雪山のインナーグローブとして以前から愛用しているモンベルの「メリノウール グローブ タッチ」について。
メリノウールと化繊の混紡素材手袋で、かなり薄手タイプなので靴紐を結んだりアイゼンのベルトを締める作業などもやりやすい（面ファスナーには引っかかりやすいので注意）。薄い割にそこそこの保温力があって、太陽が出ていたり樹林帯歩きならこの手袋1枚で行動していても十分なこともあります。
ウールなので通気性があって蒸れることもなく、雪はくっつきやすいものの払ってしまいば比較的乾きも速く、あとは名前の通りタッチパネルにも対応（これは使ってるうちにすぐ反応が悪くなるけど）。他にも薄手のインナー手袋はいくつか探しましたが、結局これに落ち着いてしまいます。
最近使い始めたモンベルの「トレールアクショングローブ」も薄手の手袋としてはかなり優秀ですが、保温性やインナーとしての使いやすさは「メリノウール グローブ タッチ」が勝っていると思います。
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価格は1000円台半ばと手頃なのですが、とにかく耐久性がなくて、1シーズンの途中でだいたい親指か人差し指の先に穴が空いてしまいます。ピッタリなサイズを使っていることもあるとは思いますが（私も妻も同じSサイズを使用）、私よりは緩めに着用してる妻も指先に穴が開くのは同様なので、アウターグローブに出し入れをしてるうちに引っ張られて摩耗してしまうのかも……。
この手袋は軍手などと同様に左右対照のデザインになっているので、穴が空いてしまっても残ったもの同士で新たなペアを作るようにして運用してきました。耐久性はイマイチだけど無駄なく使えるのは良いですね。
以前は色々な色を買ってましたが、ペアを作った際に左右の色がバラバラになってしまうので最近は黒で揃えています。オレンジやブルーも数セットは持っていたのに、いつの間に1枚も残ってない……。
そんな「メリノウール グローブ タッチ」ですが、先日新たに妻用に在庫を買い足したら、今まで左右対照だった親指部分のデザインが左右で違うものに変わっていました。
公式サイトの商品説明には「形状に沿った立体的な編み方」ということで、メーカー的には改良をしたつもりなのだと思うのですが、私達的には正直「余計なことを……」な気持ち。また、この仕様変更のせいなのか、価格も税抜1400円（旧モデル） から1600円（新モデル）と200円高くなってしまってとても残念。
今まではポケットから取り出して、左右の確認をせずに装着できていましたし、穴が空いても新たなペアの左右を気にする必用もなかったというのに。左右が決まっていると、いちいち確認が必用になってしまいます。
さらに現行モデルは少しサイズが大きくなったようで、一番小さいSサイズでも妻が使うと指先が余ってしまうみたい。ということで、手持ちの旧モデルの未使用在庫を妻にあげて、現行モデルは私が使うことになりました。これからは使う前に左右を確認しないといけないので少々面倒です。
モンベルのオンラインショップを確認したところ、まだ旧モデルがアウトレットとして少し安く売られていたので（税込1200円）、今のうちに少し在庫を買っておくことにしました。
ミレーのインナーグローブもそこそこ薄くて良い感じですが、Sサイズでもやや大きめなのと滑り止めは余計。あと、3000円台の価格は高すぎる（その分、耐久性はあるのかもしれませんが……）。
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