今週のお題「ゴールデンウィーク2014」
1つ前のエントリでも書きましたが、ゴールデンウィークの5/3〜4にかけて長野県の上高地から涸沢(涸沢カール)へ行ってきました。北アルプスの玄関口でもある上高地には、これまでも何度か行ったことがあるのですが、徳沢から先へと踏み入れるのは今回が初めてです。
既に書いた通り、2日の夜に東京を発って、上高地へ通じるバスターミナルのある沢渡の駐車場で車中泊。3日の朝にバスで上高地入りしてその日は横尾に宿泊。翌日に涸沢をピストンしてそのまま上高地まで戻るというスケジュールです。全体の行程は30km以上ありますが、標高差は1000mを切っていますし、後ろ2日のと予定も入ってませんのでなんとかなるだろう、と。
ということでまずは初日の写真を中心にペタペタと。コースやら細かな写真はヤマレコの方に掲載しています。
群発地震に肝を冷やしながらの2日間
さて、今回の2日間ですが、体に感じただけでもかなりの回数の地震に見舞われました。そのうちの何回は、徳沢園、横尾山荘、涸沢ヒュッテという山小屋にいるときで、建物がきしむ大きな音には肝を冷やしました。(雪崩の誘発なども恐いですし…)
明神を過ぎて先は携帯電話も通じないため、ニュースや下の様子も一切分からないままでしたが、現地では以前から焼岳の火山活動もあって、このような群発地震が起こることがあるという話も耳にしました。
その後の現地気象台の発表では火山活動との関係はないとのことですが、GWのかき入れ時ということもありましたし、慎重な発表をした可能性もあるのかなとか。
岐阜・飛騨地方で震度3の地震が相次ぐ 気象台「火山活動と関係なし」 | ハフポスト
http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/5/8/5846.html
大正池の美しさに思わずバスを下車
今回、上高地ハイクがメインではなかったので、一気に上高地バスターミナルまで行ってしまうつもりだったのですが、バスから見た大正池の湖面の美しさに、思わず途中下車してしまいました。鏡のような湖面に写った焼岳、そして穂高連峰、これは下りて大正解でしょう。
子育て真っ盛りのニホンザルたち
大正池から徳沢にかけて、何度かニホンザルの群れに遭遇しました。夏場にはこれまで猿を目にすることもなく、散策路の真ん中でその落とし物(○○○)はよく見かけたのですけども…。
丁度子育てのシーズンだったのか、子供を抱えた母猿、そして数匹ではしゃぐ小猿たちの姿なども見ることができました。
そこら中フキノトウだらけ
春の味覚といったらフキノトウとタラの芽でしょうか。上高地ではそこかしこでフキノトウを目にします。国立公園内ですし、当然採取は禁止ということもあり、見たことのないぐらい位にビッシリ見渡す限りに生えています。まあ、ここまで開いてしまうと、食べたいという気にもなりませんけどね(笑)
これぐらいだと美味しそうですね…?
上高地エリアの食
山小屋の充実した上高地エリアということもあり、今回は自炊をせずに小屋の食事を楽しむこのにしておりました(一応、ガスストーブと数食分の食料は用意していましたが)。
上高地コロッケ。1個310円とかふざけた価格なのですが、観光地価格、山価格にこちらも頭が麻痺していることもあり毎回食べています(笑)
初日の昼食は徳沢園にて。私は高菜炒飯、奥さんはカレーを注文。つい生ビールまで頂いてしまいました。
今回の宿は横尾山荘。標高1600m付近の上高地とは100m程度しか標高が変わらないので、ここまでの道はほぼ平坦な山道や河原のハイキングコースとなっています。ここから横尾大橋を渡ると、いよいよ本格的な登山エリアとなります。
横尾山荘では夕飯と朝食を頂きましたが、どちらもボリュームしっかりの品数と量。山でこれだけの食事が食べられるというのは有り難いものですね。
翌朝の朝食はこんな感じ。朝の5時から朝食がスタートですが、5時前の時点で食道前には朝一で出発したい登山客たちが既に列になっていました(笑) 我々もなんとか初回の朝食にありつくことができ、6時前に横尾山荘を発つことができたのでした。
横尾の夜
日が沈んでしばらくは月(露光時間のせいで丸く写ってますが眉月です)明かりもあって星は控えめですが…。
そして前穂高岳の空に輝く一面の星空…。それにしても、E-M1のライブバルブ撮影機能は本当に便利ですね。
星空をしばらく眺めていたらすっかり体が冷え切ってしまったので部屋に戻って布団に潜り込むと、丁度21時の消灯となりました。翌朝4時半の目覚ましまでぐっすり…。
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