先週あたりから雪が降ったりとかなり冷え込むことが多くなってきました。例年、11月ぐらいには作っているのですが、年が明けてようやくのシーズン初ぶり大根です。
ぶり大根はよく作るのでレシピは自己流。ただ、先日見たホマレ姉さんの記事で、大根の下茹でをレンジで済ませてしまうという知見を得たので、早速それを取り入れてみました。常々米のとぎ汁を使った下茹での効果に疑問を抱いておりました(笑)
こちらの記事にもありますが、アラを使う際は霜降り&水洗いはしっかり行いましょう。また、照り焼き用などで売られている切り身を使う場合は、血合い部分を中心に熱湯を掛けてあげる程度で大丈夫です。
煮込み料理に欠かせない真空保温調理器「シャトルシェフ」
煮込み料理全般に、我が家では真空保温調理器のシャトルシェフを使っています。魔法瓶で有名なサーモス社の製品で、100度以下の低温でじっくり調理する製品。100度以上の温度で短時間調理を行う圧力鍋とは、逆の特性を持った製品といえます。
我が家にはシャトルシェフと圧力鍋の両方がありますが、出番が多いのは断然シャトルシェフの方。時短調理なら圧力鍋が圧倒的なのですが、その間鍋に付きっきりになってしまいます。その点、火加減や吹きこぼれを一切気にせず放置できるシャトルシェフは、空き時間を効率的に他の調理や家事に使えるのです。
実は、先日公開された「一汁三菜」記事の下書き段階では、このシャトルシェフの素晴らしさを紹介していた位。具体的な調理手段にまで話を広げると、記事の統一感がなくなってしまいそうだったので、結局原稿からは外したのですが…。
時短料理には向かないイメージもありますが、30分程度の煮込み時間でもかなり効果があります。
ガス代節約や時間の有効利用以外で、真空保温調理器の調理面での利点は「煮崩れしないこと」と「肉が柔らかく煮込める」こと。圧力鍋ではこの辺の加減が難しいのですが(煮込みすぎると肉をパサパサにしがち)、シャトルシェフなら野菜を煮崩れさせず肉はほろほろに柔らかく、という調理が簡単にできるのです。つまりおでんや豚の角煮には最適。
一方で煮詰めて汁気を飛ばすような調理に向かないのは… 分かりますよね?
サーモス 真空保温調理器シャトルシェフ 3.0L ステンレスブラック KBA-3001 SBK
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ブリと大根をじっくり2時間強煮込んでみた
ということでレンジで下茹でした大根とブリのアラを煮込んで行きます。だし汁は醤油、酒、みりん、砂糖で味を整えてあります。最近、薄口醤油も使うようになったのですが、濃い口醤油とブレンドして味を調整しています。
ぶり大根を仕込んだら、奥さんの帰宅を待ちつつお風呂を洗ったりブログを更新したりと… あっという間に2時間が過ぎていきました(写真は1時間弱煮込んだ段階)。
完成〜。若い頃は、ぶり大根はメインになれない副菜だと思っていたふしがありますが、今では完全に主菜扱いで文句なし。念のため一汁“四”菜用意してみましたが、充分に満腹になりました。
大根もしみしみで柔らかく煮えてます。沢山作ったので、まだたっぷり残ってます。
翌日(今日)の朝兼昼食もぶり大根。ご飯に目玉焼きって旅館っぽい感じですね?
牛すね肉をシャトルシェフで煮込む
そして本日の夕飯はこいつを頂きます。牛すね肉。さーて、どうやって食べてやりましょうかね…?
まずは一口大にカットしたら、表面に火を入れて焼き色を付けていきます。
そして30分程じっくり炒めた玉ねぎと一緒にワイン(+水)で煮込んで行きます。準備を始めたのが16時過ぎで、夕飯の時間は20時過ぎの予定なので4時間煮込まれることになります。
…ということで、この記事を書いてる間にもじっくり煮込まれて柔らかくなっているはずの牛すね肉。シチューと迷いましたが今夜はカレーです。
(追記)カレーができました。牛肉もスプーンで崩れるぐらい柔らかく煮込まれて美味しかった!
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