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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

ネパールからタイの首都バンコクへ移動、スワンナプーム国際空港でのプリペイドSIM購入など【ネパール&タイ熱帯エリア旅行記③】

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ネパール カトマンズを訪れてから19日目。当初の目的だったエベレストBCトレッキング、オマケのチトワン国立公園観光を無事に終え、次の目的地であるタイの首都バンコクへの移動日になりました。

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ネパール後のタイ4泊は旅の日程調整

エベレスト街道トレッキングが一番の目的地だったこの旅ですが、トレッキング用の日程はカトマンズ〜ルクラ便スケジュールの不明瞭さなどもあって、2週間前後とざっくり決めていただけ……。

日本への帰国便も当初スムーズにバンコクで乗り継ぐプランもあったのですが、何かあったときのために少し予備日を作っておこうと調整するうちに、タイに4泊ほどする日程になっていました。何かの事情でネパール滞在が伸びても、ネパール〜バンコクへの移動にLCCを手配して帰国日で帳尻を合わせるのもアリかな……なんて予備案もあったりして?

結果的にはトレッキング日程が少し早めに終わり、ネパール滞在中にチトワン国立公園観光にも行くこととなりましたが、最終日前日にカトマンズに戻り、ネパール最終日昼過ぎの便でタイの首都バンコクへ移動となります。ちなみにこの時点でタイで丸3日半の予定は、特に決まっていません。

カトマンズ最終日の午前はタメル地区で買物散歩

カトマンズの最終日、バンコク行きの便は13時半予定なので、午前中は前日に買い切れなかったお土産などをタメル地区で手配します。最終日のみ宿泊した「アーヤタラ カトマンズ ホテル(Aryatara Kathmandu Hotel)」からの外の様子、恐らく2015年の地震の影響と思われる建て直しや更地がここでも見られます。

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タメル地区の店は9時半を過ぎないと開かない所が多いので、ホテルでゆっくり朝食を食べてからのんびりと出発。食事は当初泊まっていた数ブロック隣の「オアシス カトマンズ ホテル(Oasis Kathmandu Hotel)」の方が美味しかったですが、どちらもクラス的には近く設備も整っている良いホテルでした。ある程度のクオリティを求めるなら2軒とも安心してオススメできます。

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相変わらず犬だらけのタメル地区。彼らともお別れ、名残惜しいですね。

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この「和(NAGOMI)」も人気の日本食レストランらしいです。日本人はカトマンズに長期滞在しても、食事面では全くストレスがない気がします。そもそも現地食も美味しいですし。

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ぐちゃぐちゃの電線ともお別れです。今となってはこの光景が懐かしい……。

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窓から荷物が外に放置されたままの建物、日本だったらビックリですが、カトマンズなら特に驚くこともありません。

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街のいたるところに礼拝スペースがあり……

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ボソボソの犬がいる。

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そういえばこの翌日(4月14日)からネパール旧正月の年明け。ビクラム歴の2076年が始まるようです。あと数日ネパールに残っていたら、街ではどんなお祭り騒ぎを見られたのでしょう?

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11時を過ぎて、ホテルに手配して貰ったタクシーでトリブバン国際空港に向かいます。タメル地区〜空港のタクシーは定額Rs500。ネパールにはいつかまた来ることを夢見て、次回のタクシー代他数千ルピーを残して、あとは少し多めにチップを渡したりなど。

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日本ではネパールルピーから円への両替はできないので、もし多めに余ってしまったら一旦ドルにするか、中継国の通貨を経由して使うなどもありかもしれません。

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トリブバン国際空港で出国手続き後に……

旧正月ということもあって、空港は出発客よりも到着する地元客で混雑していました。

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タイ航空のチェックインを済ませて……

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イミグレーションへ。

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また来るぜネパール!

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無事に出国手続きを済ませました。

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……と思ったら、手荷物チェックでうっかりトレッキングポールを機内持ち込みのバックパックに入れっぱなしだったことが発覚。やってしまった……。

これはトレッキングポールを捨てなくてはいかんかな? とも思ったのですが、「搭乗までまだ時間があるから、バックパックごと預けてきなよ」的な空港職員。んんん? 既に出国済みだしパスポートにスタンプも押されてるけど大丈夫なのかな???

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……結論から言うと、大丈夫でした。

イミグレーションのスタッフには妻に説明して貰いパスポートを預け、通用口の警備員にインチキ英語を駆使して逆流&逆流。タイ航空のスタッフに少々面倒そうな顔をされながらも、追加で手荷物を預けることに無事成功。再び通用口からイミグレに戻って事なきを得たのでした。
以前、日本国内便の手荷物チェックでキーホルダーに付けてたミニナイフが見つかって、追加の預け入れをした経験はあるのですが(学びがない)、国際便の出国後に通用口から再入国できるとは思いませんでした。サンキューネパール。

ということでトレッキングポールの機内持ち込みはOKなこともあるようですが、NGだった場合の手間を考えると最初から預け入れの荷物に入れておくのが正解です。

Black Diamond(ブラックダイヤモンド) ディスタンスZ BD82360 110cm

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トリブバン交際空港からバンコク スワンナプーム国際空港へ

さて、トリブバン交際空港の建物1階部分にある出国後ロビーの様子。滑走路1本の小さな空港なので、何かと混雑しているようです。

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現在の時刻は13時9分ですが、定刻通りに飛べてない便もかなりありますね。我々が乗るのは13時30分のタイ航空TG320(一番下)。ステータスはセキュリティチェックのままです……。

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ある程度の長期戦も覚悟しましたが、14時を少し過ぎた位に無事バンコク行き便に搭乗することができました。おや、日本人らしき搭乗客の姿も……

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タイ航空といったらやはりこれ。シンハービール美味しいです。

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エコノミークラスの食事もそこそこ美味しいタイ航空。ネパール発便ですが、行きのバンコク〜カトマンズ便と同じような食事でした。ご飯左の付け合わせ野菜だけは美味しくない(笑)

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映画1本分位の空の旅…… ふと外を外と眺めると龍の頭ような雲と美しい夕暮れ。

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バンコク(スワンナプーム国際空港)に到着する頃にはすっかり日暮れを向かえていました。

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行きにも立ち寄っているので多少勝手が分かっているスワンナプーム国際空港の到着ロビー。

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入国手続きは割とスムーズでした。アジア圏パスポートの入国審査は日本人と韓国人が半々ぐらいで、結構多い感じ。そうそう、飛行機内でタイの入出国カードを渡されるので記入しておくとスムーズ。

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入出国カードの記入方法やスワンナプーム空港の見取り図は、タイ国政府観光庁公式サイトから事前にPDFをダウンロードしておくと何かと捗ります。
タイ観光案内サイト | 【公式】タイ国政府観光庁
https://www.thailandtravel.or.jp/common/pdf/suvarnabhumi.pdf

預け入れの荷物を受け取ります。後から慌てて預けたザックにカメラを入れっぱなしだったので、壊れていないかを確認(笑) 税関は申請するものがないのでノーチェックで通り過ぎます。

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この時点で時刻は20時過ぎ。お腹がすいたので夕飯は空港内の食堂「Eat Tion(イートティオン)」にて。私はガパオライス、妻はパッタイ的な炒め麺。タイ入国は初めてですが、とりあえず食事が何処で食べても美味しいのでネパール同様に(以上に?)安心感があります。

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価格は空港レストランなのでちょい高めで250〜350バーツ(B)、ビール(チャーン500ml)が185Bでした。タイの通貨(バーツ)は1B=3.5円位なので、3掛け+αくらいで円換算してみると分かりやすいです。300Bで約1000円だなと。物価はネパールほど安くはありませんが、ものによっては日本の半分以下から同じ位まで、という感じです。

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スワンナプーム国際空港でプリペイドSIMを買う

空港内は無料Wi-Fiがありますが、タイ滞在中に使うプリペイドSIMを空港で購入しておく必要があります。ネパールで使っていたSIM2Flyはタイの通信キャリア「AIS」が販売しているものですが、なぜかタイ国内では使えないのです(笑)

プリペイドSIMの販売は到着階の手荷物受け取りエリアに小さな窓口と、税関を抜けた後の到着ロビーに各キャリアの窓口があります。タイの通信キャリアは「AIS」「true」「dtac」が主力三社らしく、全て空港内にショップがあります。事前に調べた情報、現地の雰囲気からAISがdocomo、dtacがAU、trueがSB的なキャリアだろう?と勝手に判断しました(異論は認める)。

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妻は自販機でSIMを購入してみたかったらしく自販機販売があるtrueのSIMを購入。パスポートを機械にかざしてスキャンして、SIMの入れ替えなどはスタッフの手を借りつつ無事に購入完了。自販機は日本語にも対応していて、支払いはカード払い。

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一方の私はAISのカウンターでSIMを購入。4G通信/音声通話付き/7日間/データ通信が3GB容量で299B(約1000円)でした。パスポートを提示して、カウンターのスタッフに自分のスマホを手渡せばアクティベーション手続きなど全てやってくれます。事前にスマホの言語表示を英語にしておくとスムーズとか聞きましたが、別にそのままでも平気そうな勢いでサクサクと作業してくれます。支払いは現金なので事前にバーツを用意しておきましょう。

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trueの方も価格は同じ299Bで、データ通信量が1GB位多めに設定されていました。今回の滞在は4泊4日半程度なのでデータ量の差はあまり気にしませんでした。タイ滞在中はバンコク、カンチャナブリ、エラワン国立公園、アユタヤを訪れましたが、AIS/trueどちらのSIMもバスや電車での移動中含めてバリバリ4G通信ができ、片方のキャリアだけが入らないようなこともありませんでした。

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ということで価格、データ量でお得感があるのはなのは(上記エリアに関しては)trueでしょうかね。

空港からバンコクの中心街までは鉄道やバスもありますが、時間も遅いのでメータータクシーで直接予約してあるホテルへと向かいます。タクシー料金は日本のタクシーに比べたらかなり格安で、バンコク市内ならば高速料金込みでも400〜500B程度だったと思います。

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同じ階で外に出るとタクシーのターミナルになっているので、先にタッチパネルの機械で利用するタクシーのサイズ、行き先などを入力して、プリントされた紙に書いてある番号のレーンでタクシーに乗り込みます。スマートフォンで予約しているホテルの住所を見せて出発。

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空港からバンコク中心地までは高速道路に乗るのですが、交通法規があってなかったようなパールからの移動直後なのでギャップがすごい。ちゃんとしてる!(語彙力)

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それにしても走ってる高速道路が周囲の景観含めて日本の湾岸線とよく似ていて、成田空港から都心に向かっていたのだっけ?と錯覚しそうな雰囲気。左手を走る鉄道高架はもう京葉線にしか見えない(笑)

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いかにもアジアの大都市的な景観のバンコク中心地を抜け、高速を下りたタクシーは下町感のあるエリアへ進みます。大きな運河沿いのトンブリーというかつてのターミナル駅周辺のエリアで、バンコクの中では旧市街?にあたる街になるようです。

空港からバンコクの中心街を抜けてここまで来た感想としては、どうにも日本の東京によく似た街だなと。他のアジアの都市を見て比較した訳ではないのですが、車窓だけでなく街の作りや都市のサイズ感など、不思議と東京との共通項を感じてしまいました。

運河沿いのオシャレホテルに泊まる

やってきたのはネパール滞在中にBooking.comで予約した「サイアモティフ ブティック ホテル(Siamotif Boutique Hotel)」。運河沿いにある古民家改装風のホテルです。日付は翌日になっていましたが、猫たちがお出迎えしてくれました(4匹くらいいるらしい)。

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ホテルには事前にメールで「少し遅れるけどごめん」とメール済み。入口が車の入れない路地にあって少々分かりにくいこともあって、オーナーらしき女性がタクシーを下りる所まで迎えに来てくれました。

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異国情緒に溢れるオリエンタルな部屋の装飾は、個人的には少々過剰というか落ち着かない所もあります(笑)、まあ長い旅の中ではこういうホテルも悪くないかな?

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シャワーにトイレ。アメニティ等は充実していますが、間接照明中心のライティングはモノをなくしてしまいそうでちょっと恐いのですよね……(笑)

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オシャレベランダにも出られます。窓は開きますが、全て木窓でガラス窓はないので朝になっても太陽光はあまり入れられず照明を使うことになります。

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翌朝のホテルの様子。部屋はやや独特ですが(オシャレだけどガラス窓がないので圧迫感がある)、食事のできる1階は採光多めで気持ちのいいスペースになっています。

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オーナーさんらしき若い女性の方が、カタコトの日本語と(Booking.comを見ると結構日本からの宿泊客も多いみたい?)英語で接客してくれます。料理もその方の手作り。

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朝食はトーストにフルーツ、オムレツにマイルドなタイカレーでとても美味しい。

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ホテルのテラスからは運河を眺めて過ごすことができます。

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赤いパンツはカトマンズのタメル地区で最終日に数百円で買ったもの。Tシャツとセットで南国用の部屋着として買っておいて正解でした。

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そうそう、空港内やホテルの部屋はエアコンが効いていましたが、屋外の気温は既に30℃以上でめちゃくちゃ蒸し暑いです。というのも3〜5月はタイが最も暑くなる暑季で、バンコクの平均気温も30℃越え。普通に日本の夏と同じかそれ以上の暑さです。

この日はホテルをチェックアウトしたら荷物を預けて、長距離バスで戦場にかける橋の街ことカンチャナブリーまで移動予定です。続きはまた次回。

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