先日、神代植物公園を訪れた際のランチ。久々の深大寺エリアだったので、深大寺そばを食べました。
深大寺エリアでお蕎麦屋さんが集中しているのは、 深大寺通りと呼ばれる深大寺の西参道や深大寺の門前、表参道周辺なのですが、神代植物公園に行く途中に雰囲気の良さげなお蕎麦屋さんがありました。途中というか植物園の正門のすぐ目の前です。神代植物公園正門を正面に見て、右手に伸びる歩行者のみの植物園の側道の角にその店「松の木」はあります。
深大寺通りや深大寺門前は雰囲気のある深大寺そば屋が集中するエリア。
行きがけが丁度お昼前だったこともあり、「松の木」の外テーブルで食事をしてるお客さんの天ぷらがとても美味しそうでした。店の前のメニューを見ると、気になる「深大寺ビール」の文字。この日は真夏日だったこともあって、植物園を歩き回った後で、ビールに天ぷら、蕎麦をキメたら最高だろうな!と。閉店時間が15時であることを確認して、植物園に入園しました。
後になって、そういえば今はアルコールの提供は無理だろうな……と気付くのですが、気持ちはすっかり天ぷらと蕎麦です。深大寺門から退出して、表参道付近の蕎麦を食べに行くことも考えましたが、やはり行きがけに見掛けたあの雰囲気の良い店に行ってみようと。
行きがけに見た際はほぼ満席でしたが、14時過ぎということで店内には数組のお客さんのみ。こじんまりとした店内と、テラスのテーブル席が同じぐらい。だいたい10席+10席+αぐらいでしょうか。
メニューはこちら、にしんそばや限定の十割そばも気になりますが、ここは「天ざるそば」でしょう。お酒や酒肴のメニューもなかなか気になるラインナップですが、また次回以降のお楽しみ。
テラスと側道の間には生け垣としてアジサイが植えられていて、丁度私の触ったテーブルの横にアジサイの花が咲いていました。うーん、とってもいい感じ。
向こうに見える鉄柵は神代植物公園です。
酒類の提供は自粛されてますが、天ぷらを待っている間に少々のどが渇いてしまったので、気分だけでもとノンアルコールビールを頼みました。最近のノンアルコールビ―ルはなかなか美味しいので、普通にソフトドリンクとしてアリかも。お冷は冷たいそば茶が出てくるので、それはそれでアリ。
15分ほど待ってやってきました、天ざるそば。お蕎麦はちょっと少ないかな?とも思いましたが、いえいえこれで十分でした。なぜなら天ぷらがめっちゃボリュームがあるから。
大きなエビを始め、いろいろな具材がたっぷり並んでいます。
全部見えていませんが手前から反時計回りに「野菜かき揚げ(ニンジン、そら豆、さつまいも、トウモロコシ)、長芋の大葉巻き、海老、ミョウガ、ゴウヤ、ズッキーニ、かぼちゃ、いんげん、椎茸、小カブ、舞茸、りんご、ミニトマト」と13種類もあります!
野菜かき揚げ美味しいなぁ……。
最初に写真を撮った際にはここまで点数があることに気付かなかったのですが、かき揚げとゴウヤ、ミョウガを食べてから、まだまだ奥から出てくる…… と先程見えなかった天ぷらが表れました。
こうなるともはや天ぷらの盛り合わせがメインで、その合間にお蕎麦やノンアルビールで一息付いていく感じ。もちろん少し濃いめのつゆで食べるお蕎麦も美味しいです。
なんやかんやでお腹いっぱいです。
何も調べずにやってきて、たまたま通りかかった雰囲気の良さそうな蕎麦屋さんに入りましたが大正解。「松の木」さん、都内飲食店のアルコール提供が復活したら今度は妻と一緒に食べに来ようと思います。