I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

誕生日なのであざみ野うかい亭に行ってきた

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我が家にとっての記念日は夫婦で美味しいものを食べる日のこと。月末に迫った私の誕生日に一番近い休日である日曜日、横浜はあざみ野の「うかい亭」に行ってまいりました。

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神奈川・あざみ野 鉄板料理「あざみ野うかい亭」
うかい亭は我が家にとってのご馳走レベルでは最上級のお店。都心部にいけばお高いコース料理を出す店はいくらでもありますが、我々がたまの贅沢で行くのには味、雰囲気、サービス、満足度とどれを取ってもベストなお店。銀座店や表参道店ほどの敷居の高さを感じない、地元感もこちらのお店を贔屓にしてしまう理由かもしれません。

先月末頃、狙い澄ましたように誕生日記念の食前酒サービスのチケットなども届いていたのでまんまと釣られてきました。

初めてのカウンター席

これまでは予約のタイミングだったり、3人以上という人数もあってか個室でのお食事ばかりだったのですが、今回初めてカウンターの席に案内されました。

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中央に様々な旬の食材が飾られた半円状のカウンター席。他のお客さんとは席を空けて座らせて貰えるので、いつも通りゆったりと食事を楽しむことができます。

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ちょっとカウンター席は写真を撮るのに躊躇しちゃうなーとも思ったのですが、シェフの方が「写真どうぞ」を気を使ってくれましたので、いつも通り遠慮なく…(笑)

誕生日のサービスで頂いたロゼのスパークリング。丁度、新しいボトルを明けるタイミングで頂くことができました。

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目と舌で楽しめるコースの始まり

まずは前菜。「秋サンマのマリネ サラダ仕立て」。毎度こちらの前菜は本当に見た目が綺麗ですし、見慣れた食材でも食べたことのない味に仕立ててくれています。

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リンゴとサンマの取り合わせ、添えられた黒オリーブとアンチョビソースの味わい、銀杏など季節の食材も色鮮やかに添えられていて、本当に「楽しくて美味しい!」。

長ナスのローストに半熟たまごと生ハムを添えたもの。料理長の方が鳥が卵を抱いている姿をイメージして考えたメニューとのことです。

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シェフの方が「写真を撮るならこちらのお皿で」と茄子がより鳥っぽく見える方を奨めてくださるなど。

仕上げにたっぷりパルミジャーノが削られます。ジューシーな茄子に長時間蒸し上げたというクリーミーな卵とトマトの酸味、生ハムとチーズの塩気が渾然一体となって口の中に広がります。

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きのこのクリームパスタ。舞茸やフランスから空輸したという名前の覚えられない各種きのこがたっぷりに、貝殻型のパスタ、濃厚な生クリームのソースと相まってもう最高。

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一口食べると口のなかに様々なきのこの香りと味が広がります。パスタですが、あくまで主役はきのこ。

そしてメインのうかい牛ステーキ。いつも通り、私はロース、奥さんはランプでお願いします。それぞれの肉の特徴と焼き方の話を伺いながら、最高の状態をいただきます。

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付け合わせのブロッコリーは軽く茹でた状態のものを、適度に歯ごたえが残るように鉄板で蒸し焼きにしています。

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ロースはとろけるような柔らかさと溢れる肉汁、そして油の旨み。一方のランプは驚くぐらいに柔らかくも味の濃い赤味で、噛みしめた際に肉の旨みが溢れ出します。

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脂身の少ないランプは焼く際にバターを加えていました。一方のロースは肉の脂身の旨さを引き出すように、しかし余分な油は丁寧に捨てながらという丁寧な職人の技。
ごちそうさまでした。

お腹いっぱいになって大満足のところに、ホッとひと息付ける食後のジャスミンティー。ロイヤルコペンハーゲンのカップ、毎回これ欲しいね、という話になりますが普段使いには贅沢すぎますし、かといってそうでないと出番もありませんし…。

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このようなお店に来たときだけのお楽しみというのでもいいかもしれませんね。

食後のデザートもたっぷりと

食後は2階の明るいスペースに移動してのデザート。前回からまた多少システムが変わって、ミニデザートをお好きなだけ、という感じでなくお好きなデザートと、食べられるならもう1つ選んでください、的な雰囲気。

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私は和栗のモンブランとプリン的なものを頂きました。誕生日メッセージ皿はちょっと恥ずかしい感じ(笑)

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こちらは奥さんのチョイス。他のテーブルから聞こえてくる声も季節柄モンブランが人気でしたね。

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プチシューとコーヒーを頂いて別腹の方も満腹となりました。

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たまにこのようなお店で食事をすると、また次も来られるよう仕事頑張ろう!という気分になるのですが… そういえば今の私は無職でした(笑) そんなアラフォー無職をうかい亭に来させてくれる奥さんに心から感謝ですね☆

大切な記念日のご予約は、一休.comレストランで・・・。

たまには単焦点レンズのみで…

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このようなお店に大きいカメラを持っていくのも何かなーと、今回はPENのE-PL6に25mm F1.8の単焦点を付けたものを鞄に忍ばせていきました。35mmフィルム換算で50mm相当の画角は料理を撮るにはベストですが、せっかくの素敵なお庭や洋館風の外観を撮るにはやや狭いです。

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やはりここは17mm(34mm相当)を持って行くのが正解だったかな…? なんて。

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今回はカウンター席ということもありましたので、シャッター音のしないコンデジ(XQ1)でも良かったかもしれませんが、せっかく滅多に食べられないお店だとそれなりに綺麗に写ってくれるカメラを持っていきたくなってしまうカメラ好きの悲しい性…。