。
大人になって大阪の友人宅で非常に美味しいたこ焼きをご馳走になって感動したのですが、そのとき初めて出汁を使うこととガスの火で焼くたこ焼き器(友人宅には都市ガスを直接繋ぐたこ焼き器があった!)の重要さを知りました。「炎たこ」は正にそのタイプのたこ焼き器で非常に憧れるのですが、ガスの火で鉄板を熱して焼くという方式はガスコンロ+たこ焼きプレートでも同じですよね?
ちなみにはてな界隈でも以前話題になった(?)、イワタニの炙り焼きコンロの「炉ばた大将」。どうやらこの炉ばた大将と炎たこ用のプレートに互換性があるらしく、「炎たこ」を買わずとも炉ばた大将があれば、たこ焼きも楽しめるようなのです? しかし、どちらにしても使用頻度の割に場所を取りそうな調理器具なためなかなか踏み切れない我が家…。
そもそも、普通のイワタニ製カセットコンロ(「カセットフー」シリーズ)すら、我が家で使っているのは、このようなコンパクトサイズのもの。一見、頼りない見た目ではありますが火力は充分にありますし、限られたキッチンの収納で場所を取らないのでかれこれ7年程愛用しています。
[asin:B0040IYAK4:detail]
アウトドア用でお馴染みのジュニアバーナー用の短いガス缶がピッタリの幅ですが、もちろん通常のイワタニカセットガスも見た目さえ気にしなければ普通に使えます。
…とやや脱線しましたが、イワタニ製プレートを買ったのは「カセットフー専用プレート」となっていて、四隅の足がカセットフーのゴトクにピッタリとはまるのだとか。
ここで賢明な読者の皆さんならお気づきかと思いますが、我が家の「カセットフー エコジュニア」は、果てしてこのプレートと互換性があるのかどうか? ダメ元で買ってはみたのですが… ええ、案の定ダメでした(笑) 「カセットフー エコジュニア」のゴトクは通常のものに比べて小さいため、たこ焼きプレートの足に合わないのです。
ただし、プレートをナナメに置くことで、たこ焼きプレートの穴の隙間にゴトクがハマって一応は固定状態になるようです。バーナー径が小さいので、中心部と周辺部で焼け具合に差が出てしまうのは間違いありませんが、細かいことは気にせず続行です。
(作り始めて分かるのが、各マス目に沿って彫られている溝のありがたさ!)
自宅たこパ実践編
揃えた材料はごく普通でして、ぶち猫さんのツイートを見た後だったので、ホタルイカもあります。目と軟骨を外し忘れていますが、たこ焼きにするとホタルイカ個体の食感は殆ど分からなくなるので、問題ないかもしれません。翌日、残りを酢味噌和えにする際に目と軟骨は外しました。何故ならホタルイカが大量に余ったからです(笑)
たこは初心者は細か切った方がいいそうですが、ここまで細かくしなくてもOKでした(結局2粒ずつ入れることに…)。
粉はおたふくの「たこ焼粉」を使って、茅乃舎の出汁パックで取っただし汁でといたのですが、たこ焼き用として売られている粉には元々だし成分が含まれているようで、かなり出汁味が濃くなってしまった気もします。「たこ焼きは出汁が重要」とはよく聞く話ですが、何事もバランスが大事。
一発目は少々火加減が強かったようですが…
コジコジしていたらそれなりに形になりました。少々焦がしてしまっても、ソースや薬味を乗せてしまえばそれなりにそれっぽい見た目になるのが有り難い。
念願の自宅たこ焼きの仕上がりですが「カリふわ」というよりは「ふわトロ熱々」といった感じでしょうか。細かい描写はともかく間違いなく美味いです。
当然、お供にこの人も欠かせません(ジョッキはヱビスビール記念館のお土産)。
定番のソース味も美味しいのですが、青ネギ+茅乃舎のつぶぽん酢がかなりのヒット。うちでは九条ねぎをよく使うのですが、たまたまスーパーに見当たらず、既に刻んだ薬味用の「青ネギ」として売られていたものを使いました。それでも充分美味しかった!
「たこパ」とか言いつつ、奥さんの帰宅前に1人で始めてしまったので、後から帰宅した奥さんにも作ってあげました… ってまた焦がしてしまった。まだまだ修行が足りませんね。
自分の分も2回戦で…(止まりません)
それにしても1000円そこそこのプレート1枚買っただけで、こんなに幸せになれるなんて。粉はまだ残っているので、近日中にまた自宅たこパを開催予定。皆さんもやりましょう!
追記:この日記を書いていたら、我慢しきれなくなってしまい、気付いたら仕事の帰りにたこと九条ねぎを買って帰宅しておりました。2度目となるとなかなか手際もよくなえい、両サイドから妻とひっくり返して丸める作業を手分けして進めていくのです。
2021年9月に、CB-P-TAFからCB-A-TKPにモデルチェンジしたようです。