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立山からの後泊で富山市内のドーミーイン富山に泊まる、炙庵とやま鮨に白えびご飯

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ゴールデンウィークに立山に行った後で、富山市内に宿泊したレポートです。


立山の後泊で富山市内に泊まる

例年は立山からアルペンルートの立山駅に戻ったら、富山市内で食事をしてその日のうちに帰路につくのですが、今年はテント泊を一泊のみにした代わりに、どこかで一泊して帰ることに。いつも食事の際に飲めないアルコールも楽しめますし、翌朝と合わせて2食分富山での食事を楽しむことができます。
色々と検討した結果、富山市内のドーミイン富山に宿泊して初日の夜は富山駅周辺で食事、翌朝は富山のご当地メニュー(白エビご飯やます寿司、ホタルイカの沖漬け等)が充実したドーミーインの朝食を食べてから帰ることにしました。
朝食|【公式】天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山

なんとなく「富山市内」と書いてしまいましたが、主に富山駅周辺のエリアを指す意味で使ってます。富山市自体はとても広く、立山(立山や黒部ダムは立山町)の東側、黒部湖右岸の北アルプスの七倉岳あたりまで。烏帽子岳、水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳の山頂も富山市だったりします(平成の大合併により)。

ホテルを素泊まりにして帰宅前に朝ラーなども検討しましたが、富山ブラックは行きの深夜に食べることができそうだったので(食べた)朝食付きでドーミーインを予約しました。


さて、GW中日ラスト、2日にアルペンルートの立山駅に戻ってきたのは17時過ぎになってでした。登山からは昼前に下山していたのですが、テントの撤収や室堂への移動、ランチなどで思いの外に時間を取ってしまいました。そこから車で富山駅方面を目指し、ドーミイン富山に到着したときはもう19時近くになっていました


天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山

ドーミーイン富山があるのは富山駅前から国道41号を徒歩20分ほど南下したあたり。間には富山県庁や富山城址公園などがあるようです。この辺りまで富山市の中心地ということで良いのかな?
【公式】天然温泉 剱の湯 ドーミーイン富山


隣のブロックには同じ共立メンテナンスが運営するドーミーイン系列の「天然温泉剱の湯 御宿 野乃」もあります。予約時はどちらも宿泊可能でしたが御宿 野乃の方が倍近い宿泊料金だったので、ドーミーイン富山を選びました。料金は公式からの予約が一番安かったです。

併設駐車場は満車だったので、道を挟んだ隣にある「NPC24Hユウタウン総曲輪パーキング」に停めました。料金は併設駐車場と同じく1,400円で、翌日中ならば途中出入庫が可能な駐車券が発行されました。

驚いたのはフロントでのチェックイン、チェックアウトが機械化されていたこと。
予約の確認、支払い、ルームキー(カード)の発行まで全て専用の機械で行うことができました(駐車場の利用の場合、フロントのスタッフに声を掛ける必要あり)。今年1月に松本の野乃には泊まりましたが、ドーミーインは久々なのでこのシステムは初めてでした。

ロビーから2階(温泉とレストラン)には階段でも上がれますが、壁にはアルペンルートを模したイラスト。立山駅からスタートして踊り場は美女平で室堂へ。「ドーミーいんこ」のご当地いんこ(そんなシステムあったのね)はライチョウ仕様です。ライチョウというかサキエル感……。

一番安い禁煙セミダブルの部屋。セミダブルなのでベッドも小さいですが、夫婦で利用するなら必要十分。

ちなみにユニットバスに洗面所はなく、部屋のL字テーブルに洗面所が付いていました。こんなの初めて見ましたが、顔を洗ったりする歯みがきの際に水が跳ねないように気をつけないと……。一応蓋もあるんですけど、蓋したままうっかり水出してしまったら大変(笑)

念願だった富山市の路面電車に乗る

とりあえずすぐ準備して富山駅に向かいます。ドーミイン富山と天然温泉剱の湯 御宿 野乃の間は「ユウタウン総曲輪」なる商業施設になっています(提携駐車場はこのユウタウン総曲輪に併設のもの)。正確には野乃もこの商業施設の一部で「天然温泉 富山 剱の湯」は日帰り入浴施設としても利用可能のようです。

富山市に滞在したら一度乗ってみたかったのが富山地方鉄道の路面電車(市内電車・市電)です。徒歩圏内にはいくつか路面電車の駅がありますが、最寄りの「大手モール駅」から環状線で富山駅まで移動します。時刻表的にはバスの方が早そうでしたが、せっかくなので路面電車に乗りたいじゃないですか。

GW中日が平日ダイヤなのか休日ダイヤなのか分からず、なかなか電車が来なくて別の駅まで移動すべきか迷っていたら来ました。どうやら休日ダイヤだったようです。

連節車の新し目の車両。スイスのトラムみたい。運賃は一律で210円。後払いで交通系ICカードも使えます。

ということで富山駅。新幹線ホームの下を路面電車が十字に突き抜けているのがかっこいい。写真を撮ってる人が多かったのはやはりGW中だからか。新しい連節車のLRTと昔ながらの路面電車の両方が走っているみたい。

……が、やはり遅すぎたのか、20時少し前の時点でとやマルシェ内の「すし玉」は既に受付終了(営業は21時まで)、店の前の行列もなかなかのものでした。路面電車の中から見えた「廻転とやま鮨」にも行ってみましたがやはり受付終了。GW中日とはいえ出遅れるとこんなことになってしまうのか。

炙庵とやま鮨で寿司〜夜鳴きそば

そんな廻転とやま鮨と道を挟んであったのが「炙庵とやま鮨」、こちらも廻転とやま鮨と同系列のお店らしい。確認してみると今は満席だけど、席が開いたら携帯に連絡を貰えるとのこと。

駅前で少し時間を潰していたら20分弱で呼び出しがあって、無事入店することができました。こちらは回転寿司ではなく居酒屋タイプのテーブル席で、オーダーはタッチパネル方式。お寿司も1貫から頼めるものもあればセットもあり。白エビは不漁につき単品での注文はできず、お高めのセットにのみ含まれるそう。

ようやく一息つけたのでビール。山帰りの食事ではいつも飲めないので嬉しい。

昆布ガリ。これは無料でタッチパネルから追加できます。

刺身三種盛り。うまい。

のどぐろのアラ汁。のどぐろのあらを一度干して焼いたもので出汁を取っているそう。これがめちゃくちゃ美味い! 回転寿司のメニューでアラ汁はお馴染みですが、のどぐろは初めて。これは絶対おすすめ。

寿司、味わい五貫。 ホタルイカは沖漬けですね。

LINEの登録で表示されるクーポンでノドグロの炙りが一貫(750円相当)貰えるサービス。

スタートが遅かったこともあって、この辺りでラストオーダーとなりました。もう少し食べられそうだけど、ホテルに戻ってからのアレもあるのでここでおしまい。

ランチタイムのすし玉でビール抜きでたっぷり食べたときと同じぐらいのお会計だったので、飛び込みで入ったにしては手ごろで美味しいお寿司が食べられて良かったです。
メニューはこんな感じですが、タッチパネルの方にはもう少し色々とありました。

再び富山駅から路面電車に乗って……

今度はクラシカルな車両。降りる際のブザーがめっちゃ渋い。

西町駅で下りる。

富山市ガラス美術館。

グランドプラザ? 先ほどのユウタウン総曲輪など商業施設や商店街が集まっているエリアっぽい。


ドーミーインチェーンの天然温泉はこのドーミーイン富山が初なのだとか。お湯は茶褐色のアルカリ性単純温泉。富山にもこういう泉質の温泉があるんですね。
ドーミーイン初の天然温泉!雄大な自然に囲まれたドーミーイン富山~ドミニスタ発信!ドーミーインガイド④ | 「ドーミーインこぼれ話」 ~DOMINISTA Blog~

ドーミーインに泊まったら夜鳴きそばを食べない訳にはいかないのです。これで丁度満腹に。

ちなみにレストランと大浴場は2階にあって、吹き抜けからはロビーが見下ろせます。


富山のご当地メニューが充実のドーミーイン富山の朝食

そして翌朝の朝食。「白えびご飯」「ぶり大根」「氷見うどん」「タラ汁」「ホタルイカ沖漬け」「ます寿司」……と 富山のご当地メニューが並ぶ朝食ビュッフェ。

小鉢にます寿司があるのがすごい。妻はます寿司が好きなのでおかわりしてました。

おいしくいただきました。ぶり大根も美味しかったし、食べ逃した白えびも食べられて良かった。

不漁と聞いていましたが、もりもり入ってましたね。

その後、温泉に入ってチェックアウトの10時近くまでダラダラしてしまいました。
部屋は9階だったのですが、東向きの窓からは山も見えたのですが、肝心の剣岳や立山はタワマンやビルの影。高層階に大浴場や露天風呂を作らなかったのはこれが原因かな?

チェックアウトもフロントの機械でルームキーを返却しておしまい。各国語にも対応してますし、インバウンド客の応対でもスタッフの負担を大きく減らすことができそうなシステム。

帰りは眼の前の国道41号を神岡方面までひたすら南下して平湯方面を目指します。よく晴れていましたし、連休後半の初日にしては道路も空いていて気持ちの良いドライブでした。

いつも行きに立ち寄っている「すし玉 富山掛尾本店」の前も通りましたが、開店30分以上前だというのに既にかなりの行列ができていました。GW恐るべし……。
左手にはしばらく立山や剣岳(雪がない)も見えていました。

その後、通りかかった平湯の桜については別記事にて。この後は東京までは渋滞にハマることもなく、小仏トンネルで一瞬スローペースにになった以外はスムーズに戻ることができました。