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GWに上高地から涸沢トレッキング[2日目]

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ゴールデンウィークの上高地〜涸沢トレッキング、2日目です。

この日も朝から晴天! 横尾山荘の朝食は5時からということなので、4時40分に目覚ましをかけて、食堂に向かったのですが10分前には既に行列ができていました。やはり山登りする人の朝は早い。

ところで横尾山荘

そんな横尾山荘には250名程が泊まれるそうですが、5/3の予約状況は直前にWEBで確認したときには満室となっていたので、GW中でも一番人が多かった日かもしれませんね。我々は予約開始日にすぐ予約を入れていたので、このような2段ベッドの部屋(8人の相部屋ですが、各ベッドがプライベートスペースになります)に泊まることができました。

ちなみに横尾山荘はお風呂にも入れます。もちろん上高地の宿泊施設ではお風呂は当然ですし、徳沢園や徳沢ロッヂにもあるのですが、いよいよここから北アルプス登山が始まるぞ、という横尾で温かいお湯に浸かれるのはありがたいことです。シャンプーや石鹸は使えませんが、シャワーで頭も流せますし、湯船に浸かって気分もサッパリです。

横尾大橋から先は登山エリア

うっかり上高地からスニーカー&ジーパンでも横尾まで歩いてこれますが、この先はしっかりと登山の準備をして臨みましょう。GW時期はまだまだ残雪期ですのでアイゼン、ストックは必須。涸沢から上に行くにはピッケル始め冬山装備が必要になります。私達は装備も経験もないので行きませんけども。
ということで6時に登山スタートです。

横尾谷に入ると左手に見えてくる屏風岩。この巨大な岩壁をクライミングする人がいるのですね…。

それにしても空が青い!


徐々にコース上に雪が増えてきたので我々もアイゼンを装着して登ります。








日陰に入ると一気に冷え込みます。





ひたすらこんな感じの雪道ですが、夏は一体どういう登山道なのでしょうね?

涸沢ヒュッテが見えてきた

歩くこと2時間半。目の前正面に穂高の山々、そして小さく涸沢ヒュッテが見えてきました。

ズームしたら鯉のぼりも見える!


相変わらず空はずっとこんな感じ&雪の照り返しもあるのでサングラスは手放せません(沢渡まで戻って鏡を見たら、おでこに帽子の線がクッキリ…><)。
さて、涸沢岳、奥穂高岳方面を見上げつつカメラをズームしてみると…。




60mm(120mm相当)のデジタルテレコンで、240mm相当の望遠で見てみると…。
谷間に登山客がいっぱい! 前日に涸沢泊して朝から登っている人達でしょう。私達もいつかはあそこの仲間入りをするのでしょうか? 今はまだ想像が付きませんが…。



ここら辺りでは山スキーを楽しんでる人もちらほらいます。 完全な冬山装備+スキー板まで担いで、はるばる上高地から上がってくるって、気力も体力も半端ないと思います。


涸沢ヒュッテに到着

北アルプスに登る人はここが拠点という涸沢ですが、今回の我々の目的地はここまで。ということで、しばらくのんびりと涸沢からの絶景を楽しむことにします。
ちなみにこの時点で9時。朝の6時にスタートしてここまで3時間かかりました。寄り道さえしなければ、上高地から直接歩いて来ることもできそうです。夏の穂高に来るときは、初日から涸沢ヒュッテに泊まるのが良さそうですね。




恐らくこの辺一体が「涸沢カール」なのでしょう。一面雪に覆われているので、やはり夏や秋の景色がなかなか想像できません。それにしても素晴らしい雪景色!

涸沢ヒュッテのテント村。ここまでテントを担いで登ってくるのは結構キツそうですが、秋の紅葉シーズンは涸沢ヒュッテ、涸沢小屋共にかなり混雑するそうなので、テント泊というのも面白そうです。今シーズンはテントを担げるだけの体力を付けねば。

涸沢ヒュッテのテラス。こちらで休憩しつつ景観を楽しむことにします。


涸沢ヒュッテはおでんが名物とのことなので頂きます。当然?生ビールも。たまりませんね。


北アルプスに乾杯!


涸沢小屋にも行ってみよう

涸沢ヒュッテからもう少し上にあるのが涸沢小屋。写真の中央あたり、大きな岩壁の下に見えるのが涸沢小屋です。


ということで涸沢小屋のテラスまで来てみました。さっきまでいたテント場やヒュッテが小さく見えます。


涸沢小屋でもおでんが食べられるのですが、こちらはソフトクリームが名物?とのこと。糖分を補給したら、上高地を目指して一気に下りることにします。

さて、ちょっと歩いて振り返ったらさっきまでの青空はどこへやら…。山のお天気は本当に変化が早い。翌日以降は強風が吹いたり、雪まで降ってかなり冷え込むことになったようですし。




上高地〜沢渡〜松本

午後は一気に上高地まで下ったので、さすがに疲れました。河童橋周辺で甘い物を食べたり、沢渡では足湯に浸かったり、奈川渡ダムでタマヒュン写真を撮ったりしつつ、松本では温泉に入ってカツカレー。山に行くと疲れていても高カロリーのものが食べたくなるんですよね。





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