「ニッカウヰスキー余市蒸留所」見学の続きになります。
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1時間のガイドツアーを楽しんだ我々、いよいよお楽しみの試飲になります。
ニッカウヰスキーの無料試飲を味わう
試飲会場のニッカ会館は余市蒸留周辺の景色を見渡せるガラス張りの広い空間です。3種類のお酒ですが、このように試飲グラスがギッシリ並べられています。1人各1杯ずつですからね。
水割り用のお水や氷はもちろん、ハンドルキーパーやお子さんのために、ノンアルコールのリンゴジュースやウーロン茶も用意されています。
こちらは2杯目に頂いた竹鶴、オススメ通りトワイスアップにして頂きます。ウイスキーは普段あまり飲まない私ですが、これは大変美味しい! お土産としてはもちろん、せっかくなので有料の試飲にも行ってみたくなります。
外の天気もかなり落ち着いてきました。朝方荒れ模様だったせいか(平日でしたし)、試飲に来ているお客さんも少なめです。
もちろん3種類、しっかり頂きました。スーパーニッカの水割りはかなり軽めで、私は竹鶴が一番美味しかったかな。コクがあるのにスッキリした飲み口。なんだかビールみたいな感想ですけど(笑)
こちらがお土産ショップの「ノースランド」。余市蒸留の中では正門から一番奥手にある建物。試飲会場の「ニッカ会館」やレストラン「樽」とも繋がった場所にあります。
工場限定のウイスキーも各種揃っていますし、価格なども普段目にするものより安い気が…。丁寧なガイドをして頂いて、試飲までさせて貰った勢いでホイホイと… まあ、こういうのは乗っかておくタチです(笑)
中世の城郭を思わせる貴重な建物たち
さて、ニッカウヰスキー余市蒸留所には欧州の城郭を思わせる石造りの正門を始め、創業当時から残る貴重な建物が多く残されています。小樽の街で見た近代建築とはまた違った趣の、魅力タップリの建築物です。
文化庁の「登録有形文化財」であり、経産省の「近代化産業遺産」にも登録されているそうです…。
正門をくぐって見えて来る光景はまるで欧州の古城。
ここは本当に日本かな?って光景です。
余市町指定文化財にも指定されている、工場創立当時の事務所。当時の社名は「大日本果汁株式会社」。「日果=ニッカ」の語源ですね。
リタハウス(RITA HOUSE)と名付けられたこちらは、かつてニッカの研究室だったそうです。随分とオシャレな建物で研究を行っていたのですね。
こちらは旧竹鶴亭。余市町の郊外に立てられていた私邸を移築し復元したものだそうです。石造りの玄関ホールと母屋が繋がった和洋折衷のユニークな建物です。玄関ホール部分のみ一般公開されていて入ることができます。
何でしょう… キツネの足跡かな?
ヴィンテージウイスキーを味わいに「ウイスキー倶楽部」へ
せっかく、余市まで来たのですから普段飲むことのない、貴重なウイスキーを味わっていくことにしましょう。右手の建物が「ウイスキー博物館」、その向かいの左手が前回も見て頂いた「一号貯蔵庫」です。
そういえばこんな風景、マッサンでも見たような…?
ウイスキー博物館内の有料試飲コーナー「ウイスキー倶楽部」には沢山のお酒がズラリ。かなりのサービス価格でヴィンテージものを始めとした、様々なウイスキー(ニッカ以外のものも)を味わうことができます。
選んだのはシングルモルト「余市 20年」と、ピュアモルト「竹鶴 21年」。
どちらも高価なお酒ですが、特に「余市 20年」の方はお店ではなかなか頼めないような価格の一品。ここなら500〜700円程度で試飲することができます。
チェイサーを挟みながらそれぞれのお酒をジックリと味わいます。同じ20年ものでも驚くぐらいに香りも味も違います。余市の方はむせかえるような香りが鼻へと抜けていきます。これがスモーキーフレーバーってやつでしょうか。竹鶴も先ほど試飲した通常のものとは全く別モノの味です。
シングルモルトとピュアモルトの違いはこの辺を参考に…。正直、私はよく分かっておりません。
竹鶴ピュアモルト|竹鶴ピュアモルトとは|NIKKA WHISKY
この後、小樽に戻って食事を…と思ったのですが、考えていたお店(海猫屋)がランチ営業をしていなかったため、蒸留場敷地内のレストランで食事を取っていくことにしました。
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結局、午前中の見学ツアーから試飲、食事まで都合4時間程この余市蒸留場に滞在していましたが、外界とはちょっと違った時間が流れているようなこの不思議な空間。旅の最終日をのんびりと過ごすことができました。
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今回の北海道旅行は宿泊と航空券をセットで予約できる「ANAじゃらんパック」を利用しました。我が家はANAマイルを貯めてるので、ANAを選んでますが当然JALのパックもあります。以前、北海道旅行をした際はレンタカーまでセットで予約できたので、面倒くさがりの私のような人間はいつも重宝しています。
ニッカウヰスキー余市蒸留所の見学ツアーは直接、ニッカウヰスキーのHP上から予約を行えます。
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余市蒸溜所 見学ガイド | NIKKA WHISKY