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サロモンがすっかり高くなってしまったので、アディダスTERREXのGORE-TEXシューズをクイックレース仕様に

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アディダス「トレースロッカー 2.0 GORE-TEX」を買って靴紐をクイックレースに交換しました。

しばらく前置きです。
日常の散歩からハイキング、軽い登山まで使えるローカットシューズとして、サロモンのトレイルランニングシューズ「XA PRO 3D GORE-TEX」を昔から愛用しています(同じモデルをずっと買い替えてる)。

脱ぎ履きのしやすいクイックレース(簡単に緩めたり締めたりできる靴紐)と水濡れに強いGORE-TEX製ライナー。かつては1万円前後で買える手頃感もあったのですが(不人気な色はアウトドアショップでかなり割引されいたことも)、昨今の価格高騰に(現在は定価22,000円)どうもSALOMON靴はタウン用途で人気アイテムになっているらしく!?割引販売されることも減り、実売で以前の倍近い価格になってしまいました。
XA PRO 3D V9 GORE-TEX |防水 – サロモン公式オンラインストア

現在履いているXA PRO 3D V9もだんだんソールがすり減ってきていて買い替え(というか買い足してローテーション)を検討していたのですが、もう少し手頃な価格の防水スニーカーはないか思っていたところ、Xのタイムラインで見掛けたニューバランスのGORE-TEXスニーカー「MW880G」(実売1.3〜1.5万円)が気になったのでAmazonで取り寄せてみました。はてな界隈でもたまに話題になる靴ですよね、確か。

MW880G

MW880G

  • new balance(ニューバランス)
Amazon

MW880Gは4Eのモデルを試したのですが残念ながら足形が自分には合わず返品。経験則的に2Eの方が合うとも思えず、ソールパターンも自分の用途には少々不安に感じたので、続けて取り寄せたのがアディダスの「トレースロッカー 2.0 GORE-TEX」でした。

MW880Gがウォーキングシューズなのに対して、トレースロッカーはトレイルランニング用なので、よりアウトドア向きと思われます。実売価格も1.1万円ほどでMW880G以上にお手頃です。

アディダスのサイトを見るとトレースロッカーは既にカタログ落ちしてるモデルかも?
アディダス トレースロッカー 2.0 GORE-TEX トレイルランニング / Tracerocker 2.0 GORE-TEX Trail Running - グレー | アディダス ジャパン

現行モデルでGORE-TEXのハイキングシューズだとこの辺とかいくつかあるみたい。
アディダス テレックス トレイルメーカー 2 GORE-TEX ハイキング / Terrex Trailmaker 2 GORE-TEX Hiking - ブラック | アディダス ジャパン

GORE-TEXではないアディダス独自の防水透湿素材「RAIN. RDY」をライナーに採用した安価なモデルもありますね。履き潰す用なら別にこれでも良かったかな(次回買い替えの候補にします)。
アディダス テレックス Anylander Rain. Rdy ハイキング / Terrex Anylander Rain.Rdy Hiking - ブラック | アディダス ジャパン

前置きが長くなってしまいましたが、「トレースロッカー 2.0 GORE-TEX」です。

TERREX(テレックス)というのはアディダスのアウトドアスポーツ用品のサブブランド名だそうです。

シンプルなデザインで3本線も入っていますが、全部黒なので目立つことはありません。その分、オレンジ色のインソールが目立っています……。

トレッキングシューズ的なソールパターンではありますが、グリップ性能はどうでしょうか。GORE-TEXのライナーが使われているので、外からの水染みは防げますが、水没等で中に入った水は抜けにくくなります。

サロモン XA PRO 3D V9 GORE-TEX(下)と並べてみました。

試し履きの結果、履き慣れたサロモンに比較的近いサイズ、フィット感だったこともあり購入を決めました。ちなみにサロモンと比べるとアッパー素材の通気性がいいのか、冬の屋外で風が当たると少々寒く感じます。

まずは付属の紐のまま1日履いてみましたが、特に問題なさそうだったので、XA PRO 3Dに近づけるべくサロモンのクイックレースキット(QUICKLACE KIT)を取り付けることにしました。

細い紐とコードロック&ストッパーが2組。

装着方法の説明は5コマのイラストのみ……

特に迷うことはありませんが、公式の動画を見ておけば間違いないでしょう。

トレースロッカー 2.0のように靴紐を通す穴がハトメでなく合皮を折り返したループになっている場合、コードの末端は炙って処理しておいた方が穴に通しやすくなると思います(ただしコードロック&ストッパーに通す際は引っかかるので細くなるようにハサミ等で整えた方がいいです)。

普通の靴紐と同じようにクイックレースの紐を通したら……

コードロックとストッパーを通して……

末端になる部分に結び目を作ります。

結び目がストッパーに引っかかってクイックレースを調整する際の持ち手になります。

結び目の近くで紐をカットすれば完成ですが、切ってしまった紐はそれ以上伸ばせないので、様子見で少し余裕を残しました。紐の端はやはり炙っておいた方がほつれなくて良いと思います。

クイックレースを締め込んだ際に余る部分が長すぎると踏んだり引っ掛けて危ない(登山や自転車など)ので、自分に合った長さに調整しましょう。まずはXA PRO 3Dと同じぐらいを意識しましたが、サロモンの靴のようにストッパー部分をしまうポケットがないのでここまで長くする必要はないかもしれません。

早速この靴を履いて自転車で多摩川に行ったり、河川敷を歩いてみましたが履き心地に問題はなく、クイックレースもサロモンの靴と変わらずに使えます。XA PRO 3Dは長年履いていて足にも合っているのですが、この感じであればアディダスでも大丈夫そうな気がしてきました(サロモンより冬は足が冷えるけど)。ソールのグリップ性能などはこれから履きながら確認していきます。

それにしても「ANYLANDER R.RDY」はなかなかお安いですね。次回はぜひ試してみたい。