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秋の西沢渓谷ハイキングで見頃になった紅葉を満喫した週末

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10月29日、久しぶりに山梨県の西沢渓谷に紅葉狩りハイキングに行ってきました。

西沢渓谷へ紅葉狩りに行こう

西沢渓谷」は山梨県山梨市を流れる富士川水系笛吹川の上流部にある渓谷で、美しい渓相や様々な滝を手軽に楽しむことができるように渓流沿いにハイキングコースが整備された人気の景勝地です。私もこれまで何度か行ったことがありますが、紅葉の時期に訪れるのは2015年の10月以来、8年ぶりとなります。

2015年秋の西沢渓谷。今見ると写真がとてもビビッド……(笑)

今回はいつものマイカーでなく公共交通を使っての移動。朝、9時半に西沢渓谷入口のバス停に到着してから、5時間近く掛けてのんびり西沢渓谷を周回しました。紅葉時期の週末でしたが、登山道が渋滞するほどの混雑もなく、見頃を迎えた渓谷と周囲の山々の紅葉を堪能することができました。

ちなみに現在、西沢渓谷のラスボス的な渓谷最奥の「七ツ釜五段の滝」は、コース(滝見橋仮設歩道)の崩落により近くで見ることはできなくなっています。七ツ釜五段の滝を楽しみにしている方はご注意ください。

現在行われている滝見橋本橋の復旧工事期間は、来年2024年の6月頃までとのことですが(現地の工事看板より)、最新の通行規制については山梨市のサイトなどでご確認ください。
西沢渓谷通行規制のお知らせ(令和4年5月6日更新)|山梨市観光協会
【観光情報】西沢渓谷通行規制について(一部通行止め解除) - 山梨県山梨市オフィシャルサイト『誇れる日本を、ここ山梨市から。』


電車とバスで西沢渓谷へ

高尾駅で中央本線に乗り換えて塩山駅まで1時間ちょっと。休日の中央本線のハイカー需要がどの程度か分からなかったので、高尾駅の接続に丁度よりも少し早くなるように行きましたが、出発間際で座席は7〜8割ぐらいでした。ギリギリの接続だとグループは分かれてしまうことがあるのかも。

塩山駅のバスターミナルは南口(北口には栄和交通のバス停があるようですが、西沢渓谷入口や大菩薩峠登山口に行く山梨交通のバス停があるのは南口です)。1番の乗り場に並んで、乾徳山登山口経由の西沢渓谷入口バスに乗り込みます。そこそこの乗客が並んでいましたが、2台目の増発があり無事に座ることができました。

塩山駅から西沢渓谷入口までは1時間、座れないと結構辛そうなので駅を下りたらひとまずバス停に急ぐのが良さそう(この日は全員座れたようです)。トイレは駅の南口側にあるので、並んだ後で行くことができます(又は西沢渓谷にもあります)。山梨交通のバスはパスモ対応で、西沢渓谷入口まで1220円でした。

バスの中から見える広瀬湖周辺の紅葉もいい感じ。甲武信ヶ岳方面に掛かってる雲がやや笠っぽいでしょうか……? 渓谷のハイキングなので風の影響はありませんが、気温はそこそこ低いかもしれません。

西沢渓谷入口に到着。既に周辺の紅葉がかなり鮮やか! お天気はやや雲のある晴れ。徐々に雲は増えていったようですが、基本渓流沿いを歩いているので、そこまで青空には拘りません。

西沢渓谷にかけての舗装路もこの紅葉&黄葉。直前の情報では少し早いかもと聞いていましたが、前日から寒気が入ったこともあってなのか、良い感じに紅葉が進んでくれたのかも?

笛吹川を挟んだ山はこの通り色づいています。


グループで西沢渓谷を紅葉狩りハイキング

周回コースの起点となるナレイ沢広場。西沢渓谷に入る前のトイレはここで済ませておきましょう。西沢渓谷の周回コースはスムーズに歩いて3時間程度、昼食を挟んだり紅葉狩りでのんびり歩く場合は4〜5時間ぐらいみてもいいかもしれません。トイレはコースの折返し地点にもあります。

来るたびに見ている使われなくなった吊り橋。さらに崩壊が進んでいます……。

この日は珍しく4人でのグループハイキング。実はこの週末に計画していたアルプス方面の登山計画が、天候により中止になりそうなことをツイッターでボヤいていたところ、ricoさんから予報の安定していた山梨方面のハイキングに声を掛けて貰ったのでした。お陰で素晴らしいタイミングの紅葉が楽しめました。感謝します!

明るい日差しの中を歩きます。西沢渓谷といえばいつももっと早い時間のスタートで、まだ日陰も多くコントラストの強い光線ばかりだったので、10時過ぎてのすっかり昇った太陽光の中を歩くのは始めて。

そうか…… 朝早ければいいってものでもないんですね。

二俣吊り橋。ここからの紅葉も見事でした。

ここで二俣に分かれる笛吹川の西側の支流が西沢渓谷(写真右下方面)です。この二俣吊り橋で越えるのは東沢で笛吹川の本流側。ハイキングコースではありませんが、東沢渓谷も当然あります。

特徴的な鶏冠山。


「西沢渓谷」滝と渓流、紅葉のグラデーションが美しい渓流沿い

いざ、西沢渓谷へ。カエデでしょうか、真っ赤な紅葉が目立っています。

「大久保の滝」、これは西沢右岸にある支流の滝で、すぐに西沢に合流します。

整備された階段と遊歩道。

「三重の滝」です。長秒っぽい写真は基本OM-1のライブNDを使ってます。

この滝直下の細長い淵が面白い。どんな水の力が働くとこんな形に削れるのでしょう……。

渓谷の右岸側を上流に向かってハイキングコース(登山道)が整備されています。三重の滝から先は写真のような場所が増えるので、できればトレッキングシューズが欲しいです。

周囲の山の紅葉はかなり進んでいましたが、渓谷内は丁度紅葉が下りてきたところなのか、鮮やかなオレンジや赤をアクセントに、黄色と緑色のグラデーションが見られてとても美しい。

「竜神の滝」。

「恋糸の滝」

前を見るばかりでなく、たまに後ろを振り返ると……

「貞泉の滝」

同じ沢沿いでもまだ緑が濃い場所もあれば、一気に紅葉が進んだ場所もあります。

倒木でなぎ倒されたのでしょうか……。

「母胎淵」。


ランチ休憩〜少ししか見えない七ツ釜五段の滝

渓谷の折り返し地点まで行くと結構休憩している人が多そうな気がするので、ここでランチタイムにします。川沿いを流れる風は少々冷たいですが、温かいカップラーメンが美味しく感じられることでしょう。

ちなみにこの日は朝から長袖ベースレイヤーにソフトシェルを羽織った状態。同行者もそれぞれ薄いシェルやフリースなどを着たままの行動で丁度良かったようです(登山要素はないのでほとんど汗はかきません)。

渓谷もいい雰囲気だけど……

山を見上げるとこの紅葉。

緩いアップダウンはあるものの、ゆるハイキングでのこの景色が眺められてしまうのが素晴らしい。

本来は「方杖橋」で渓流の対岸に渡り、右岸沿いの道で「七ツ釜五段の滝」の展望ポイントに向かうのですが、この先の歩道が崩落により通行止めとなっています。

何か足場を作って工事をしているのが見えます……。

これがかろうじて見えている七ツ釜五段の滝の一番下の段。残念ながらここから滝の全体像は見られません。

前回、8年前に来た際の七ツ釜五段の滝の様子です。また次回のお楽しみということで。

方杖橋を渡るとその先で通行止めとなり、ハシゴで直登する迂回路に誘導されます。

急斜面をジグザグに登って行く迂回路。この迂回路が作られるまでは、三重の滝から先が閉鎖されていた時期もあったようです。この迂回路の整備もかなり大変だったことでしょう。

迂回路から折返し地点から橋数個下の旧森林軌道(トロッコ軌道跡)に出ます。そのまま戻れますが、せっかくなので本来の折り返し地点まで行きます(景色的にも行った方がオススメです)。

橋を渡る工事車両とすれ違いました。

「五つ淵・42号橋」から七ツ釜五段の滝が見えました。

現在、七ツ釜五段の滝が一番よく見えるのがここでした。望遠レンズで撮ってみるのもいいかも?

この一段目と2段目の滝でしょうか(写真は前回のもの)。

滝見橋の復旧工事、来年5月頃の完成を目指していいるようです。

現場。かなり大掛かりな足場が組まれています。

そしてここからの紅葉がまた見事だったりします。

折返し地点の「黒金山登山道入口」。やはりここでランチにしている人が多い。

トイレも設置されていてありがたい。一応、このコースの最高標高です。


戻りの旧森林軌道の紅葉も素晴らしい!

ここからは歩きやすい旧森林軌道をゆるゆるを下りながらの紅葉散歩です。渓谷の中よりも明るくなり周辺の山の紅葉もよく見えるので、この時期は行きと帰りで二度おいしい西沢渓谷。

見事な紅葉のグラデーション!

手前側の紅葉も良いし、向こうに見える山の紅葉もすごい!

大展望台から見える甲武信主脈山塊。鶏冠山と木賊山。

にしざわけいこくたのしいな。わかる。

先ほどから旧森林軌道と読んでるこの道は、かつてのトロッコ軌道跡。

スタンドバイミー(古い)。

行きに渡った二俣吊り橋と砂防ダムが見えました。やっぱり周囲の紅葉が素晴らしい! 午後になり太陽光はかなり西日になっていますね。

先ほどすれ違った重機でしょうか。ここで車に乗り換えているのか。並んだ姿がかわいい。

「ネトリ大橋」、戻ってきました。

例の崩壊吊り橋。一部足場?が残っているのが確認できます。

既に太陽は山の影に入ってますが、柔らかい光線で見る紅葉もいいものです。

紅葉シーズンの週末にしてはそこまで混雑もなく、のんびりとハイキングを楽しむことができました。

朝、塩山駅から乗ってきた山梨交通バスの他に、山梨市駅に行く山梨市営バスもあります。時間的に山梨市営バスが丁度良かったのでこちらで。山梨交通バスはパスモ対応でしたが、山梨市営バスは現金のみ。

ただし山梨市駅まで乗って運賃900円と山梨交通バスより結構お安いです。

今日見られなかった七ツ釜五段の滝も最後に見られましたね!?


山梨市駅前の「お食事処 歩成 本店」の下山めしも大満足

立派な山梨市駅。新しめの橋上駅舎でもこのデザインはあまり見た記憶がありません。

下山めしとしてやってきたのが山梨市駅駅前の「お食事処 歩成 本店」。Google Mapで調べていて過去の訪問歴があるもののすぐに思い出せなかったのですが、以前冬の雁坂小屋に泊まった際の帰りに来たことがある店でした。車で来たこともあり、こんな駅前の店だということすら気付いていませんでした。


「歩成」は山梨県内の数店舗ある「ほうとう」専門店ですが、こちらの本店はかなり居酒屋系のメニューも充実しています。以前来た際は馬刺しなども食べたようです。

山の帰りに美味しいビールを飲める幸せよ。料理も何を頼んでも美味しく、久々に山が好きな人たちとの会話も盛り上がりとても楽しいひとときとなりました。

お通しのポテトサラダは刻んだチョリソーが入っていて、肉の味とちょいピリ辛がビールに合う。普通にこのポテトサラダを単品で注文したいと思える味。

「あん肝」。

メニューの超人気コーナーから「ホルモン焼き」。炭火焼きでしょうか、香ばしくて美味しい。これとご飯があれば最高の定食!?

富士桜ポークみそ漬けステーキ。良い豚は脂がうまい。4人では瞬殺で、即もう1皿追加!

手作り餃子、ニラとニンニクがめちゃ効いていてうまい!

もやし炒め。なんかもううまい(雑)

ほうとう。専門店なのでもちろんうまい。満足して(実際満腹だと思った)これで〆ましたが、帰宅してから「ほうとう、追加しても良かったかも…… もう食べたい」とか思ってしまった(笑)

以前来た際も下山めしを堪能したはずですが、やはり気兼ねなくビールが飲めるのは素晴らしい。公共交通移動は朝の乗り継ぎやバス行列など気をもむこともありますが、これができるのは何にも代えがたいですね。

登山要素のないハイキングでしたが、今年の紅葉はこれで満足かも!?と思えてしまうぐらいの充実した1日となりました。最近何かと出掛けることに億劫になりがちでしたが、機会を作って貰えて良かったです。



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