I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

2023年、ヤオコーの「今朝水揚げ! 生かつお」がはじまった!

今年も食品スーパー「ヤオコー」に新鮮な朝獲れのカツオが並ぶ季節になりました。

4月頃からヤオコーの鮮魚コーナーに初鰹は並ぶようになっていて、既に週一ぐらいのペースでちょいちょい買っていたのですが、先週の日曜日遂に「今朝水揚げ! 生かつお」が並んでいるのを発見。

これは初鰹の季節の中で、日曜・水曜の午後に不定期で並ぶ朝獲れの新鮮なカツオ。目印は↓のノボリ。

普段売ってるカツオもそれなりに美味しいのですが、やはりこの朝獲れカツオを食べると「やっぱり違う、超うまい!」となってしまう。

日曜日に食べたばかりだけど、次の水曜日(すなわち昨日)にもつい買ってしまった。

日・木でも遭遇率100%ではないものの、この時期は保冷バッグに保冷剤を準備して買い物に行きがち。

美味しい食べ方はやっぱり圧倒的に刺し身。初鰹はやや小ぶりなことも多く味もサッパリ目なので、むっちりした食感を楽しむために少し身を厚めに切るといい感じ。朝獲れカツオは臭みも全然ないので、薬味は控えめでも試して貰いたいかも。もちろんニンニクや生姜、大葉等お好みの薬味と食べたって当然美味しい。

そして皮付きを見かけたら忘れずゲット。皮をバーナーで炙ってタタキにしよう。ちなみに我が家の場合、写真サイズのカツオの場合、2人で腹と背を1サクずつ買うので、皮付きがあれば半分タタキにします。

以前はフライパンやグリルで焼いたりもしてたけど、バーナーの方が皮と身の表面だけを素早く焼けます。予熱が入りすぎないよう、濡らしたキッチンペーペーで包んで冷蔵庫へ(氷水よりも手軽です)。

店頭でも炭火焼きのタタキを売っていてこちらも美味しいのですが、朝獲れを家で炙って食べた方が間違いなく美味しいです。朝獲れや皮付きが売ってない場合は、こちらを買ってます。

さて、昨日の夕飯は自分1人だったので、たまにはご飯抜きでひたすらカツオだけ食べる夕飯。

さすがに全部食べきらないので、先日メシ通で見た「ひゅうが飯」を作ってみることにしました。

いわゆるヅケ丼のタレに卵を入れたもので、それを旬のカツオで作れば間違いなく美味しい。

ただしこれは、あくまで普通のスーパーで買ってきたカツオや一晩置いたカツオを美味しく食べる手段であって、新鮮なカツオが手に入ったときにヅケはちょっと勿体ないかも。既にメニューが決まってるのに店頭にお買い得なカツオが並んでいたりした際に、翌日のメニューとして作るといいかも。

他にも今井真実さんレシピの「塩鰹のたたき」も初日に食べきれない際によくやります。


そうそう、カツオといえば大戸屋の期間限定メニュー「鰹の梅はさみ揚げ定食」もなかなか美味しかったです。

それは日曜日のランチに食べたのですが、この後にヤオコーに寄ったら「今朝水揚げ! 生かつお」に遭遇してしまい、結局昼も夜もカツオになりました(何も問題ない)。

昨年のカツオ。読み返さずに書いたけど多分殆ど同じようなこと書いてると思います。

尾瀬帰りに「花の駅・片品 花咲の湯」で温泉に入って山盛りの山菜天ぷらを堪能

GWに尾瀬に行ったのですが、帰りに立ち寄った日帰り温泉「花の駅・片品 花咲の湯」が最高でした。

尾瀬の帰りに「花の駅・片品 花咲の湯」へ

群馬県側の鳩待峠から尾瀬を訪れた場合、尾瀬戸倉から沼田周辺に掛けて帰りに立ち寄ることができる温泉はいくつかあります。尾瀬戸倉がそもそも温泉街ですし、国道120号沿や川場方面には温泉地が多数点在するエリアですが、やはり車だとある程度の規模の日帰り入浴施設を選ぶことになると思います。

花咲で「はなさく」と読みます(地名も同じ)

このエリアではこれまで「寄居山温泉ほっこりの湯」(片品村)や「望郷の湯」(沼田市)を利用してきましたが、今回立ち寄ったのは片品村の「花の駅・片品 花咲の湯」。ちなみに全て公営の日帰り入浴施設です。

「花の駅・片品 花咲の湯」があるのは片品川に沿って走る国道120号から少し外れて、川場村方面に県道64号を車で5分ちょい入った場所になります。尾瀬からの帰りに立ち寄る場合、沼田方面に帰る際に再び120号に戻るか、西側から川場村側を回るか迷う感じ(ナビやGoogleは後者を指定してきたのでそうしました)。

この日は昼過ぎに至仏山登山から下山をして14時過ぎの到着ですが、GWの後半戦初日の祝日(憲法記念日)にしてはあまり混雑はしていません。駐車場も県内ナンバーと県外ナンバーが半々といったところ。

建物前の駐車場はそこそこ埋まっているように見えますが、第二駐車場はガラガラ。すぐ横を流れる綱沢川には沢山の鯉のぼりが掛かっていました。

「尾瀬ブランド 尾瀬の郷片品村」。鳩待峠や至仏山の東面、広大な尾瀬ヶ原のかなりの部分は片品村の範囲になります。

入館料金は土日祝日大人850円(平日800円)。岩盤浴を利用する場合は別途料金が発生します。

建物は横長のアーチ型で東向き全体がガラス窓になっていて、自然光がたっぷり入る開放感のある作りになっています。自然の段差を利用して東側の谷向きに開放的な展望テラスや露天風呂が作られています。

駐車場側の入り口やフロントのある2階部分に売店やレストラン、癒し処、ネイルサロンなどを併設。温泉や休憩所は、階下になりますが館内案内では1階となっています。

温泉は内湯も露天風呂も広く作られていて、露天風呂からは片品川の支流による谷を挟んで、日本百名山の皇海山を望む開放的な展望が楽しめます。更衣室も明るく清潔感があります。
温泉内もそこまで混み合うこともなく、洗い場にも余裕があってのんびり入ることができました。

花の駅・片品「花咲の湯」

居心地の良い大広間や展望テラスで過ごす

入浴後は畳の大部屋で休むこともできますし、ハンモックが複数設置されていて湯上がりにゴロゴロするのに最適。温かいほうじ茶や冷水も自由に飲むことができます。

大広間の外には手入れのされた庭(ナチュラルガーデン)、2階には展望テラスなど。時間制限のない入館料の設定ですが、居心地の良い設備が整っているのでつい長居したくなってしまいます。


お土産や地元の特産品を扱う売店に、この日はやっていませんでしたが農産物直売所(山菜買いたかった!)。テラスで瓶コーラーやコーヒーを飲んで休憩したり……

レストラン「花咲」で山盛りの山菜天ぷらを食べる

当初は沼田のとんかつ街道で夕飯を食べるつもりでしたが、メニューを見ていたら気になってきたので、併設レストラン「花咲」で早めの夕飯を食べて行くことにしました。

社長のおすすめ「尾瀬まいたけ丼」と、支配人のおすすめ「尾瀬まいたけ天ぷら」が気になりますね。村長おすすめの「尾瀬豚丼」も美味しそうですが、前日に尾瀬で豚丼を食べていたのでした。

季節限定の「山菜天ぷら盛り合わせ」、本日限定の「尾瀬ビル(行者ニンニク)」の天ぷら、これを見てこの日の夕飯を決めたのでした。

とりあえず後先考えず気になったものを注文します。私のメインは「尾瀬まいたけ丼」。

妻は「花咲地粉ざるそば」。

「尾瀬まいたけ丼」は丼ご飯の上に、たっぷりの舞茸と豚肉、ズッキーニ、パプリカのロースト。味付けはテリヤキステーキ的なサッパリ味で、これが美味しい!

付け合せにも舞茸の浅漬。

「山菜天ぷら盛り合わせ」と「行者ニンニク」の天ぷらがやってきました。写真では伝わらないかもですが、盛りがすごい! どちらも季節限定、というか行者ニンニクはこの日限定!?

行者ニンニクの大きさよ(手づかみで失礼)。香りも最高で、味付けなしでそのままかぶりついても美味い。「尾瀬びる」では何だか分からなかったけど、聞いて良かった。

さらに「尾瀬まいたけの天ぷら」もやってきました。まいたけの天ぷら、1個がこの大きさ(これが3つある)。子供のこぶし位とのことですが、成人女性のこぶしより断然デカい。

うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ。

天ぷらは揚げ立てでサクサク、天つゆでも塩でもうまい。ああ、春の味……。

この天ぷらセットに単品のご飯、みそ汁でも良かったのでは…… と後になって思うなど。

でも、まいたけ丼もめちゃ美味しかったので頼んで正解でした。

案の定(?)天ぷらは全て食べきれず、一部をお持ち帰りにすることに。いや、食べられないこともなかったけど、無理に食べて苦しい満腹になる位なら、程々の満腹で止めておいたのでした。

そうそう、注文を取ってくれたレストランスタッフの方も非常に感じが良くて(これはフロントの方も全体的に)とても楽しい食事となりました。

大満足になってお土産のビール(水芭蕉地ビール)と車で飲む用のコーヒーを買って退館のお会計としました。ジェラートやスイーツ系も充実してますが、そこまでお腹に余裕がありませんでした。

支払いは入浴だけなら最初に入館料の先払いですが、レストランを利用する場合はフロントに声を掛けて、下駄箱のカギと交換でバーコードのリストバンドを受け取ってレストランではリストバンドのチェック、支払いは退出時に(お土産などもあれば一緒に)まとめます。各種キャッシュレス払いも対応しています。


「おどれ鯉のぼり・花の里」と「綱沢川ダム」

満腹なので少し動いた方がいいかなと、改めて綱沢川の鯉のぼりを見にきました。

そして足元に見えていて気になっていた砂防ダム(砂防堰堤)へ。

この砂防ダムは地元では「綱沢川ダム」と名付けられているみたい(ググっても出てこないので愛称かな)。綱沢川は利根川水系の片品川の支流、塗川のさらに支流のかなり短い川です。

しかし上流に溜められた水はちょっとしたダム湖と言って良さそうな規模。

堰堤の規模もかなりダム感あります。

水抜き穴からの流れも放水感……。

この綱沢川ダムの堰堤に沿って鯉のぼりが4列に並んでいます。

ダムの上でたなびいていた鯉のぼりですが各地からの寄贈で集められたものだそう。「おどれ鯉のぼり・花の里」と企画名も付けられているようです。

ということで14時過ぎに入館してから、あまりの居心地の良さに18時過ぎまで長居してしまいました。帰る頃にはレストランも満席で外に待ちが出ていたぐらいなので、食事処としても人気のようです。

GWの祝日というタイミングながゆっくり過ごせて良い休息になりました。近隣にはスキー場も多いですし、ウインターシーズンや尾瀬の観光客が本格的に増える時期だとまた違うのかもしれませんが、ぜひまた訪れたい温泉施設でした(やはりまた春に山菜天ぷらを食べに)。

ちなみに食べきれなかった山菜とまいたけ天ぷらは翌日のお昼に素麺と一緒に美味しく食べました(電子レンジとトースターでサクサクが復活します)。

尾瀬の様子は別記事にてレポートしています。

データ:花の駅・片品 花咲の湯

  • 所在地:〒378-0408 群馬県利根郡片品村花咲1113
  • 営業時間:10:00〜20:00(行楽シーズンは21時まで)
  • 休館日:毎週金曜日(行楽シーズンは営業)
  • 公式サイト:https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/

尾瀬と周辺の山をあるく (大人の遠足BOOK)

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「中華そば 大喜 大島店」のおみやげラーメンセットで作る自宅富山ブラックが美味い!(冷凍版が登場)

自宅で富山ブラック(色の濃い醤油スープが特徴な富山発祥のご当地ラーメン)を食べました。

2023.5.1:再訪して、新たに登場した冷凍おみやげラーメンを買ってきたので情報追記

「中華そば 大喜 大島店」の富山ブラックが美味しかった!

GWに行った立山の帰り、夕飯で立ち寄った「中華そば 大喜 大島店」。
「大喜」を屋号に持つ富山のラーメン屋はいくつかあるようですが、同じ店からの暖簾分けやらなんやら?的な情報を、現地で店探しをしてる際にいくつかのネット記事で目にしました(詳細は不明です)。

「中華そば 大喜 大島店」は車だと立山から富山市内に戻る際に立ち寄りやすく、北陸自動車道の流杉PA(流杉スマートIC)からも比較的近いのですが、公共交通だとややアクセスが悪い場所になります。

以前食べた「西町大喜」(富山駅の「とやマルシェ」に入ってます。スープもメンマもめちゃしょっぱくて喉が乾きまくったけど、それはそれで美味しかった!)に比べるとしょっぱさは控えめで比較的食べやすい印象の富山ブラックでした。妻などはこちらの大喜の富山ブラックの方が好みに合ったようです。

実際に食べて美味しかったこともあり、テイクアウトできる「おみやげラーメンセット」を買ってみました。価格は1人前850円で店の「中華そば 小(並盛)」と同じです、良心的!

中華そば 大喜 大島店 おみやげ富山ブラック

冷蔵保存で3日以内に食べてください、とのこと。結局、中1日挟んで2日後の夕飯に食べました。

製造日(5/5)のシールが貼られています

中身はこんな感じ。真空パックされたスープとチャーシュー、メンマ、そしてジップ袋に麺、ネギ、黒胡椒が入っています。店で食べる富山ブラックがほぼこれで再現できることになります。店で提供している際もスープはこの状態なのか、スープと醤油ダレは別になっているのか?

付属の作り方。鍋を2つ使って麺茹でと具材の湯煎をして、最後に盛り付けるのみ。


かなり再現度の高い味!

完成。見た目は完全に富山ブラック。味もかなり店の味で食べた際の印象に近い。というか同じはず?

中太麺はあっというまにスープの色を吸っていい感じ。チャーチューは店で提供しているラーメンに入ってるものに比べると、多少脂身が少なめになっているそう(賞味期間の関係でしょうかね)。店で食べたチャーシューは脂身が柔らかくて美味しかったですが、こちらも十分に美味しいです。
チャーシューのみも300円で売られていましたし、おつまみ用に買っても良かったですね。

真っ白なゆで卵を入れたのに、しばらくしたらもうこんな色になってしまう濃い目の醤油スープ。

飲み干したらあまり良くないスープだと分かりつつもつい…… 黒コショウの残り具合が、店で食べた際の丼を彷彿とさせます。

ということで、かなり満足した大喜 大島店のおみやげラーメン。Twitterによると1日20食限定、通販などもしていないようなので、食べるには富山に行かなくてはダメみたい…… 残念。賞味期間が短いのでなかなか難しいかもしれませんが、可能であればぜひ通販して欲しいなぁ……。

地元府中でジェネリック富山ブラック(?)的なラーメンを食べられた「麺創研 紅 BLACK」は昨年末に閉店していまいましたし、なかなかこの手のラーメンを食べられる店が近所にないのです。

東小金井のくじら食堂も美味しいけど富山ブラックとはちょっと違うし……。

家ラーメンを作る際、こんな感じのもっと縁の開いた丼を使った方が美味しそうに見えるかな。

2023年5月追記:おみやげラーメンセットに冷凍バージョンが登場

2022年のGW、立山の帰りに食べてとても美味しかった「大喜 大島店」の富山ブラック。2023年の4月に立山を訪れた際に1年ぶりの再訪が叶いました。


前回、店内で購入した「おみやげラーメンセット」が美味しかったので今回も購入するつもりでしたが、なんと店の前に24時間の冷凍自動販売機(ど冷えもん)が設置されていました。

メニューはこんな感じ。富山ブラックの「中華そば」(900円)、「まかない肉餃子」(800円)、「特性チャーシュー 2人前」(800円)など。中華そばの値段は店内のテイクアウトと同じです(昨年から50円値上げ)。

(その他「和牛昆布締め」「鳥昆布締め」「馬肉ユッケ」「富山ブラックライスバーガー」「特性チャーシュー丼」「牛すじ煮込み」「富山ブラック焼きそば」「富山ブラックチャーシューおにぎり」なども)

ということで店内にて通常(冷蔵)の「おみやげラーメン」と「おつまみチャーシュー」を2セット、さらに自販機で冷凍の「おみやげラーメン」を2セット購入してきました。車に積んであった保冷バッグのみで、自宅に戻るまで冷凍ラーメンはしっかり凍っていました(外から触った限りでは)。

賞味期限は冷蔵のものは3日ですが、冷凍のものは製造日から4ヶ月。今回購入したものは今年の8月21日までの賞味期限表示となっていました。セットの内容は基本的に同じですが、冷凍版には刻みネギは付いてないので自分で用意する必要があります。

まずは、単品のチャーシューを翌日のご飯のおかずに。ネギを添えてしまいましたが、これはラーメン用だったみたい。でも大喜の味の濃いチャーシューにはネギがよく合います(あとはやはり黒胡椒も)。

そして富山から帰宅した2日後におみやげの「富山ブラック」を作りました。やっぱりうまい!

チャーシューとやはり味の濃いメンマがご飯によく合うので今回はご飯付きで。

そして残った冷凍ラーメンですが、富山ブラックが恋しくなった頃に食べたいと思います。

ちなみに、この大喜 大島店の冷凍ラーメン、ネット通販(BASE)でも購入できるようになっていました。
価格は1食1000円、送料が別途掛かりますが(東京で1350円)、ほぼお店に近い味で食べられるので気になる方は試してみてはいかがでしょう。

崎陽軒「おにぎりシウマイ弁当」を予約した → 食べました

今月4月10日(月)から期間限定発売される崎陽軒の「おにぎりシウマイ弁当」を予約しました。

これは4月10日の「駅弁の日」に合わせて、日本鉄道構内営業中央会に所属する駅弁業者26社から発売される各種「おにぎり駅弁」の崎陽軒バージョンのもの(各社のおにぎり弁当についてはリンク先PDF参照)。

「おにぎりシウマイ弁当」発売 – 崎陽軒

  • シウマイの肉あんおにぎり:昔ながらのシウマイのタネを肉あんに。隠し味の焦がししょう油がシウマイの味を引き立てます
  • 鮪の燻マヨ和えおにぎり:「鮪の漬け焼」をほぐして燻マヨで和えました。ネギと生姜の風味がクセになる味付けに
  • 鶏の唐揚げとあんずのガーリックバター風味おにぎり:ファンの間で話題の意外な組み合わせ!ガーリックバターの風味とあんずの甘酸っぱさが後を引くおいしさです
  • 炒飯おにぎり:崎陽軒自慢のパラっとしたチャーハンをおにぎりに
  • おかず:昔ながらのシウマイ 4個、筍煮、蒲鉾、玉子焼き、切り昆布&千切り生姜、小梅
  • 価格:1,100円(税込)
  • 受け渡し店舗:神奈川県・東京を中心とした崎陽軒の直営店舗約140店舗
  • 販売数量:期間合計 4,200個(予定)
  • 予約期間
    • 受け渡し日:2023年4月10日(月)分:2023年4月3日(月)10時から4月7日(金)14時まで
    • 受け渡し日:2023年4月11日(火)分:2023年4月4日(火)10時~4月8日(土)14時まで
    • 受け渡し日:2023年4月12日(水)分:2023年4月5日(水)10時~4月9日(日)14時まで

予約期間は昨日4月3日(月)から5日(水)までの3日間、それぞれ受け取り日が一週間後の4月10日(月)から12日(水)となっています。予約は崎陽軒公式WEBのみ。店舗、時間帯ごとに割り当てられてた個数の中で予約を行い、当日店舗で受け取る方式(1人3個まで)。

昨日はうっかりしていて夜に思い出したときには既に10日発売分は完売していたので、今日は予約時間の10時に専用ページにて予約。無事に11日発売分を予約できました(多摩は崎陽軒店舗が少ない……)。
WEB予約ページはこちら(少々繋がりにくいようです)。

記事更新時点では11日分の在庫は潤沢のようです。明日も12日受け渡し分が発売されるので、発売日の受け取りが可能な崎陽軒ファンの方は予約してみてはいかがでしょう。

崎陽軒の限定弁当といえば、昨年にはこんなのもありましたっけ。

4/12追記:昨日、予約した「おにぎりシウマイ弁当」を受け取って自宅にて食べました。確かに通常のシウマイ弁当のおかずと炒飯弁当をおにぎり化したシウマイ弁当。普通に美味しかったですしおにぎりが、食べやすいので通常の駅弁化して欲しいぐらい(電車内でも食べやすそう)。量も軽めでランチ弁当として丁度いい感じ。

白布温泉・湯滝の宿 西屋に泊まって米沢牛すき鍋を堪能した

先月、3月末に泊まった山形県米沢市の白布温泉「西屋」の宿泊レポートです。

追記:2024年2月にも宿泊して、米沢牛しゃぶしゃぶを食べたので追記しました。

吾妻山の麓、米沢市南部の白布温泉

先日、西吾妻山と蔵王山の登山レポートを書きましたが、その際に宿泊をしたのが山形県米沢市の白布(しらぶ)温泉にある温泉旅館です。実は今回レポートする「湯滝の宿 西屋」の宿泊がこの旅のメインイベントで、天気も良かったので前後に登山の予定を入れた感じです。

白布温泉があるのは山形県米沢市の南部、福島県との県境に広がる西吾妻山の麓、標高850mほどの山の中。周辺には西吾妻山の登山口にもなっている天元台高原や、白布温泉とは源泉を別にする新高湯温泉があります。天元台ロープウェイの湯元駅は白布温泉から徒歩で10分程と、最寄りの温泉地になります。

米沢の中心地や東北中央自動車道のインターからは車で30分程の距離。山間部の温泉地にしてはワインディングロードもなく、市街地からスムーズなアクセスが可能です。といっても前日に降雪があったので3月後半だというのに白布温泉まではガリガリの雪道(翌日の帰りにはすっかり雪は消えていましたが)。何れにせよ降雪の可能性がある時期に東北行くなら、最低限スタッドレスタイヤの準備は必須でしょう。

ちなみに今回も月山ももさんのブログ記事を見た妻のリクエストにて予約したお宿です。

茅葺母屋の湯滝の宿「西屋」に泊まる

「西屋」は米沢市の景観重要建造物にも指定されている、茅葺屋根の立派な母屋を持つ旅館。かつて白布温泉には同様の茅葺きの温泉旅館が2軒あったそうですが火事による消失があり、現在残っている建物はこの「西屋」のみ。正面から見るとL字のシンプルな建物に見えますが、実際はもう少し複雑な作りになっています。

上の写真に写ってますが丁度送迎車が到着したところ。白布温泉には米沢駅からの路線バスが通じていますが、2名以上ならば米沢駅からの送迎サービスもあるそうです。車の場合、宿の前の道を挟んだ向かいに広めの駐車場が用意されています。

入口の階段には恐らく温泉のお湯が流されているので(凍結対策ぽいので冬季だけかな)、ソールの薄いスニーカーなどは注意した方が良いかも(冬の東北の山間部なのでそれなりの靴を履いてると思いますが……)。ちょっと外に出る際などは玄関で長靴を借りられます。

今回は全国旅行支援(やまがた旅割)を利用しての宿泊でしたが、チェックインはとてもスムーズでした。ちなみに全国旅行支援を利用する場合は予約時に予約サイトの備考欄に記入しておくか、事前にメールなり電話で利用についての意思表示が欲しいとのことです(公式サイトの全国旅行支援の案内参照)。

フロント前のソファーではねこちゃんが気持ちよさそうに寝ています。

フロント横には部屋で飲むためのコーヒーのドリップパックや紅茶のティーバッグ、マグカップ、ティーポットなどが用意されています。部屋に備え付けの電気ケトルでお湯を沸かせば、好きなときに飲むことができます(2024年2月宿泊時に追記)

それではお部屋へ。今回泊まったのは本館2階の「蒼風」。

トイレや洗面所はありませんが広くて落ち着いたベッドのお部屋。3月後半でも朝晩はそこそこ冷え込みますが(温泉に行ってる間にも部屋が冷えてる)、ガスファンヒーターの効きが良いので安心。

ちなみにこちらの勝手な事情ですが、柄物の布団のベッドや絨毯はうっかり忘れ物をしそうで(ついベッドの上に荷物を広げがち)、なるべくあちこちに物を置かないように注意してます。

中庭に面したお部屋なので景色は特にありませんが、正面に見えているのは食堂と渡り廊下ですね。

お風呂は2箇所あって、本館1階の「湯滝風呂」と本館2階の「家族風呂」。

食事の案内と館内マップ。ちょっと複雑なようですが、離れの宿泊でなければ迷うことはないかな。

夕飯は18時から、朝食時間は予約サイトでは7時半か8時となっていましたが、基本は8時なのかも。我々は2日目に蔵王への移動があったので、7時半でも大丈夫か確認ところOKでした。カメムシの姿は見ませんでした。

猫ちゃん推しの宿なので、手作りの肉球クッキー。

最近はアメニティに足袋が付いてる宿が増えてきたのかな。個人的に嬉しい傾向。

部屋の中に冷蔵庫はありませんが、部屋の外にトイレや洗面所の他、共同の冷蔵庫があります。

洗顔や歯磨きなどは洗面所にて。水道とお湯は温泉(飲用不可)が出ています。蛇口には湯の花がびっしり。

飲み物の自販機はソフトドリンクのみ。缶ビールはフロントで販売しているようです。

館内、敷地内は完全禁煙なのでタバコ臭の苦手な人も安心して宿泊できます。そういえば昨年、Twitter界隈で話題になったお宿だったのですね(女将さんのツイートをRTした記憶があります)。臭いの問題はもちろんですが、過去の地域での火災もあり貴重な建物を守る立場としても心砕かれていることでしょう。

ビックリするほど豊富な湯量の温泉

それでは温泉へ。1階の「滝風呂」から。

丁度、貸し切りでした。スリッパ用の目印クリップもあります。

透明で湯の花たっぷりのお湯はやや熱めですが、冬はこれぐらいが嬉しい。洗い場にはボディーソープやシャンプは置かれていますが、カランやシャワーはありません。手桶で湯船からお湯をくんで流しましょう。細かな湯の花がたっぷりのお湯ですが、匂いの強い温泉ではないですし手桶で洗髪してもなんてことありませんでした。

滝風呂の名前の通り、上から3本のお湯が滝のように勢いよく流れています。下に立つとまるで滝行のような衝撃…… というかこのお湯がかなり熱い(笑) 掛け湯用の源泉は60度近くあるそうですが、溜まっているお湯は滝のお湯と変わらないぐらいになっていたので、熱めのお湯として掛け湯が可能なレベルでした。

滝風呂入口前の廊下、足元をお湯がザバザバと流れています。先程の滝の勢いで掛け流されるお湯が、湯船から溢れてそのまま流れて行くようです。なんと豊富な湯量と贅沢なお湯の掛け流しっぷり……。

そしてお湯はそのまま中庭へ。この一部を玄関の階段に凍結防止として流しているのでしょうか。

そしてもうひとつの「家族風呂」。入浴時は入口の看板を裏返して、入浴中であることを知らせておきます。

更衣室にはガスファンヒーターがあるので、寒い時期は点ければすぐに暖かくなります。

3人ぐらいは入れそうな湯船。お湯はかなり熱めなので、軽く水で埋めて入ります。

3月後半とはいえまだ朝はそれなりに冷えますし、熱々の温泉に浸かって体が温まりました。
シャワー等はありませんが、出る前に温泉を流すかなど迷うこともありませんし(掛け流しでないお湯だとなんとなくシャワーで流してしまうことも)、温泉を全身で味わうのみというシンプルさが心地よいです。

地域限定クーポンでお土産でビールを買って部屋で過ごす

さて、チェックイン時に貰った1人2000円分の山形県地域クーポン。これはQRコードを登録してスマートフォンで支払う方式で、2人分をまとめてチャージすることが可能です。それにしてもクーポンは地域ごとにしても、システムを全国で統一できなかったのかといつも思ってしまいます。

クーポン利用のためというか部屋で飲むビールやお酒、お土産を買いにすぐ近くの酒屋さんにやってきました。地元山形のお酒が充実した「かもしか」、西屋からは徒歩3分ぐらい。

お店の中には日本酒がいっぱい。蔵王の樹氷をモチーフにしたラベルの出羽桜「いいべ」をジャケ買いした他、お土産をまとめ買いして地域クーポンは余裕で使い切りました。

部屋に戻って山形ビール。後は夕飯までゴロゴロして過ごすのみ。

夕飯の時間になったので、着物が飾られた渡り廊下から会場の「湯の花ダイニング」に移動します。

絶品の米沢牛すき鍋コース、セルフおばんざいに飲み物無料のダイニング

部屋ごとにアクリル板で区切られたダイニング。

私達のテーブル。

今回は「米沢牛すき鍋コース」を選びました。同じ米沢牛でもしゃぶしゃぶのコースもありますが、まずはこのすき焼きが食べてみたかったのです。

2人前が1つのお鍋にセッティングされてます。公平に食べなくては!?

セルフサービスのおばんざいとお漬物。

その他、もろもろ充実したセルフサービスコーナー。

お酒は冷やの日本酒2種類とワイン、梅酒は無料。熱燗もあります。

さらに冷蔵庫左側の炭酸水、ノンアル、サワーも無料で飲めます。右側のお酒と瓶ビールは別料金ですが、ここはもう無料の飲み物だけで十分に楽しめます。

おちょこ各種。

ご飯は地元山形のつや姫。

お茶碗も好きなサイズ、絵柄が選べます。

ほうじ茶。お茶碗は全体的に猫柄多め。

本日のスープと本日のデザートはフルーツポンチ。

ということで、おばんざいとスープ、お酒も並べていただきます。

おばんざい。どれも素朴な味でおいしい。

3月ということでお雛さまをあしらったオードブル盛り合わせ的なお膳。

雛さま部分は器になっていて、中にはニシンのマリネと筍。

冷汁、筍の土佐煮。

お酒を飲みつつお膳や小鉢を一通り食べてから、いよいよすき焼きタイムへ。

ここからご飯を投入します。先にご飯を食べすぎないのが正解!?

みそだれのすき焼きですが、そこまで味噌感が強い訳でもなく食べ慣れた割り下と違和感のないお味。なにより米沢牛が柔らかくて絶品です。しっかりご飯をお代わりして満腹となりました(卵のお代わりも無料)。

デザートは軽めで。

続いて翌朝の朝食。

ご飯が進むおかずたっぷりで、やはりご飯お代わり。


温泉卵が美味しくてつい2個食べてしまいました。

しっかり朝食を食べてからあまり急がずに出発の準備をして、チェックアウトを済ませたのは9時過ぎでした。

冬の白布温泉、また行きたい

白布温泉を後にして米沢の中心地に向かう途中、山がよく見えていたので車を止めました。

恐らく正面が蔵王連峰で、中央付近の一番高い山がこの後で登った熊野岳。

振り返ると吾妻連峰と飯豊連峰、蔵王に比べると雪が少なく見えますが、実際に雪が多かったのは吾妻山の方でした。眺めているのが山の南側と北側という違いも大きいかもしれません。

車なら白布温泉から蔵王まで1時間30分程でしたが、東北中央自動車道はほぼ片側1車線なので道路事情によっても変わりそう。ロープウェイが混雑するハイシーズンだと現地での行動時間が短くなってしまう可能性も高いので、登山まで考えている場合は無理のないスケジュールでどうぞ。

以上、白布温泉 西屋の宿泊レポートでした。天元台からの西吾妻山ハイクは、“すき鍋前の軽めの運動”に丁度良かったですし、次回また来るならやっぱり冬かな…… と思ってしまいます(グリーンシーズンの吾妻山も良いそうですが)。今度はしゃぶしゃぶを食べるも良し、新高湯温泉のステーキも気になるところです。


追記:2024年2月、米沢牛しゃぶしゃぶプランで宿泊

2024年の2月にも西屋に宿泊したので情報を追記します。大まかな宿泊レポは新しい記事にも書いています。


2月中旬ということで前回よりも雪の多い白布温泉、茅葺き屋根のお宿はやはり雪が似合いますね。

お部屋は前回とは別ですが同じタイプの和洋室。ファンヒーターを消すと朝夕はかなり冷え込みますが、付けていれば十分快適に過ごせますし、寝る際にヒーターを切ってもベッドに入ってしまえば温かいので大丈夫。
今回は階段が近い部屋だったせいか、夜中に廊下や階段を歩く人の音と揺れで何度も目が覚めてしまいました。古い日本家屋なので仕方ないのですが、普段は一度寝ると物音程度では起きない方なので、気になる人は耳栓など用意しておくといいかも(自分は持っていたけど寒くてベッドから出たくなかった……)。

お茶菓子は手作りの肉球クッキーからドーナツに。そういえば前回あったアメニティの足袋くつ下がなくなっていました。館内で過ごす際、特にスリッパを履くときに嬉しいアイテムだったのでちょっと残念。
廊下にあったソフトドリンク自販機はなくなり、ロビーでの生ビールの販売が始まっていました。缶ビールが売ってるかは未確認。

夕飯は前回すき焼きを食べたので、米沢牛しゃぶしゃぶのプランを選びました。やっぱり米沢牛は美味しい!

ところですき焼きのときにも思ったのですが、人数分のお肉や食材が1つの鍋、皿にまとめられてしまっているのは、個人的にはちょっとマイナス。旅館の夕飯は品数も多く、ゆっくり時間を掛けて食べるので、家族とはいえ自分のペースで1人分として提供された量を食べたい気持ち(同行者が家族以外だとさらに厳しいかも)。1人分の小さなお鍋が用意されてる1人客のテーブルが羨ましく感じました。

朝食は前回とほぼ同じ内容ですが、スタート時間が8時一択になっていました。前回は7時半からが選べて、チェックアウト後に蔵王に移動して登山を楽しんだのですが、今回は30分出発が遅くなるので、食前すぐチェックアウトできるように少し早めに起きて準備をしました。

2回目ということで、やや気になったことも書いてしまいましたが、相変わらず米沢牛は絶品でしたし、お湯も素晴らしく短い滞在中に3度も温泉に入ってしまいました。

セブン-イレブン「カプリチョーザ監修 トマトとニンニク」が再販されますように

お気に入りだったセブン-イレブンの冷凍スパゲティが販売終了してしまったみたい。

それが「カプリチョーザ監修 トマトとニンニク」。昨年、近所の店舗で見かけて買ってみたところ私も妻もすっかり気に入ってしまい、以後何度もリピート購入して常に冷凍庫に在庫していた商品です。
カプリチョーザ監修の冷凍パスタ「トマトとニンニク」 | カプリチョーザ公式ホームページ
https://www.sej.co.jp/products/a/item/410243/

カプリチョーザの店舗で最後に本物を食べてから結構な時間が経っていると思いますが(10年以上かも?)、一口食べて「なるほど!」と納得してしまいました。実際にどの程度の再現度なのかはもはや分からないものの、パンチの効いたニンニクと濃厚なトマトソースが美味しくて平日のランチには最適でした。

昨年11月末にホッテントリになっていた、はてな匿名ダイアリーの冷凍パスタ記事のブコメでも、発売されてからまだ数ヶ月のこの商品の名前を上げている人がそこそこいるぐらいに人気の商品だったと思います。

しばらく前から店頭で見かけなくなったと思ったら、カプリチョーザ公式のTwitterによると既に製造終了していて再販も未定とのこと。どうやら製造数限定のコラボ商品だったようです。

似た味を自分で再現できないこともないと思いますが、パスタを茹でてパスタソースをかける調理すら面倒なときでも、レンチンだけであの味が食べられるのはとても貴重だったのです。他にも悪くない冷凍スパゲティはありますが(金シリーズもそれなりにうまい)、やっぱりあの味が食べたいのです。

ぜひ復活を期待したいところですが、カプリチョーザ公式Twitterによると、再販の希望はセブン-イレブンに直接伝えてくれとのこと。あとは店にも来いと、そりゃそうですね。

ということで、早速セブン-イレブンの問い合わせフォームに、この商品の再販希望を強く訴えておきました。私同様にこの冷凍パスタをまた食べたい方は、ぜひ直接その思いを届けてくださいませ。

ところで、セブン-イレブンといえばこのピザ(金のマルゲリータ)も美味しいですよね。ちょっと高いけど。

素の状態で十分美味しいのに、ボリューム的に少し物足りなく、ついついトッピングしてしまう。生地が美味しいので、なんならこのピザ生地だけまとめて売って欲しいぐらい……。

この辺も相変わらずよく食べてます。

追記:祝・再販決定!

再販を切望していた「カプリチョーザ監修 トマトとニンニク」ですが、7月11日から再販されていたようです。早速、冷凍庫に在庫してますが、このまま定番商品として定着してくれることを期待します。

商品スーパー「ヤオコー」でリピート買いしている食品、お惣菜、スイーツ類まとめ

食品スーパーのヤオコー マーケットプレイスでリピート購入しているお気に入りまとめ(2023年3月更新版)


ヤオコーのない生活は考えられない!?

2021年5月、府中駅前にミッテン府中(MitteN府中)が開業。隣接する商業施設「フォーリス」に、埼玉県を中心に展開する食品スーパー「ヤオコー マーケットプレイス」(以下ヤオコー)がオープンしました。
食生活提案型スーパーマーケット ヤオコー MARKETPLACE | ヤオコー MARKETPLACE

ヤオコーは以前から好きなスーパーで、多摩川を渡った稲城市までよく買に出掛けてましたが(稲城市には「稲城南山店」「フレスポ若葉台店」の2店舗がある)、地元に出店してくれたので生活圏内の最も利用するスーパーとなりました。
ネットでもよく話題になるお惣菜やお弁当はどれも美味しくてコストパフォーマンスも良く、鮮魚コーナーの充実、PB商品の「Yes!」シリーズ(牛乳、納豆、豆腐、油揚げ等はいつも買ってる)も概ね安定した品質です。

大粒納豆が好きなので常に手に入るのがありがたい

今はヤオコーの存在なしでは我が家の生活は成り立たないぐらいで(週末はかなりの頻度でヤオコーのお弁当を買っている)、妻も引っ越すならば近くにヤオコーがあることが必須条件と語るほど!?
日常の買い物を全てチェックするとキリがありませんが、リピートしているお気に入りの商品、おすすめ商品、一方でちょっと期待はずれだった?ものなどピックアップしてみたいと思います。

惣菜、弁当

ネットでも話題になることの多いヤオコーのお惣菜。定番の卵焼きの他、メンチカツなどそのまま主菜に使えて(かつクオリティの高い)お惣菜が充実しています。
弁当は和洋中華、エスニック…、種類が豊富でかつ500円前後とコスパ高めの品揃え(もちろんちゃんと美味しい)。定番のお惣菜の一部は弁当のおかずにも使われているので、まずはお弁当で試してみるのもいいかも。

個人的にお気に入りのお惣菜とお弁当をいくつか紹介します。

ロースとんかつ/ヒレかつ

お店で食べるような分厚い豚ロースを使ったとんかつ。家で揚げられないこともなけど、買い物の際に突然食べたくなってしまったらヤオコーで買ってしまいます。キャベツさえ用意すれば自宅でかなり満足度の高いとんかつ定食が食べられます。もちろんヒレかつも美味しいです。

揚げ物の再加熱は電子レンジで軽く温めてから、トースターのフライモードを使うといい感じに仕上がります。

二層仕立てのメンチかつ

「二層仕立てのメンチかつ」と「二層仕立てのキャベツメンチかつ(甘酢)」。メンチカツも作るのが少々面倒なので、なかなか家で食べることがないのですが、ヤオコーのおかげで美味しいメンチカツが食べられます。

その他、カキフライなども美味しかったですが、コロッケは芋が甘めで自分の好みとは少し違う感じ。


鉄板巻上げ 自家製厚焼き玉子

ふわふわで程よい甘みの厚焼き玉子。ヤオコーの人気定番お惣菜。副菜としてよく買ってます。

おむすびセット

大きめのおむすびが2個に唐揚げと卵焼き、きんぴら、枝豆、桜大根のセット。

ランチには十分だし、ハイキングのお供にも最適(足りなければカップ麺やインスタント味噌汁を組み合わせるなど)。「紅鮭&ツナ」「紅鮭&明太子」の組み合わせがあって、お気に入りは明太子が入っている方です(サイドまでまでぎっしり)。

ランチに丁度いいセットといえば、こちらの天重&うどんセット。ご飯もうどんも天ぷらも楽しめてこの価格!

厚切り銀鮭西京焼のはらこ飯

お気に入りで何度もリピート購入しているはらこ飯のお弁当。ご飯の上には銀鮭西京焼き。これが498円(税抜)は素晴らしい! たまにいくらが少ないけど……(笑)

幕の内弁当

9個の升目に様々なお惣菜が詰め込まれた幕の内弁当。ヤオコー弁当の中では少々お高い設定ながらそれでも698円(税抜)と抜群のコスパ。季節によってご飯が松茸ご飯になっていたり、お魚が鮭だったりブリの照り焼きだったり……。結構お腹いっぱいになります。

煮込みロースかつ重

お惣菜のロースカツを使ったかつ重(カツ丼)。カツが美味しいので満足度が高い。作りたてはさぞ美味しいことでしょう……。

生鮮食品(鮮魚・精肉・青果)

市場や角上魚類など、鮮魚の専門店を別にすると、ヤオコーの鮮魚コーナーはかなりクオリティが高い。本拠地の埼玉エリアまでのロジスティクスが整備されているからなのか、朝水揚げされたカツオ等がその日のうちに店頭に並ぶこともあります。

ヤオコーお馴染み!?のカツオに八角(トクビレ)が並んでいることも

週末によく開催されている「お刺身バイキング」(複数から選べるお刺身、3パックで1000円程)も見かけるとつい釣られてしまいますね……。

生かつお/今朝水揚げ! 産直生かつお

ヤオコーの鮮魚といえば外せないかつお。初鰹の季節になると、ヤオコーには千葉の勝浦港で水揚げされた朝獲れのカツオが並ぶようになります。

朝獲れカツオが抜群に美味しいのはもちろん、生カツオの柵や炭火焼きのタタキも他のスーパーよりも新鮮で安いものが手に入ります。シーズン中はカツオばかり食べてます。


甘口銀鮭

平日の夕飯に欠かせない塩鮭。気に入った仕入先がなぜか次々に閉店してしまう。数年前まで鮭を買っていた府中市場の店も閉店してしまい困っていた所での救世主ヤオコー。チリ産の鮭ですが、特にカマが脂が乗ってて美味しいので、常に冷凍庫に在庫しています。2切で400〜500円台ぐらい。

甘口銀鮭 大切り(味付け・西京味噌)

同じチリ産鮭を使った西京漬。これも常に冷凍庫に在庫。

生筋子とか生鮭とか

秋になると生筋子や格安の生鮭も並びます。生筋子は最近高値が続いてますが、たまにセール価格になるので、そのタイミングを見逃さずにまとめ買い。生鮭と生筋子、両方買ってはらこ飯を作ると最高。



えびの旨みを味わう 大きな海老フライ

冷凍食品ですが生鮮食品コーナーの冷凍ケースで売ってるエビフライ。結構満足度高いです。

国産和牛小間切れ

精肉コーナーからnエントリー。和牛の小間切れがグラム296円(税抜)でたっぷり500g。牛丼、肉豆腐、肉じゃが、ハヤシライス…… もちろんすき焼きにも十分。味も良いしコスパ抜群なので、家でちょっと牛肉食べたいなってときによく買います。一度に使い切れないので冷凍保存しています。

スイーツ、ベーカリー(YAOKO PINO)

ベーカリーのYAOKO PINO。店舗によって独立した売り場として(トングでトレイに取るスタイル)レジがあったり、普通に店内の一部になっていることも。カツサンドなどはお惣菜コーナーに並んでいいたりします。

おはぎ&ずんだおはぎ

宮城県の人気おはぎ店(スーパー)さいち商店のレシピを元にしたヤオコーのおはぎ。15年以上も定番商品になってる人気商品だそう。
1個99円とお手頃価格。お店では綺麗にあんこで角を作った形で並んでいるのですが、持ち帰る際に崩れがちなので、おはぎを買った日はいつも気をつけてます。

あんこは圧倒的につぶあん派の私ですが、ヤオコーのおはぎのあんこの甘さがなんとも丁度いい。甘過ぎず塩気も適度に効いていて、たしかにこれはクセになる味。もち米の潰し加減もいい塩梅。

バリエーションで“ずんだ”あんのおはぎありますが、これまた美味しい! というか私はずんだおはぎがイチ推し。こんなに美味しい(しかも食べごたえもある)手作りスイーツ(?)がたった100円で買えるなんて。和菓子洋菓子含めた各種スイーツの中でも圧倒的なコスパ!?

ちなみにおはぎ1個あたりのカロリー表示は252kcalあります。本当なら毎日食べたいぐらいですが、飽きてしまっても勿体ないので、週1回程度のお楽しみにしておきます。

ロースかつサンド

上でも紹介したお惣菜コーナーの分厚いロースカツを使ったカツサンド。こちらも人気商品だけあって完成度が高い! 柔らかいカツと甘いソース、ふわっとしたパンのバランスの妙。ランチにはもちろん、ちょっとした手土産にもいいかも。

手作りカレーパン

店内ベーカリーで作られるカレーパン。1日に何度か揚げたてが並ぶタイミングがあるので、そんなタイミングに立ち会ったらすぐに買ってその場ですぐ食べたい!(稲城南山店はイートインスペースがあって、コーヒーなども飲めたのでコロナ前は買い物後の休憩に利用してました)


カリカリ大学芋、きなこ香る カリカリ大学芋

外側がカリっとした大学芋。消費期限は当日中ですが冷蔵庫に入れておいても、固くなったりせず翌日でも楽しめます(早く食べた方が美味しいけど)。

バリエーションの「きなこ香る カリカリ大学芋」もまた通常版とは違う美味しさ。

エッグタルト、アップルパイ

コスパの良いタルト系はどれも安定してますが、エッグタルトが個人的にお気に入り。小さなホールの1/4カットから売っています。アップルパイも大ぶりで食べごたえもあって美味しいです。

店内仕立てミルフィーユ

2022年に登場したミルフィーユ。2つで298円とコンビニスイーツ価格で、パリパリのパイ生地とどっしり目の生クリーム。食べごたえがあって、価格を考えるとめちゃめちゃ満足度が高い。既に数回リピートしてます(イチゴ入りもあった)。

おまけ。「悪魔のフレンチトースト」、随分と大仰なネーミングですがもうトーストの面影がなく、フレンチトーストというより固いプリン。そのままなり温めて食べてもいいけど、冷やしてカットして食べる。うまい。

その他、加工肉、調理済品、冷凍食品など

武蔵野フーズ 武蔵野うどん

固いうどんでお馴染み!?武蔵野うどんの冷凍うどん。かなり本格的な武蔵野うどんが手軽に自宅で食べられます。3玉セットの他に、1玉+つゆ付きもありました。


銀河フーズ かんえんハム、ベーコン

毎日のサラダや料理に欠かせないハムとベーコン。市販の低価格なハムやベーコンは微妙に元足りなく、かといってあまりお高い加工肉を日常使いにするのもちょっと……(良いものは賞味期限も短いし)。成城石井やカルディで買っていたこともありますが、現在定番になっているのが銀河フーズの「かんえん」シリーズ。

右が現在のパッケージ

ロースハムは味と価格のバランスが丁度良い。ベーコンは以前の短い短冊のパッケージの方が、1枚毎の厚みもあって良かったのですが、市販の同タイプのベーコンでは今の所かなりバランスが良いと思ってます。

昔ながらのハムカツ

精肉コーナーに並んでいる半調理食品のハムカツ。なんとなく気になって試してみたら大正解。ハムカツなので揚げるのも楽ですし(衣に色が付けばOK)、ご飯のおかずにもビールにもよく合います。

このハムカツが気に入ったので、並んで売ってる半調理のロールキャベツやアスパラベーコンも試してみましたが、それらは我が家の口には合わずでした。なかなか難しいね……。

一見美味しそうなのですが……

JA全農ミートフーズのアタリとハズレ

JA全農ミートフーズの「ピーマン肉詰め」はなかなか使える半調理冷凍品。リピートしてます。

ピーマン肉詰めが結構使えたので、同じJA全農ミートフーズの冷凍肉系をいくつ買いましたが、以下はイマイチ。冷凍豚バラスライスは、国産豚にしてはやや臭みがあり、かなり濃いめの味付けにする必要があります。一応使い切りましたがリピートはなし。普通に生の豚バラを買って冷凍保存した方が良いです。

「国産豚のロールステーキ」も手抜きができるかと期待して買ったのですが、肉の臭みが強く途中でギブアップ。同じJA全農ミートフーズの食品でもかなり当たり外れがありますね。

ヤオコーオリジナル「自社工場製造」シリーズ

2023年5月頃から見かけるようになった「自社工場製造」シリーズ。別記事で紹介しています。

ヤオコーカードはクレジットカード払でもポイントが貯まる

日常的な買い物の支払いはクレジットカードに集約しているので、現金払い専用なことが多いスーパーのポイントカードはあまり作らないのですが、ヤオコーカードはクレカ払いでもポイントが貯まります。
ヤオコーカードのご案内 | ヤオコー MARKETPLACE

スマホアプリに登録もでき、プラスチックカードとも併用できるので家族でカードを共用することができます。200円の買い物で1ポイント、500ポイント貯まるとレシートと一緒に500円分のお買い物券が発行されます。結構よく発行されるなと思ってましたが、それまでに10万円分ヤオコーで買い物している訳ですね……。

飲食店でお盆に並んだ料理の俯瞰写真を撮るのが難しい話

このブログでもよく飲食店等のレポートをしますが、毎度難しいと思っているのがお盆に並んだ料理の写真。

料理の写真は着席したまま素早く撮りたい

これまで色々な飲食店や宿泊施設で料理の写真を撮ってブログで紹介してきましたが、毎回満足行く写真が撮れるかといえばそうではありません。あくまで一番の目的は飲食ですし、せっかく作りたてを出して貰っているので素早くスムーズに、なるべく着席したまま写真は済ませたいものです。最近はスマホカメラの性能が良いのでスマホで済ませることも増えましたが、旅行などの際にはやはりミラーレスカメラを使うことが多いかも。

後でブログで使うかもしれないことを考えるとメインや単品のアップを含めて数カットは撮るのですが、毎回特に難しいと感じているのが定食やセットなどのお盆に並べられた料理全体の俯瞰写真です。

これも俯瞰ではあるけど、より全体を1枚で伝えられる写真

自宅の食卓ならどんな構図や距離で撮っても誰にも迷惑は掛からないし(夜はストロボを使うのでソフトボックスの影が邪魔で、妻がスマホ撮影待機してるが……)、光源も常に一定です。

こんな定点記録みたいな俯瞰写真のイメージ

ちなみに自宅のテーブルフォトには50mm相当の標準レンズを使ってますが、飲食店だと標準画角でお盆の俯瞰を撮るのはちょっと難易度高め(椅子から立ち上がったり、カメラを少し高い位置に構える必要があります)。

お盆を直接テーブルに置かずに店員さんがお皿を並べてくれる店(ファミレスなども)の場合も、特に悩むことはありません。正面から撮ってもよし、メインを目立たせるように斜めから撮ってもよよし。

一皿ずつ提供される単品料理やラーメンにしても、おしぼり等、周囲の映り込みにさえ気をつければOK。

しかしこれがお盆で提供される定食料理の俯瞰となると俄然難易度が上がります。
メインを料理を中心にアップでも撮りますが、セットの構成をひと目で伝える全体写真はやはり押さえておきたいもの。

お盆の定食は「枠」の存在が厄介!?

料理全体を入れるべきか?(皿の端は切れてもいいのか?) 構図は斜め俯瞰か真上からか? お盆の枠や四隅を入れるべきか? お盆の天地の直線は揃っているか? さくっと済ませて食べたいのに意識することが多すぎます。さらに光源や影のことも考慮する必要があります。

ありがちな微妙お盆写真はこんな感じでしょうか。着座で見たままの角度に近い斜め上俯瞰。広角レンズ(この場合28mm相当のレンズ)のパースによりお盆が台形状になるのは別に構わないのですが(適度な遠近感にもなりますし)、天地の水平ラインが並行でないので微妙に気持ち悪い。

真上からのの俯瞰を意識して撮ったつもりが、お盆のパースで傾いていることがひと目で分かってしまう例。ちなみに真上からの俯瞰写真も嫌いじゃないですが、メニューによっては立体感が分かりづらかったり、お盆がある場合は難易度が高いのであまりやりません(ラーメンやカレーなどメイン料理が1皿の場合、日の丸構図の真上俯瞰を撮ったりしますが)。

ちなみに28mm相当は超広角ズーム(M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO)のテレ端で、私が旅の記録写真に多様している画角。スマートフォンの一般的な広角レンズもこれぐらいの画角なので、スマホで同様の俯瞰撮影をするとありがちかも? 本来ならテーブルフォトはパースの付きにくい標準〜中望遠レンズを使って撮りたいのですが、その場合被写体からそれなりに距離を取る必要があります。広角レンズを使うのはテーブルに座ったまま全景を撮るための妥協でもあります。

そんな広角でそこそこいい感じに撮れるとブログでも使いやすいのですが、例えば次の写真はお盆の枠が見えにくい光線状況だったり、お盆の代わりに水平の基準になるテーブルや窓枠が写ってる効果も大きい。

この麻婆豆腐もお盆の奥の水平が隠れているので、広角にしてはパースが気にならないかも(被写界深度のせいで奥の皿がアウトフォーカスになっていますが、ブログで使う場合は別撮りのアップの写真を組み合わせてフォローします)。ビールグラスの店名を入れるかどうかで上をもっと切るかは判断が割れるかも?


お盆の歪みは後で補正してしまえ!

そんなこともあって少し前から意識するようになったのはトリミングや現像時の補正を前提にして、広角レンズで少し引き気味にして写真を撮っておくこと。一見すると使いづらそうなこんな写真ですが……

Lightroomの[変形]を使って天地の歪みを補正しつつトリミングをすれば……

そこそこいい感じに整いました。お盆の天地水平を揃えるだけでなく、奥行きのパースも少し緩くしています。

ついでにこんな感じの構図と主菜のアップも撮っておけばブログレポートには十分でしょう。

まあ、広角で広めに撮るぐらいなら最初から35mmとか40mmぐらいの焦点距離の画角で撮るのもひとつなのですが、飲食店で使いやすい画角に関しては個人差もあると思います。

かなり極端な例ですが、こんな一見すると飯撮りとしては終わってるような写真ですが……

ここまで補正することもできます。トリミングというのは要はズームと同じなので、実際よりも焦点距離の長いレンズで撮っているような絵に補正しやすいのです。

引きが甘い場合も……

お盆の天地を整えてあげればまあそれなりに見えるか。

他にもありがちなミスとして、メインの料理に気を取られて、お盆やお皿が切れてしまうパターン。イマイチではあるものの、見せたい部分が構図に収まっているなら水平を整えればブログレポート程度なら結構使えることが多いです。

先日の早川ランチでも思い切りご飯茶碗が切れた構図で撮ってしまった。奥の皿のブリも完全に見切れていて後で少し頭を抱えましたが、単品で撮った写真があったのでなんとかなりました!?


直線が目立つ器やランチョンマットも鬼門?

とはいえやはり四角いお盆やお膳、器をさっといい感じに撮るのは難しいですね。先日泊まった、湯河原温泉 オーベルジュ湯楽の朝食の正方形のお膳とか……


一応、別々にも撮ってはいましたが、もう少し綺麗に撮っておけば歪みを補正しつつ正方形にトリミングして掲載する方法もあったかも(これは試しに無理やりやってみました)。

お盆ではありませんがランチョンマットも同様で、パースや傾きが強調されてしまいます(写真のためだけではないですが使わなくなりました)。お弁当などを撮ってもやはり未補正だと気になりますね。

こんな感じで、この手のお盆料理写真は何度撮っても、毎回ブログで使う際に反省点ばかりだったりします。

そこまで全体の俯瞰に拘らずにアップの写真を組み合わせることでもブログレポートは成り立つのですが、やはり定食やセットは写真1枚で上手く見せて上げたいと思ってしまうのですよね。

* *

ちなみに、前述の通りこれまでは28〜30mm相当ぐらいの広角レンズをメインで使っていましたが、最近は40mm相当の「少し広い標準」を使うことも増えました。
全体の俯瞰をは少々撮りにくくなりましたが、その分小さなカメラを使って素早く手を上げて撮影するなどしています。広角よりは背景ボケが作りやすいので、お盆等の直線は目立たせないように撮ったりなど……。

他にもある、迷う料理写真のシチュエーション

その他、ブロクレポート的に苦労しがちな飲食店シチュエーションをいくつかおまけで。

向かいの同行者の料理をどう撮るか? 提供のタイミングに時間差があれば、こちら側に向けてしまうのもアリですが、わざわざ席を立って回り込むこともしたくないですし、とりあえず記録的に反対側から撮るしかない。メインの料理にピントを合わせつつ、やはり天地の歪みが目立たないように撮るか後で補正すればいいかな。

頑張って真上から撮ってみたところでどうしても逆さ感が出てしまうので……

それなら割り切って斜めから撮ってしまった方が使いやすいかも?

お盆の上の配置は店側が意図した配置の場合もあるはずなので、極力お盆内の配置は変えずに撮ってますが、さすがにこれは修正しても良かった気がします……(笑) 現場では全く気が回りませんでした。

会席コースではないけど徐々にテーブル上の料理が増えて行く、旅館でよくあるパターン。どこまでを俯瞰で押さえて、どこから単品で撮れば良いか迷う…… けど仕方ないですね。後でどの写真を使うかも迷います(笑)

こちらも旅館、品数が多すぎて1枚に入り切らないテーブル。諦めましょう。

頼んだものが揃ったときに、先に手を付けた料理と一緒に撮るとなんだか絵が汚い……。

切り取り方を調整して誤魔化せ!

お店の光源問題はそういうものだと受け入れましょう……  ミックス光だったり真っ赤なテーブル、シルバーのテーブル…… それらも含めて伝えるべきお店の特徴なのだから!?

小田原早川、めし家 やまやの自販機で売ってるの「鯵コロッケ」が美味すぎる

小田原の早川漁港で買ったアジコロッケを家で食べました。うますぎです。

1月に小田原 早川の「めし家 やまや」でランチを食べた際に妻が頼んだ「アジコロッケ」。丁度目の前で作っているところを見ていましたが、マッシュポテトのタネに鯵の半身と大葉を重ねてコロッケにして揚げていました。つまりアジフライとコロッケを合体させたメニュー。一口食べたのですが、ソースをかけなくても適度な塩気があり、鯵と芋、大葉の相性が抜群でとてもおいしい!(そもそもやまやの鯵フライは超うまい)


テイクアウトでお土産にしたいぐらいでしたが、まだ旅行の序盤ということもあって断念。ただし、道を挟んだ店の向かいに自販機が設置されていて、そこで「鯵コロッケ」が売られているのを確認しました。


加工場について - 有限会社やまや水産
やまやの味が自販機で!
加工場にて作られた商品が、自販機で購入できるようになりました。
自販機なので、24時間販売しています!
アジコロッケはご家庭で調理しやすいように、お店で出しているもののハーフサイズになっています。
是非、ご家庭でやまやの味をご賞味ください♪

<商品ラインナップ>
アジコロッケ:3ヶ500円/6ケ1,000円
ヤガラ鍋:1,000円
フグ鍋:1,000円
金目鯛の姿煮:1,500円

ということで、先日湯河原を訪れた帰りに早川で下車して、アジコロッケを買いに行きました。

自販機は24時間販売、現金の他各種電子マネーのタッチ決済にも対応しています。
1月に見たときとは中身が少し変わっているようですが、「鯵コロッケ」は定番メニューのようで据え置き。前回あった「地フグ鍋」は「地ヤガラ鍋」に変わっていました。フグもいいですが、自宅でヤガラ鍋ができるなんて楽しいですね。アブラボウズの味噌漬けも買えるのか……。

500円で小ぶりのコロッケが3個、どうやらお店で提供しているコロッケのハーフサイズのようです。これなら3個で1人分かなということで2つ、さらに在庫にもう2個購入しました。

コロッケは3個ずつ真空パックの状態で冷凍されています。恐らく1〜2時間程度なら大丈夫そうですが、その後で食事などもあったので保冷バッグと保冷剤(小2個)のセット(300円)を購入。パックのままだと2パック(6個)が丁度いいサイズですが、パックから取り出して12個を詰め込みました。なんとかなる。

ロマンスカーの運行中止などもあって帰宅したのは購入から5時間後でしたが、保冷バッグに入れていたコロッケはガチガチな状態をキープしていました。

中に入っている紙。じゃがいもには梅干し(これも小田原名物)も入っていたのですね。適度な塩気は梅干しによるものだったようです。梅干しの風味は大葉との相性も抜群ですしナイスな組み合わせ。

調理方法は冷凍のまま180℃の油で8〜9分ほど揚げるとのこと。揚げ時間が長いので油の温度を上げすぎないよう火加減に注意しましょう(中盤までは芋の解凍を意識して)。

ということで揚げ上がりました。確かにお店で見たコロッケより小ぶりかも。

大葉と鯵の身で梅風味のマッシュポテトを挟んだコロッケ。シンプルですがやっぱり美味い! ソースなしでも十分美味しいですし、もちろんソースも合う。軽くマヨネーズもうまい。

1食3個、大人の食事には丁度いい量でした(食いしん坊にはやや物足りないか)。
あともう1回分あるので次回を楽しみにしています。

材料はシンプルなので自宅でも再現可能ですが、いざ作るとなるとコロッケとアジフライの両方を準備するようなものなのでまあまあな手間かも。また早川にアジフライを食べに行きがてら、お土産に買って来てもいいかな。どうせならもう少し大きな保冷バッグを持参して、さらに多めに買ってこようか……。

小田原土産としてもオススメですがせっかく早川まで行ったならば、まずはめし家 やまやで揚げたての鯵コロッケを味わってくださいませ(アジフライや海鮮丼も美味しかったです)。


湯河原温泉 オーベルジュ湯楽に泊まりトリュフご飯の食べられるシェフ特選コースを味わう

先月、三島に行ったばかりですが再び伊豆半島(の付け根あたり)へ、今回は湯河原に行ってきました。目的は湯河原温泉の温泉宿「オーベルジュ湯楽」です。

宿到着までの前置きが結構長いので、興味がなければ目次から適当に飛んでください。

全国旅行支援を利用して湯河原の人気オーベルジュに泊まる

先月のこと、妻から湯河原の「オーベルジュ湯楽」の予約が全国旅行支援で取れそうなので行ってみないかと提案がありました。以前から月山ももさんのブログで紹介されているのを読んで気になっていた宿ですし、丁度結婚記念日のタイミングですし、食事のおいしい温泉宿に泊まってみるのもいいかなと即決。

人気の宿なので週末の予約は1ヶ月前だとなかなか取れず、少しずらして2/12〜13(日-月)と平日を絡めた宿泊になりました。ちなみに結婚記念日は2/11ですがまあ誤差です。

1ヶ月ぶりの早川ランチ

先月三島に行った際に立ち寄った小田原 早川の魚介ランチがとても良かったので、今回もまずはロマンスカーにて小田原を目指します。午前中から飲むサクラビールがうまい。

11時前に早川駅に到着。今気づいたけどパーゴワークス BUDDY 33を背負ってる方がいる……。

ついこないだも見たばかりの小田原漁港(早川港)。

アジフライで有名な「大原」が日曜定休なのは知ってましたが、なんと前回最高のランチを食べた「めし家 やまや」もこの日は休み……。すっかりここで食べるつもりだったので宛が外れました。

10時開店の魚市場食堂には既に長蛇の列……。

しばし周辺をうろついて、11時開店でまだ空いていたこちらの店に入ってみました。
屋号は「ふるはうす」だそうですが、「㷋」でも「燚」でもない「火」が4つの漢字は一体……。テラスはペットOKなので犬連れのお客さんが数組食事をしていました。

メニューはこんな感じ。小田原水産会館の店に比べるとやや観光地価格かな。

「本日いちおし」を注文しつつ単品アジフライと瓶ビール。やはり小田原のアジフライはうまい。

丁度アジフライを食べ終えた頃に「本日いちおし」が到着。

お刺身にふぐの唐揚げ、焼きはまぐりにぶり塩焼き。

ふぐ唐の中には骨が多く食べづらいものもありますが、こちらは食べやすく肉厚のおいしいふぐでした。夜がなければご飯やビールのお代わりが欲しくなっていますが我慢……。

こちらは妻が頼んだ「小田原地魚御膳」。天ぷらおいしかったそうです。

早川、東京からも近く海鮮がおいしくて店も豊富なので定期的に通いたい。

湯河原へ、腹ごなしでひたすら歩く

すっかり満腹になって再び早川駅に戻り、東海道線で3駅隣の湯河原へ。真鶴半島周辺は昔、夜釣りでよくうろついていましたが(江の浦や福浦漁港など)、日中に観光や食事で訪れたことは殆どなかったと思います。

周辺の箱根や熱海、伊東に比べると知名度はやや落ちるものの、昔からある温泉地ですよね。伊豆半島の付け根付近なのでたまに勘違いしている人もいますが、静岡県ではなく湯河原町までは神奈川県です。芦ノ湖スカイラインの尾根から湯河原に掛けて県境のラインがあります。

JR湯河原駅。最近はこのような板を並べたジェネリック隈研吾的デザインの建物が多いよなぁ…… とか思っていたらら本家の設計だったようです。大変失礼しました。

夕飯までにとにかく満腹の腹をなんとかしないので(ただし山に登る準備はしていない)とりあえず歩き回る。幕山公園の湯河原梅林がこの時期の定番スポットのようです。臨時のバスも出ていますがここは歩く。

三分咲きの梅林が見たくて行くのではない。腹を減らすために歩くのだ。

ダウンジャケットはすぐにリュックに押し込んで歩く。海からすぐに川沿い(新崎川)にぐんぐんと標高が上がっていく伊豆半島らしい地形。河口から2kmも離れてないのに既に上流部のような景観です。

幕山公園 第5駐車場、遠い方から無料 → 有料駐車場になってます(混雑期になるとこっちも有料になるみたい)。少しぐらい歩くことが苦でない登山者やクライマーはここに停めてそうな気がする。

みかんやキンカンを始め地元産柑橘系の路上販売多め。

第一駐車場に並ぶ列が見えました。手前の駐車場はまだまだ余裕があるのに、なぜここまで来てしまうのか。


幕山公園 湯河原梅林

新崎川沿いの細長い幕山公演の中で湯河原梅林に隣接しているのは一番奥の一部で、この時期は入場料(200円)が必要な有料エリアとなっています。Suica、PASMOが使用可能です。

Suicaで支払うとフードクリップが貰えます。道端で手渡されたみかん。

湯河原梅林、確かにまだ三分咲き。手前に見えている梅の木々が全て花を付けたらなかなか見事でしょう。山の中腹付近、梅林すぐ上の岩場はクライミングスポットになっているようです。

幕山は標高626mで片道1時間弱のハイキングコースになってますが、今日は行きません。

とりあえず梅林を見て行きます。


梅林最高地点。ここから先がハイキングエリア。地図をみる限り山頂はすぐっぽいけどまあいいでしょう。この日は暑くて汗もかきそうだし、妻の靴は完全に舐めたやつでしたので。


展望は特にない。梅林が見下ろせるぐらい。

クライミングしてる人たち。

梅見。


狂言をやっていました。これが終わると帰りのバスが混みそうなのでそそくさと……

帰りはバスを使います。発車前にはそこそこ混み合いますが、駅までは10分ちょいです。


湯河原駅から湯河原温泉へ

再び湯河原駅。駅前の手湯。既にチェックイン開始の15時を過ぎていますが、まだ空腹は遠そうだったのでオーベルジュ湯楽までも歩きます。湯河原温泉まではバスがありますが、歩くと片道40分強。

珈琲ウエスト(WEST)、ももさんのブログにも登場していた有名な喫茶店みたい。喫茶メニューの他、食事メニューも充実しているようですが、今は少しでも腹を減らすことが大事。

至る所に手湯がある湯河原温泉。

みかん(狩り)。

立派な巨木がいくつも見られる「五所神社」。2枚目の奥に見えているのが東海道新幹線の線路。

豆相人車鉄道。かつてこんな可愛らしい鉄道があったのね。1900年代前半、小田原から熱海を結んでいたそう。電車ではなく人力で押すので「人車」。

東京から適度な距離で多くの文豪たちも足を運んだという湯河原温泉。「相模の小京都」と呼ばれる程の温泉地だったことは今更に知りましたが、温泉街を挙げて揃いの灯籠でアピールが目に付きます。旅館や土産物だけでなく、精肉店や消防団まで……。あと煎餅屋が意外に多い。
小田原生まれで長らく神奈川県民ではありましたが、まだまだ知らないことだらけです。

この千歳川(上流は藤木川)に沿って湯河原温泉が広がっていて、上流に行くにつれてより温泉街らしくなって行きます。先程の新崎川もでしたが、河口からすぐなのに山間部の温泉地の雰囲気ですよね。

バス停「理想郷」。

生簀でシマダイやホウボウが泳ぐひもの屋さんですが……。

お嫁ちゃんのシフォンケーキの店でもある。

古い建物に年季の入った土産物屋、射的など古い温泉街の雰囲気が出てきました。

クラフトビール立ち飲みの店。気になるけど我慢がまん……。

この源泉塔が見えたら細い路地を上がって行きます。

さらに極細の路地。山奥にある温泉街みたい。


湯河原温泉「オーベルジュ湯楽」

オーベルジュ湯楽に到着しました。「オーベルジュ」は宿泊施設を備えたレストランの業態ですが、そもそも日本の温泉旅館は食事に力を入れた宿が多いですし、こちらのオーベルジュ湯楽にしても宿泊や温泉施設もしっかり充実しているので、おいしいレストラン併設を売りにした温泉旅館という感じでしょうか。

外から見ると全容が少し分かりにくい建物。山間部の斜面に建てられた旅館で、かつ複数の館があると複雑な内部構造になっていたりすることが多いですが、こちらの宿もそのような感じ。
手前から新館、中央奥が本館、右の木の奥の建物がレストラン(大きな窓は厨房)で中央の半円型の構造物は新館と本館と繋ぎつつ、レストランへの渡り廊下になっています。

雰囲気の良いロビーでチェックインと全国旅行支援の手続き、かながわ旅割クーポンの利用方法の説明など。
夕飯は「シェフ特選コース」の場合品数が多く食事時間が約2時間半と長めなこと、貸し切り温泉(露天風呂と石風呂から1種類選べる)の予約についての説明などもあります。貸し切り温泉の予約はチェックイン順なので希望する時間に入りたい場合はチェックインスタートの15時を目指すのが良いかも。

我々が泊まった部屋は10畳の和室でウォシュレット付きトイレあり。その他、部屋風呂付きやベッドのお部屋もあるようです。部屋番号は102号室ですが、ロビーのある新館からは階段を1階上がった本館のフロア。休憩室やレストランも同じ階で近く、2箇所に別れた温泉の中間辺りと移動に便利なお部屋でした。

夕飯のタイミングで布団を敷いてくれますが、朝食時には布団は片付けられないのでチェックアウトギリギリまでゴロゴロできます。

夕飯までまだ少し時間があるのでお茶菓子のわらび餅を食べます。食事はたっぷり、なんなら夕飯で食べきれない分を部屋に持ち帰るぐらいなので(後述)、このタイミングでないと食べる暇はありません。マジで。

自由に利用できる休憩所「湯楽文庫」。

デロンギのコーヒーマシンでコーヒーが飲めます。

マンガなどはなく自己啓発系やエッセイ、小説が置かれています。持ち出しはNGとのことなので、ここで読む以外はないみたい。


ここから夕飯までの間に温泉に入ったりしたのですが、温泉については最後にまとめるので早速夕飯の時間です。18時スタート。

レストラン「ピノクラーレ」でディナー:シェフ特選コース

併設レストラン(リストランテ ピノクラーレ)に移動、宿泊者は浴衣のままレストラン利用ができます。ちなみにこちらのピノクラーレは食事のみの利用(要予約)もできるそうです。

レストランは広めのお部屋が2つかな。隣り合ったテーブルは使われることなく、こちら側の部屋では私達を含めて3組が利用していました。日曜宿泊だからか、コロナ禍だからかは分かりません。

「シェフ特選コース」のメニュー。フレンチ、イタリアン、日本料理などが程よくブレンドされた創作料理といった感じでしょうか。品数も多く2ページありますが、食べ切れるのでしょうか(余裕でした)。

これだけの料理に都度ワインを合わせていると、アルコールに弱い自分は後半お酒が回って大変そうなので大人しくビールにします。飲みすぎず2杯で止めておきました。ブラウマイスターおいしいですし。

前菜1品目、赤貝、ホタテ、グレープフルーツ、トマト、カリフラワーを使った何か。とてもおいしい。

続いて鶏の白レバーのペースト。見た目も美しいですし、コクがあっておいしい。

前菜3品目は紅ずわい蟹、スカモルツァなどの春巻き。揚げたてで熱々、サクサク、カニの香りと旨味が口の中に広がる…… ここまでまだ前菜です。

地魚のお造り盛り合わせ。自家製の土佐醤油にて。

ささみのフリットと赤カブのソース。いちいち書きませんが全ての盛り付けが綺麗、そしておいしい。

きのこのポタージュに白子。メインの前ですがめちゃ濃厚。ここまでで、まだメニュー1ページ目。

メインのお魚。真鯛のグリルにいろいろなお野菜(メニュー見て)。

口直しのグラニテ。

メインのA5和牛のヒレ肉。文句なしの美しさとおいしさ。ここまでで腹ができあがってしまうかと思ってましたが、しっかりお肉の味を楽しむ余裕がありました。さすがよく考えられていますね。でも、シェフ特選コースを食べるならランチは控えめにした方が良いと思います(笑)

目の前でどっさりとイタリア産トリュフを削ってくれるトリュフご飯もこれはこれでメイン。シェフ特選コースは炊き込みご飯かトリュフご飯を選べますが、当然トリュフご飯です。

ここから混ぜ混ぜしてよそって貰います。もう混ぜてる間からトリュフの香りがすごい……。旨味たっぷりの和牛を食べた直後の口なのに、ご飯だけで成立してしまうトリュフご飯の存在感よ。

全て温かいうちに食べることもできますが、残りをおにぎりにしてもらうこともできます。かなり満腹が近い状態だったので、お願いすることにしました。写真に写っていませんがお漬物と味噌汁(赤だし)はお代わり可。漬物もおいしくてお代わりしてしまいました。

デザート。トリュフご飯からのトリュフのジェラート。

変わりティラミス的なデザート第2弾。

コーヒーにもお茶菓子が付いてきました。やっぱりトリュフご飯全部食べなくて正解でした。ここまでで20時半、しっかり2時間半のコースでした。大満足。

部屋に戻ってからしばらく幸せに浸ってゴロゴロしていましたが、23時過ぎになって、お茶を煎れてトリュフご飯おにぎりを食べました。苦しくなるほどの満腹にせず、少し時間を置いてから食べるのは大正解。


焼き魚がおいしい朝食

そして翌朝。朝風呂を終えて8時から朝食です。場所はディナーと同じピノクラーレ。

焼き魚と小鉢が並んだ和朝食。


焼き魚は「アジ・カマス・エボダイ・サバ(みりん干し)」から選べます(夕飯時の最後に確認します)。私はカマスをチョイス、身がふっくらでおいしそう(おいしい)。


妻はエボダイ。

温泉卵に和牛のミートソース。もう当然ですがめちゃ美味いやつ。

ご飯のお供三種、真っ黒なイカの塩辛が美味。ご飯のお代わり必至です。

デザートはパンナコッタにキンカン。やはり朝から満腹です。

部屋に戻って再び温泉に入ったり、チェックアウト直前まで部屋でゴロゴロして過ごします。正直帰りたくない……。

オーベルジュ湯楽の温泉(檜風呂・大浴場・露天風呂)

温泉についてはここでまとめておきます。
オーベルジュ湯楽の温泉は一部の部屋にある内湯を別にすると4種類。そのうち2つ(檜風呂・大浴場)が男女の浴場で、2つ(露天風呂・石風呂)が貸切風呂となっています。我々が泊まったタイミングでは、男湯は1日目の15〜23時半が檜風呂、翌日の6〜10時は大浴場となっていました。

まずは初日チェックイン後の「檜風呂」。

部屋から履いてきたスリッパに付ける目印。入浴施設で自分のスリッパが分からなくなるのが長年ストレスだったのですが(裏返したり離れた場所に置くなど……)、コロナ禍以降このような方式を採用する施設が増えているそう(ドーミーインはスリッパ用の袋を配布してました)。

更衣室はそこまで大きくなく洗面台も2つだけ。

カランは3つ、檜風呂は4人は入れそうな浴槽が1つと、奥に丁度1人がゆったり足を伸ばせるぐらいの浴槽が1つ。快適に入れるのはせいぜい3〜4人といったところでしょうか。

温泉は無臭、無色透明のアルカリ性単純泉で源泉かけ流し。小さい浴槽の方が少し熱めでした。

翌朝はもう1つの大浴場へ。4つの温泉は檜風呂と露天風呂、大浴場と石風呂の入り口がそれぞれ近くにあります。館内の構造が少々複雑なので説明が難しいですが、実際に行けばすぐ分かります(チェックイン後、部屋の案内の際に全て教えてくれます)。

大浴場と言うぐらいなので広い更衣室。

浴室。そこそこ宿泊者のいそうな規模の宿ですが、浴室で他の人と会ったのは檜風呂、大浴場ともにそれぞれ時間がズレた状態で1人のみでした(なのでのんびり写真が撮れている)。

最後に貸切風呂の露天風呂。2日目の朝食後、9時からの45分の予約でした。

一度、スリッパからサンダルに履き替えて少し外を歩きます。2日目は雨が降っていたので傘を差して……。

恐らく藤木川のある南西方面に開けています。

こちらが露天風呂建物。鍵が掛けられるようになっています。

更衣室はそこそこ広くて、友人たちとの団体旅行でも入れそうな規模。洗い場はシャワーが1つ。

露天風呂の浴槽。せっかくなので日中が良いと思いましたが、意外と夜も面白いかもしれませんね。

半分弱まで雨を防げる屋根になってますが、その向こうは雨が落ちています。

しっかり温まって時間たっぷり過ごしました。最後に1時間ちょっと部屋で過ごしてチェックアウト。とにかく居心地の良い宿なので、ギリギリまで過ごす宿泊客も多いようで、11時前にはかなりチェックアウトが混み合うそう。ということで、その前に事前精算してギリギリまで部屋で過ごすことができます。

ロビーのラウンジ。4組ぐらいは待つことができます

それではオーベルジュ湯楽に別れを告げます。噂にたがわぬ良いお宿でした。ぜひまた泊まりにきたい。

雨の湯河原温泉〜万葉公園

雨の湯河原温泉を少し歩きます。右岸側(写真左)、藤木川に張り出した建物……。

レストランや食堂になっているみたい。

雰囲気のある赤い橋が2つ並んでいます。


この辺り、藤木川の右岸に並ぶ宿泊施設専用の私道(私橋)がいくつもあります。こちらもなかなかに雰囲気のあるお宿(富士屋旅館)。

オーベルジュ湯楽最寄りのバス停はこの「公園入口」。ここから歩いて恐らく5分ちょっと。人気の温泉街だけあって湯河原駅とのバスは1時間4〜5本あります。

次のバス停「落合橋」までは100mぐらいしか離れていません。雨の日はこちらの落合橋バス停の方が雨を避けられる屋根があります。

千歳川の右岸側にある万葉公園を少し散歩してみます。入り口には喫茶店なども併設された立派な建物。

なんだかおしゃれな感じ。

湯河原温泉のメインストリートに沿って流れているのは千歳川の支流の藤木川。この万葉公園沿いに流れているのが本流の千歳川のようですが、実際にはこちらの方が支流っぽいですね。

それなりに人の手が入った流れですが、ほぼ渓流になっています。

川沿いの散歩道。こちらが本流と言われてもピンときませんね。


国木田独歩も訪れた湯河原温泉。

公園内の熊野神社。

それではそろそろ帰りましょう。


みたたび早川〜小田原ランチ「あじ屋 でん助」

湯河原駅から再びやってきたのは早川駅。何が目的かとえいば……

「めし家 やまや」のアジコロッケを買いにきました。3個入りのコロッケ(500円)を4つ、保冷バッグと合わせて自販機で購入しました。この後帰宅まで4時間以上掛かっていますが、帰宅時にはまだコロッケはしっかり冷え冷えのカチカチでした。後日食べましたがめちゃおいしかったので早川土産には超おすすめです。

やはりオーベルジュ湯楽の朝食がボリューミーだったので12時を過ぎてもさっぱり腹が減らない我々……。
この日はめし家 やまやは営業していましたが、せっかくの早川でのランチは諦めて小田原駅まで歩きます。途中国道1号線を渡る際に、前日見た「豆相人車鉄道」の小田原駅跡がありました。

雨の中を歩いて……。

ミナカ小田原に到やってきました。こちらも先月きたばかり。


ようやく腹がこなれてきたので、こちらの「あじ屋 でん助」へ。

2日連続のアジフライですが、好きなので何も問題ない(おいしい)。
そういえばアジフライには小アジの開き(一尾丸ごと尾びれ付き)と中アジの半身を使ったタイプがありますが、長らく小アジ派だったのですが、早川でアジフライを食べるようになって、おいしい半身フライは身が肉厚のフワフワで食べごたえもあって大好きになりました。

妻はまだ完全に腹減りという訳ではないようなので、ミニ海鮮丼。これががあるのが決め手でした。あと、オーベルジュ湯楽(のドリンク代)で使いきれなかった、かながわ旅割クーポンをここで使い切り。

小田原駅構内の壁画。イセエビ、カサボ、イシダイ、ホウボウと海の魚ばかりの中にヤマメが3尾? ……と思っていたのですが、後で調べてみたらイワシだったみたい。パーマークに見えるのはイワシの斑点なのか? ちなみに片岡鶴太郎原画の作品だそう。
パブリックアート|小田原駅 「小田原讃歌」(片岡鶴太郎)|日本交通文化協会

帰りはもちろんロマンスカー…… だったのですが、乗り込んだ瞬間に参宮橋付近の人身事故の影響でロマンスカー運休が決定。普通列車を乗り継いで帰宅しました。前回、三島に行った際も行きのロマンスカーが同様の理由で止まっていましたが、2往復のうち2回も乗れないなんてロマンスカー。

今回、直前まで車か電車か決めていませんでしたが、行きのロマンスカーやランチでビールが飲めたのは圧倒的電車の良さ。ただし現地での移動の自由さや雨の中での公道、2日目の帰りのことを考えると、車移動でも良かったかなとも少し思いました。

土日の箱根や伊豆半島だと車移動はなるべく避けたい所ですが、月曜帰りの旅行ならば渋滞もありませんし、やはり車が便利かもしれません。アルコールは夕飯のみになりますし、移動で歩かなくなるので、オーベルジュ湯楽に行くならば腹ごなしの計画も別途立てないとダメですけど。

今回の旅カメラはOM-1に最近また出番が増えてるM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを1本のみ。……ですが、ピノクラーレでの食事の際のみLUMIX G 20mm/F1.7を装着していました。

ヤオコーで売ってる武蔵野フーズの武蔵野うどんで家武蔵野うどんが捗る、つゆ付きもある

先日ヤオコーで買い物をしてる際に冷凍コーナーで気になる商品を見つけました。

埼玉県朝霞市の企業、武蔵野フーズによる「武蔵野うどん」。3玉入りの冷凍うどんで228円(税抜)でした。
「武蔵野うどん」は東京の多摩地区や埼玉西部の武蔵野台地で食べられている郷土料理のうどんです。

太くてゴワゴワなぐらいにコシの強い(というか硬い!?)麺が特徴の武蔵野うどん。食べ方は様々ありますが、飲食店などでは冷たいうどんを豚バラ肉や野菜などの具材が入った醤油系の熱いだし汁に浸しながら食べる、つけ麺スタイル(肉汁うどん)がメジャーだと思われます。
武蔵野うどん - Wikipedia

茹で済みの冷凍うどんなので熱湯で1分程度ボイルするか、電子レンジで解凍加熱すればすぐに食べられます。袋の裏には肉汁うどんのつゆのレシピも掲載されています。

取り出してみました。シュリンクフィルムなどはないので、1玉ずつ使う場合はクリップ等で外袋の口を閉じておくか、ジップロック等に分けて冷凍保存しておくと良いかも。

さっそく肉汁うどんをってみました。初めての自宅武蔵野うどん。

つけ汁は適当(茅乃舎だしで濃いめに出汁を取って弓削田醤油とみりんで少し甘めに)。つけ汁なので一般的なうどん出汁よりはかなり濃く、直接飲むにはしょっぱいぐらいで甘みの強いそばつゆって感じ。
簡単に作るなら袋レシピ通りめんつゆ+みりんで良いでしょう。具材はやはり豚バラは肉汁の出汁としても重要なので欲しいところ。あとはネギと適当な青菜など、油揚げやキノコ系を入れても良いでしょう。

うどんはいかにも武蔵野うどんらしい薄褐色の太麺。指定の湯で時間1分程度だと、一部硬さのムラが出るようなので、自分はもう30秒ほど長めに茹でています。レンジ加熱の場合もややムラが出やすい感じなので、まずは指定時間で加熱ししつつ好みのポイントを探すとよいでしょう。

加熱後に水でしめて冷たいうどんと熱いつけ汁で食べるのが本来のスタイルですが、寒い時期はコシを少し犠牲にしても少し温かい麺(熱盛り)の方がつけ汁が温かいま最後まで楽しめます。というか熱盛りにしたところで、普通のうどんよりとは比較にならないぐらい最後までゴワゴワです。

とても美味しくて翌日すぐにリピートして作ってしまったぐらい、しっかり武蔵野うどんしてます。専門店でないと食べられないと思っていた武蔵野うどんが、毎週必ず足を運んでいるヤオコーで買えて手軽に家で食べられるのは嬉しすぎ。しかも激安。なんならもっと早くこの存在を知りたかった!

味変に吉田のうどんではお馴染みのすりだね(山梨土産)。当然武蔵野うどんにだって合います。

さて、この武蔵野フーズの武蔵野うどんですが、つゆ付きバージョンも売ってます。1玉198円(税抜)。うどんのみに比べるとやや割高ですが、弓削多醤油を使った濃縮つゆ(水150mlを加えて加熱)がなかなか本格的で美味しいので、最初はこちらで試してつゆの味の基準にしてみると良いかも。

中身は冷凍うどん1玉に濃縮のつゆ。

今日もランチに作って食べました。

基本は豚バラとネギがあればOK。

豚バラの脂と肉の出汁が溶け出したつけ汁、これが太くて固いうどんに合うんだなぁ。

入手はヤオコーかヤオコーのネットスーパー、他でも買えるかは分かりませんが(追記:多摩エリアのヤオコー以外のスーパーでも売ってたという情報をいただきました)、武蔵野フーズが同じうどんをAmazonで販売しているようです(ただしやや割高で送料も別途掛かります)。

少々強引だけど店でしか食べるものだと思ってた武蔵野うどんを家で楽しめるのでこれも手作り!?

今週のお題「手づくり」

ドーミーインの駿河丼に三島のうなぎ、三嶋大社とミナカ小田原、ロマンスカー

小田原(早川)で海鮮丼とアジフライを食べて、三島でさわやかを食べた翌日(1月7日)の話。


ドーミーイン三島の富士山ビューから朝食 小鉢横丁で駿河丼

ドーミーイン三島で迎える朝。日の出時刻を少し過ぎて外を見ると朝焼けと富士山…… は見えない。終了。

再びベッドに潜ってしばらくしたら、雲が晴れて富士山が見えてきました。ドーミーイン三島からは富士山と新幹線がよく見える。楽天トラベルで予約した富士山ビューの部屋、大した差額ではないので天気が悪くても諦めが付くレベルですし、見えるとやはり嬉しいですね。

それでは朝食にしましょう。ドーミーインといえばお楽しみは夜鳴きそばと温泉、そしてビュッフェスタイルの朝食です。現在は取り分け済みの小皿や豆皿が並ぶ「小鉢横丁」方式となっていますが、食べたいおかずを好きなだけ食べられるのは代わりません。

そしてドーミーイン三島の看板メニュー?は駿河湾産の海鮮丼「駿河丼」。軽めのご飯茶碗程度の量でしょうか。もちろんこの駿河丼を中心に組み立てます。

駿河丼の中身は「釜揚げしらす、生しらす、生桜えび、メバチマグロ」。生姜醤油の味付けがされていて美味しいです。

その他にもオムレツや豚汁、小鉢各種など。こうして振り返っていると駿河丼もう1杯食べても良かったのでは…… なんて気持ちになりますが、とてもそんな余裕はなかったです(笑)

1月7日なので七草粥も軽く食べておきました。

さすがに満腹になってきましたが、デザートも軽めに。

すっかり満腹なのでしっかり行動して昼までにお腹を減らさないと。

部屋に戻るとかなり雲が晴れていました。そういえば富士山の左手前にある愛鷹山、なかなかの存在感ですね。今まであまり存在を意識したことがなかったのですが、最高地点で1504mあるそうなので結構な標高です。

新幹線に比べたら遥かに本数が少ない在来線、両方が同時に見られるタイミングはありませんでした。

このタイミングで温泉にも入りに行きましたが大浴場からも富士山がよく見えていました。

左側に少し見えているのが三島駅のホームです。

チェックアウトを済ませてロビーでこの日の計画を立てます。沼津や修善寺に行くのもありですが、まずはゆっくり三島駅前を歩いたりせっかくなので三嶋大社にも行ってみることにします。


三島駅前を散策、楽寿園を歩く

ドーミーイン三島前の芝町通りを南に向かって歩いてみます。富士山裾野の南東側にある三島は富士山からの湧水が豊富な街のようです。

湧水(?)がたっぷり流れる白滝公園。富士山からの溶岩なども。


カルガモやコサギ

カワセミの姿も見られます。

「甘党と珈琲通が素通りできない喫茶店」だそう。

「楽寿園」スルーしようかと思いましたが立ち寄ってみることにします。

明治時代に小松宮彰仁親王の別邸があった場所で、湧水による小浜池などと合わせて天然記念物・名勝に指定された公園。三島市が運営し、中には動物園や郷土資料館などもあります。有料ですが入園料は300円と格安。

「三島溶岩」と呼ばれる富士山の噴火による溶岩を園内の各所で見ることができます。富士山周辺によく行ってると溶岩なんて珍しくもないですが、富士山からの距離を考えると随分と遠い所まで流れてきたんだなと。間には愛鷹山もあるというのにその東を回り込んで駿河湾まで溶岩流は達したそう。

パホイホイ。

ちょっとした窪地は溶岩トンネルが陥没してできたものだそう。

楽寿館。明治23年に小松宮彰仁親王の別邸として建てられたもの。

動物園にアルパカがいました。めちゃこっち見てる。

いい顔してますね。

特徴「出っ歯」、身も蓋もない。

動物たち、結構いますね。レッサーパンダもいました。

小浜池の水は富士山からの湧水なので、冬場になると水量が減って水が枯れ、夏になると水位が上がるそう。冬の間に富士山に積もった雪が雪解けにより地中に染み込み、時間を掛けて湧き出してくるのでしょう。



桜川沿いを歩いて三嶋大社へ

三島の水…… 飲めない。冬で湧水が減ってるのかこんなご時世だから止めてるのかな。

桜川に沿って歩いて行きます。

三嶋大社の鳥居が見えました(「三島」でなく「三嶋」表記なのですね。そもそも地名の「三島」は「三嶋大社」由来なのだとか)。思ったより小さい神社なんですね…… と思ったらここはメインの参道ではなかった。

すみません、超立派な神社でした。


土曜日ということで初詣でそこそこに賑わっていました。


幸福おみくじを引いてみました。

吉と当り矢。

神鹿園には鹿がいる。

「新春雲海」とは一体……?

まさかの橋からミスト放出による人工雲海。

伊豆といえば源頼朝に鎌倉北条氏ゆかりの地が多い。やはり修善寺が少し気になってきますが、もうお昼過ぎだしちょっと時間的に厳しいかな……。

こちらが表参道の大鳥居。立派な神社でした。

さて、お昼も過ぎて腹ペコという程ではないものの、歩いたこともありたっぷり食べた朝食もそこそこ消化されたようです。ランチはどこで食べましょうか。

三島のうなぎ

前日に海鮮と肉(さわやか)、朝も海鮮丼を食べたので、あとはやはりうなぎか? 三島はうなぎが名物らしく、駅周辺を中心に多くのうなぎ屋があるようです。このあたりも豊富な湧水に関係しているのでしょうか。
駅前のうなぎ屋をいくつか調べて、評判と価格のバランスが良さそうな駅前の「和食処むさし」に入店。

メニュー、価格帯はこんな感じ。他のうなぎ屋に比べるとちょっとお手頃ぽい感じ(他は最低4000円台〜みたいな店も多く少々ビビりました)。

うな重の梅を注文、しばらく待つかなと瓶ビール。黒ラベルの大瓶でした。グラスがよいね。前日も思ったけど電車旅だと気兼ねなくビールが飲めるのが良い。

思ったほど待たずに(15分ぐらい?)うな重が到着しました。肝吸いとお新香、釜揚げしらすとほうれん草の小鉢が付いてくるのも嬉しいですね。

少し小ぶりですが腹具合的にはちょうどいい。タレは甘みは控えめのサッパリ系。うなぎはフワフワとろとろ系ではないので、もしかしたら蒸さない焼き方でしょうか?(うなぎは関東と関西で焼き方に違いがあるそうですが、基本東京周辺でしか食べたことがないので……) 外側は軽い歯ごたえと身は柔らかく焼き上がってます。

ちゃんとした店でうなぎを食べるのはかれこれ2年ぶりぐらいになるかも(以前も似たような行き当たりばったりで出掛けた甲府旅の際でした)。やっぱりうなぎは美味しいですね。


食後で時間は13時半過ぎ。この時間から別の場所に行くのも中途半端ですし、小田原まで戻ることにします。三島駅南口の駅舎は富士山と三嶋大社をイメージしたデザインなのだとか。

三島→小田原はTOICA/Suicaのエリアまたぎになってしまうので、超久々に紙の切符を購入。


再び小田原へ、ミナカ小田原

さて、1日ぶりの小田原。やってきたのは2020年に開業した「ミナカ小田原」です。

手前の4階建ての「小田原新城下町」と奥に見えている「タワー棟」でひとつの施設になっています。「小田原新城下町」には見ての通り土産物や飲食店が入っていて4階部分は宿泊施設になっているそう。

3階部分は小田原新城下町とタワー棟がつながった「金次郎広場」。タワー棟側にはフードコートや蔵のような外観のテイクアウト系店舗などが入っています。

回転寿司 北條(北条じゃないのね)。

イソヒヨドリだ。海が近いですものね。

ミナカ小田原と駅前などを回ってお土産を買った後、再び金次郎広場お団子とか籠淸の揚げたてのかまぼこを食べつつ休憩。

そのまま駅ビル(ラスカ)に移動して夕飯のお弁当を購入。これは帰ってから食べる用です。

ロマンスカーのチケットを発券して、待ち時間に大雄山線を見たりドトールでコーヒーを買ったりなど……

小田急線と箱根登山鉄道の改札口。

17時10分のロマンスカーに乗ります。やはり三島を引き上げる時間は丁度良かったですね。

それにしても近代的な小田急線の小田原駅ホーム。

ロマンス感のない通勤ロマンスカーことEXE。

ホッとひといき。

車窓から夕暮れのマジックアワーと富士山が見えました。殆ど引きこもっていた正月休みですが、外に出てみればやはりそれなりに楽しいものです。少しずつ旅行や山にも出掛けていきたい。

帰宅してから小田原で買った駅弁(妻は東華軒の小田原提灯弁当)と私は崎陽軒のかながわ味わい弁当。やはり崎陽軒は外さない。

特急踊り子に乗って早川で海鮮ランチ、小田原城、三島泊、そしてさわやかへ…

1月6日(金)と翌7日(土)、久々に小田原や伊豆半島方面をうろうろしてきました。

何処にも出掛けない年末年始、電車で伊豆にでも……

年が明けてからも相変わらずやる気のない状態が続いていて、初詣以外では特に出かけることもなく引きこもっています。せっかくの雪山シーズンだというのに、このような状態で出掛けても事故でも起こしそうで(せっかく新しいアイゼンも買ったのに)やる気が出るまでは無理に行動することは控えておくことに。

長い正月休みもいよいよ後半残りわずかとなった三連休前。電車で何処か近場(甲府とか沼津とか)の日帰り旅行にでも出掛けないかと妻が提案してくれました。それなら日帰りで慌ただしくなるよりも一泊ぐらいしようかと、木曜の夜になって翌日の三島のホテルを予約してみました。
以前、甲府に日帰り予定で行った際にもビールを飲んでいたら帰るのが面倒になり急遽ドーミーインに泊まったことがあったので、それなら最初から押さえておくのが良いでしょう。

三島を選んだ強い理由はなくて、山梨長野方面だと山に登らないことを後悔しそうだっりとか、伊豆半島周辺なら今の季節でも海の幸が食べられるだろうし、久々にさわやか(レストラン)のハンバーグも食べたいねと。ドーミーインは直近だと結構安くなってることがあるので検索したら三島にあったのと、ドーミーイン三島(楽天トラベル)のページの朝食ビュッフェ写真が美味しそうだったなどなど……。


天然温泉 富嶽の湯 ドーミーイン三島

それに沼津には何度か行ったことがあるけど、三島は未体験だったので丁度いいかもしれません。


ロマンスカーが止まっていたので踊り子で小田原へ

金曜の朝、まずはロマンスカーで小田原辺りまで行ってランチ、そこから東海道線で三島・沼津方面に移動するなかと緩い計画で出発したのですが、いきなり小田急線がロマンスカーの人身事故により大幅に遅延していることを知ります(当然ロマンスカーも止まっていました)。

登戸に向かう南武線の車内だったので計画変更して、川崎から特急踊り子で小田原を目指すことにします。別に東海道線でも良いのですが、せっかくなので少しは特急に乗って旅行気分を味わっておきましょう。踊り子号のチケットはJRのえきねっとで手配完了。ロマンスカーの予約もですが、スマホのおかげで無計画な電車旅がかなり捗るようになりました。

これまで小田急線沿線が長かったので、踊り子号に乗るのは初めてかも?

川崎駅で買ったビールを飲みつつ小田原を目指します。

相模川を越えて……。

かまぼこの里小田原に到着。自分は小田原生まれで、5歳頃まで住んでいたので(その後も数度だけ訪れたことはある)多少の土地勘はあります。写真の大雄山線(伊豆箱根鉄道)には乗ったことありません。

早川港でアジフライと海鮮丼ランチ

ランチですがお隣の早川に行ってみることにします。小田原の漁港である早川港周辺が、近年食で有名になっていることはそれとなく知っていたので、以前から一度行ってみたいと思っていたのでした。

ちなみに私が昔住んでいたのもこの早川の近く。早川(小田原市の地名でもあり、芦ノ湖の湖尻から流れている川の名前)で遊んだり、浜からすぐ急深になる海で溺れかけたりしましたね……。

直前にググった情報では早川港近くにある「小田原水産会館」の「おさかな食堂 大原」という店のアジフライが大人気みたい。昼からアジフライとビールをキメるのは悪くない!

ただし大原は行列必至の人気店のようで、入れなかったら別の店でもいいかと考えていましたが、Googleマップを見ると同じ小田原水産会館にある「めし家 やまや」にもチェックが入っていました。私だけでなく妻もだったので、おそらく以前夫婦で参加したある飲み会の席で教えて貰った店のようです。

漁港周辺だからかねこちゃんだらけ。

到着してみるとやはり大原には既に行列ができていましたが、「めし家 やまや」は外に1人待ち程度。これはやまやで決まりでしょうと並び始めると、あれよあれよという間にこちらも行列になりました。

店内はカウンターのみで10席程度なので、一度埋まってしまうとしばらく待つことになります。

メニューはこんな感じ(クリックで拡大してどうぞ)。やはりアジフライも食べたいし、地魚のお刺身も食べたい。ということでサービスセット狙いで行きましょう。

瓶ビールは赤星が選べるので良い店。しらすおろしが付いてくるのも嬉しい。いつもは車移動ばかりなので旅先で気兼ねなくビールが飲めるのはやっぱり嬉しいなぁ……。

「海鮮どど丼」にアジフライが2枚(1尾相当)付いた「サービスセット」、これで1900円はかなりのお得感。
後ろボケになってしまったアジフライはフワフワでとても美味しい。自分は軽い鯵くささ(悪い意味でなく“青魚ぽさ”というか?)なら全く気にならない方ですが、それすらないとても美味しい鯵(新鮮な上に処理も良いのでしょう)。こんなに美味しいアジフライは久々に食べました。

地物の魚がたっぷり乗った海鮮丼。どのお刺身も美味い! ご飯は酢飯でなく普通のご飯にして貰いましたが、個人的にはそれが大正解。刺身とアジフライなら自分は温かいご飯と一緒に食べたいんだな。
妻は酢飯での注文でしたが、温かい軽めの酢飯とお刺身の相性も良かったらしくとても満足してました。

こちらは妻が頼んだアジコロッケ。注文してから目の前でポテトに鯵の半身と大葉を乗せて揚げてました。一口貰ったのですがこれまた美味い! 空いてる時間帯ならこのコロッケとビールでじっくりスタートしたい。

このアジコロッケは店の前(道向かい)にある自販機も買うことができます。3個500円。この日帰る予定だったら、確実にお土産に買っていましたね。

大満足で店を出た12時半頃には、小田原水産会館の各店が行列となっていいました。年始ではありますが平日でもこんな感じなので、土日などはさらに賑わってそうですね。

この早川港周辺は「小田原おさかな通り」と呼ばれるグルメスポットになっていて、小田原水産会館以外にも多くの海鮮系の飲食店が軒を連ねていました(早川港の中にある「魚市場食堂」もかなり気になりました)。早川、こんなに良い場所だったとは…… もっと早く来ればよかった!

早川〜小田原散策

早川河口。西湘バイパスろ小田原厚木道路からの合流。かつて伊豆方面に釣りに行く際、よく通りました。

早川を渡ると幼少期に住んでいた南町。4~5歳頃までの記憶ですが、結構道などは覚えているものです。当時は水辺や国道沿いまで1人で遊びに出掛けたり、下水溝に入り込んで地下を移動したり、今だと考えられないし、昭和の子供はすぐ死にそうな遊びをしがち。

40年以上前に通っていた幼稚園。教会が運営する幼稚園で日曜学校とかあって、しつけも厳しめだった記憶。

礼拝堂も昔のままだと思う。

国道1号線。箱根登山バスが丁度来ました。

セブンイレブン風レンガのレンタル収納スペースと道を挟んでセブンイレブン。かつてはこの間口の狭いセブン店舗だったのでしょうか?

かわいい電車の車両があると思ったら、1956年まで小田原市内にあった路面電車の車両が長崎で路面電車として活躍して、2021年になって小田原に戻ってきたものだそう。二宮尊徳(二宮金次郎)は小田原の出身。


小田原城址公園

さて、小田原城(小田原城址公園)方面へ。城っぽい外壁は三の丸小学校。

景観に配慮したデザインになっているそうですが、小学校の正門とは思えない。

このお堀脇の藤棚も子供の頃に(さすがに親に連れられて)よく来ていた記憶。

「報徳二宮神社」、二宮尊徳を祀った神社。


おみくじは中吉。

ポケモントレーナーのみなさまへ。

子供の頃好きだった豆汽車がまだありました(同じものかは不明)。1回80円と激安!

実は一度も中に入ったことがない(記憶がない)小田原城天守。せっかくなので上ってみますか。

入館料は510円。小田原城のガイドアプリをダウンロードして窓口で見せると1割引になります。鉄筋コンクリート5階建ての復興天守で、中は資料展示館になっています。

最上階は高欄が設置された展望台。正面に早川港や西湘バイパス、右奥の山は伊豆半島。

相模湾と三浦半島。

本丸広場を見下ろします。

双眼鏡はKOWA PROMINAR。

小田原駅と丹沢山塊。ロマンスカー(MSE)が見えています。さすがにこの時間はもう動いているようですね。小田原駅右手の一番高い建物は2020年にオープンした「ミナカ小田原」。

小田原かばぼこ。実家は昔から丸う田代をよく買っていました。

子供の頃にはライオンやゾウもいた動物園ですが、今は小さなサル山を残すのみ。

そういえば小田原周辺はニホンザルの群れが市街地に出没して問題になっていましたっけ。
小田原市 | サル情報

常盤木門。

ネジレがすごい小田原城跡のイヌマキ。

銅門。このあたりは平成に入ってから復元されたもの。


馬出門。

お堀にはユリカモメやカモたち。

オオバンにキンクロハジロ。

「小田原三の丸ホール」。2021年に開館したばかりの新しい市民ホールだそう。

小田原駅前へ。このあたりは全く記憶にない。


小田原駅から熱海〜三島へ

小田原駅東口のロータリー。新しい駅ビル「ラスカ小田原」ができたりして昔とは全然違うけど、左側に写ってる小田原駅前ビルは昔からありましたね(写真に写ってないこの右手側にあるバスの案内所とか商店街も懐かしい……)。中央奥に見えているのが「ミナカ小田原」、ここは翌日の帰りに立ち寄りました。

「ラスカ」に「ミナカ」、そして地下街「ハルネ小田原」の「菜の花」にてコーヒー休憩。

小田原駅の地下といえばかつては「小田原駅前地下街」とか「おだちか」と呼ばれていた時代もありました。お土産や各かまぼこ店の売店が並んでいたり、小田原駅各路線のホームは[JR - 小田急 - 新幹線]と地下通路で移動してた気がするけど、記憶違いだったかな……?

そして現在の小田原駅、デカい。

ここから東海道線で三島を目指します。

先程いた小田原城の天守が見えてます。

熱海駅で浜松行きの東海道線に乗り換え。右は伊東線のホームですが、昔の東急っぽい車両なので伊豆急行の車両かな。シルバーにブルーでなくシルバーのみの車両もあるんですね。

三島駅に到着。停まっているのは伊豆箱根鉄道の駿豆線。これに乗れば修善寺まで行けるそう。ホームの向こうに見える大きなホテルは「富士山三島東急ホテル」、この他に我々が予約した「ドーミーイン三島」、北口側には「東横INN富士山三島駅」など大きめのホテル(ビジネスホテル)があります。

先程乗り換えた熱海でJR東日本からJR東海エリアに入っているので、Suicaで出ることができません。ICカードならば精算機が使えますが、モバイル(FeliCa)の場合は係員窓口での精算となります。
交通系ICカード、便利なので全国で統一して欲しいですが技術的に難しかったりするのでしょうかね……。

初めての三島駅。隣の沼津には何度も行ったことがありますが、そもそもいつも車なので静岡エリアの鉄道駅は全然利用したことがなかったりします。南口側は三嶋大社などがあるので結構栄えています。

ドーミーイン三島までは駅前から徒歩で5分ほど。

部屋は10階のダブル。窓から富士山が見えるという「富士山ビュー」の部屋を取ったのですが、既に日没過ぎで雲も出ているので、この日の時点ではまだ富士山を拝んでいません。

冷蔵庫にはウェルカムデザート。この後食事の予定がありますし、翌朝もたっぷり食べる予定。要冷蔵ではないのでお土産として持ち帰りました。

最上階の大浴場から富士山が見えるホテルなので、日の出や日没時間が1階のエレベーターホールに掲示されていました。翌朝は、曇り予報か……。


徒歩で「さわやか 長泉店」へ

ホテルを出てやってきたのが「さわやか 長泉店」。三島駅からは徒歩20分弱。まだ18時半と夕飯には少し早い時間ですが、ネットで確認したら50分待ちと表示されていたので、それぐらいなら丁度いいなと。

長泉店は初めて来たと思ってましたが、よく考えたら以前富士山の帰りに来たことがありました。車だとあまり周辺の鉄道駅を意識しないので、三島駅の近くとか意識していませんでした。

受付時に表示されていた待ち時間は約70分(伸びてる)。受付票のQRコードをスマホで読み取ると呼び出しまでのタイミングがリアルタイムで分かるので、それまで時間を潰します。近くのノジマ長泉店で最新家電を各種じっくりチェックして過ごし、20時半過ぎにようやく席に付くことができました。結局、2時間以上も待ったようです(一度ホテルに戻って余裕で温泉に入れましたね)。

すっかり腹ペコ状態で、いつものげんこつハンバーグとライス、サラダのセットを注文。

ライス大。ちょっと多すぎでは…… と思いましたが、余裕で消えました。

きました。

久々でしたがやっぱりさわやかはうまい。もう少し待ち時間が短いと嬉しいですが。

似たタイプのハンバーグも色々とありますが、やっぱりさわやかは唯一無二の存在感があります。

静岡県内に34店舗。東京方面から近い御殿場インター店、2020年にオープンした御殿場プレミアムアウトレット店は週末に限らず待ち時間がとんでもないことになっているようですし、長泉、沼津あたりまで足を伸ばす人は徐々に増えているのかもしれません。駐車場に停まっている車のナンバーを見てもそれは感じました。

さわやかはコーヒーもおいしいんですよね。

再び夜の三島を歩いてホテルへ戻ります。三島駅の北側は東レやJR東海の巨大な研修施設、工場が集まったエリアになっていて夜はとっても静か。東横イン(富士山三島駅)は見慣れた東横イン2棟分の大きさ!?

食後は夜鳴きそば

ドーミーインに戻ったらもちろん夜鳴きそば。さわやかでハンバーグを食べた後ですが、1時間超の待ち時間とその後の徒歩もあったので、こんな小さなラーメンは余裕で別腹です。

地元クラフトビール系が充実したドーミーインの自販機。結局この日は温泉に入ったら、その後はお酒も飲まずに寝てしまいましたが、写真を見返したらちょっと惜しいことした気がしてきました(笑)

初日はこんな感じで魚からの肉(いつもの静岡旅だ)。翌日は三島の他に沼津まで足を伸ばそうかと思いましたが、結局、三島駅付近を散策してランチ、帰宅前にもう一度小田原に立ち寄ります(つづく)。


2023年 元日 初富士・初日の出・オードブルおせち

新年あけましておめでとうございます。

毎年恒例、多摩川 是政橋からの初日の出。

是政橋に向かう途中、多摩川河川敷からの初富士。

是政橋。既に橋の上は人でいっぱい。

いつ見ても美しい橋です。

このシルエットはナニサギかな?

日の出直前の多摩川。

太陽が顔を出しました。



朝日を浴びて赤く染まる多摩川河川敷。橋の上は鉄塔に被るポイントが多いので、初日の出を見るならば河川敷(左岸)がオススメです。って毎年のように書いてる気がします。

モルゲンロート是政橋。右下に小さく富士山が見えてます。

朝日に染まる富士山。

橋を渡って……。

朝焼けの南武線と富士山。

ここまで眺めるのが元旦のお約束。

それでは戻ります。




今年は昨年に比べると少し暖かかったですね。

家に戻ってそのままお雑煮を作ります。。

いつものやつ。今年は菜の花を入れてみました。

大晦日に受け取っていたおせち料理…… ではなくオードブルのセット。クリスマスディナーを食べた地元のイタリアンレストランで予約を受け付けていたので、注文していたのでした。

ぎっしり詰まってとても豪華。受け取ってすぐに食べたかったですが、一晩我慢しました。

ということで午後から自宅パーティ。
今年の正月は実家には行かないことにしたので、家でのんびり寝正月になりそうです。

日本酒って感じじゃないかなと。

昨年の秋に作った自家製いくら、大晦日から解凍。かまぼこいくら、切れ目に挟むと結局食べる際にこぼれるので、適宜載せる方がいい気がします。

食べごたえがあります。料理が美味しいレストランなので、どれもおいしい。

アワビのカルパッチョ。

なますと田作りっぽいけど、サラダとワカサギのスカペーチェ。

さすがに一度には食べきれなかったので残りは夕飯に。

ケーキと焼き菓子も食べ切れず。明日のお楽しみ。

そんな感じの元日でした。途中までは去年と殆ど同じですね。

八丈島一周ドライブ:滝と展望温泉、2つの灯台に龍の壁、絶品島寿司をお土産に

伊豆諸島・八丈で過ごす2日目。この日は島内を一周ドライブ、夕方には飛行機で東京に戻ります。


宿の朝食〜八丈島 歴史民俗資料館

八丈島2日目の朝、天気は曇り。予報でも晴れる雰囲気はなさそうなので、あまり観光的なことは意識せずに島内をドライブしつつ、気になった所に適当に立ち寄ろうぐらいのプラン。
やましたのお宿の朝食。普通の旅館の朝ごはんといった感じ、八丈島っぽいのはみかんぐらいかな。

おいしい郷土料理の夕飯、静かで過ごしやすいお宿でした。

宿泊費の支払いは端数以外はしまぽ通過で。1口(7000円で1万円分)あたり2000円分は宿泊施設専用なので、宿泊とその他で使えそうな金額を考慮して調整します。伊豆大島のときは3口でしたが、今回は(宿泊費がかなりお得だったこともあり)2口でした。

やってきたのは、東京都八丈支庁内の「八丈島 歴史民俗資料館」。見学は無料です。

八丈島の地理や歴史を全く調べないまま遊びに来てしまったので、結構楽しめました。
夏に伊豆大島で泊まったホテル赤門とゆかりのある平安時代の武将 源為義が伊豆大島に流罪となり伊豆七島を当地した後、八丈島に流れ着き八丈小島で自害…… 関ヶ原で敗れた豊臣五大老の宇喜多秀家が八丈島に流刑となる…… 江戸時代には流人の島の側面を持つように、など。

車で飲むペットボトルを買いにやってきた「あさぬま大賀郷店」(ASANUMA)。

お隣の「八丈島ジャージーカフェ」にてコーヒーを購入。

大里の玉石垣〜大坂トンネル展望台

八丈島を周回する八丈一周道路に出て時計回り、最初に目指したのは大賀郷の「大里の玉石垣」。「ふるさと村」の駐車場に車を停めます。というかちょっと青空が覗いてきたかも……。

強い雨風が吹き付ける太平洋の離島ならではの、玉石を使った石垣が多く残された集落。江戸時代に八丈島に流された流人たちによって積み上げられたものだとか。


少し坂道を上がるとすぐにこの見晴らし。そして海からこれだけ遮るものがないと、台風などの際にはかなりの暴風雨が吹き荒れる環境であることが想像できます。


かつて島最大の交通の難所だったという大阪。現在は巨大な橋とトンネルで通り抜けられるようになっています。橋とトンネルの間には「大坂トンネル展望台」があり、八重根港から八丈富士、八丈小島を眺めることができます。夕日が見られる名所でもあるようです。

相変わらず雲は厚いものの、晴れ間もそこそこ出てきました。



裏見ヶ滝・為朝神社石宮

レンタカーのナビに残された軌跡を見ていたら、なにやら滝があるっぽいのでやってきた裏見ヶ滝。水着着用で入浴できる「裏見ヶ滝温泉」もあるようです。この日は別の温泉に行くつもりだったのと、水着も持っていないので……。ちなみにこの裏見ヶ滝温泉の近くに「やすらぎの湯」という日帰り温泉もあります

裏見ヶ滝へ。熱帯感のある道を5分ほど。

遊歩道がいきなり滝の裏側へ……。

裏から見られるから「裏見ヶ滝」ですか。


滝の正面側。あまり水量のある滝ではありません。



ハート岩だそう。落石かな?

為朝神社石宮。玉石垣の階段を登ります。




ランチに「居酒屋 むらた」、「名古の展望台」

裏見ヶ滝と同じ中之郷の八丈一周道路沿いにある「居酒屋 むらた」。島内の飲食店は島の中心地に集中していて、それ以外だとこの中之郷から時計回りで先に進むとほぼ何もありません。

ランチタイムは定食が中心です。壁には椎名誠のサインが。

キンメダイのフライ定食。

アジフライ定食。なんだか昨日から魚のフライばかり食べてる気がしますが、うまいのでいいのです。

「名古の展望台」。

下に見えているのは「洞輪沢漁港」。そして完全に晴れましたね。

少し進むと展望台がありますが、足元は木に遮られて見えなくなってしまいます。

三原山。このタイミングで山頂に立ってみたいですが、また三原林道走るのはダルいのでパス。

八丈島灯台(末吉灯台)が見えています。

伊豆諸島の有人の島では最南端となる青ヶ島が見えています。巨大なカルデラ地形で近年観光地としても注目されている島ですが、交通機関が八丈島からの連絡船とヘリに限られるため、伊豆諸島の中では他の島よりも訪れるハードルが高いみたい。


末吉温泉 みはらしの湯

八丈島で2箇所目の温泉「末吉温泉 みはらしの湯」にやってきました。実は、ここはランチの前に訪れているのですが、八丈島の周回を時計回りに紹介して行った方が分かりやすいので……。

「みはらしの湯」の名前の通り、お風呂場(露天風呂)から海方面を眺められるようになっています。

木をたっぷり使った新しめの建物で休憩所かららも海が見えます。

「みはらしの湯」から近い八丈島灯台(末吉灯台)。八丈島の南北の2箇所にある灯台の南側(南東)。この辺りは、末吉と呼ばれる島内で最も市街地から離れた集落になります。


登龍道路〜登龍園地

この辺りは、末吉と呼ばれる島内で最も市街地から離れた集落になります。
末吉から底土港がある三根地区までの島の南東区間は、登龍峠という峠を抜けるワインディングロード「登龍道路」になります。八丈一周道路では唯一センターラインのない区間も登場するので、スピードの出し過ぎは注意。携帯電話の電波が入らない区間もあります。

登龍と書いて「とうりゅう」でなく「のぼりゅう」。つづら折りの道を龍に見立てた地名とのこと。峠を挟んで登龍道路の両端には龍の姿が描かれた壁面なども。こちらが末吉側の龍。

登龍峠の最高地点を過ぎてしばらく三根方面に進むと駐車場とトイレのある展望台「登龍園地」があります。


ここからは八丈富士に底土港、さらに八丈小島までよく見渡すことができます。

底土港はこの日もかなり波。恐らくこの日のフェリーも八重根港に着岸していたのでしょう。

少し北に視点を向けると御蔵島と三宅島が重なって見えています。

随分と昔から伊豆諸島に人が住んでいたこと、船での往来があったことが不思議だったのですが、伊豆大島から新島や三宅島が見えるように島伝いに太平洋沖の島が見えていたのですね。ちなみに八丈富士の山頂から本州の本家富士山が見えることもあるそうです。

三根側の壁面の龍が見えたらこれで登龍道路も終点…… という訳でもなく、ここからが一番ヘアピンが続く区間だったりします(笑) 末吉側に比べると道幅も広く、しっかり2車線あるので快適に運転できます。


底土港〜夕日ヶ丘〜夕日ヶ丘〜南原千畳敷

底度園地(底土港)。

底土港の船客待合所。

溶岩帯の磯。このタイプの溶岩が見られるのは八丈富士の周囲なので、三原山でなく八丈富士からの噴出した溶岩でしょうか。

プロサッカーの長友佑都選手がかつてトレーニングで走ったという「長友ロード」。なんだかよく分かりませんが、とりあえず助手席から撮っておいてもらいました。

八丈一周道路の北側はほぼ集落もなく大回りで八丈富士の裾野を回って行きます。車を停めたのは大越園地。永郷展望台は公衆トイレの建物の上に展望台という無駄のなさ。

そして八丈島の北の灯台、大越鼻灯台。前日に八丈富士のお鉢から見たやつですね。

この辺りまで来ると再び八丈小島が見えるようになります。

背後には八丈富士。あまりに近いとそこまで富士山っぽい形には見えません。

少し走って「夕日ヶ丘」からの八丈港島。

午前中に立ち寄った大坂トンネル展望台のある橋が見えています。右手前に見える黒っぽい磯が「南原千畳敷」と呼ばれる溶岩です。八丈島一周も残りわずか。

三原山。

南原千畳敷。畳のよう平らな溶岩が海に向かって伸びています。

これは見事なパホイホイ。

溶岩を加工したっぽいベンチ。

イタチ!? 実は大里の玉石垣を歩いている際にも、イタチっぽい小動物を見たのですが(カメラは間に合わなかった)、結構いるのでしょうかね。この後も車道を横切るイタチを目撃しました。

八丈島のイタチは固有種でなくネズミ駆除のために持ち込まれたイタチとのこと。子供の頃に見たアニメ『ガンバの冒険』(原作『冒険者たち』)に登場するイタチ(ノロイ)のモデルになっているのが、原作作者が八丈島で目撃したイタチなのだとか。ノロイ、人間から見ると小さくてかわいい。

やや駆け足でしたがなんとか島一周。初日訪れた場所は青、2日目は緑でスポットをチェックしています。


八丈ストアで島寿司を買って東京へ

レンタカー返却前に八丈ストアに立ち寄ってお土産(夕飯)の島寿司をゲット。途中で食べても良いですが、日持ちを考えてのヅケと練りがらしなので持ち帰って食べるぐらいは問題ないでしょう。種類が色々あって迷ったのですが、カンパチと脂が乗ってるという「カッポレ」を選びました。

そしてレンタカー返却前のガソリンスタンド。レギュラーガソリンの島価格は205円/L、もう少し高いのかと思ってましたが伊豆大島と変わりませんね。

レンタカー屋に車を返却、八丈島空港に送迎して貰って……。

お土産店でしまぽ通貨の使い切り。

買ってしまいました、ムロアジのくさや。ちなみにまだ食べていません。

八丈島から羽田空港までは1時間弱のあっという間の空の旅。やはり飛行機は速い。そして羽田空港の着陸時にターミナル直の搭乗口でなく、タラップを下りてバスに乗ったのは初めてかも。

平日夕方の電車に乗るのもダルいので高速バスで府中へ。帰宅後はお楽しみの八丈ストア島寿司です。

こちらも八丈ストアで買った島唐辛子。カットして醤油に漬けるだけでおいしい唐辛子醤油が完成(島寿司はそのままでも美味しいですが、この醤油につけると伊豆大島風の島寿司に)。空港にも売ってましたが、八丈ストアの方がお買い得でした。冷凍保存できるそうなので、もっと買ってくれば良かったかも……。

では、いただきます。

カンパチとカッポレの島寿司、どちらもめちゃ美味い! 確かにカッポレは脂が乗ってますし、カンパチは高級魚だけあって間違いのない旨さ。今年は伊豆大島と、今回の八丈島でも島寿司を食べましたが、この八丈ストアで買った島寿司が正直一番美味しく感じました。ヅケと酢飯の味付け、練りがらしの塩梅が最高。

1人8貫あれば十分かと思ってましたが、なんならもう1パック買ってきても良かったと思える美味しさです。
ネット検索してみると、八丈ストアの島寿司は寿司職人が握っているそうでなるほどの完成度。また八丈島を訪れた際には、絶対に食べようと思った最高のお土産でした。
八丈ストア|山と街を巡る旅 環|YAMAP

以上、10月末の八丈島旅行レポートはこれでおしまい。伊豆大島同様に一泊二日では全然足りてないのでまた行きたいですし、他の伊豆諸島(に限らず各地)の離島にも益々行ってみたくなりました。