以前から丹沢の鍋割山「鍋割山荘」の名物である鍋焼きうどんを食べに行きたいと思ってました。シーズン中はかなり混雑するらしく、週末などは1時間近い待ち時間になることもあるという人気の鍋焼きうどんです。
冬の間なら少しは空いてるかなと機会を伺っているうちに、気が付いたらもう3月。せめて雪が解けきる前に…ということで3連休の初日、春分の日に行ってきました。
奥多摩方面の登山では公共交通機関を利用するのですが、丹沢方面は何かとメンドウなので車で行くことにしました。5時前に家を出る予定が出がけにETCカードの期限が今月までだったことを思い出して、郵送されていたはずの新しいカードを探すのにバタバタ。結局、後回しにして出掛けたのですが、「表丹沢県民の森」の駐車場に到着したのは7時近くになってしまいました。
行きの東名高速から富士山が綺麗に見えていましたが、この日は朝からいいお天気。尾根筋や山頂ではかなりの強風にも吹かれましたが、ウェアの防寒、レイヤリングが徐々に分かってきたこともあり、1日快適にハイキングを楽しむことができました。
この山が見えれば私はご機嫌です。
この日のコースや山行記録的なものはヤマレコで書きましたので、本記事では簡単に写真を貼っておくだけです。
朝から雲1つない快晴でした。
普段は味気ない印象の杉林ですが、葉が刈り込まれて足下が青々としたこの森は不思議と綺麗に見えます。何故か、花粉症の症状も出ません。
苔。
ここで、山歩きの時にE-M1と組み合わせて使ってるレンズ、ZD12-60mmについて。35mmフィルム換算で広角24mmから120mm相当までの5倍ズーム。更にデジタルテレコン機能を併用すれば240mm相当の望遠域までレンズ1本で賄えます。
どうでしょう。この倍率の使い勝手の良さと、写りの安定度から重たいこのレンズが手放せません。MFTの12-40mmも魅力的ですが、テレ端の20mmの差がどんなものかなーと(まぁ、使えば大して気にならなかったりするのでしょうけども)。
さて、尾根道を強風に煽られながら歩いていると、徐々に“あの山”が見えてまいりました!
なにやら可愛らしいお地蔵さんが…。
霜柱を見ると「貝柱みたい!」と思ってしまう私です。
この後歩く稜線上(だけ)に雪が見えます。
裾野までくっきり見えました!
鍋割山荘に到着。こちらの名物は…?
そう、この鍋焼きうどんが食べたかった! 数種類のきのこにカボチャの天ぷら、ほうれん草、油揚げに卵などなど、具材もたっぷり。食べ終わるまで熱々で、体の芯まで温まります。これが山の頂上で1000円で食べられるのですからありがたい!
10時前の到着ですぐに頼んだので、混み合うどころかまだ我々のみでした(笑) 朝食が5時前と早かったので、既に腹ぺこで丁度良かった!
鍋割山山頂から望む富士山。
ふつくしい…。
鍋割山からのパノラマ。200度位でしょうか?
さて、軽く腹ごなしにのんびりした所で、お次は塔ノ岳を目指します。
丹沢主稜方面はまだ雪がかなり残ってます。これ、神奈川県ですからね。
塔ノ岳が見えてきました。
このコースは相模湾方面の展望が各所で楽しめます。秦野市街に真鶴半島や伊豆大島もよく見えますね。(flickerの方にもう少し分かりやすい写真を置いてあります)
塔ノ岳山頂から。江ノ島や三浦半島、その先には房総半島まで一望できます。
お昼頃から雲が出始めて富士山は隠れてしまいました。塔ノ岳は過去、表尾根縦走コースで2度程来たことがありますが、この時期は始めて。既に空気の霞みがちな季節ですが、この日は空気も澄んでいて360度の展望が楽しめました。
スターバックス VIA、インスタントでもなかなか美味いです。
下山中、まだまだ西日が眩しい。1日お天気に恵まれた最高のハイキング日和でした。
そんなこんなでお疲れさま。おニューの登山靴はなかなか快調でした。見事に泥だらけになってくれました。これでも沢で結構洗ったのですけど(笑)
山頂付近、鍋割山〜塔ノ岳間の登山道には多少の雪が残っていました。軽アイゼンやチェーンスパイクを用意しておくと何かと安心です。
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写真はflickerの方にもう少し多めに置いてあります。
2014.3.21 丹沢 | Flickr
鍋割山〜塔ノ岳(待望の鍋焼きうどん!) - 2014年03月21日 [登山・山行記録] - ヤマレコ