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広角に強く自撮り対応の防水コンデジ「STYLUS TG-850 Tough」を手に入れた!

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つい衝動的に買ってしまいました。
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コンパクトデジタルカメラ STYLUS TG-850 Tough|オリンパス
あれ、先日「タフネスコンデジ? ないない」的なこと書いてませんでしたっけ、私(書いてませんよ)。


コンデジは各社からタフネス&防水仕様のカメラが発売されてます。山には何気にベストチョイスな気もするのですが、一眼レフやミラーレス、高級コンデジと比較してしまうと、写りの面でややイマイチな気がしてしまいます(ネット上でサンプル、作例を見る限り)。
後処理でレタッチできるスキルがあれば、そこそこ見栄え良く仕上げることはできるとは思いますが、「JPEG撮って出し」ではやや物足りないと感じるかもしれません。

…と、書いたのは本音ですけども。
防水コンデジは以前から気になりつつも、サンプル画像などを見るたびに「うーん、今更これは」と感じる画質のものが多く、手は出してきませんでした。
しかし、買ってしまいました。何故か!?

21mm相当からの超広角が魅力的!

New Olympus TG-850, white
やはり一番の決め手はこれです。景色を撮ることの多い山では21mm(35mmフィルム換算)の超広角はかなりの魅力です。
防水の有無を問わず、コンデジで広角がここまで広いカメラ(コンバージョンレンズなしで)は現行機種でもそうないと思います。
広角ズームの交換レンズもずっと魅力を感じているのですが、やはり「山ではなるべくレンズ交換したくない」ということもあり、前述の記事でも書いた「一眼+コンデジ」という組み合わせを、広角に特化したコンデジを導入することで実践してみることにします。

ちなみにワイド端で私の部屋のCDラックを写すとこんな感じ。手持ちでカメラの位置も正確に同じとはいえませんが(一応後ろの壁に背を付けながら)、広角25mm相当のXQ1(コンデジにしては比較的広角寄りです)と比較してもこれだけの差があります。

▼XQ1(25mm相当)
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▼TG-850(21mm相当)
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明らかに広いですね。
TG-850の解像感がないことはひとまず見なかったことにして(笑)(特に周辺が…)
室内ということあり、オートだと感度がISO800まで上がってしまうのでISO400に下げて撮ってこれです。あくまで野外使用目的での購入ということで、野外での実写レポはまた改めまして。
XQ1は広角側はレンズの明るさのおかげでISO200で撮れてます。

防水&耐衝撃

New Olympus TOUGH TG-850

「水深10mの防水」「防塵設計」「耐衝撃2.1m1/耐荷重100kgf」というのは山登りには少々過剰な位のタフネス性能ですが(ダイビング向き?)、安心して水に突っ込めるカメラというのは、今までとは違った使い方ができ、夢が広がります。
最近ちょっとお休みしてますが、釣りのときにも重宝してくれそうですね。

コンパクトデジタルカメラ STYLUS TG-850 Tough を ご愛用のお客様へ無償点検・修理対応のお詫びとお知らせ(オリンパス)
そういえば、最近こんなアナウンスがありましたが、私の購入したものは対象外のようです。

自分撮り可能な液晶モニター

New Olympus TG-850, white
このように液晶モニターが180度裏返ります。
これまで「自撮り」を基準にカメラを選んだことはありませんでしたが、山で撮った写真を眺めていると、自分達の写った写真があまりありません。あっても山頂で交互に撮った記念写真程度。
以前は、三脚&セルフタイマーでふざけた2ショットなども撮っていましたが、最近すっかりそのノリを忘れておりました。黙々と山を登るだけでも楽しいですが、せっかく2人で行動しているのだから、コミュニケーションツールとしてもカメラを利用していきたいなと。

あと、もちろん私も使うつもりですが、本機は奥さん用の山カメラとしてプレゼントする位のノリで買いました。だって、私はカメラたくさん持ってるし(笑)

価格が底値付近?

8/13現在の価格.com最安値で¥23,103という価格。ここ数週間ほど価格の推移をチェックしてましたが、数日おきに数百円下がってます。この先2万円を切るかどうかは微妙ですが、そろそろ底値も近い気がします。
高性能な新製品カメラが発売から半年で半値程度まで下がってしまう現状は、開発者の方の苦労を思うと複雑な気持ちにもなりますが、結局安さには勝てません(涙)

XQ1とサイズ比較

愛用のコンデジXQ1と並べてみました。
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こんな感じ。タフネス系のカメラにしては比較的コンパクトな部類だと思います。重量も軽量小型のXQ1(206g)に対して、TG-850(218g)とかなり頑張っています。

マイナスポイントも少々…

この辺は実際に使用してから記事にしようと思ってますが、購入前から分かっていた「これはちょっとなぁ…」と思う所なども。

  • GPSが非搭載
    • 同時発売した兄弟機のTG-835にはGPSが搭載されていますが、こちらは広角は普通の28mm相当からで可動モニタもなし。なぜここで機能を2分化してしまったのか、少々解せません。素人的には全部入りでいいじゃない、とか思うのですが。

  • Wi-Fiも非搭載
    • これも発売時期からしたら不思議。最新のTG-3はGPS&Wi-Fi入りなので、タフネス機の構造的に無理ということはなかったと思いますが…。まぁ、これはFlashAirやEye-Fiで対応するつもり。

東芝 SDHCメモリーカード(FlashAir) 8GB SD-WC008G

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  • メディア: エレクトロニクス

  • 画質
    • これは分かってて買ったのですが、小さな1/2.3型センサーに1600万画素も詰め込んでいるだけあって、やはり拡大すると精細感に欠ける描写です。高感度も部屋で撮った写真を見る限り、ISO400以上はそれなり… といった感じですので、後は屋外でどこまで頑張ってくれるかですね。
  • レンズが暗い
    • 分かってて買い(以下略
  • 充電について
    • バッテリーチャージャーが付属せず、標準ではUSB充電のみというのは最近のコンデジでは(コストカットで)比較的取られているのでまぁいいでしょう。しかしカメラ側の接続端子が相変わらずオリンパス独自の端子というのは頂けません(オリンパス機全般にこのクソ仕様を早く改善して欲しい)。つまり既製品のUSBケーブルの使い回しが不可能です。更に困ったことに…

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充電中は蓋、開けっ放し…。防水性を高める為に全ての入出力を1つの防水ブタ内にまとめるというのは分かります。しかし充電の度にこの無防備な状態というのは如何なものでしょう? 別売りでも本体ごと充電できるクレイドルなど、用意できなかったのでしょうか。互換品でも何でもいいので、早く充電器を手に入れた方が良さそう…。

ということで後半やや愚痴っぽくなってしまいましたが、来週取る予定の夏休みはこのカメラを持って、山に行ってこようと思います。これで雨もどんと来い。でも、せっかくなら晴れて欲しい!(笑)

追記:登山で使ってみました