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ヤッホーブルーイングの低アルコールビール「正気のサタン」が違和感ナシでビール

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今月から都内のセブン-イレブンで先行発売されているヤッホーブルーイングの「正気のサタン」。


Alc.0.7%"醸造系クラフトドリンク"「正気のサタン」新発売 | 株式会社ヤッホーブルーイング コーポレートサイト
株式会社ヤッホーブルーイングは、新製品「正気のサタン」を発売します。クラフトビールと同じ製法・原材料を採用したアルコール度数0.7%の炭酸飲料 “醸造系クラフトドリンク”です。

私たちは発酵を経ず様々な原材料でビールのような風味を生み出すことや、製造途中でアルコールを足し引きすることはしたくありませんでした。クラフトブルワリーらしく、通常のクラフトビール製造のプロセスでいかにアルコール度数を抑え、豊かな香味の製品をつくるか。それが私たちの挑戦でした。

以前からヤッホーブルーイングのビールはよく買っていましたし、ノンアルコールビールもここ最近よく飲むようになったので、これはぜひ飲んでみたい! 先週、発売の情報をTwitterで見かけて、その日のうちに近所のセブン-イレブンでゲットしてきました。価格は350ml缶で235円(税込)なので、普通のプレミアムビール並。「よなよなエール」のコンビニ価格よりは少し安いかな?

アルコール度数は0.7%なのでノンアルコールではなく、低アルコール(微アルコール)ビール。

泡もしっかり立ちます(多少消えやすいですが)。

味はもう完全にビールですね。
苦味は軽め、ホップの香りが強いフルーティなセッションIPA系(アルコール感がないので余計そう感じるのかも)の味で、今までのノンアルコールビールとは一線を画すビール感。というか脳は完全に「これはビール」と認識しているのに、「あれ、そういえばアルコール感がないな?」みたいな感じ。

国産ピルスナー派やクラフトビール系でもよりどっしりした強い苦味は好きな一方で軽めフルーティなビールは好みではないなど、ビールとしての味の好みによる好き嫌いはあるかもしれませんが、ノンアル、低アルビールにありがちな「ちょっと違う……」的な不自然さは完全に払拭されています。

既存のノンアルコールビール、脱アルコールビールのような製法とは違い、通常のクラフトビールの製法を用いつつギリギリまでアルコールの度数を抑えて作られているとのことで、酒税法的に清涼飲料水ではあるけど、作られているのはビールなのでしょうね。

ヤッホーブルーイングのサイトに、気合の入った開発ストーリーがあります。
醸造系クラフトドリンク 正気のサタン|ヤッホーブルーイング

清涼飲料水としてのコスパで考えるとあまり良くはありませんが、常にノンアルコールビールを常備しているぐらい、日常に馴染んだ存在となっているので、そんな中での新たな選択肢としてこの“もうほぼビール”な「正気のサタン」の登場は大歓迎。
この先行発売の結果が良いことで、ぜひ通常商品になって欲しいので、しばらくは積極的に買い続けるつもり。東京の皆様、試してみて気に入ったらぜひリピートを!

あと以前から思ってるのですが、この「正気のサタン」のような美味しい低アルコールビール、ノンアルコールビールが飲食店でも飲めるようになると嬉しいですね。「飲めないので代用品のノンアル」でなく「好きなので積極的にノンアル(低アル)」という選択ができるようになるのが自分の理想。

もちろん普通のビールだって変わらずに好きです

余談ながらノンアルビール、低アルビールはは平日ランチの他に、風呂上がりの飲み物としても最適。寝る前にアルコールは取りたくないけどビールの喉越しや清涼感は欲しい、(夜に限らずですが)酔たくないけどビールは飲みたい!といった需要には本当に有り難い存在。

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定期便で月1買っているキリン「零ICHI」と(ピルスナー系の味では安定感)、飲んだことのある国産の低アルビールではかなりいい線行ってた「ビアリー 香るクラフト」(こちらは脱アルコール製法)。「常陸野ネスト ノン・エール」もかなり美味しいと聞くので、見かけたら飲んでみたい。