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OMDSでカメラ修理、会員割引なしの修理代金の高さに驚く

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OM SYSTEM オーナーズケアプラス(OOC+)に入っているOM-D E-M1 Mark IIIのリフレッシュ整備の時期となったので、合わせて手持ちの機材を合わせて修理に出した件について。

E-M1 Mark IIIはOOC+3年目のリフレッシュ整備でしたが、案の定というかシャッターの使用頻度は「小」と判断されて交換はありませんでした。連写をする野鳥撮影のメインはOM-1に交代してしまいましたし、元々電子シャッターも多様していたので期待もしていませんでしたが。

さて、今回が現在契約中のOOC+では最後の機材を預けての点検ということで(OM-1は悩んだけど結局入らなかった)、状態が気になっていた別の機材についても同じ集荷を利用して点検、修理に出しました。現在はリアルの修理窓口もなく個別の修理申し込み等もやや面倒ですし、送料を節約できる機会なので。

まずは電池フタがずっと壊れた状態だったE-M1 Mark II。セルフ修理で使えるようにはなってましたが、思い入れのあるカメラなので完璧な状態で持っておきたくなりました。修理費は以前調べた際は7000円ぐらい?みたいな記憶もあったので、ちょっと高い気もするけど出しておくか……と。

そしてM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO。ひところからたまにMFクラッチが作動しない(AFにならず常にMF状態になる)ことがあったけど、再現性がかなり低いのでマウント電子接点でも汚れていたのか……と修理に出すタイミングを迷っていたもの。このレンズは2014年6月に購入して以来(途中で出番は減ったものの)、一度も大きな故障がないまま10年も使っているのだからそりゃガタが出てもおかしくない。
OOC+では点検時に対象製品の他に1台、簡易点検をして貰える特典があるので、事前にMFクラッチの件も相談しつつ12-40mm F2.8 PROも預けてみました。

さて、1週間ほどで見積もりが出たのですが、E-M1 Mark IIは電池フタの交換と合わせてグリップの剥がれが確認できたので、合わせて修理するぞと。部品代3500円+工賃13000円で合計16500円。電池フタよりはグリップ張替えの方が高そうですが、予想の倍以上になってしまいました。
そして12-40mm F2.8 PROは症状が出ないので簡易点検のみで戻すとの連絡。安心していたら、やっぱり症状が確認できたので修理になるとの連絡、こちらは部品代9600円+工賃20000円で29600円。
E-M1 Mark IIの修理代と合計して消費税10%を加えると50710円になるとのこと。「えっ、5万!?」と思わず二度聴きしてしまった。

ひところより部品代、工賃は若干値上がりはしてると思いますが、そういえば以前はここからズイコーフレンドクラブ(フォトパス)の会員割引があったのです。一般会員で10%、プレミア会員は30%OFF、5万円の見積もりが出た場合でも、実際の請求額は3.5万円ぐらいでした。

そんなズイコーフレンドクラブは2020年末で終了してますが、それ以前にOOC+に加入していると加入期間はプレミア会員の優遇が継続していたので、2022年に40-150mm F2.8 PROを修理した際もやはり30%の割引が適用されていたのでした。自分の場合、どうやら2022年の9月末まで、旧プレミア会員相当の優遇があったみたい。

なんとなくOOC+に加入してると旧プレミア会員の優遇が続いてるつもりでしたが、2022年に加入したE-M1 Mark IIIのメンテナンスパッケージの頃にはズイコーフレンドクラブもプレミア会員の概念も消失していたので、修理割引自体が存在しなくなっていたのでした。頭では理解していたつもりですが、実際に見積もり額がそのまま請求されるのは初めてなので結構ガツンときました。
とはいえ、修理キャンセルしたところで今後修理料金が下がることもありませんし、全てお願いしました。

こちらの認識は「MF動作しない」でなく「AF動作しない」でしたが、故障と確認されたようだしきっと大丈夫…

まあまあ予定外の出費なので正直痛かったですが、最近は新しい機材の入れ替えもしていませんし、大事な機材を長く使うための必要な経費と納得することにしますか。しかし今後は修理も都度結構な額になりそうですし、故障状況によっては保険等を使った修理が可能かなど常に考えておいた方が良さそう。

戻ってきた E-M1 Mark IIIと12-40mm F2.8 PROでちょっと試し撮り。新緑が眩しい季節になりました。アジサイもそろそろなので、防塵防滴の12-40mm F2.8 PROに早速出番がありそうです。