昨年の秋頃から、料理家・今井真実さんのレシピをよく参考にするようになりました。
出会った切っ掛けは、ぶち猫 (id:buchineko_okawari) さんがTwitterで今井さんレシピのお料理をよく作っているのを見たのが最初だったと思います。
今井真美さんの『オーブンまかせ!燻さないベーコン』を作りました。
— ぶち猫 (@buchineko_okawa) 2020年8月1日
台湾茶、ベランダ菜園のタイムとローズマリーを添えて。焼き上げて冷ました後の断面はジューシー。肉汁はほぼこぼれず仕上がりました。フライパンでカリカリに焼いて、肉の凝縮された味わいがたまらない。https://t.co/CXT0C0VXcu pic.twitter.com/wbKkODEQCr
夕ご飯用に今井真実さんの鶏むね肉ソテーを作った。むね肉なのにふんわり柔らかくて、肉汁がじゅわっと溢れた。作り置きできるのもうれしい。
— ぶち猫 (@buchineko_okawa) 2020年8月2日
しっとりと肉汁じゅんわり。覚えておきたい基本の胸肉ソテーと展開料理|今井真実 /料理家 @imaimamigohan #note https://t.co/8210YkT8MH pic.twitter.com/BjetXkmD2H
今井さんのTwitterアカウントをフォローしていると、日々美味しそうなお料理がタイムラインに流れてくるので、気になるレシピがあったらチェックしておいたり、買い物をしているタイミングで思い出したりしたら作ってみるようになりました。
最初に作った今井さんのレシピははこちらの「三杯鶏(サンベイジー)」だったと思います。
当時はまだnoteにレシピがまとめられる前で、当時の今井さんのTwitter投稿を参考に作ったのですが、「つぶしたにんにくと生姜、長ネギを入れしゅわしゅわするまで弱火で熱し」といった表現の分かりやすさだったり、炒めモノ的ながら煮込むように仕上げることもあって、食卓を仕上げる時間調整がしやすく(今井さんのレシピは時間的な焦りがなく作れるものが多い気がします)とても良いレシピだなと。
そもそも「三杯鶏」がどんな料理であるかすらよく知らなかったのですが、自分で作ったとは思えないぐらい本格的な味の中華(?)料理が食卓に並んで嬉しくなりました。
今井真実さんレシピの「三杯鶏」を作ってみた。自分でこんな美味しい中華(台湾料理)が作れるなんて嬉しすぎる。ご飯が一瞬で消えたw プランターバジル栽培してて良かった! @imaimamigohan pic.twitter.com/9QEtf1kizN
— OKP (@iamadog_okp) 2020年10月15日
チーズと卵だけの(生クリームを使わない)「カルボナーラ」のレシピもずっと苦手意識があったのですが、今井さんのレシピに出会ってからようやくいい感じに作れるようになりました。
その過程については、以前ブログで書きました。
昨シーズンの冬に出会って何度もリピートしてしまったのが「いか鍋」。
スルメイカで作るのが基本レシピだと思いますが、柔らかなヤリイカを使って再現するのにもハマってしまいました。私のTwitterタイムラインでも作ってる人が多かったです。
今井さん(@imaimamigohan)のいか鍋を作った。これはうまい!
— OKP (@iamadog_okp) 2020年12月11日
味噌バターとイカの味が染み染みになった野菜たっぷりで満腹になるのでご飯食べる余裕がなかった。こういう食事にはやはり赤星が合いますね https://t.co/ozYuv2w3CC pic.twitter.com/BLZwm7PKGD
今井さん(@imaimamigohan)レシピのいか鍋を、週末に市場で買ってきたヤリイカで作りました。小さなヤリイカのキモも8ハイ分使えば十分に濃厚なスープとなります。スルメイカも美味しかったけど柔らかなヤリイカはクセになるなーhttps://t.co/dpCUcUOmZU pic.twitter.com/50wzo4AK9N
— OKP (@iamadog_okp) 2021年3月8日
ぜひ試して欲しい「燻さないベーコン」。
このベーコンはそのままおつまみにしても最高ですし、カルボナーラに使うと豚バラの旨味がたっぷり出て本当に美味いのです! とにかくカルボナーラとの相性が抜群で、家庭で簡単に作れる保存の効くパンチェッタとも言えるかもしれない。
塩やソミュール液に漬け込んだ訳でないのにちゃんと塩味やスパイスの香りが入ってる。そのまま焼いて食べても美味い。当然ギネスに合う。
— OKP (@iamadog_okp) 2020年12月28日
こういう誰でも簡単に再現できるレシピを考案する方を本当に尊敬する…… pic.twitter.com/KGN92xlZWn
出来立てのベーコンを使ってカルボナーラを作ってみました。豚バラの脂の旨味が強くてカルボナーラが一段階以上美味くなる!これは凄い!
— OKP (@iamadog_okp) 2020年12月28日
今井さん(@imaimamigohan)レシピの合わせ技です。 pic.twitter.com/StC8qBJRDN
今井さんレシピの中でも人気の高い「焼き豚」。
仕込みから2日ほど掛かりますが、これも今までの自分では絶対に作れなかった味と仕上がりで満足度の高かった一品。
今井さんレシピといえば年末に作った焼き豚も美味しかった! 仕上げで少々表面を焦がしすぎてしまいましたが、柔らかジューシーなチャーシューが完成しました。八角たっぷりあるしまた作ります! @imaimamigohanhttps://t.co/GGQO8CgteJ pic.twitter.com/1EJpnom0rx
— OKP (@iamadog_okp) 2021年2月7日
今井さんのレシピには少し手間の掛かる(私基準で)レシピもあれば、とってもシンプルなものもあります。こちらはめちゃめちゃ簡単な「ブロッコリーのマスタードグリル」。
ケンタッキーフライドチキンともよく合います!?
以前から気になってた今井さん(@imaimamigohan)レシピのブロッコリーのマスタードグリルを作りました! 合わせるのはケンタッキーフライドチキン。ビールが美味しい週末の食卓が完成!https://t.co/9gniO35kt0 pic.twitter.com/T4BFNncRU7
— OKP (@iamadog_okp) 2021年2月7日
塩サバを使って簡単に作れる「茹でサバ」、これも私のTwitterタイムラインで実際に作った人が多かった人気レシピです。
普通に焼いてもそれはそれで美味しい塩サバですが、こんなハイカラな食べ方もできるのかと目からうろこ。
夕飯は今井さん(@imaimamigohan)レシピの茹でサバ、ほうれん草おひたし、一昨日の残り肉じゃが。
— OKP (@iamadog_okp) 2021年2月10日
茹でサバ🇳🇴本当に美味しい! 手軽に作れてサッパリした南蛮漬の親戚みたいな感じ? 定番メニュー入り間違いなしですhttps://t.co/zeEtSGZYxL pic.twitter.com/DQrXCmZzdJ
・今井さん(@imaimamigohan)の茹でサバ(リピート)https://t.co/zeEtSGZYxL
— OKP (@iamadog_okp) 2021年3月1日
・大根と豚バラの炒め煮
大根の煮物は副菜にたまに作ってたけど別に主菜で十分行ける pic.twitter.com/gPMOn5uLoj
茹でサバ同様に我が家でヒットだった「蒸しブリ」も素晴らしい!
魚と酸味系、年々好きになる組み合わせ。いつもなかなか使い切れなかったザワークラウトが凄い勢いで消えて行きます。
今井さんレシピの「蒸しブリ」作った。これは美味しい! 酸味系の付け合せが合うとのことなで、漬かりすぎのザワークラウトを添えたら大正解。ポン酢だと勝ちすぎるけど、ザワークラウトの酸味だとブリの塩気も生きてくる。本当に美味しいです!(2回目) @imaimamigohan https://t.co/bBmbWWrFrp pic.twitter.com/W53REOth4z
— OKP (@iamadog_okp) 2021年4月14日
今年の春に何度も作った「新玉葱のスープ」。
どんな料理でも頑なに味噌汁を作り続ける私ですが、このスープは簡単で美味しいのでよく洋食系と合わせました。
今井さんレシピといえば新玉葱のスープも簡単でしみじみ美味しかった。どんな夕飯にも味噌汁を合わせる私ですが、このスープは1日開けてリピートしてしまったほど!@imaimamigohan https://t.co/88LBUvbwgL pic.twitter.com/rNNbeLfUxx
— OKP (@iamadog_okp) 2021年4月14日
「春のすき焼き」。色とりどりな旬の野菜をあわせる季節のすき焼きも今井さんならではのレシピ提案。
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— 今井真実 料理家 (@imaimamigohan) 2021年4月17日
「春のすき焼き」
新玉ねぎ、にら、アスパラ、筍。
普段のすき焼きは牛こま肉で充分です。
ニラ以外のお野菜を焼き付け、牛肉をいれ、お肉にお砂糖をかけ、野菜の水分とお醤油で照り焼きのようにします。お肉はレアのうちに食べましょう!
煮詰まったらお酒を。もちろん市販の割下使っても! pic.twitter.com/heDOJf049c
夏野菜のすき焼き。
— 今井真実 料理家 (@imaimamigohan) 2020年7月6日
鍋に油を敷き、豚肉と葱ぶつ切りを入れて焼き付け、ズッキーニ、芯ごと縦切りにしたとうもろこしを並べる。豚肉にお砂糖をかけて溶けたら、お醤油をかける。トマト、マッシュルーム、エリンギを入れて、お酒で水分を調整し溶かし卵と山椒を付けて食べる。#被災地農家応援レシピ pic.twitter.com/4uSsBmAt32
「夏野菜のすき焼き」
— 今井真実 料理家 (@imaimamigohan) 2021年8月11日
娘のお誕生日前夜だけど、全員揃うので先にお祝い。
リクエストはすき焼きだけど、野菜室のお野菜は減らしたい。
具材、面白かったです。
胡瓜、なす、オクラ、ピーマン、トマト、お葱、糸蒟蒻、全て合いました。すき焼きの包容力!#今井家のご飯 pic.twitter.com/DhLTcTsdZl
当然美味いのです。夏野菜が並んでいるうちに夏バージョンも作りたい。
今井さんのツイートで見た春のすき焼きを真似してみた。ニラや新玉ねぎ、アスパラは新鮮だけどすき焼きは何を入れても美味しいな! https://t.co/aCcqc6IYdg pic.twitter.com/v3wCTyoRrM
— OKP (@iamadog_okp) 2021年4月21日
美味しそうなカツオに出会ったけど、その日のメニューが既に決まっているなら「塩鰹のたたき」。
今年は新鮮なカツオがスーパーで安く売っていることが多いので、その日のうちにお刺身やタタキ(炙り)で食べてしまうことが多かったのですが、このレシピもずっと試してみたかった。どう食べても美味しいカツオではありますが、ネットリ感が増してローストビーフのようなお肉的な満足感が得られます。塩ごま油が最高です。
今井真美さんレシピの塩鰹のタタキ作った。昨日買ったカツオをいつものバーナー炙りタタキと、塩じめしてのニンニクオイル焼きに。その日に食べないなら塩じめはかなり有効ですね。辛子醤油や胡麻油が合う!
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月5日
@imaimamigohan https://t.co/7Iwoopm7Sf pic.twitter.com/MRSrp4jBcV
オーブン(オーブンレンジ)があるなら「焼き豚」同様に試してみたい「ローストチキン」。
しっとりして、独特の食感が美味しいローストチキン。基本の胸肉ソテーも今度作ろうと思っています。
昨日から仕込んでいた今井真実さんレシピのローストチキンを作りました。しっとり柔らかな仕上がりで、適当に作ったラタトゥイユとの相性もバッチリでした! 次は基本の胸肉ソテーを作ります。 @imaimamigohanhttps://t.co/WbIyX8qJhK pic.twitter.com/tPGlngga9W
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月7日
この夏リピートしまくっているのが「トウモロコシのオムレツ」。
初夏になってスーパーにトウモロコシが並ぶと、毎年トウモロコシのピザトーストを作るのですが、トウモロコシの甘みとチーズの塩気ってなんでこんなに合うのでしょうね
今井真実さんレシピのトウモロコシのオムレツ美味しかった! 卵を1個増やしてスキレットでスペイン風オムレツ風に…? バターが焦げてしまったけど美味しかった! これは普通に主食として行けます @imaimamigohanhttps://t.co/W3PaGEG2MS pic.twitter.com/vKQMNUJKYi
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月11日
再び今井真実さんのトウモロコシのオムレツ。今回はトウモロコシを2本使って卵も増やして、完全に主食になりました! 甘味としょっぱさのバランスが良いなー。簡単で美味しいので週末メニューに最適です! @imaimamigohan pic.twitter.com/XLTgjXXd5u
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月16日
ビールにもよく合いますよー🍻 pic.twitter.com/GrUS1Er8bf
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月16日
手持ちのテフロンフライパンが限界だったので、当初はスキレットでスペイン風オムレツっぽく再現していましたが、やはりテフロンのフライパンで薄く焼いた方がきれいに仕上がりますね。26cmと少し大きめのフライパンを使っているので、卵の数やトウモロコシの量を増やして、完全に主食としています。すぐできて美味しいので、休みの日には最適です。
限界だったテフロンフライパンを買い替えたので今井さんのトウモロコシのオムレツをようやく正しい作り方にて。スキレットみたいに焦げないし美味しそうに焼ける! @imaimamigohan pic.twitter.com/5KvBJqZiF6
— OKP (@iamadog_okp) 2021年8月12日
そして、とてもありがたいレシピだったのが、このステーキの焼き方。
スーパーで売ってる安いアンガス牛などのステーキ肉。今まで、ネットで見た色々な焼き方を試してみたものの、どうしても残ってしまう肉の臭みだったり部位ごとの硬さのバラツキが気になってしまい、美味しく食べることができませんでした。最近はカレーやシチューにして食べることで、満足していましたが信頼する今井さんのレシピなら行けるかも?と試したところ……
今井真実さんレシピのステーキやってみた。安い肉を使うステーキでは今まで試した焼き方で一番のヒット! ドリップを丹念に拭いて、仕上げでも余分な肉汁を落として削ぎ切り。嫌な臭みもなく噛みしめて美味いステーキ。バルサミコソースも美味しかった! @imaimamigohan
— OKP (@iamadog_okp) 2021年7月27日
https://t.co/HL7K3lCw3W pic.twitter.com/F5HrkTY1Oo
本当にこの焼き方(食べ方)ならば、美味しく食べることができました。丹念にドリップや肉汁を拭き取る、食べやすく削ぎ切りにする、そして香りの強いバルサミコ酢のソース。これらの合わせ技で安いステーキ肉のイマイチな部分を上手く隠して、噛み締めて美味しい肉の旨味を引き出すことができます。
ピザトーストがうまい!
— OKP (@iamadog_okp) 2021年8月14日
おまけで昨日のステーキ定食です pic.twitter.com/DtIbbS0KRk
追記:最初に貼ったぶち猫さんも作っていた「基本の胸肉ソテー」を作りました。
ずっと作ろうと思っていたけどタイミングの合わなかった胸肉ソテー。本当に肉汁ジュワッと&しっとりに焼き上がります。胸肉は“あえてパサパサ”を好む派ではありましたが、この焼き方は間違いなくリピート決定です。
今井真実さんの基本の胸肉ソテー。じゅわっと肉汁、ふんわり仕上がりでパンにも芋にも野菜にも合う。もう1枚焼いて作り置きにすれば良かったな… @imaimamigohan pic.twitter.com/URKfDFNWjX
— OKP (@iamadog_okp) 2021年8月17日
「ピーマンのスカスカ詰め」も作りました。
こちらもずっと気になっていたピーマンのスカスカ詰め。ピーマンは毎週買っているものの、普段アンチョビペーストしか在庫してないので、アンチョビをゲットしてようやく。焼きピーマンやピーマンの焼きびたしは、副菜が足りない際によくやりますが、これはまた経路が違う洋食風な焼きピーマン。
今日の夕飯はこれ🫑 pic.twitter.com/9qbQsVwR2w
— OKP (@iamadog_okp) 2021年8月19日
あまり大きなピーマンを使ってしまうと、食べにくいのとアンチョビとのバランスが悪くなるので、小ぶりなピーマンを使うのが良さそう(でも小さなカラーピマンってあまり売ってないんですよね)。
今井さんのピーマンのスカスカ詰め美味しかった。おかずがピーマンだけなのに満腹になりました!
— OKP (@iamadog_okp) 2021年8月19日
あと1品の人気者 知っているけど知らない味に出会える「ピーマンのスカスカ詰め」|今井真実 /料理家 @imaimamigohan #note https://t.co/Pswhx47ZRH pic.twitter.com/1JUcOGTnoR
まだまだ、試してみたい今井さんのレシピはたくさんあるのですが、なかなか買い物をしている最中に思い出せなかったり、同じレシピのリピート率も高いのでまだ作れていないものも多いです。
今井さんのレシピの多くに共通しているのが、とても分かりやすいこと。重要なポイントについては丁寧に書いてくれていたり(優しい文体も読んでいてホッとします)、揃えにくい材料や家庭によっては常備してない調味料などについては省いたり代替手段について書いていてくれることがあるので、低いハードルからチャレンジすることができたりもします。
今まであまり同じ方のレシピばかりを試すことは少なかったのですが、今井さんんのレシピは「美味しそう・挑戦してみたくなる・自分にも作れそう」のバランスが自分に合っているようで(レシピはこの辺の相性も大事ですよね)、実際に作ってみた際の満足度も高いので(妻にもウケが良い)、これからもお世話になることが多そうです。
冒頭にも張った今井さんのnoteのレシピ集、めちゃめちゃ充実しているので(ちょっとしたレシピ本以上のボリュームです)ぜひ一度ご覧になってください。