府中市郷土の森博物館のプラネタリウムで投映中のプログラム『HAYABUSA2〜REBORN』が、この週末3月7日(日)までということで見に行ってきました。車でサッと行ってこられる地元の特権。
今年に入って3回ほど府中市郷土の森博物館に行ってるのですが、毎回なんとなく気になっていたプラネタリウムのプログラムが『HAYABUSA2〜REBORN』。タイトルでお分かりになると思いますが、昨年12月に回収カプセルをオーストラリアの砂漠に投下し、小惑星リュウグウからのサンプルリターンを見事に成功させた小惑星探査機「はやぶさ2」を題材にしたプログラムです。
このプログラムは昨年の9月頃から府中市郷土の森博物館のプラネタリウムの他、全国のプラネタリウムで上映(投映)されていたようですが、12月6日のカプセル回収後に再びこの郷土の森博物館で上映されているようです。気付いたときにはもう上映スケジュールの後半戦に入ってましたが、地元なので平日ならギリギリでも間に合うだろう…… とようやく見てきました。
平日は13時の1回のみ、土日祝日は10時15分と13時の2回の投映。今週末の3月7日(日)までなので、もう殆ど機会はありませんが興味のある方のために一応情報を残しておきます(他のプラネタリウムや映画館ではまだ見られるようなので、記事最後に情報をまとめておきます)。
プラネタリウムを利用するには府中市郷土の森博物館の入場が必要になるので、大人300円(府中市民は150円)とプラネタリウム鑑賞に1プログラムあたり大人600円がかかります。
プラネタリウムのチケットは本館に入って左手のミュージアムショップ横の券売機で、その日の上映プログラム毎に購入できます。プラネタリウムの入り口まで進んでしまうと、チケットを買いに戻ることになるので先に券売機で購入しておきましょう。
現在、新型コロナの感染症対策で定員100人と通常の約半数に制限されています(観覧受付票記入の協力も求められています)。平日13時の回は20人程度とかなり空いていましたが、週末は梅まつりで入場者が増える時期なので少し早めにチケットを購入しておくといいかもしれません。
(といってもあと週末一回分なのですが)午前中のうちに入場して午前の回が見られれば問題ないですし、仮に混み合っているようならば、午後のチケットを先に買っておいて、園内で今が見頃の梅見をしたり食事をしたりとそれなりに楽しく過ごせると思います。個人的に郷土の森博物館イチオシの常設展示が改修工事で見られないのが残念ですけども……。
あとは、呈茶なども開催されていれば利用できますし、団子が食べられる茶屋があったり食事処など、公共施設なりにはそこそこ充実しています。
そうそう、肝心のプラネタリウム『HAYABUSA2〜REBORN』ですが、まず冒頭に「今夜の星空」のプラネタリウム投映があります。所謂、普通のプラネタリウムの星空投映で、これが最初に10分程度。その後、『HAYABUSA2〜REBORN』の本編となります。
全編CGで作られた45分のドキュメンタリーで、ナレーションが少々情緒的なきらいはあるものの(お子さんから幅広い年代に楽しめるように作られているので仕方ないですね)、かなり気合の入った映像で楽しめました。プラネタリウムに行くとつい眠くなりがちな私も、最後まで起きてました(笑)
このプラネタリウム版のやぶさ作品は過去に2作品があって、今回の『HAYABUSA2〜REBORN』で完結(?)する三部作となっているそう。一作目と映像を合わせた77分の劇場版も作られているようで、興味のある方はチェクしてみてはいかがでしょう。
『HAYABUSA2〜REBORN』劇場版の情報、現在上映中のプラネタリウム&映画館、プラネタリウム版と劇場版の違いについて監督のインタビューなど、以下にリンクをまとめておきます。府中郷土の森博物館以外ではまだまだ見られるところはありそうですね。
劇場版HAYABUSA2〜REBORN
HAYABUSA2 〜REBORN 上映館情報
はやぶさ2が帰ってくる! 大型映像REBORN特集 3.フルドーム版と劇場版
お帰りの際には隣の府中市郷土の森 観光物産館に立ち寄ると、地元産の野菜や近くに工場のある地元の和菓子屋、青木屋さんが焼団子を売っていたり、季節の和菓子であるさくら餅やさくら万頭も買えたりします。恐らくこの週末ぐらいまではひな祭り限定のお菓子が売られているかと思います。
- 府中市郷土の森博物館
- 〒183-0026 東京都府中市南町6-32/042-368-7921
- 開館時間:9時〜17時(入場は16時まで)
- 休館日:月曜日(他一部不定休あり)
- アクセス:分倍河原駅・府中本町駅からバス、徒歩(20分)/無料駐車場あり(約400台)