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BE-PAL 2018年7月号付録のCHUMSスキレットminiで卵1個のミニオムレツを作ってみた

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妻が珍しく雑誌BE-PALを買ってきました。珍しくというか初めてかな…?

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どうやら お目当ては付録に付いてくる小型のスキレットだったようです。雑誌の付録にスキレット(鉄鍋)が付いてくるって、なんだか訳分かりませんね。

CHUMS創立35周年×BE-PAL「鋳鉄製スキレットmini」

かわいいブービーバード(カツオドリ)のロゴでお馴染みCHUMSですが、どうやら創立35周年だそう。そんなに歴史のあるブランドだったんですね。そして一方のBE-PALは「創刊37周年記念号」って、全然キリよくない(笑)
なぜ、そんなCHUMSとBE-PALとのコラボでスキレットなのかはよく分かりませんが(ホットサンドメーカーとかあるけど)、こまけえことはいいんです。

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「スキレット」というのは鋳鉄(鋳物)のフライパンのこと。アメリカのLODGE製品やニトリで売ってる通称「ニトスキ」も有名ですね。
スキレットについては以前、楽天それどこで取材記事を書いたことがあるのですが、その流れもあって我が家でもLODGE製のスキレットを愛用しています。

さて、BE-PAL付録のスキレットminiですが、CHUMSとBE-PALのコラボアイテムということで、両方のロゴが内側にあります。全体的にざらっざらでクオリティ的にはギリギリな感じもありますが、そこはまああくまで付録ですので。

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CHUMSのブービーバードとなんとか読めるBE-PALロゴ。

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シーズニング済みなので、洗えばすぐ使えるそうです。

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このスキレットminiですが、名前の通りめちゃくちゃ小さいです。一般的には「ミニスキレット」と呼ばれる6インチ(15cm)サイズのニトスキと重ねてもこのサイズ差。縁部分の直径でも8.5cm程度しかありません。
水を入れて軽量カップで計測したところ容量は約100mlでした(笑)

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重量も実測で205gと、700g弱(メーカー仕様では730gなはずですが…)のニトスキ比で1/3弱と、鋳鉄製のスキレットにしてはめちゃくちゃ軽いです。

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ニトスキですかかなり料理を選ぶのですが、こんな小さいスキレットを何に使っていいものか正直分かりません…。山に持っていって1人前のアヒージョを作るとか?

CHUMSスキレットminiでオムレツを焼いてみる

ということで、持てあましてしまう前にとりあえず卵でも焼いてみましょうか。L玉の卵と比較してもこの大きさです… 目玉焼きもギリギリでは?

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上でも触れましたがスキレットminiはシーズニング済みですが、初回はお湯とタワシで洗った後、一度だけ全体にオリーブオイルを塗って火にかけてシーズニングを行いました。それだけでも多少はこびり付き防止になると思いますし。

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ちなみに通常のコンロのゴトクにはハマってしまって、まったく使い物になりません。上の写真は3口コンロの一番小さなゴトクに乗せていますが、危なっかしくて調理は無理です。

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後に見えるのがLODGEの8インチスキレットと専用蓋

キッチンのコンロでは危なくて使えないので、アウトドア用のガスストーブ(シングルバーバー)で調理します。少しだけガスが残ったOD缶を使い切るのに丁度良かったかも(笑)

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焼くのはこちら。卵1個にカットしたミニトマト1個とツナ缶少々、醤油一滴、コショウとパルミジャーノチーズを入れてオムレツを焼いてみます。

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着火! 小さなスキレットですが通常のスキレット同様にまずはしっかり予熱。ただし、厚さがそこまである訳じゃないので、小火位でも丁度いいと思います。
油がうっすら白い煙となって立ち上り始めたら火を弱めて… ってここからさらに弱めるの難し過ぎますね。ゴトクとの間に網などを挟んだ方が良さそうです。

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卵液を流し込んで… っていくれなんでもこれは多すぎました(笑) まさか卵1個分の卵液すら入らないとは…(少し戻しました)。具材を一切入れないプレーンオムレツでギリギリくらいでしょうか。

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本来なら同じサイズのスキレットを使うなどして蓋をしたいのですが、丁度いい蓋がないのでT-falのガラス蓋を乗せています。あと、火加減をもう少し調整したかったので、途中で網(バーナーパット)を挟みました。

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なんとか焼き上がりました。表面が美味く固まらなかったので(やはり卵液多かったかも)、最後に裏返して予熱で固めます。事前に全体にオイルを塗っておくことと、予熱をしっかりしておけば、こびり付くことはありません。

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ひっくり返したら少しコゲてました…(笑) やはりニトスキに比べても鉄板が薄いこともあって、弱火の火加減が難しいですね。

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しかし味はバッチリです。卵1個使い切ってないので、おやつ程度のものですが…。

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お弁当のオカズ用には丁度いいかな? その度にシングルストーブ使うのもアレなので、一番小さな口のコンロに網を敷いて使うのが現実的でしょうか?

卵(L玉)1個でオムレツが2枚焼けるかも…(具材次第)

1回目で使い切らなかった卵液で2個目のオムレツを焼いた際には少し火加減を調整したので、まあまあいい感じに焼けました。

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コツとしては卵液は8割以下にして蓋を使う。ある程度焼けた時点で火は止めて余熱調理、って感じでしょうか。

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スキレットで焼くオムレツの作り方については、先ほどガッタそれどこの記事に書いてあります。以前、ニトスキで再現したのはこちらなど。

スキレット目当てなら素直にニトキスが正解かも…?

この号のBE-PAL、既にAmazonなどでは売り切れてしまったようですが、一般書店などにはまだあるかも。しかし、よほどのCHUMSないしBE-PALファンやオブジェ的に使うのでなければ、あまりに小さすぎて用途が限られてしまうので(目玉焼き1個もギリギリかも)調理用なら素直に500円出してニトスキ買った方が正解です。

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ニトスキも蓋付きの20cm(今はそんなのもあるらしい)だとか、LODGEの8インチ以上の方が肉も焼けるので優先順位は高いと思うのですが、6インチ位のミニスキレットはオムレツ用途や1人前の料理皿的に使えるので、これはこれで持っていて損はないと思います(LODGEの6.5インチならば専用の蓋もあります)

後半、BE-PALからはちょっと離れてしまいましたが、当該号にはライター玉置標本さんの記事も載ってるので、スキレット抜きにしても要チェックですよ!?


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