府中市郷土の森博物館で毎年3月初旬にかけて開催されている「郷土の森 梅まつり」。
今年は1月29日（土）から3月6日（日）の開催となっています（が梅の見頃と開催期間はあまり関係なく、特別な催しがある訳でもないので好きなタイミングで行けばいいと思います）。
そろそろ見頃になっている頃かと覗きに行ってみましたが、今年は年末から続いた寒波の影響かやや開花が遅れ気味のようです。2月25日の時点で梅園全体ではまだ三分咲きといったところでしょうか。
旧府中役場の裏あたり。
平右衛門広場もまだこんな感じ。
早咲きの梅は既に満開となっているので、それなりに楽しむことができます。
毎年見事に花を付ける梅園の十字路付近もまだこの通り。
ロウバイの小路は終盤ですが、まだ一部楽しむことができます。
園内南西エリアの丘に新たに梅園を拡張しているようです。
そこそこ大きな木が生えていた丘ですが、かなり抜かれてしまい寂しい状況。人工の庭園なので整備が入るのはある程度は仕方ないとはいえ、昨年もあじさいの小路がごっそり抜かれて更地になってしまいましたし、そんな頻繁に植え替えをする必要があるのかな……と思ってしまいますね。
そんな更地になった元あじさいの小路付近、多摩川方面がスッキリして富士山が見えるようになっていました。
鳥を探しながらしばらく歩き回ってみましたが、例年にぎやかに梅の花に集まってくるメジロたちの姿もこの日は一瞬見かけたのみ。ウメジローが見頃になるのはもう少し先かもしれません。
エナガのペアが盛んに巣作りをしていました。
例年だと2月後半ともなれば満開の梅の花が楽しめるのですが、約60種1100本の梅が見頃になるのはもう少し先のようです。3月に入っての次の週末か、もう少し先まで楽しめるかもしれませんね。
さて、今年初の試みとして、本日2月25日（金）から17日まで夜間ライトアップが行われるようです（といっても三分咲きなので少々早すぎな気はしますが……）。無料のプラネタリウム投影（15分程度）も18時と19時の2回行われるとのこと（17時より整理券配布）。
私も行くことができたら、その様子を追記できればと思っています（書きました）。
郷土の森で定期的に買っているのが、ミュージアムショップで売られている梅干し。園内の梅園の梅を使って作られた梅干しで、昔ながらの塩分濃度高めの酸っぱい味がします。長持ちするので賞味期限を気にせず保存できますし、イワシの梅煮などを作る際にも欠かせません。中粒と小梅干しそれぞれ650円。
データ：府中市郷土の森博物館
- 所在地：〒183-0026 東京都府中市南町6-32
- 開館時間：9時～17時（入場は16時まで）
- 月曜休館（祝日の場合は翌日）
- 公式サイト：http://www.fuchu-cpf.or.jp/museum/index.html
