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高幡不動尊あじさいまつり2021、山の中で雨に濡れたアジサイが美しい

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自宅で作業をしていると突然の外から激しい雨の音が聞こえてきました。予報を確認すると雨は夜まで降り続くようなので、急いで準備をして高幡不動尊まで出掛けてきました。

高幡不動尊あじさいまつり

雨の中のアジサイは先日、府中郷土の森博物館でも見てますが、久々に高幡不動尊(高幡山明王院金剛寺)のアジサイも見たいなと。お天気の日はそれなりに人が多そうなので、いつもガラガラな雨の日を狙いたいところですが、梅雨に入ったというのになかなか朝から雨が降っていることがありません……。

1日の途中から雨が降った場合、せっかく出掛けた人がすぐには帰らないので(朝から雨と昼からの雨では、同じ午後でも全然人出が違うんですよね)避けたかったのですが、結構な勢いの雨が降ってきたので、これは30分もすれば逃げ帰る人も多いのでは……? なんて準備を初めて出掛けてみたのですが、残念ながら現地に到着する頃にはかなり雨は小ぶりとなっていました。

参拝客、アジサイ見物客はそこまで多い訳ではないけれど、期待していたほどのガラガラという程でもなく……。それでも人を避けて歩いていれば、構図内に人が映り込むこともありませんし、久しぶりの雨の日の高幡不動尊のアジサイを堪能しました。

まずは境内や五重塔、弁天堂など平地エリアのアジサイから。晴れのアジサイももちろん良いですが、やはり私は雨に濡れたアジサイが好き。



五重塔の横の塀に垂れ下がるように咲いているアジサイは毎度見事です。





「四季の道」で良いのかな。こちらのアジサイはとくに密度が濃い。





愛宕山のアジサイを巡る

高幡不動尊のアジサイは境内だけでなく、裏山である多摩丘陵(愛宕山・高幡城址)でも多くのアジサイを楽しむことができます。特筆すべきはその品種の豊富さで、なんとアジサイ、ヤマアジサイを合わせて200種類以上、7500株余りとも言われています(公式サイトより)。

数では負けてない府中市郷土の森博物館のアジサイを見慣れた私でも見たことのないアジサイが多く、特に可憐なヤマアジサイの数々(後半でまとめます)は一見の価値があると思います。


高幡不動の裏山には「山内八十八ヶ所巡礼路」が設定されていて、四国の札所になぞらえた八十八体の弘法大師像を巡ることでミニお遍路を楽しむことができます。一度ぐらいちゃんと巡ってみてもいいかもしれませんね……。




足元は低山のハイキングコース並なので、歩きやすい靴がオススメ。特に雨の日は木の板や石段が滑りやすくなっているので足元には気をつけましょう。




ちょっとした山の中なので場所によっては光量も落ちていて、雨の日はいい感じにアンダーになったアジサイを楽しめます。





この裏山は中世の平山城跡でもあり、高幡城址として一部が整備、保存されています。


本丸跡は展望台にもなっています。中央付近の緑は浅川、その向こうに多摩モノレールの万願寺駅、さらにその向こうに多摩川の堰堤や中央自動車道が見えています。



下りは特に足元に気をつけましょう。



ついネクラなアジサイを撮りたくなる。







山あじさい園で可憐なヤマアジサイを楽しむ

山あじさい園では様々なヤマアジサイを楽しむことができます。園芸種のアジサイに比べると花(装飾花)も小さくシンプルですが、線香花火の最後のような可憐な花たちは見ていて飽きません。

武田菱みたいな装飾花。







ヤマアジサイ、めっちゃ良くないですか?(後半、園芸種が少し混ざっているかも……)








マクロレンズでアジサイを撮る

今回は珍しくマクロレンズ(M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro)も持っていったのですが、60mmマクロは普通に中望遠レンズとしても使えるので(ここまでもかなり使っていますね)アジサイを撮るには万能なレンズかもしれません。




とても小さなクモがいたのですが、よく見たら美しい巣を作っていました。

こちらにはもう少し大きなクモ。

アジサイ、毎年雨の中見ていて毎年マクロでも撮ってますが、やっぱり好きです。





以上、高幡不動尊のアジサイでした。

E-M1 Mark IIIと一緒に購入したM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PROも、まあまあ使ってますしそろそろインプレッション記事を書いてもいいかもしれませんね。

ということでしばらく高幡不動尊の裏山を歩いていたら靴がドロドロになっていました。雨の日は長靴やゴアテックス等の防水靴を準備しておきましょう。

データ:高幡不動尊金剛寺


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