昨日3月15日はパナソニックの新型ミラーレスカメラLUMIX DC-GX7MK3の発売日でした。旧モデルとなってしまったGX7MK2ユーザーである私ですが、GX7MK3と同じタイミングで発売になったこんなアイテムを入手してみました。
GX7MK2でも使うことができる、後付けのハンドグリップ「DMW-HGR2-K」です。
パナソニック / ハンドグリップ DMW-HGR2
DMW-HGR2はGX7MK3のオプションアイテムとして発表された製品。型番は「DMW-HGR2-K」となっていますが、ブラック以外のカラバリは現在はありません。
GX7MK3だけでなく、前モデルであるGX7MK2でも使える設計になっているのですが、なぜかメーカーサイト等では言及されてなく、CP+会場でパナソニックのスタッフの方から教えて貰いました。実際に会場で触ってみて「これはいいな!」と感じたので、Amazonにて予約して昨日届いたものです。
もちろんGX7MK2では裏技的に使える訳ではなく、ちゃんと本体箱や付属の説明書に、GX7MK3とGX7MK2の両方が対応機種でることが記載されています。
本体サイズが微妙に変化している中、旧機種でも使えるよう作ってくれたことは大変ありがたいですし、もっとアピールしてくれてもいいのに(笑)
取り付けはハンドグリップ側のネジをカメラの底にある三脚穴に固定するだけ。ネジは指だけで締めることができるので、比較的付け外しは簡単です(マイナスドライバーやコイン等でしっかり締めることも可能)。
残念ながらバッテリーやSDカードの蓋を逃がすための穴は空いていませんが(E-M5 Mark II用のECG-2のように)、工具等なしで取り外しが可能なのは救いでしょうか。
OLYMPUS ミラーレス一眼 OM-D E-M5 MarkII用 クイックシュー対応レール搭載 金属製 外付けグリップ ECG-2
- 発売日: 2015/02/20
- メディア: Camera
また、充電に際しては(本体にはチャージャーが付属しないので)バッテリーを取り出さず直接本体にUSB給電することになるため、蓋を開ける回数も比較的少ないかと思います。
SDカードに関してもPCと直接USBケーブルでやり取りしてしまう方法もありますし……。
当然ですがハンドグリップはチルト液晶の動きに干渉しないようになっています。
ハンドグリップ側にも三脚穴はあるので、三脚やクイックシューなどもそのまま使えます(写真はピークデザイン キャプチャーのプレート)。
大きなレンズ装着時に効果絶大なハンドグリップ
ハンドグリップの未装着/装着状態でカメラを持ち比べてみました。コンパクトさを売りにしているカメラなので仕方ありませんが、未装着の状態ではどうしてもホールド性が高いとは言えません(軽量レンズを使ってる分には十分だとは思いますけども)。
通常の状態では小指が余ってしまっていますが、ハンドグリップ装着時はしっかりと全ての指で握れているのが分かるでしょうか。
さらに効果を発揮するのは望遠レンズなどの大きく重量のあるレンズを付けた際です。
オリンパスの望遠ズームM. 40-150mm PROのようなレンズを装着した際にも、指先にしっかりとグリップ部が引っかかってくれるようになります。
これならOM-Dなどと同様に安心して重量のあるレンズをGX7MK2で使えることでしょう。
外出時には必須アイテムになりそう?
私にとってGX7MK2は普段使いのスナップ用途なのですが、外出時にはこのグリップが必須アイテムになりそうです。そこまでサイズが大きくなる訳でもありませんし、 LEICA DG 15mmのような軽量レンズを付けている際にも、持ちやすさの恩恵は大きいです。
ただし、自宅内で簡易的なブツ撮りやテーブルフォト用途に使っている分には、今までのままでも十分かなと。これはSDカードを頻繁に出し入れするから、というのもあります。
また、今までオリンパスのPROレンズなどはサイズ・重量のバランスが悪いので、GX7MK2で使うことはほぼありませんでしたが、このハンドグリップを手に入れたことでこれからはもっと積極的に使ってみたくなりそうです。