登山地図アプリYAMAPの有料会員「YAMAPプレミアム」を解約しました。
自分がYAMAPを使っているのは、カシオのスマートウォッチSmart Outdoor Watch WSDシリーズ(PROTREK Smart)との連携が主な目的で、スマートフォンの登山地図アプリは「山と高原地図ホーダイ」がメインなのですが、サービスの応援の意味も含めて以前からYAMAPプレミアムに加入していました。
しかし、昨年2022年11月にYAMAPプレミアムの料金が改定されました。年割プラン5,700円(旧価格3,480円)或いは月額プラン780円(旧価格480円)と結構いいお値段に……。
そんな中、新料金が適用される年会費の更新が、来週に迫りました。
YAMAPプレミアムの特典として無料ユーザーに対して色々と用意されてるのですが、私自身はどれも利用してないものばかり……。肝心のスマートウォッチに関わる特典は何もありません。
登山計画は「山と高原地図ホーダイ」と「Compass」、山行中にスマホのYAMAPアプリは使っていませんし(ログの記録、位置確認はスマートウォッチのYAMAPアプリ単独でできる)、他ユーザーとの交流に関心もなく、別途「ヤマテン」や「登山天気」に課金しているので「詳細天気予報」も不要。通販を利用したことはありません。
最近は山行回数がかなり減っていますし、以前よりもYAMAPのユーザー数も増えてサービスも大きくなってきたので、応援課金はそろそろ止めていい頃かもしれません。
サービスの向上、維持のため有料会員が必要なことは理解できますが、最近のYAMAPが力を入れている方向は私が求めてるサービスとは少し違うみたい。
多機能化で料金アップよりも「基本機能は基本料金、オプションは別料金で」みたいな方が有り難いのですが(元々、多機能目当てで課金した訳ではないので)、なかなかそうも行かないようですね。
残念ながらカシオもWSDシリーズの開発を止めてしまったようですし、恐らくWear OSのYAMAPアプリも今後の大幅なアップデートは期待できないでしょう。
手元にあるWSDシリーズがあとどれぐらい使えるかは不明ですが、次のスマートウォッチ地図に関してはまた別途検討することにします。Apple WatchならYAMAPかヤマレコが使えますが、現在はスマートフォンをiPhoneからAndroid(Pixel)に乗り換えているので、その辺りも検討課題。
スマートウォッチの内蔵充電池が劣化して使えなくなるのが先か(WSD-F30がダメになったら再びF20を使うぞ)、スマホOS側の対応を含めYAMAPアプリが使えなくなるのが先か? 使えるうちには引き続きWSDシリーズと無料会員でのYAMAPの組み合わせで登山を楽しむつもりです。
おまけ:先日読んだ、地図アプリ「ジオグラフィカ」の開発者さんによる登山地図アプリの歴史が面白かったです。私が最初に使ったスマホGPSと連動した地図アプリは「山と高原地図」で確か2013年頃のこと。
ヤマレコのWEBサービスは登山を初めた当初から使ってましたが(山と高原地図アプリで取ったログを転送していた)その後登場した地図アプリを使うことはなく、YAMAPは2016年に初代のWSD-F10を使う際に初めて初めて名前を知りました。WSD-F20が登場した2017年からYAMAPを積極的に使うようになり山行記録をヤマレコからYAMAPに移行。スマホ地図もしばらくYAMAPを使っていた時期もありますが、その後サブスク版の「山と高原地図ホーダイ」を知って戻りました。各サービス、大変お世話になっています。