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無量寺の竜と虎:府中市美術館の長沢蘆雪展(後期)を見てきた

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先月、3月14日に始まった府中市美術館の長沢蘆雪展(企画展「春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪」)。Xなどを見ていても府中市美術館の企画展がここまで話題になっているのを見たのは始めてだと思います。


昨日、4月14日から後期の展示がスタートしたので早速行ってきました。後期初日だったので多少混雑するかと思いましたが、昼過ぎの入場では入場券の列もなく、展示室内もかなり見やすかったです。

ちなみに週末などは入場券窓口とミュージアムショップのレジの少なさがボトルネックになって行列が発生していますが、展示室自体はそこまで大混雑という訳ではないようです。
入場券の半券には2回目が半額になる割引券が付いているので、既に見ている人は半券を持参すれば2回目は入場料が400円になります。前回、撮り忘れた美術館入口の自動ドアの蘆雪犬。

今回の長沢蘆雪展では全141点のうち前後期通しで展示されるのは10点のみということで(元々は6点でしたが子犬絵が追加で4点、通し展示されることになりました)展示作品の大半が入れ替わっていました。

展示の構成は前期と同じながら作品の大半が入れ替わっているので、画風の変化やテーマ毎の展示を一度見ていても新しい視点で楽しめるようになっていました。3つめの展示室の特別編はテーマが「子犬の絵の歴史と蘆雪」から「無量寺の竜と虎を考える」に変化していて、和歌山県の串本・無量寺の「竜と虎の襖絵」をメインに、蘆雪の竜と虎の絵を深く楽しめる展示となっています。
目玉となる巨大な襖絵など、前日13日の休館日に入れ替えが行われたようです。

当初、犬絵に惹かれて蘆雪展を見に行った自分ですが、後期の展示もどれも興味深く、前期と同じぐらいじっくりと展示を見ることとなりました。前回、図録を買っていたので、後期の展示についても多少予習をしておけたのも良かったです。ちなみに仔犬の描かれた作品は、後期にも全部で10点展示されていて、後期のみに展示されている犬絵も2点あるので(127「子犬図屏風」は必見かも)蘆雪犬好きの方も見逃せないでしょう。
自分のいち押し「寒山拾得図」も前期に続いて展示されることになりました。隙間犬よすぎる。


一時はかなり売切れが多発していたというミュージアムショップのグッズもほぼ復活して買えるようになっていて、後期からの無量寺関連グッズなども複数追加されていました。

前回は売ってなかった芦雪件マスコットが売られていました。絵を立体化すると独特のとぼけた雰囲気が消えてしまうように感じましたが、細目(逆八の字)の犬がなかなか雰囲気出ていたので思わず買ってしまいました。

府中の森公園の桜並木はすっかり葉桜となっていました。

この木はまだ花がかなり残っていました。

展覧会名:春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪

  • 会期:2026年3月14日(土曜日)~5月10日(日曜日)
    • 前期:3月14日(土曜日)~4月12日(日曜日)
    • 後期:4月14日(火曜日)~5月10日(日曜日)
  • 休館日:月曜日(5月4日は開館)
  • 開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  • 会場:府中市美術館2階 企画展示室
  • 観覧料:一般 800円(640円)/高校・大学生 400円(320円)/小・中学生 200円(160円)

春の江戸絵画まつり 長沢蘆雪 東京都府中市ホームページ
長沢蘆雪 東京都府中市ホームページ