先週末の土曜日、奥多摩の御岳山に行ってきました。昨日、突然の噴火があって色々と心配な木曽の御嶽山(おんたけさん)とは旧字体の一字違いですが、こちらの呼称は「みたけさん」。
木曽御嶽山同様に山岳信仰の対象となっている山で、頂上には武蔵御嶽神社(神社や最寄りの青梅線の駅名は旧字体の「御嶽」が使われてます)があります。
御嶽神社(みたけ)と御嶽神社(おんたけ)は同じ名称ながら、別の流れを持った神社のようでしょうか?(Wikipediaを見た範囲ではそんな感じなのかなと)
犬を祀っている神社としても有名で、東京近郊の犬の飼い主たちにもちょっとした聖地となっています。私も今度は実家の犬を連れてこよう。
この日のコースや写真はヤマレコの方にあります。狛犬や狐様もよく見る神社のものとはちょっと雰囲気が違っていて面白いので、よかったらどうぞ。
そういえば山頂には神社があるので、普通の山のような三角点や道標、標柱もないのですが…と思ったら本殿の裏の方に山頂の標柱がああった!
それにしてもやたらと新しい。しかも横には「寄贈 乙女新党(ふわふわれこーど)」と…… 何かと思ったら、なるほどアイドルも山岳信仰にすがる時代か。
寒いし始めはあまりテンションの上がらないハイキング
さて、朝一に青梅線の御嶽駅で降りたら、なんだかとても薄ら寒い。さらに持ってきたカメラのアイピースが外れていたことでテンションが下がってしまいました(笑)
更にですね、汗をかく登山なら季節を問わずに愛用しているfinetrackの肌着を着てくるのを忘れてしまったのですよ。これ(上に速乾性のシャツを合わせるのが非常に重要なのですが)肌の汗を即座に繊維の上に逃がして、肌を常にサラサラに保ってくれる優れもの。ジョギングなどの激しい発汗では、性能を発揮しきれないこともありますが、登山のときは実に快適です。
夏場はこれのおかげで、汗に濡れたシャツでベタ付くことはありませんし(速乾素材のシャツといえど、すぐに汗が乾く訳ではないので)、春秋では汗を吸ったTシャツなどで体を直に冷やすこともありません。こいつを着忘れていたことで「汗かいたら冷えちゃうなー」とまたまたテンションが下がります(笑)。それでも30分も歩くと体が温まってくるのですが、タイミングが合ったこともあって、滝本からケーブルカーに乗ってしまいました…。
とまぁ、御嶽神社やらその後のロックガーデンなどもあるのですが、山行レポにする程でもないので割愛。御岳山頂付近で昼食を取った後は、日の出山まで1時間ちょっとのハイク。こちらは山頂の開けた見晴らしの良いお山ですが、この日は生憎の曇り空で各方角、どれもパっとせず。日の出町側のつるつる温泉方面に下り、温泉に浸かってのんびり癒されてから帰路につきました。
山っぽい写真も少々
この辺が「ロックガーデン」だそうです。このまま南下しつつ登っていくと、私たちもよく行ってる大岳山に繋がります。
滝は2つ程見ました。「綾広の滝」と「七代の滝」
日の出山山頂はお昼で混み合っていたので、サクっと通過。天候もご覧の通り…。
食と温泉と食
昼食は御岳山の紅葉屋にて。蕎麦が名物のお店ですが、なんとなくご飯な気分だったので、麦とろ定食を頼んでしまいました(奥さんはちゃんとお蕎麦食べてました)。とろろに味噌田楽とワラビのお浸し、これで充分でございます。
http://www.mitakesan-momijiya.com/
「つるつる温泉」は日の出町の公営温泉施設だそうです。山間部に突然モダンな建物が!
http://www.gws.ne.jp/home/onsen/
ややぬるっとした温泉にのんびり浸かった後は、大広間の食堂へ。電車での山行は気兼ねなくビールが飲めるのが嬉しいですね。名物?のつるつる豆腐に天ぷらで生のヱビスビールが美味い!
まいたけ!
どうやら、ここはお食事もなかなか良さそうかしら?ということで、まだ15時前だというのに早めの夕食というか、2度目の昼食というか…。シンプルな醤油ラーメンですが美味しかった。
花
これもヤマレコの方にいくつか置いてますがこちらにも少し。↓このちっこい花は可愛くて綺麗ですね。
もふもふの苔。
一応E-M5の山デビューでした
こちらの記事でも少し書きましたE-M5のエリートブラック、この日のハイキングで持ち出してみました。E-M1に慣れているので、一部操作感(ダイヤルの位置など)に戸惑うことはありましたが、ほぼ違和感無く使うことができました。
写りの方も私が撮るような写真では大差ありませんね。ただし、冒頭に書いたようにアイカップがいきなり外れてたことでガックリ来ましたが、それについてはもう対策済み。