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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

よみうりランドHANA・BIYORIの釈迦如来殿(パゴダ)がめちゃめちゃ立派で最高でした

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先日、日本山妙法寺の多摩仏舎利塔を見に行った際に、偶然近くにあるのを見つけた巨大ストゥーパ、HANA・BIYORIの「釈迦如来殿(パゴダ)」。敷地外からでもある程度は見えましたが、やはり近くから見てみたいということで行って来ました。


よみうりランドの併設施設である「HANA・BIYORI(ハナビヨリ)」(川崎市多摩区)については、改めて紹介することにするので、まずは気になる巨大ストゥーパの写真をたっぷりご覧くださいませ。ちなみにHANA・BIYORIに入園するには大人1200円の入園料が掛かります。

それとなくフォトスポット?が色々と用意されています

HANA・BIYORIの園内は日本庭園などがあって季節の花を楽しめるフラワーパーク(?)なのですが、真夏のこの季節はあまり花の見どころも少ないせいか、平日ということもあってか入園者はかなり少なめ。巨大ストゥーパを独り占めできました(笑)

「釈迦如来殿(パゴダ)」があるのは、園内の「聖なる森」なる一角。元々はよみうりランド内にある「聖地公園」というスポットだったようですが、昨年2020年の3月に「HANA・BIYORI」という別のテーマパークとしてオープンしたようです。聖なる森は釈迦如来殿の他にも、各地から移築された文化財などが様々に配置されているエリアです(これについてもまた別の記事にて)。

京都から移築されたという「聖門」を抜けて軽い斜面を登って行くと、園内の最も高くなった場所にある釈迦如来殿が見えてきます。


「釈迦如来殿」。めちゃめちゃ立派なストゥーパです。多摩仏舎利塔よりも一回り以上大きい。

中には仏舎利と髪の聖髪が安置されているとのこと。この釈迦如来殿は1964年のよみうりランド開演当初からあったようなので、仏舎利などの寄贈時期と照らし合わせても同じ1964年頃に建造されたものだと思われます。

釈迦如来殿(パゴダ)
SHAKA NYORAI-DEN (PAGODA)

世界的に貴重なお釈迦様のお骨(仏舎利)と髪の毛(聖髪)を安置

  • パキスタン産の大理石で作られたこの釈迦如来殿(パゴダ)には、仏教の開祖「釈迦」のお骨(仏舎利)と髪の毛(聖髪)が安置されています。仏舎利は、旧セイロン(現スリランカ)のマヒンターレ寺院に安置されていたもので、1964年(昭和39年)4月に同国政府から贈られました。聖髪は、旧東パキスタン(現バングラデシュ)のブディスト・モナスタリー寺院に宝蔵されていたもので、1964年(昭和39年)9月に同国政府から贈られました。仏舎利と聖髪の二つが安置されているのは、世界的に見ても貴重とされています。

青空とストゥーパ、これだけでテンションが上がります。左奥に見えているのはよみうりランドのローラーコースター「バンデット」。




仏舎利と聖髪が安置されている中も覗き見ることができます。





太陽キラーン。


先程からチラチラと写っていますが、すぐ上をよみうりランドのロープウェイ(ゴンドラリフト)「スカイシャトル」が走っています。

この後で、上空からもストゥーパを見たいがために乗ってしまいました。よみうりランドの施設のひとつですが園内のアトラクションでなく、京王よみうりランド駅とよみうりランドを結ぶ交通手段なので、入園しなくても片道300円、往復500円で乗ることができます。

今回の写真はこの1枚(M.ZUIKO 60mm F2.8 Macroで撮影)を除いて全て、7-14mm F2.8 PROレンズで撮影、HANA・BIYORI内で撮っているストゥーパ写真は全てE-M1 Mark IIIのJPEG撮影をほぼそのまま出してみました。ストレートに青空や白い仏塔を撮影するなら、やはりオリンパスのJPEGは気持ちの良い発色をしてくれますね。


ストゥーパの左手の向こうに富士山が見えています。

ということで、ストゥーパ大好きな皆様のために「釈迦如来殿(パゴダ)」ばかりの写真レポートをお届けしました。せっかく入場したのでHANA・BIYORIの中も一通り歩いてみたので、そちらのレポートはまた改めまして。

HANA・BIYORIは車でのアクセスが楽ではありますが、京王よみうりランド駅を拠点にしてスカイシャトルを使えばこの「釈迦如来殿(パゴダ)」と、日本山妙法寺(多摩道場)の「多摩仏舎利塔」の両方を1日で楽しむこともできます。巨大なストゥーパに興味を持たれた方はぜひ!

イオンタウン稲城長沼の屋上駐車場から2つのストゥーパが見えます