I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

ドーミーインの駿河丼に三島のうなぎ、三嶋大社とミナカ小田原、ロマンスカー

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小田原(早川)で海鮮丼とアジフライを食べて、三島でさわやかを食べた翌日(1月7日)の話。


ドーミーイン三島の富士山ビューから朝食 小鉢横丁で駿河丼

ドーミーイン三島で迎える朝。日の出時刻を少し過ぎて外を見ると朝焼けと富士山…… は見えない。終了。

再びベッドに潜ってしばらくしたら、雲が晴れて富士山が見えてきました。ドーミーイン三島からは富士山と新幹線がよく見える。楽天トラベルで予約した富士山ビューの部屋、大した差額ではないので天気が悪くても諦めが付くレベルですし、見えるとやはり嬉しいですね。

それでは朝食にしましょう。ドーミーインといえばお楽しみは夜鳴きそばと温泉、そしてビュッフェスタイルの朝食です。現在は取り分け済みの小皿や豆皿が並ぶ「小鉢横丁」方式となっていますが、食べたいおかずを好きなだけ食べられるのは代わりません。

そしてドーミーイン三島の看板メニュー?は駿河湾産の海鮮丼「駿河丼」。軽めのご飯茶碗程度の量でしょうか。もちろんこの駿河丼を中心に組み立てます。

駿河丼の中身は「釜揚げしらす、生しらす、生桜えび、メバチマグロ」。生姜醤油の味付けがされていて美味しいです。

その他にもオムレツや豚汁、小鉢各種など。こうして振り返っていると駿河丼もう1杯食べても良かったのでは…… なんて気持ちになりますが、とてもそんな余裕はなかったです(笑)

1月7日なので七草粥も軽く食べておきました。

さすがに満腹になってきましたが、デザートも軽めに。

すっかり満腹なのでしっかり行動して昼までにお腹を減らさないと。

部屋に戻るとかなり雲が晴れていました。そういえば富士山の左手前にある愛鷹山、なかなかの存在感ですね。今まであまり存在を意識したことがなかったのですが、最高地点で1504mあるそうなので結構な標高です。

新幹線に比べたら遥かに本数が少ない在来線、両方が同時に見られるタイミングはありませんでした。

このタイミングで温泉にも入りに行きましたが大浴場からも富士山がよく見えていました。

左側に少し見えているのが三島駅のホームです。

チェックアウトを済ませてロビーでこの日の計画を立てます。沼津や修善寺に行くのもありですが、まずはゆっくり三島駅前を歩いたりせっかくなので三嶋大社にも行ってみることにします。


三島駅前を散策、楽寿園を歩く

ドーミーイン三島前の芝町通りを南に向かって歩いてみます。富士山裾野の南東側にある三島は富士山からの湧水が豊富な街のようです。

湧水(?)がたっぷり流れる白滝公園。富士山からの溶岩なども。


カルガモやコサギ

カワセミの姿も見られます。

「甘党と珈琲通が素通りできない喫茶店」だそう。

「楽寿園」スルーしようかと思いましたが立ち寄ってみることにします。

明治時代に小松宮彰仁親王の別邸があった場所で、湧水による小浜池などと合わせて天然記念物・名勝に指定された公園。三島市が運営し、中には動物園や郷土資料館などもあります。有料ですが入園料は300円と格安。

「三島溶岩」と呼ばれる富士山の噴火による溶岩を園内の各所で見ることができます。富士山周辺によく行ってると溶岩なんて珍しくもないですが、富士山からの距離を考えると随分と遠い所まで流れてきたんだなと。間には愛鷹山もあるというのにその東を回り込んで駿河湾まで溶岩流は達したそう。

パホイホイ。

ちょっとした窪地は溶岩トンネルが陥没してできたものだそう。

楽寿館。明治23年に小松宮彰仁親王の別邸として建てられたもの。

動物園にアルパカがいました。めちゃこっち見てる。

いい顔してますね。

特徴「出っ歯」、身も蓋もない。

動物たち、結構いますね。レッサーパンダもいました。

小浜池の水は富士山からの湧水なので、冬場になると水量が減って水が枯れ、夏になると水位が上がるそう。冬の間に富士山に積もった雪が雪解けにより地中に染み込み、時間を掛けて湧き出してくるのでしょう。



桜川沿いを歩いて三嶋大社へ

三島の水…… 飲めない。冬で湧水が減ってるのかこんなご時世だから止めてるのかな。

桜川に沿って歩いて行きます。

三嶋大社の鳥居が見えました(「三島」でなく「三嶋」表記なのですね。そもそも地名の「三島」は「三嶋大社」由来なのだとか)。思ったより小さい神社なんですね…… と思ったらここはメインの参道ではなかった。

すみません、超立派な神社でした。


土曜日ということで初詣でそこそこに賑わっていました。


幸福おみくじを引いてみました。

吉と当り矢。

神鹿園には鹿がいる。

「新春雲海」とは一体……?

まさかの橋からミスト放出による人工雲海。

伊豆といえば源頼朝に鎌倉北条氏ゆかりの地が多い。やはり修善寺が少し気になってきますが、もうお昼過ぎだしちょっと時間的に厳しいかな……。

こちらが表参道の大鳥居。立派な神社でした。

さて、お昼も過ぎて腹ペコという程ではないものの、歩いたこともありたっぷり食べた朝食もそこそこ消化されたようです。ランチはどこで食べましょうか。

三島のうなぎ

前日に海鮮と肉(さわやか)、朝も海鮮丼を食べたので、あとはやはりうなぎか? 三島はうなぎが名物らしく、駅周辺を中心に多くのうなぎ屋があるようです。このあたりも豊富な湧水に関係しているのでしょうか。
駅前のうなぎ屋をいくつか調べて、評判と価格のバランスが良さそうな駅前の「和食処むさし」に入店。

メニュー、価格帯はこんな感じ。他のうなぎ屋に比べるとちょっとお手頃ぽい感じ(他は最低4000円台〜みたいな店も多く少々ビビりました)。

うな重の梅を注文、しばらく待つかなと瓶ビール。黒ラベルの大瓶でした。グラスがよいね。前日も思ったけど電車旅だと気兼ねなくビールが飲めるのが良い。

思ったほど待たずに(15分ぐらい?)うな重が到着しました。肝吸いとお新香、釜揚げしらすとほうれん草の小鉢が付いてくるのも嬉しいですね。

少し小ぶりですが腹具合的にはちょうどいい。タレは甘みは控えめのサッパリ系。うなぎはフワフワとろとろ系ではないので、もしかしたら蒸さない焼き方でしょうか?(うなぎは関東と関西で焼き方に違いがあるそうですが、基本東京周辺でしか食べたことがないので……) 外側は軽い歯ごたえと身は柔らかく焼き上がってます。

ちゃんとした店でうなぎを食べるのはかれこれ2年ぶりぐらいになるかも(以前も似たような行き当たりばったりで出掛けた甲府旅の際でした)。やっぱりうなぎは美味しいですね。


食後で時間は13時半過ぎ。この時間から別の場所に行くのも中途半端ですし、小田原まで戻ることにします。三島駅南口の駅舎は富士山と三嶋大社をイメージしたデザインなのだとか。

三島→小田原はTOICA/Suicaのエリアまたぎになってしまうので、超久々に紙の切符を購入。


再び小田原へ、ミナカ小田原

さて、1日ぶりの小田原。やってきたのは2020年に開業した「ミナカ小田原」です。

手前の4階建ての「小田原新城下町」と奥に見えている「タワー棟」でひとつの施設になっています。「小田原新城下町」には見ての通り土産物や飲食店が入っていて4階部分は宿泊施設になっているそう。

3階部分は小田原新城下町とタワー棟がつながった「金次郎広場」。タワー棟側にはフードコートや蔵のような外観のテイクアウト系店舗などが入っています。

回転寿司 北條(北条じゃないのね)。

イソヒヨドリだ。海が近いですものね。

ミナカ小田原と駅前などを回ってお土産を買った後、再び金次郎広場お団子とか籠淸の揚げたてのかまぼこを食べつつ休憩。

そのまま駅ビル(ラスカ)に移動して夕飯のお弁当を購入。これは帰ってから食べる用です。

ロマンスカーのチケットを発券して、待ち時間に大雄山線を見たりドトールでコーヒーを買ったりなど……

小田急線と箱根登山鉄道の改札口。

17時10分のロマンスカーに乗ります。やはり三島を引き上げる時間は丁度良かったですね。

それにしても近代的な小田急線の小田原駅ホーム。

ロマンス感のない通勤ロマンスカーことEXE。

ホッとひといき。

車窓から夕暮れのマジックアワーと富士山が見えました。殆ど引きこもっていた正月休みですが、外に出てみればやはりそれなりに楽しいものです。少しずつ旅行や山にも出掛けていきたい。

帰宅してから小田原で買った駅弁(妻は東華軒の小田原提灯弁当)と私は崎陽軒のかながわ味わい弁当。やはり崎陽軒は外さない。