先日発売されたばかりのEarFunの完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 2」を使ってみました。
今回もEarFunさんよりモニターとして製品提供して頂いております。
- EarFunの最新ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 2」
- 音質:よりスッキリに進化した中域〜高域
- より効果が大きくなったノイズキャンセリング
- タッチ操作が大きく変わってしまったのでややこしい
- これからはEarFun Air Pro 2をメインで使うことになりそう
- こんな記事もあります
EarFunの最新ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 2」
中国深センのオーディオブランド EarFun。EarFunのワイヤレスイヤホンを試すのはこれが2回目になります。前回は「EarFun Air」と「EarFun Air Pro」の2種類を比較しながらのレビューでしたが、今回はその際の上位モデルだった「EarFun Air Pro」の2世代目となる製品となります。
EarFun Air Pro 2 | ハイブリッドノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホン
ハイブリッドANCと大口径ドライバ搭載の“ハイコスパ”な完全ワイヤレスイヤホン「EarFun Air Pro 2」発売|Earfun Technology (HK) Limitedのプレスリリース
EarFun Air Proは外音取り込みモードを含むノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンながら、8000円を切る低価格を実現したモデルでした。音質的にもバランスがよく、前回比較した2製品では私好みの音だった方のモデル。「EarFun Air Pro 2」はそんなEarFun Air Proの後継モデルということで、なかなかに期待できそうなモデルです。
「EarFun Air Pro」と「EarFun Air Pro 2」の基本スペックについてはこんな感じ。
装着検出を始め基本的な性能は殆ど変わらずで、ノイズキャンセリング機能が最大40dBまで強化されたのがEarFun Air Pro 2になります。
製品 | EarFun Air Pro | EarFun Air Pro 2 |
---|---|---|
Bluetoothバージョン | V5.0 | V5.2 |
対応BTprofile | A2DP, AVRCP, HFP, HSP | A2DP, AVRCP, HFP, HSP |
対応コーデック | SBC, AAC | AAC, SBC |
通信距離 | 最大15m | 最大15m |
ノイズキャンセリング機能 | ○(最大38dB) | ○(最大40dB) |
外音取り込みモード | ○ | ○ |
装着検出機能 | ○ | ○ |
本体バッテリー容量 | 50mAh x 2 | 45mAh x 2 |
イヤホン充電時間 | 1.5時間 | 1時間 |
充電ケース容量 | 400mAh | 500mAh |
イヤホン電池持続 | 最大7時間 | 最大7時間 |
ケース込重量(実測) | 約53.7g | 約53.7g |
イヤホン重量(実測) | 12.6g | 11.2g |
防水規格(本体) | IPX5 | IPX5 |
参考価格 | ¥7999 | ¥7999 |
ケースのサイズは重量(イヤホン含む)は前モデルと変化なしですが、上から見た形状は綺麗な楕円形に変化しています。逆にこの変化がなければケースで見分けができないかも。
3サイズのイヤーチップと充電用USB(A to C)ケーブルの付属なども同じ。
イヤホン本体の外観はかなり変化していて、つや消し、直線&鋭角デザインだった前モデルに比べて、角を落としたデザインに光沢アリの仕上げとなりました。
耳の中に収まるドライバ部は一見殆ど同じようにも見えますが、装着感は前モデルとはかなり異なります。私の場合は耳の形が前モデルの方がしっくり来るようで、EarFun Air Pro 2はやや自分の耳には収まりが悪いというか、長時間装着しているとやや耳が痛くなってくることもありました。
充電はケースでUSB Type-C接続か、ワイヤレス充電に対応(EarFun Air Proと同じ)。
音質:よりスッキリに進化した中域〜高域
気になる音ですが、EarFun Air Proも比較的バランスの良い音ではありましたが、より中音域〜高音域がスッキリと聴こえるようになった印象があります。低音が強めなのは相変わらずですが、中高音域のヌケが良くなったことで、一段ボリュームを絞ることで低音を少し抑えられる印象もあります。
前回試した際もEarFun Air Proは(EarFun Airに比べて)比較的私好みの音であると書きましたが、今回のEarFun Air Pro 2の方がさらに私好みの音になっているように感じます。ただし装着感はEarFun Air Proの方が自分には合っているので、外出時にどちらを選ぶかやや迷うところ……。
より効果が大きくなったノイズキャンセリング
屋外などで騒音を低減してくれるノイズキャンセリング、カタログ数値がアップしていますが、実際に明らかに効果が大きくなっていることを実感できます。特に音楽を止めた状態で、屋外で作動させると前モデル以上の無音感に包まれます。ただし外で鳴ってる音の種類によって、やや不自然な聴こえ方がすることもるようです。
外音取り込みも同様より効果が分かりやすく自然になった一方で、特定の音などがやや不自然に聴こえてしまうこともありました。あくまで無音時の話で、同時に音楽を聴いている分には全く気になりませんけども。
個人的には外で音楽を聴く場合には、ノイズキャンセリングも外音取り込みも使わず、ノーマルモードに設定して使うことが多いのですが、耳栓的に使う場合や(山でのテント泊にも使えそう?)、人との会話やアナウンスを聴く必要がある場合など、うまく活用すれば便利な機能だと思います。
タッチ操作が大きく変わってしまったのでややこしい
戸惑ったのはEarFun Air Proから操作方法が大きく変わってしまったこと。EarFun Air Proにはなかった音量調整や「曲戻し」のアクションが追加されたのは良いのですが、ノイズキャンセリングや外音取り込みのモード切り替えが、L側3回タップからL側の長押しに変更、などかなりアクションが異なるため、買い替えだったり同時に使うと相当ややこしいことになります。
操作 | EarFun Air Pro | EarFun Air Pro 2 |
---|---|---|
再生・停止 | 2回タップ(R) | 2回タップ(L/R) |
曲送り | 3回タップ(R) | 3回タップ(R) |
曲戻し | なし | 3回タップ(L) |
音量上げ | なし | 1回タップ(R) |
音量下げ | なし | 1回タップ(L) |
モード切り替え | 3回タップ(L) | 2秒間タッチ(L) |
音声アシスト | 2回タップ(L) | 2秒間タッチ(R) |
ハンズフリー通話/切 | 2回タップ(L/R) | 2回タップ(L/R) |
着信拒否 | 3回タップ(L/R) | 2秒間タッチ(L/R) |
これは新たなアクションが加わった他、EarFun Air Proのアクションがやや使いにくかったこと(モードを切り替えたいのに音声アシストが起動してしまう等)などもあると思われますが、以前レビューした2製品のアクションも異なりましたし、製品ごとに統一されてないのは正直微妙です。
実際は、複数のイヤホンを使い分けたりせず同じ製品を使い続ける人の方が多いと思われますし、そこまで問題ではないのかもしれませんけども……。
これからはEarFun Air Pro 2をメインで使うことになりそう
装着感については私の耳の場合はEarFun Air Proの方が合っていたのですが、操作の異なる2モデルを使い分けるのは少々難しそうなので、今後はEarFun Air Pro 2をメインで使うつもり。音質的にも新型の方が私好みですし、耳栓的にノイズリダクションを使う可能性を考えたらやはりこちらの方が優れていますし。
その他にも操作アクションが変わったことにより、以前の複数回タップを多様する操作は耳に対して「トントントン」と音が刺さるのが微妙にストレスだったのに対して、長押しの方がスムーズなのですよね。
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