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OMデジタルソリューションズが前回値上げから2年で再びPROレンズ等の値上げを発表

6月15日、OMDSが7月1日からの一部製品の値上げを発表しました。理由は原材料費、製造、物流コストなどの高騰によるものとのこと。

一部製品の出荷価格改定および希望小売価格改定のお知らせ(PDF)

リストに旧価格が併記されてないので値上げ幅が分かりにくいのですが、こちらの記事が非常に分かりやすくまとまっていました。高価格帯のPROレンズは概ね10%前後の値上げとなっているようですね。
456Notes: OMDS価格改定、M.ZUIKOレンズの値上げ率

昨今の様々な要因を受けての価格高騰については、ある程度予想されていたことではありますが、実はOMDSは2年前の2020年2月にも同様の理由により約10%のPROレンズ価格値上げを行っていたばかり。

一部交換レンズの出荷価格および希望小売価格改定のお知らせ:2019:ニュース:オリンパス

2020年2月の値上げから今回を含めて2段階で価格変動したPROレンズのみピックアップしてみました以下の8本。前回値上げされた12-40mm F2.8 PROに関しては、今年2型にリニューアルされた際に希望小売価格が4,000円程上がっているので、今回は変動なし。

製品名 旧 旧価格(税込) 旧価格(税込) 新価格(税込)
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 148,500円 162,250円 178,750円
M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO 181,500円 198,000円 220,000円
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO 181,500円 198,000円 220,000円
M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO 181,500円 198,000円 220,000円
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO 407,000円 462,000円 522,500円
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 187,000円 203,500円 225,500円
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO 192,500円 214,500円 233,750円
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO 203,500円 225,500円 247,500円

2年半の間にトータル20%以上の値上げというのは他メーカーを見渡してもかなり特殊な状況だと感じますし(単純な価格差だとサンヨンなどは11.5万円も値上がりしています)、やはりオリンパスから切り離されて新体制でのスタートを切ったOMDSならではの苦しい台所事情もありそうです。

OMDS製品はオリンパス時代から長年愛用していますし、修理などのアフターサポートの拡充にも満足してきましたが、今年に入って東京サービスステーションが閉鎖されたり(3月末で閉鎖されたSSのページが未だに営業時間入りのままサイト上に残されたままだったり)、先日のOM-1ファームアップ周りでのゴタゴタだったり、加入しているE-M1 Mark IIIのOOC+の連絡がちっとも来なかったりと、各所に綻びというかとにかく徹底的にリソースが足りてないのだろうなと感じさせることが続いています。

使い続けることに一抹の不安も感じるものの、それは分社化された時点である程度は覚悟していたこと。
現状では、コスト的なものも含めてまだすぐに変わりの効かない魅力的な製品群であることも間違いないですし、現実的な視点で今回の値上げリストの中で現時点で押さえておくべき製品がないかを確認してみました。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」については野鳥を見るようになってから何度か検討しているレンズではありますが、やはり自分の撮影スタイル的に重たいレンズを日常的に使うことが考えられなくて、なかなか購入にまでは至らない感じ。

あとは「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」これも最近少し気になったレンズ。山での望遠は「12-100mm F4.0 IS PRO」の100mm(200mm)相当まであれば十分だと思ってましたが、75-300mmを持っていくとこれが結構楽しくてやはり望遠域はあればあるだけ使えるなと。ただし広角側の描写性能を考えると、やはりあえて12-100mmより12-200mmを持ち出すこともないかなと。

その他は一通り使ったことがあったり、今現在も所有しているレンズですし、急いで購入を検討するものはなさそう。書い直すとなると大変ですが、可能な限りは修理なり定期的に点検して長く使いたいところ。

ちなみに最近の自分が気になっているのは「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0 PRO」の2本セット。F4通しで16mmから300mm相当まで。25-40mmの抜けは自分の用途であれば、特に問題ないでしょう。

現在の「M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」よりトータルで200gちょい軽量化されて、望遠側は100mm伸びる。そして広角側の2mmとF2.8を失う感じ。1本で標準域までカバーする「M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO」の魅力が大きいですが、F2.8が必要になるかのシーンでどちらを選ぶといった悩みも増えそう。現状のシステムで特に苦労としているという訳でもなく、決定力に欠というのが正直なところです。

この安定安心システムの代わりになるか……?

ブロガー的には人柱精神に欠けていてアレですが、最近はそこまで新しい道具へのモチベーションが低いというか、今ある道具をまだまだ全然活かしきれてないと感じることの方が多い感じ。こんなブログを書いたら少しは物欲が高まるかと思ったのですが、なんだか却って落ち着いてしまったかも?
今使ってるレンズを修理不能まで壊してしまうか、「8-25mm F4.0 PRO」「40-150mm F4.0 PRO」の値上げが発表されたら(これは結構近いうちにありそうかも)また検討します。

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