先週1月6日の東京降雪。その翌朝、野川で雪の中(?)で過ごす野鳥たちの様子を見てきました。
この野鳥散歩の最後に愛用の望遠レンズを雪の斜面で滑って折ってしまったのですが(思ったより安い修理費で直るそうで良かった)、レンズが壊れてしまうまでに捉えた野鳥たちの様子をまとめました。
やはり雪のせいか普段より川を歩く人は少なく(カメラを持った人とは全く出会わなかった)、その分鳥たちとの遭遇も多く、いつもより充実した野鳥観察と撮影を楽しむことができた日でした。
朝、9時半頃の野川。本当はもう少し早くから来たかったのですが、車で行くか公共交通(微妙に面倒なのです)にするかしばらく迷った末、自宅マンションの駐車場を除雪してから出発したのでこの時間。大通りの雪は解けていたものの、アイスバーンの斜面も多くスタッドレスタイヤでも油断すると滑る状況でした。見るからにスタッドレス未装着の車もかなり走っていたので(降雪当日はともかく、翌朝にそんなタイヤの車で仕事させるなんて……)車間距離たっぷりの安全運転で野川到着。
河川敷に雪は残っているものの、灌木に積もっていたであろう雪は既に消えています。
歩き始めるとすぐにカワセミ発見。背景に雪を入れられると良いのですがどうでしょう……?
ちょこっと木の根本に残った雪。少なっ。
白いのは雪です。
法面の雪をバックにしたカワセミ。
この雪も昼までに殆ど解けてしまったので、見られたのは僅かな時間のみでした。
カワセミ飛翔。雪はあまり見えないいつもの野川。
このガチャガチャした木の枝が雪で真っ白になってる中のカワセミを見たかった(当日に来ないと)。
飛び出し(ややピンぼけ)。
少しピンが来た。相変わらずダイブを撮るのは苦手です。
ちょっと上を見上げたカワセミの顔が好き。
ジャンプ。
お魚ゲット!
コサギがさがさ。
カワセミいろいろ。この日はよく出会えました。
完全な失敗ショットですが、なんとなく気に入ったやつ。
カルガモ軍団。
足元はこんな感じ。
謎の巨大雪玉がゴロゴロ(前日に子どもたちが作ったのでしょうか)。
コガモ。
マガモ。
靴べらみたいな嘴はハシビロガモ? ここでは初めて見ました。
ジョウビタキ。
モズ。
ハクセキレイ。
シロハラ。
モズがご飯(ミミズ)食べとる…… と木の陰なので写真向きではないなと双眼鏡で観察していたら、木の枝に刺し始めたので「あっ、これは!」と慌ててカメラに持ち替えます。
有名なモズの早贄(はやにえ)を作っていたんですね。初めて見た光景でした。次はミミズでなく昆虫とかもう少しフォトジェニックな獲物をぶっ刺すところを目撃したい(笑)
そんなモズ先輩。結構かわいい顔してる。
かわいい?
少しスッキリしたアオサギ。若いのかな?
雪が残った川とアオサギ。
昼近くにもなると日当たりの良い左岸の雪はすっかり解けて、日陰側になっている右岸だけに雪が残った面白い河川敷。そしてこのこの緩い法面で滑ってレンズが折れました……。
昨年の1月から野鳥を探しながら写真を撮るようになって丁度1年になりますが、昨年初めて野川を歩いたときに比べると、随分と鳥を見つけられるようになりましたし、カメラを構えても逃げられない距離感も少しずつですが分かってきました。
そんな矢先にメインで使っていた望遠レンズを破損してしまい、しばらく撮影ができないのは残念。……と思っていたのですが、これも何かの機会かもしれないので、以前も一時期使っていたことがある「M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II」を一時的に(か使い続けることになるかは不明)買い戻してみました。
一昨年に価格改定があってかなりお手頃価格になったこのレンズですが、現在はなんと3万円台前半で新品を手に入れることができました。
しばらく望遠レンズ不在なのでED 75-300mm F4.8-6.7 II お迎え
— OKP (@iamadog_okp) 2022年1月12日
手のひらサイズの600mm、超コンパクトで普通によく写るのでこれで良いじゃんとか思ってしまった… pic.twitter.com/acmXl7z5C0
望遠600mm相当までの超望遠レンズが、手のひらサイズ、重量423gと驚く程に軽量コンパクト。早速使ってみたけど描写性能は申し分なし。300mm側でED 40-150mm F2.8 PRO+MC-20のF5.6に対して1/2段暗くなりますが、そうは言っても1/2段なのでそこまで違和感なく使えます。久々にフィールドで使ってみるとそのコンパクトさに驚きます。しばらく野鳥中心に使って、また改めて使用レビューなどもできればと思います。