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MFTでも使えるハイコスパな単焦点レンズ「SIGMA 60mm F2.8 DN | Art」を買ってみました

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昨日、サブブログの方でSIGMAのミラーレスカメラ用単焦点レンズ「DN Artライン」について紹介記事を書きました。

なんてことないレンズの紹介&物欲記事だったのですが、なぜかサブブログで一番はてなブックマークが付いた記事になってしまいました。意外に皆さんこのレンズに興味があったのかもしれませんね。
SIGMA | 株式会社シグマ

ずっと気になっていたシグマの格安単焦点

私も以前から気になっていた、シグマのミラーレス用単焦点レンズDNシリーズArtライン。先日ケイスケさんにお会いしたとき、NEX-5Nにこれの60mmを付けているのを見せて頂いたんです。で、実際に撮った写真を見せて頂きつつ、激推しされました(笑)
しかも売価が現在15000円位まで下がっているという情報まで頂いて「えー!これってイチキュッパぐらいじゃなかったっけ?」とビックリです。

そして、後日更新されたケイスケさんのこちらの記事。

どちらの記事も前半の方の何枚かが、このシグマレンズを使って撮られた写真です。もちろんケイスケさんの腕によるものが大きいですが、どの写真も素晴しくキレのある描写をしています。

更にだめ押しのように、数日前にフォトヨドバシの方でフォーサーズ用60mmの記事が更新されてしまい、これで私は完落ちです(笑)

さて、このDN Artラインには19mm、30mm、60mmという3種類のラインナップがあるのですが(この辺については上記サブブログの記事にて)、既に17mm、25mm、45mmという画角のオリンパス製単焦点レンズを所有している私が狙うのは、当然(?)60mmです。

APS-Cならば35mmフィルム換算で90mm相当というポートレート画角の中望遠レンズになりますが、マイクロフォーサーズでは120mm相当と結構な中望遠になってしまいます。90mm相当の画角は既に45mm F1.8で体感していますし、それ以上に長い単焦点で冒険してみたいという気持ちと、そのハードルを下げてくれるお手頃価格…(笑)

ということで、前置きが長くなってしまいましたが、昨日サブブログを書いてる時点でほぼ決まってはいましたが、本日購入してまいりました。

今回はAmazonでなく中野のカメラ屋さんにて。値段は15200円でした。

「SIGMA 60mm F2.8 DN | Art」開封から外観など

外箱や付属のレンズケースは60mmのものが鏡筒の長さ故か、3兄弟の中でも一番大きいものになっているようです。

明らかに大きすぎるケースは別のレンズの流用でしょうか? 中には上げ底のクッションが入っています。そしてこのレンズにはフードが付属しています。

ミラーっぽい仕上げの格好いいシルバーとも迷ったのですが、結局黒にしました。持っているPENが白やシルバー系だったら、迷わずシルバーにしたと思います。

価格の割にあまりチープさを感じさせない外観ですが、さすがに前玉回りはちょっとプラスチッキーでしょうか。

まずはPEN Lite E-PL6に取り付けてみました。やや頭でっかちに見えるバランスでしょうか。鏡筒の大部分を占める太い輪っかがピントリング、この部分は金属パーツになっています。冬とか結構冷たそうかな?

続いてフードを取り付けてOM-D E-M5に。こちらの方がバランスがいいですね。実は購入直後にこの組み合わせでちょっと写真を撮ってきました(後述)。

付属フードよりもフジツボ型フードを付けた方がコンパクト。バヨネットの切り込みが見えてしまうのがイマイチでしょうか。


オリンパスM.ZUIKO PREMIUMのF1.8シリーズ(17mm、25mm、45mm)と並べてみると明らかにサイズがひとまわり以上大きいのが分かります。46mmというフィルター径は17mmや25mmと同じです。


ファーストインプレッション的なもの

まず、これは店頭で展示品を試したときに分かったのですが、このレンズの特徴的なデザインでもある幅の広いピントリング。これがレンズ交換時にクルクル回ってしまい厄介です。交換時にはしっかりとレンズの根元部分を握る必要があります。
レンズを持つようにカメラを構えた場合も、MFに設定しているとすぐにピントリングに触れてしまいます。デザイン重視とパーツ簡略化を兼ねているのだと思いますが、ここはもう少し考えて欲しかったかもしれません。

気になるAFはなめらかでスムーズな動作。MSC機構を搭載したオリンパスレンズと比べても、ほぼ差を感じないレベルだと思います。

ちなみにシグマが採用しているリニアAFモーターにより、電源オフ時にレンズを動かすと“カタカタ”と音が鳴ってしまいますが、これは仕様(マニュアルにも記載されています)。通電させると(電源オン)音は鳴らなくなります。移動時などちょっと心配にもなりますが、それを言い出すとオリンパスOM-Dの手ぶれ補正ユニットも電源オフ時に“カタカタ”しますから(笑)

さっそく撮ってみた! 120mm相当は難しい…

中野でレンズを購入した後、高尾行きの中央線に乗り込みました。「昭和記念公園の紅葉で試し撮り」と思ったのですが、そういえば先日のアド街でやっていた甲州街道のイチョウ並木を見に行ってみよう、とそのまま西八王子駅まで…。

高尾|2015年11月14日|出没!アド街ック天国:テレビ東京

西八王子の駅前からイチョウ並木を眺めつつ高尾山口まで歩いてみたのですが、その模様についてはまた別の記事にて更新予定。今回は数枚だけ、おろしたてのレンズで撮った写真を貼って、この記事を〆たいと思います。

いやあ、分かっちゃいましたが120mm相当はなかなか手強い(笑)





手強いけれど普段とは全く視点が変わるのでいい刺激になります。

ただし、お散歩レンズとしてお手軽単焦点を求めるなら19mmや30mmの方が使い勝手がいいでしょう。単焦点レンズのボケを求めるならば30mmですかねー。

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