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2022年 GW立山②:立山 別山山頂でライチョウに出会い、雪の大谷と富山ブラックと

GW、5月3日〜5日に掛けての立山日記後半。2日目の登山続きから帰宅まで。

立山周回は諦めてひとまず別山へ

こちらの続き。

別山から雄山まで立山縦走をする予定で雷鳥沢キャンプ場から別山乗越まで上がったものの、稜線にはかなり強い風が吹き荒れていました。剱御前小舎でしばらく待ってみたり、剣御前山に行くうちに多少は風は弱まったものの、今回は雄山までの縦走は諦めて、別山の山頂のみ踏んで折り返すことにしました。

縦走路の途中、真砂岳から下りるルートもあるのですが、今回はやめておきました。

別山乗越と別山の間は剣岳ビュースポット。先程の大きなレンズ雲はいつの間に消えています。

妻とはらですぎさん。右上の小さなピークが剣御前山です。フードを被って歩くぐらいには強風です。

はらですぎさんとは剱御前小舎前で出会って、お互いに立山周回を断念して別山までご一緒することとなりました。はらですぎさん視点のレポートはこちら。

別山乗越から別山はすぐのようで、三段階ぐらいのニセピークにがっかりさせられます(笑)

まあまあ晴れました。この縦走路を歩きたかった……(けど実際は風が強いのでそんな気になりません)。

別山南峰(2,874m)が見えてきました。

別山南峰の祠で風を避けつつパンなど食べて小休止。

別山山頂のシュカブラというかエビというか。少し覗いているのは剣岳の先端です。


別山北峰とライチョウペア

前回別山に来た際、妻は北峰には行ってなかったので、せっかくだし2人で行っておこくことに。丁度このタイミング、別山周辺から登山者が消えて南峰&北峰間はほぼ貸切のようになってしまいました。

そうしたら南峰と北峰の間で今回の立山で初のライチョウペアに遭遇したのでした。行って良かった別山北峰。写真の左半分ぐらいが北峰へ向かう登山道というかメインのトレースですが、ここでライチョウの存在に気づけるか気づけないか?(写真は28mm相当の画角、スマートフォンと同じぐらいですが、油断すると通り過ぎてしまうライチョウの保護色……)

同じ写真から切り出してみました。これで中望遠ぐらいの視界かな?

既にライチョウ写真のみの記事をまとめてますが、まだまだ使ってない写真があるので…… 見て。


後ろの山はなんだろう?(後立山連峰だと思いますが……)

ああ、かわいいかわいい。

ライチョウを探せ! オスはすぐ見つかると思いますが、メスはやや難易度高いかも?

別山北峰。春の立山、毎回ハードシェルを使うことがないので今回はソフトシェルとレインウェアにしてみましたが、ここまで風が強いと普通にハードシェルでも良かった気がします。

剣岳と左手前に剱沢キャンプ場。残雪期に行ってみたい気もしますが、雪上テン泊の荷物で雷鳥坂を登るのはかなりしんどそう。帰りも再び別山乗越を超えるので大変ですよね……。

強風で飛ばされている粉雪がマウント内に入らないように風裏でレンズ交換。望遠レンズをOM-1に装着して、南峰に戻る途中で再び先程のライチョウペアを探してみます。まだいるかな……?

強風から身を守るように2羽で仲良く身を潜めていました。しばらく休んだらまたお食事タイム。

オエー。長過ぎる葉っぱが口に突っかかったのかな?

冬毛の真っ白雷鳥も可愛いですが、換毛で黒白のツートーンになった雷鳥もまたいいですね。

さて、別山山頂あたりからテント場。私達のテントもよく見えます。

戻る途中、剱御前小舎の少し手前にいたメスライチョウ。この子はあまり動くことなく、目の前の草をモグモグ食べていました。

さて、後はひたすら下りるのみ。朝はガチガチだった雪もかなり緩んでサクサク下りられます。

真砂岳から富士ノ折立に掛けての登り。ここが凍っているとちょっと怖いんです。

午後になってグングン気温が上がったので稜線がかなり灰色っぽくなってきました。


雷鳥沢キャンプ場で過ごす午後〜雷鳥荘で温泉

14時過ぎにはテント場に戻って立山地ビール(室堂ターミナルで売ってます)。初日よりは少しテントが減ったようです。

大汝山の下あたり、雪崩増えてる?

山崎カール。稜線の周回はまたの機会に。

午後はテントでしばらく昼寝したり、再びはらですぎさんと合流してライチョウ探しに出掛けたものの途中で引き返したり、やはり雷鳥沢でテン泊しているというはてなブロガーのデリコさん(id:delicojp)にご挨拶したりした後、ビールを買いがてら雷鳥荘の温泉に向かうことにします。

せっかくなのでライチョウの目撃情報があったハイマツ帯の脇を登って行くと……

またまたライチョウに会うことができたのも、既に記事にした通り。



ライチョウを探しながら同じハイマツ帯をグルりと回り込んできたデリコさんとも合流。ライチョウ情報を共有したはらですぎさんも、その後合流してライチョウを見ることができたそうです。

我々はそのまま雷鳥荘へ。日帰り入浴料は1人800円です。

雷鳥荘の温泉は広くて大日岳方面を望む絶景風呂。なかなかこんな景色が見られる温泉はないと思いますし、特に積雪期の景色は素晴らしく、雷鳥沢キャンプ場に滞在する際はぜひ立ち寄って欲しいお風呂です。

via: http://www.raichoso.com/sisetu2.html

風呂上がりには雷鳥荘前で大日岳に夕日が沈むのを眺めます。雷鳥沢からだと見えない地獄谷もここからなら捉えることができます。


さらに後ろを振り返れば夕日を浴びる立山も同時に楽しめるのが良いですね。


そのままマジックアワーへ。



さて、真っ暗になる前にテントに戻ります。日没間際まで行動する際はヘッドライトをお忘れなく。

この日の夕飯も前日と同じパターン。カップ麺と2人でリゾッタ1個、コンビーフをおつまみにビール。

この日も星空は結構見えましたね。

夜中に目が冷めて外を覗いたらいい感じに天の川も見えましたが、なぜかそのまま写真を撮ることもなく寝てしまいました。後で後悔するのですが、体が睡眠モードになってると判断力が落ちまくってます。

これはまだ21時頃、右上に流れ星。


最終日、初めての大谷ウォークへ

最終日の朝。この日は午後から天気が崩れる予報でしたが、なんなら3日間で一番(しかも一日中)天気が良かったのはこの日だったのでは……? 特に眠い訳でもないのに6時過ぎまで寝まくってしまった。

のんびり朝食を食べたり、せっかく天気が良いのでテントやシュラフをしっかり干して撤収作業。やはり以前からブログやTwitter繋がりだった方々も立山を訪れているようなので挨拶したりなど……。

ログカメラのsaizouさんとTaisukeさん、我々がテント爆睡している間に奥大日岳方面で撮影されていたとのこと。お疲れさまでした。

汗をかきつつ雷鳥荘へ。ハイマツ帯にライチョウはいなかった。

持ってたポカリを飲み干してしまったので、たまらずアクエリアスを購入。

初日に来た際には真っ白だった山にも、かなり黒い部分が増えました。

また雪崩がの跡が増えてますかね?


室堂に到着するとやはりここは観光客で賑やかです。この連休に室堂を訪れた人はみなさん良い思い出ができたことでしょう。この時期の室堂を散歩する場合、日差し+雪の照り返しが強烈なので日焼け止めをお忘れなく。そこそこ塗っていたつもりですが、この3日間で鼻や口の周りが真っ赤になってしまいました……。

初日は間に合わなかった「雪の大谷」を見に来ました。いつもバスの中から見るのみで、一度もちゃんと見たことがなかったのでした。雪の大谷に出るには、室堂ターミナルの1階から外に出ることができます(普段は直通バスの出入り口として使われている場所みたい)。

アルペンルートの除雪を行う重機が展示されています。

名前は「立山熊太郎」(五台目)。

見たことあるやつ。

雪の大谷最高地点。現在は16mとのこと。6月頃まで残っているそうですが、最後はどうなるのでしょうね。

こちらは雪の大谷と並行で山側を望むことができる「パノラマロード」。

この角度から室堂ターミナル越しの立山を見るのって意外と新鮮ですね。

同じ日程で立山入りしていたはらですぎさん、この日は直接顔を会わせてないものの、我々より一足先に雪の大谷を訪れていたようです。すし玉にも立ち寄られたようですし、やはりみんな考えることは同じです(笑)

ホテル立山でローストビーフ重&白エビ唐揚げ丼

すっかりお腹が減ってしまったので、ランチはみくりが池温泉と迷って室堂ターミナルの「レストラン立山」へ。多少の待ちがありましたが、席数も多く回転が良いので名前を書いて15分程で案内されました(その間にお土産を買ったり荷物を整理したりなど……)。

昨年の秋、立山に来た際に食べて「ローストビーフ重」を再び注文。お値段は2,200円とややお高めですが、平地価格でも何ら不思議でないクオリティのローストビーフがたっぷり乗っていてかなりのオススメ。ご飯の量が少々お上品なので登山帰りや男性の方はご飯大盛りで頼んでも良いかも?

もちろん名物の「白海老唐揚げ丼」(ホタルイカの沖漬け付き)も美味しいですが(1,900円)、白えびを他で食べる機会があるならば、このローストビーフ重はぜひ試して欲しいかも。

最後に腹ごなしがてら、ライチョウ探しにミクリガ池〜ミドリガ池周辺を歩いてみました。双眼鏡を使ってハイマツの中に遠目に見つけることができましたが、写真を撮れる感じではありませんでした。

ミクリガ池、一気に溶けましたね。

ミドリガ池の周りにたくさん居た小鳥。イワヒバリにしては少し小さくてスズメみたいだなと思ったら、カヤクグリという鳥のようです。雪の上をピョンピョンジャンプしてました。

浄土山。ライチョウ探しなら浄土山に登るのもアリだったか……?

雄山山頂。結局今回は行きませんでした。

登山の方は剣御前山と別山のみと少々消化不良でしたが、それでも3日間たっぷり楽しむことができました。立山は何度来ても最高です(どうやら来月も来ることになりそう……)。

アルペンルートで立山駅へ、温泉からの富山ブラック

3連休の最終日。思いの外室堂ターミナル内の混雑はなく、高原バスも臨時便が出ていてすぐに乗れました。

そしてあっというまに立山駅。やっぱりアルペンルートの富山側は楽ちん。東京方面の人はどうしても扇沢からのアクセスが多いと思いますし、黒部ダムや立山ロープウェイなど見どころも多いですが、のんびり座っているうちに標高差1,500mを移動する高原バスは行きも帰りも最高です(だいたい寝てる)。

お疲れ様でした。妻も私と同じく日帰りクラスのバックパックに防水スタッフサックのスタイル。これができるのは雷鳥沢と、あとは上高地や尾瀬など限られた場所になりますが、アルペンルートなどの公共交通ではデカいザックに振り回されないので、結構身動きが取りやすかったりします(バスの網棚にも載せやすいですし)。

立山大橋を渡って……。

やってきたのは「ゆ~ランド 立山吉峰温泉」。今まで最終日にみくりが池温泉で入浴していましたが、入浴後の着替えを持っている訳ではないので、今回は車まで戻ってから温泉に行くことにしました。

ランチからそこそこ時間も経ってお腹も減ってきたので、夕飯に富山ブラックでも食べたいなと、やってきたのは「中華そば 大喜 大島店」。以前、富山駅の「とやマルシェ」で食べた「西町大喜」と名前が似てますが、別の系列の店です。他にも「大喜 根塚店」など「大喜」を名乗る富山ブラックを食べられる店があるようで、暖簾分け等のルーツがあるようですが詳しいことは調べていません。

オーダーは麺の固さや味の濃さまで全てテーブルのタブレットで行えるようになっていました。ここは素直に普通の富山ブラックと味付け卵、そしてご飯の小。

色の濃い醤油スープにたっぷりの黒胡椒、そして太麺。一見すると西町大喜の富山ブラックとも似ていますが、味はもう少しサッパリしているかな(しょっぱいことはしょっぱいです)。西町大喜では食後しばらく喉が乾きっぱなしでしたが、これならスープを飲み干しても結構大丈夫!?

妻には丁度良かったみたい。私も美味しかったですが、次回は味濃いめで設定してもいいかな。
たっぷりと入っているチャーシューも美味しくて、テイクアウトのお土産ラーメンも買ってしまいました(後日食べましたがとても美味しかったので改めてこのブログでレポートします)。

ラーメンを食べ終えた段階で時間は19時過ぎ。これ以上富山に居ても、次の食事を食べられるまで空腹になるのを待っていたら日付が変わってしまいそう。そのまま近くの流杉スマートICから北陸道に乗ることにしました。

富山〜東京間は普通に走っても5時間程度は掛かるので、いい感じにETC深夜割引きの時間帯に入って帰宅。やはり春の立山と富山グルメは最高でした。久々にライチョウたちにも会えましたし、大満足の連休です。


山行ルートと活動データ



立山:剱御前山・別山 / OKPさんの剱御前山別山(富山県)別山(北峰)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

本来行きたかった立山周回ルートはこんな感じ(2018年のもの)。


立山(別山〜大汝山〜雄山) / OKPさんの真砂岳(富山県)別山(富山県)立山(雄山)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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