「府中市郷土の森博物館」で開催中の梅まつり。園内の梅園が見頃を迎えています。
府中市郷土の森博物館の梅まつり
昨年の緊急事態宣言の際には臨時休館となっていた府中市郷土の森博物館ですが、現在は常設展示室の休室(改修工事によるものだそう)、施設利用の一部休止などもありますが、通常スケジュールで開演されています。「梅まつり」は例年2月から3月に掛けて開催されますが、特になにかイベントが行われる訳でなく園内の梅が見頃になる期間がそう呼ばれているだけ。今年は例年見られる看板の掲示などもありませんでした。
- 府中市郷土の森博物館
- 〒183-0026 東京都府中市南町6-32/042-368-7921
- 開館時間:9時〜17時(入場は16時まで)
- 休館日:月曜日(他一部不定休あり)
- アクセス:分倍河原駅・府中本町駅からバス、徒歩(20分)/無料駐車場あり(約400台)
府中市郷土の森博物館|公益財団法人府中文化振興財団
http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/event/1004683.html
博物館といっても緑地エリアの広い野外博物館で、元々あまり混雑する場所ではありませんし、未だ不要不急の移動や人との接触の自粛が求められる中、市民の良い息抜きの場所になっているようです。この時期、60種1100本の梅が次々に花を咲かせます。
地元の特権で平日あさ一番の開館時間(9時)に入場。まだ園内が空いているうちに梅見をしながら、恒例のウメジロー(梅ジロー)ことメジロ探しをしてきました。
実は郷土の森博物館には今月頭にも妻と散歩に行ってるのですが、その頃はまだ二分咲き程度しか咲いてなく、梅の写真もたった1枚撮ったのみでメジロの姿も全くありませんでした。
少し離れた所で木をついばんでいたのは、いまさら確認したらエナガですね。
ここの所暖かい日が続いたこともあってか、すっかり満開となっています。
そしてメジロたちも満開です(言葉がおかしい)。
満開の梅&メジロたち
それでは様々な角度から梅とウメジローをお楽しみくださいませ。
鋭い目つきのウメジロー。
飛ぶジロー。
おっとっと……
なんだその体勢は?
お前は……
ナニモノ!?
連写から切り取った瞬間の姿ではありますが、毎度この面白体型(に見える)ウメジローを撮影後に見るのが楽しみです。
ピョーン!
ウメジロー発射!
右!(ビシッ)
腹が…… 出てる……
なんだかバランスが……
そんなこんなで、今年も満開の梅と元気なウメジローたちに会える府中郷土の森博物館でした。
敷地の広い屋外なのでいつもは週末でもそこまで混雑することのない郷土の森ですが、現在各都立公園・庭園が緊急事態宣言により臨時休園となっていることもあり、例年よりも人が集中してしまう可能性もあります。公式サイトによると混雑状況に応じて入場制限が行われる場合もあるとのことですので、朝の空いてる時間帯など、うまくタイミングを調整して訪れるのがよいかもしれませんね。
梅園のメジロは採食に夢中なせいかそれほど警戒心も強くなく、望遠レンズは300〜400m相当もあれば十分に楽しめると思います。もちろんドットサイトを使う必要もないのですが、最近はカメラに付けっぱなしなのでそのまま持っていったら、木の隙間でちょこまかと素早く動くメジロが一発で600mm相当のファインダーに入れられるのでとても楽でした。あまり慣れすぎると、普通にファインダーのみで捉えることが下手になりそうで恐いかも……?
数日後の日曜日にも府中市郷土の森博物館を訪れてみました。そこまでの混雑はありませんでした。