以前からなんとなく存在は知っていたサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のノベルティグッズ「神泡サーバー。入手は缶のセット販売のオマケだったり、シールを集めて応募して貰うキャンペーンなので、常飲ビールがヱビス派なこともありずっと縁がなかったアイテム（府中市民なのに……）。
先月のこと、コンビニでプレモルの2缶セットを買ったところ（たまには飲む）、パッケージの中に当選の記述（「2缶パックを開けて、その場で当てよう！神泡サーバー2020当たる！！キャンペーン」なるものらしいです）。ネット経由で手続きし、1か月程で「神泡サーバー2020」が自宅に届きました。
実際に製品を手にするまでどんな仕組みのビールサーバーなのか知らなかったのですが、サーバーというよりは超音波式のサージャー（瓶のギネスビールの泡立てに使う機器）に近い仕組みでしょうか？ 主な目的は微細な泡を作りビールの表面に蓋を作ること。本来のビールサーバーの泡を作る機能だけを抜き出したものだと理解すればいいかと思います。
歴代の神泡サーバーは撹拌式で泡を作るもの、超音波式でも装置の中をビールが通る仕組みで毎回洗浄が必要なタイプなどもあったようですが、2020年モデルはコンパクトな本体を缶に沿わせて注ぐというシンプルな装置。洗浄の必要もありませんし、缶ビールならばプレミアムモルツ以外でも使えます（笑）
仕組みは使い方はテキストで説明するより、公式の動画を見いただくのが一番手っ取り早いです。
ということで中身一式。左のゴムバンドは、神泡サーバー本体をビール缶と合体させる際に補助的に使う固定バンド。
T型のパーツはマグネットで冷蔵庫等に固定するためのホルダーです。
ホルダーはこんな感じで使います。
「神泡サーバー2020」を使うには単4電池2本が必要です。
使う際には親指側が注ぎ口にくるようにして、缶と一緒に握ります。スイッチを押すと缶の外側から超音波で泡を発生させる仕組みのようです。試しにスイッチを押してみても、かすかな音が聞こえる程度で振動などは一切ありませんが、本当にこれで泡が起こるのでしょうか……？
まずは泡を立てないようにグラスの縁からビールを7分目ぐらいまで注いで……
缶をナナメにして口からビールが見える状態にして、神泡サーバー2020のスイッチを入れると…… 「シュワシュワ」と小さな音が聞こえて、小さな白い泡が立ち始めました。もちろん缶に振動などはありません。缶の中でビールを泡立てるという感じでもなく、写真のような細かい気泡が少しで起これば、後はグラスに注いだビールがどんどん細かな泡になっていきます。
ということでやはり最初はプレミアムモルツを使って。確かに良い感じでクリーミーな泡が立ちました。
別にプレミアムモルツでなくても、しっかり神泡（？）は立ちます。
大好きなエビスビールがますます最高なことに…… サントリーさんごめんなさい。
飲み終わるとグラスにはしっかりエンジェルリング。微細な泡が立った証拠ですね。
今までもビール工場見学等で教わる、高い位置からグラスに注ぐことで泡を立てる方式で、そこそこクリーミーな泡を立てる飲み方をしていましたが、やはり超音波で立てた泡は、専門店のサーバーで注いだような細かさとクリーミーさでひと味違います。
使用後に洗わなくてすむのも有り難いですし、マグネットホルダーで冷蔵庫に取り付けておけるのも、ビールを飲むたびに探すこともないので地味ながら便利。
しばらくは家にいる時間も増えそうですし、日々の田の塩味でもあるビールタイムが大いに充実してくれる「神泡サーバー2020」はなかなか素晴らしいプレゼントとなりました。
この神泡サーバー2020ですが、私が当てたクジの他に、シールを集めて応募するキャンペー、店頭やネットショップでビール12缶／24缶セットに付いてくるセットもあるようです。
お題「#おうち時間」
