2年ぶりに八王子の「とうふ屋うかい 大和田店」を訪れて食事をしてきました。
コロナ禍が続き長らく実家の親とも外食をしてなかったこともあり(正月などには顔を合わせているのですが)、親の誕生日ということもあって八王子のとうふ屋うかいでランチを食べることにしました。
当初は妻の両親もお招きする予定だったのですが、ここ最近の東京の感染拡大などもあり今回は私達夫婦と私の母親、3人での席となりました。
とうふ屋うかいは都心の芝や川崎の鷺沼にもありますが、それら各店で使われている豆腐の仕込みに使われているのが、ここ大和田の湧き水(敷地内の庭園でもその銘水を飲むことができます)。
JR八王子駅で待ち合わせをして、日野駅行きのバスに乗って石川入口バス停で下車、歩いてすぐです。
丁度成人の日ということもあって、店内の日本庭園には晴れ着姿の新成人の方の姿なども。
少し早めに付いたのでテーマパーク感のある庭園を歩いてみたり。
今回はこちらの離れの角の席に案内されました。
お庭がよく見えるいい場所! でもちょっと足元が寒かった(笑)
お品書き。今回は「土日祝限定昼膳」というシンプルなコースを予約してみました。
前回来た際はちょっと贅沢に「とうふ牛なべ」コースを食べたのですが、とても美味しかったもののかなりのボリュームで後半ちょっと苦しくなる勢いだったので、年寄りも居ることだし軽めのコースで十分かなと。
車ではないので遠慮なくビールを。
くみあげとうふ。甘い。
前菜。揚げの炭火焼きに色とりどりの小鉢。
油揚げを焼いて味噌ダレを塗っただけなのに、これがとても美味しい。揚げも味噌も併設の売店で買うことができます(親がお土産に買ってました)。
南蛮漬け、鱠、湯葉、菜の花。いつの頃からか、このような小鉢が本当に美味しく感じるようになりました。
がんもどき、ごま豆腐、卯の花。このがんもどきもまた素晴らしい(出汁のあんも美味しい)。
揚げ物は穴子1本とカブ。
そしてお食事はばらちらし。
写真だとあっという間ですが、1時間ほど掛けて順番にゆっくり食べていることもあって、この段階でかなりの満腹感です。やはり他のうかい系列に比べても、とうふ屋うかいは満腹になりがちかもしれません。お豆腐料理のボリュームがそうさせるのか、単に歳のせいなのか?
デザートは白玉ぜんざい。
足元が寒かったこともあって、ビールのおかわりで温かい烏龍茶を頼んだのですが(熱々の鉄のポットでたっぷり出てきます)、その後すぐに急須ごとのほうじ茶が出てきてしまいました。烏龍茶を頼むならばノンアルコールの人が最初に頼めば最後まで十分。途中で頼むならお酒か、少しスピードを調節してご飯のタイミングで出てくるお茶を待ってもいいのかも。
帰る頃にはさらに成人式の晴れ着姿のお客さんが増えていました。
甲州街道の大和田あたり、ちょっとした坂になっていますが、浅川流域の河岸段丘地形になっているようです(日野台地)。武蔵野台地のハケ地形のコンパクト版のような地形になっていて面白いですね。とうふ屋うかいがあるのはこの日野台地の際なので、銘水ポイントになっているのも納得です。
美味しいものを食べた日は、家で料理をする気になれないので、世界一美味しいお弁当を買って帰宅しました。
崎陽軒、残念ながら府中駅にはないので立川や八王子に行くとつい買ってしまいます。
お土産の厚揚げは翌日の夕飯に。トースターで焼いて薬味と醤油。それだけで美味い(これが主菜でも良いぐらい)。高級スーパーでもこの厚揚げは買えないので、食べたくなったら直接買いに行くしか……(八王子よりも鷺沼店の方が行きやすいですし、確か売店も大きかった気がします)。
過去のうかい
和食(とうふ料理・いろり炭火焼料理・懐石料理)