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スマートウォッチを付けてゲレンデスキーを滑った感想など

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先日、長野の八千穂高原でスキーをした際、いつも登山で使っているカシオのアウトドア用スマートウォッチ「PRO TREK Smart WSD-F20」を使ってみみました。

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アクティビティアプリの「スノー」のでトラッキング

使用したのはプリインストールされているカシオ標準のアクティビティアプリの「スノー」。いわゆる「スキートラッカー」や「スキートラッキング」と呼ばれる滑走ロガー機能になります。

使い方は簡単。最初に[BEGIN]ボタンで記録開始しておけば、あとは自動的に内蔵センサー(GPSと加速度?)が滑走状態を判断して記録してくれるもの。

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1本ごとに「滑走距離・タイム・トップスピード・高低差」がグラフィカルに表示され、スピードの変化も地図上に色分けされたラインとなって表示されます(このときは地図の設定を忘れてたのでバックグラウンドが非表示ですが…)。

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滑走ログは記録中も見ることができるので、滑った後のリフト移動中に直前の滑走とその前の滑走の違いを確認することなども可能です。
休憩時などは自動的に記録が停止状態になるので、食事中などこのように見返してみたりするのも楽しいです。

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その他、全体の「滑走数・滑走時間合計・滑走距離合計・最高スピード・最長距離・高低差合計」も表示されます。

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同様のトラッキングアプリはスマホにもありますし、もっと細かいデータまでログが取れるものもありますが、全ての操作・確認が全て手元で行えるのがスマートウォッチの利点。リフト乗車中にうっかり落下させてしまう危険性もありませんしね。

また、Androidスマホとペアリング時は、スマホ版でもメジャーアプリと思われる「Ski Tracks」のAndroidWare版を利用することが可能なようです。

残念なことは、標準のアクティビティアプリ全般に言えることですが、記録を終了するとログが消えてしまうこと。これ、アクティビティアプリにログのブラウズ機能することできないのでしょうかね? また、グラフィカルな情報はともかく、数値で残せるものはcsvなどで保存してGoogle Driveに保存できれば、それなりに使い道はありそうですけどね。

YAMAPで行動ログ取得

本来はスキーとは関係ない登山アプリのYAMAP。だいたいスキー場があるエリアは何かしらの登山マップに重なっているので、試しに行動ログを取ってみました。まあ同じ所をグルグル滑ってるだけなのでこうなりますよね(笑)
リフト移動も歩行として記録されるので、当然消費カロリー表示はめちゃくちゃです。

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この八千穂高原スキー場、コースの一部は夏場は登山コースになっているようです。

地図上での現在位置表示で遭難対策に?

さすがにゲレンデスキーでGPS移動ログを取る用途はないかと思いますが、悪天候時などコースを見失い知らずのうちにコース外へ迷い出て遭難する事故などもあると聞きます。

冬山登山やBCと違ってゲレンデスキーではGPSやビバーク道具を用意していることも少ないでしょうし、迷ってから慌ててスマホで現在位置を確認しようとしても、モバイル電波が入らずGoogleMapが見られないような状況もあるかもしれません。

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YAMAPは国土地理院の地図がベースになっています

ゲレンデスキーの際に地図やGPSマップを携帯することは必ずしも必須ではありませんが、もしもの際の保険のひとつとして、このようなアイテムを身に付けておくことは決して無駄にはならないでしょう。

フリース+ダウン+ハードシェルの上でも装着可能?

冬山登山の際は行動中にハードシェルの下にダウンやインサレーションウェアを着ることはありませんが、やはりスキーとなると上下プラス1枚は保温着を足さないと(特にリフトで)寒いなというのが私の体感です。

今回も上下ハードシェルの下にダウンウェアを保温着として着ていましたが、そうすると当然いつもより腕周りもモコモコに…。プロトレックスマートの腕バンドが足りるかやや心配ではありましたが、私自身そこまで逞しいタイプではないので、特に困ることもなく穴1個余りで装着可能でした。

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インサレーションウェアの厚さだったり、元々の体格によっては防寒ウェアの上からベルトが巻けなくなるケースもあるらしいので、スキーや釣りなどぶ厚いウェアの上からベルトを巻く可能性のあるアクティビティで利用する場合、事前に装着可能か確認しておくといいでしょう。

バンド交換式のWSD-F20X-BKもあっという間に売り切れてしまったようですし…。

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