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生筋子から自家製いくらを作る際、どれだけ熱いお湯を使って大丈夫か検証する

以前から一度確認したいと思っていたことを確認してみました。それは「生筋子から自家製いくらを作る際に、どこまで熱いお湯を使っても大丈夫か?」という件。

追記:記事最後に、基本的ないくらの作り方を追記しています。

自家製いくらを作る際のお湯の温度ってどれぐらいが適切?

生筋子が出回る季節に自家製いくらを作るようになってかれこれ10年近くになりますが、当初参考にした「いくらの作り方」ネット記事の中に「生筋子をほぐす際に熱湯を使うとスムーズ」というものがありました。

記事によって「ぬるま湯を使う」というものから「80℃ぐらいのお湯で手早く」とか「長時間熱湯に漬けると(or お湯の温度が高すぎると)魚卵が茹だって(タンパク質が変質して)戻らなくなるので注意」みたいなものまで、熱湯の温度や使い方の情報はまちまちだった気がします。


自分もこれまで色々と試してみましたが、ここ何年かは自宅の給湯器で最も高い設定にした60℃のお湯を使っています。この温度の熱湯なら長時間作業をしていても魚卵はなんともありませんし、わざわざお湯を沸かす必要もなく、なにより素手で作業するには限界の温度でもあります(普通に熱いので手を浸すことはほぼ不可能)。

キッチンの蛇口からドボドボと熱湯を注いで作業

アニサキス対策は、70℃以上か60℃で1分の加熱

ちなみに熱湯を使うのは、寄生虫であるアニサキス対策の側面もあります。
アニサキスを殺すために必要な加熱は厚生労働省のサイトによると「70℃以上、または60℃なら1分」とのことなので、普段は60℃の熱湯を繰り返し注いで、破れた皮などのゴミを取る作業をしているのでアニサキス対策にもなってると思いますが、80℃や90℃のお湯でも大丈夫ならばより安心というもの。

他にもアニサキス対策として「-20℃で24時間以上冷凍」もあるので、自家製いくらの場合も作りすぎたものは冷凍保存すれば安心(急速冷凍できないと解凍時にかなりドリップが出てしまうので注意)。

ということで、どれぐらい熱いお湯を使っても生筋子は大丈夫なのか気にはなっていたのですが、安い食材じゃないのでなかなか思いきれなかったり、わざわざ熱湯の温度を調整しながら試すのも面倒です。
特に今シーズンはとても生筋子の価格が高く、ここ最近はスーパーでも980円/100gと数年前の倍近い価格が続いていて、とても実験のために買う気分にもなれませんでした。

先週、少し価格が下がった(といっても880円/100gからの値引き品)生筋子が買えたこともあってようやく試してみることにしました。

2本(1腹相当)で250gとかなり小さめの生筋子でした。今年はシロザケが不漁なのでしょうか?


70℃ / 80℃ / 90℃ / 100℃のお湯で1分間

ということでまずは生筋子を軽く手でほぐしてから実験をスタート。いつも60℃の湯で作っているので、70℃から沸騰したての100℃のお湯までで試してみます。

もちろん全部の魚卵を使う訳でなく少量ずつです。ダメになったら勿体ないもの……。

お湯の温度調整の都合もあるので、いきなり100℃からスタート。沸騰したての電気ケトルの湯をドボドボ注いで行きます。タイマーの設定は1分。アニサキス対策の目安は「60℃ 1分」ですし、ひとまず1分間大丈夫ならそれなりの判断基準になるでしょう。

お湯を注いでから軽く魚卵を撹拌して、いくらをほぐす作業を行います。1分間しっかり経ってからお湯を切ります。少し魚卵の皮が白っぽくなってますが、これは60℃のお湯で作っているときとそこまで変わらない見た目なので、意外とイケてそうでしょうか?

同様に熱湯の温度を少しずつ落としつつ、90℃、80℃、70℃とそれ1分間、ほぐした生筋子を浸していきます(写真を整理していて気づいたのですが、70℃ではうっかり2分間計測していました……)。

熱湯を切った生筋子には、筋子を買うと付いてくるいくら漬けだれで味付け。醤油で漬けるような濃い色にはならず(味と色を見る限り白だしみたいなものですね)、安定した仕上がりが期待できます。

実際にここまでやってみて、どうやら全て普通にいくらができ上がりそう? どこかに「これ以上熱いと魚卵がダメになるライン」があるかと思っていたのですが、どうやら1分程度では100℃の熱湯でもいくらはびくともしない? ということで、急遽「100℃の熱湯で3分」パターンを追加してみます。

おや、なんだかお湯を切っても白っぽい色が引かないかも……。

これはもしかしてダメではないか?

でも、タレを注いだら徐々に色が落ちついてきました。もしかしこれも平気だったり? ……ということでこの日の実験はここまで。もう少し違う時間も試して良かったかもしれませんが、残りの筋子で(いつものやり方で)いくらを作る作業が残っていましたので……。


翌日:結果確認、ちゃんといくらになっているか?

さて、一晩冷蔵庫で寝かせたいくらの様子を見てみましょう。おや、何か1つだけおかしい……?

70℃〜90℃で1分はすべて問題なく仕上がっています(実際は70℃だけ2分だけど)。試食しても皮の柔らかな美味しいいくらになっています。これ以外のいつも通りに60℃で作ってるの際となんら変わらない。

そして100℃ 3分。あっ……

明らかにこれだけ色がおかしいですね。皮が薄っすらと白っぽい。やはり沸騰したての熱湯で3分は長すぎたようです。カップヌードルの指定時間には魚卵は耐えられなかった……。

ではこの白っぽいいくらが皮が固かったり、他ののいくらと仕上がりが違うか? ……と言えば、なんと味は一緒。皮も柔らかく、口の中で適度な圧力を加えたらプチプチと皮が弾ける上等な味のいくらです。

見た目がちょっと白っぽいだけでいくらとしての味はなんら問題ない。他のいくらと食べ比べても差が分からないぐらいで、これには驚きました。てっきり皮が固くなってしまうなど、食感の変質があると思ったのですが……。

結論:100℃ 1分は大丈夫だけど3分はダメ(でも食べられる)

ということで、生筋子をほぐす際に使う熱湯ですが、浸す時間が1分程度ならば温度の高さはそこまで気にする必要はなさそうです。そもそも作業中に熱湯に何分間も漬けっぱなしにすることはないと思いますし、アニサキス対策ならばあまりビビらずに効果が期待できる温度の熱湯を使って良いでしょう。

やっぱりはらこ飯を作ってしまう

とはいえ、私はいくらを作るたびにお湯を沸かすのも面倒ですし、作業で火傷とかしたくないので今後も給湯器の60℃を使い続けることになりそうです。

「ピンポンいくら」について

そういえば、昔は自家製いくらを作っているとたまに皮の張った、いわゆる「ピンポンいくら」ができてしまうことがあったのですが、かれこれ何年もピンポンないくらができたことがありません。
当初は使う生筋子のタチによるものだと思っていましたが(シーズン終盤は皮が硬い、等)、記憶にある限り今の作り方になってシーズン中に手に入るどんな筋子を買ってもピンポンにはなっていません……。

かつてやっていた方法で今はやってないことは、「塩水を使って作業」「冷水で作業」ぐらいですがですが、どうなのでしょう? 塩水で洗う方法はよく紹介されていますが(中には生筋子に直接「塩を振る」というものも)、塩分濃度によっては浸透圧により味付けが始まってしまいそうでやらなくなりました。水での作業もそこまで問題はなさそうですが、お湯作業で失敗しないのであえて確認もしてません。
最後に改めて追記しておきますが、以下の作り方で毎年おいしい自家製いくらを楽しんでいます。

はらこ飯のご飯の残りで焼きおにぎり

【追記】生筋子からの自家製いくらの作り方

生筋子からの自家製いくらの作り方。基本的には卵をバラして、つけダレに漬け込むだけ。過去、色々な作り方を試してみましたが、これが一度も失敗なく安定して作れてる方法です。
【準備するもの】生筋子、湯(60〜80度)、ボウル(重なるザルがあると楽)、ホイッパー(泡だて器)

  1. 生筋子をボウルに入れ、熱いお湯を注ぐ
  2. 手で優しくほぐしながら筋子を包んでいる皮から魚卵を剥がす。皮は完全に取り切れなくてもOK
  3. お湯を捨て余った皮などのゴミを取り除く。再びお湯を注ぎ、ホイッパーで魚卵全体を軽くかき混ぜると、魚卵がバラけてゴミが取りやすくなる
  4. ゴミが浮いてるうちに上澄みを捨てる。何度か繰り返す(排水溝に細かなゴミが流れるので目の細かい網等でブロックする)。作業はずっとお湯で
  5. ザルに上げて水を切る
  6. つけダレに漬け込んで半日ほどで完成

筋子のバラし方は焼き網にこすりつける方法などもあり、手っ取り早いですが多少卵が潰れます。自分はケチなので歩留まりを少しでも上げるため手でほぐしてますが、素手での作業はアレルギーの原因になるという話もあるようなので、ニトリル手袋等使った方が安心かも。

慣れれば数分で終わります。

つけダレはお好みですが、「醤油のみ」「醤油に煮切りしたみりんと酒(2:1:1 目安)」「白だし」等。
濃口醤油を多く使うといくらの色が黒くなってしまうので、薄口醤油や白だしを使うのが個人的にはおすすめ。スーパー等で筋子を買った際についてくるタレも使えます(薄口醤油ベースで白だしほど出汁感も強すぎず安定した仕上がり)。現在は白だしに濃口醤油を少し加えたものを使ってます。魚卵がつけダレを吸ってかなり膨らむので、最初少し多いぐらいのタレで漬けて、不要なタレはザル等で切ればいいでしょう。

生筋子と自家製いくら、はじめました。2021年・秋

毎年恒例、生筋子と自家製いくらの季節がやってきました。第一弾を食べ終わったのでまとめます。

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2021年8月30日、今シーズン初の生筋子ゲット

毎年、稲城の梨が出てしばらくすると生筋子がスーパー等に並び始めるので、8月後半に稲城梨をゲットしてからソワソワとチェックをはじめました。

あとはこんなニュースを見たこともあり、北海道ではもう生筋子が並んでいる季節なのだなと。
「家族に食べさせようと…」スーパーで生筋子を万引きして警備員振り切る…男逮捕~北海道江別市(HBCニュース) - Yahoo!ニュース

最初にスーパーで生筋子を発見したのが8月30日の月曜日。ヤオコーで既に30%OFFの割引価格になっていたものです。貼られたシールを見ると前日の日曜日(8/29)に並んだ商品のようです。実は先程のニュースを見て、土曜日に別のスーパーをチェックしたもののまだ見当たらなかったので、恐らくこの週末あたりから首都圏のスーパーにも並ぶようになったのかもしれません。

価格は698円(100g)でやや高めスタートではあったものの、買値は30%OFFの488円(100g)だったので、シーズン初筋子としてはなかなかにお買い得でした。2パックで400g弱の生筋子です。

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ちなみに生筋子を買った当日は、カツオが安かったのでうっかり2柵買ってしまい、殆どいくらを食べることができませんでした。今年の夏はほぼ隔週ペースで戻り鰹を食べていましたね。

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……ということで、生筋子からの自家製いくら生成とその食べ方まとめ。例年と特に変わりませんが、毎年写真を貼るだけなので、今年は少しレシピ的なものも書いておきます。

生筋子から自家製いくらを作る

これまで色々と作り方(ほぐし方)を試しましたが、最近は焼き網などは使わずに手でほぐすようになりました(補助的にホイッパーを使う)。網を使えば手っ取り早いですが、やはり潰してしまうこともあり、少し時間が掛かっても丁寧に手でほぐして歩留まりを上げたい。

  1. 筋子を包んでいる皮を剥がしていく。両手を使い、指を皮と魚卵の間に入れるように
  2. ボウルに入れた魚卵に、60℃のお湯(給湯器の最大温度)を注ぎ、ホイッパーでかき混ぜながらゴミを絡め取り、米研ぎの容量で浮いてきたゴミを流す。経験上この作業を長く(5分以上)続けても白くなった魚卵が茹だってしまったことはないので、アニサキス対策も兼ねて入念に行います(しっかりやるなら80℃程度のお湯を使った方が良いでしょう)
  3. 味付けは濃い口醤油を多く使うと黒っぽくなってしまうので「薄口醤油+煮切りみりん」「白だし」「塩+だし汁」等の方が綺麗な仕上がりになります。今回はスーパーの生筋子についてきたタレの味が悪くなかったので、弓削田の醤油を少し混ぜて使いました
  4. 数時間冷蔵庫で寝かせれたら完成。数日のうちに食べ切れなさそうなら冷凍保存できます

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はらこ飯を作る

鮭の煮汁で米と鮭の切り身を炊いたご飯の上に、鮭の身といくらを乗せた東北の郷土料理。個人的に一番好きないくら&ご飯の形態なので、毎年いくらを作ったら最初にやります。もう少し濃い味付けのレシピも多いですが、個人的にはこれぐらいのほんのり茶飯で充分に美味しい。

  1. 米2合に対して生鮭は切り身で2〜3切。骨を抜いて削ぎ切り
  2. 切り身が浸かるぐらいのだし汁か水に、醤油大さじ1.5、みりん1.5、酒1を加えて軽く煮る。アクを取り、煮汁が冷めるのを待つ。濃い味ご飯が好きなら醤油小さじ1程度増
  3. 研いだ米に煮汁を注ぎ、足りなければ炊飯器の2合目盛りまで水を足す。米の上に鮭の切り身を並べ、通常の炊飯モードで炊き上げる
  4. 炊きあがったら鮭の切り身を一旦取り出して、ご飯をかき混ぜて蒸らす。いい感じに盛り付ける

今回は2合半ほど炊いて、初日と翌日ランチに2回食べました。ひたすらに美味い!

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いくらと鮭のレモンクリーム親子パスタ

鮭といくらはご飯にも合うけど、パスタにもよく合います。鮭を使ったクリームパスタ系は色々なレシピがありますが、個人的にレモン汁を使ったレモンクリームパスタが好き。生クリームを使わなくても作れるレシピを元にして、パターを使ったりしてお好みで仕上げます。参考にしたレシピはこの辺。
レモンクリームパスタ | ポッカサッポロフード&ビバレッジ
鮭とキャベツのレモンクリームパスタ by 中井エリカ | レシピサイト Nadia | ナディア - プロの料理家のおいしいレシピ

  1. オリーブオイルで鮭缶の身を軽く炒める。鮭缶の汁と白ワイン大さじ1投入
  2. 牛乳を200ml、ふつふつしたらスライスチーズ2枚、バターをひとかけら投入してチーズを溶かす
  3. パスタが茹で上がる1分前に切ったキャベツを投入、湯を切ったパスタとキャベツを(2)へ
  4. いくらをお好みでたっぷりトッピングして完成

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キャベツはなくても構いませんが、結構合うので冷蔵庫に在庫があれば使います。上は生クリームを使わないレシピですが、在庫があればもちろん使います(その場合、チーズやバターは使わない)。

とうふホエイさけの北海道定食

ここまでで結構いくらを使ってしまい、最後にいくら丼にするにはやや寂しい感じだったので、コーチャンフォーマルシェで買った北海道産の「とうふホエイさけ」にいくらを添えた北海道定食。今年の夏は結局北海道に行くことができなかったので、せめて食卓だけでも北海道気分で……。

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以上。機会があればもう何回かこの秋のうちに自家製いくらを作りたいところです。

過去の自家製いくらまとめ

料理家 今井真実さんのレシピが親切で美味しいのでよく作るようになりました

昨年の秋頃から、料理家・今井真実さんのレシピをよく参考にするようになりました。

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8/19:「基本の胸肉ソテー」と「ピーマンのスカスカ詰め」を追記しました

出会った切っ掛けは、ぶち猫 (id:buchineko_okawari) さんがTwitterで今井さんレシピのお料理をよく作っているのを見たのが最初だったと思います。

今井さんのTwitterアカウントをフォローしていると、日々美味しそうなお料理がタイムラインに流れてくるので、気になるレシピがあったらチェックしておいたり、買い物をしているタイミングで思い出したりしたら作ってみるようになりました。

* *

最初に作った今井さんのレシピははこちらの「三杯鶏(サンベイジー)」だったと思います。

当時はまだnoteにレシピがまとめられる前で、当時の今井さんのTwitter投稿を参考に作ったのですが、「つぶしたにんにくと生姜、長ネギを入れしゅわしゅわするまで弱火で熱し」といった表現の分かりやすさだったり、炒めモノ的ながら煮込むように仕上げることもあって、食卓を仕上げる時間調整がしやすく(今井さんのレシピは時間的な焦りがなく作れるものが多い気がします)とても良いレシピだなと。

そもそも「三杯鶏」がどんな料理であるかすらよく知らなかったのですが、自分で作ったとは思えないぐらい本格的な味の中華(?)料理が食卓に並んで嬉しくなりました。


チーズと卵だけの(生クリームを使わない)「カルボナーラ」のレシピもずっと苦手意識があったのですが、今井さんのレシピに出会ってからようやくいい感じに作れるようになりました。

その過程については、以前ブログで書きました。

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昨日も食べた。かなり安定して作れるようになりました

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昨シーズンの冬に出会って何度もリピートしてしまったのが「いか鍋」。

スルメイカで作るのが基本レシピだと思いますが、柔らかなヤリイカを使って再現するのにもハマってしまいました。私のTwitterタイムラインでも作ってる人が多かったです。


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ぜひ試して欲しい「燻さないベーコン」。

このベーコンはそのままおつまみにしても最高ですし、カルボナーラに使うと豚バラの旨味がたっぷり出て本当に美味いのです!  とにかくカルボナーラとの相性が抜群で、家庭で簡単に作れる保存の効くパンチェッタとも言えるかもしれない。


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今井さんレシピの中でも人気の高い「焼き豚」。

仕込みから2日ほど掛かりますが、これも今までの自分では絶対に作れなかった味と仕上がりで満足度の高かった一品。


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今井さんのレシピには少し手間の掛かる(私基準で)レシピもあれば、とってもシンプルなものもあります。こちらはめちゃめちゃ簡単な「ブロッコリーのマスタードグリル」。

ケンタッキーフライドチキンともよく合います!?


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塩サバを使って簡単に作れる「茹でサバ」、これも私のTwitterタイムラインで実際に作った人が多かった人気レシピです。

普通に焼いてもそれはそれで美味しい塩サバですが、こんなハイカラな食べ方もできるのかと目からうろこ。


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茹でサバ同様に我が家でヒットだった「蒸しブリ」も素晴らしい!

魚と酸味系、年々好きになる組み合わせ。いつもなかなか使い切れなかったザワークラウトが凄い勢いで消えて行きます。


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今年の春に何度も作った「新玉葱のスープ」。

どんな料理でも頑なに味噌汁を作り続ける私ですが、このスープは簡単で美味しいのでよく洋食系と合わせました。


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「春のすき焼き」。色とりどりな旬の野菜をあわせる季節のすき焼きも今井さんならではのレシピ提案。

当然美味いのです。夏野菜が並んでいるうちに夏バージョンも作りたい。


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美味しそうなカツオに出会ったけど、その日のメニューが既に決まっているなら「塩鰹のたたき」。

今年は新鮮なカツオがスーパーで安く売っていることが多いので、その日のうちにお刺身やタタキ(炙り)で食べてしまうことが多かったのですが、このレシピもずっと試してみたかった。どう食べても美味しいカツオではありますが、ネットリ感が増してローストビーフのようなお肉的な満足感が得られます。塩ごま油が最高です。


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オーブン(オーブンレンジ)があるなら「焼き豚」同様に試してみたい「ローストチキン」。

しっとりして、独特の食感が美味しいローストチキン。基本の胸肉ソテーも今度作ろうと思っています。


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この夏リピートしまくっているのが「トウモロコシのオムレツ」。

初夏になってスーパーにトウモロコシが並ぶと、毎年トウモロコシのピザトーストを作るのですが、トウモロコシの甘みとチーズの塩気ってなんでこんなに合うのでしょうね

手持ちのテフロンフライパンが限界だったので、当初はスキレットでスペイン風オムレツっぽく再現していましたが、やはりテフロンのフライパンで薄く焼いた方がきれいに仕上がりますね。26cmと少し大きめのフライパンを使っているので、卵の数やトウモロコシの量を増やして、完全に主食としています。すぐできて美味しいので、休みの日には最適です。


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そして、とてもありがたいレシピだったのが、このステーキの焼き方。

スーパーで売ってる安いアンガス牛などのステーキ肉。今まで、ネットで見た色々な焼き方を試してみたものの、どうしても残ってしまう肉の臭みだったり部位ごとの硬さのバラツキが気になってしまい、美味しく食べることができませんでした。最近はカレーやシチューにして食べることで、満足していましたが信頼する今井さんのレシピなら行けるかも?と試したところ……

本当にこの焼き方(食べ方)ならば、美味しく食べることができました。丹念にドリップや肉汁を拭き取る、食べやすく削ぎ切りにする、そして香りの強いバルサミコ酢のソース。これらの合わせ技で安いステーキ肉のイマイチな部分を上手く隠して、噛み締めて美味しい肉の旨味を引き出すことができます。


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追記:最初に貼ったぶち猫さんも作っていた「基本の胸肉ソテー」を作りました。

ずっと作ろうと思っていたけどタイミングの合わなかった胸肉ソテー。本当に肉汁ジュワッと&しっとりに焼き上がります。胸肉は“あえてパサパサ”を好む派ではありましたが、この焼き方は間違いなくリピート決定です。


「ピーマンのスカスカ詰め」も作りました。

こちらもずっと気になっていたピーマンのスカスカ詰め。ピーマンは毎週買っているものの、普段アンチョビペーストしか在庫してないので、アンチョビをゲットしてようやく。焼きピーマンやピーマンの焼きびたしは、副菜が足りない際によくやりますが、これはまた経路が違う洋食風な焼きピーマン。

あまり大きなピーマンを使ってしまうと、食べにくいのとアンチョビとのバランスが悪くなるので、小ぶりなピーマンを使うのが良さそう(でも小さなカラーピマンってあまり売ってないんですよね)。


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まだまだ、試してみたい今井さんのレシピはたくさんあるのですが、なかなか買い物をしている最中に思い出せなかったり、同じレシピのリピート率も高いのでまだ作れていないものも多いです。

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今井さんのレシピの多くに共通しているのが、とても分かりやすいこと。重要なポイントについては丁寧に書いてくれていたり(優しい文体も読んでいてホッとします)、揃えにくい材料や家庭によっては常備してない調味料などについては省いたり代替手段について書いていてくれることがあるので、低いハードルからチャレンジすることができたりもします。

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今まであまり同じ方のレシピばかりを試すことは少なかったのですが、今井さんんのレシピは「美味しそう・挑戦してみたくなる・自分にも作れそう」のバランスが自分に合っているようで(レシピはこの辺の相性も大事ですよね)、実際に作ってみた際の満足度も高いので(妻にもウケが良い)、これからもお世話になることが多そうです。

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冒頭にも張った今井さんのnoteのレシピ集、めちゃめちゃ充実しているので(ちょっとしたレシピ本以上のボリュームです)ぜひ一度ご覧になってください。

ヘングステンベルク ザワークラウト 720ml

ヘングステンベルク ザワークラウト 720ml

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こんな記事もあります

コーヒー用にサーモスの真空断熱カップ JDH-280 を買ってみたけど性能はニトリのタンブラーとあまり変わらない?

自宅で飲むコーヒー用にサーモスの真空断熱カップ(JDH-280)を買いました。

前回、ニトリで背の低いステンレスタンブラーを買って、コーヒー用途に重宝している記事を書きました。ステンレス製の真空断熱タンブラーといえばサーモス製がおなじみですが、今まで使っていなかったのは、あまり背の高いタンブラーはコーヒー用には使いにくいこと(倒すのもこわい)、ビール用途なら色を見ながらガラスのグラスで飲みたいなどの理由…… みたいなことを前回の記事で書きました。

そんなこともあってニトリで背の低いタンブラーを見かけて衝動的に買ったのですが、前回の記事を書く際に色々と調べていると、どうやらサーモスからタンブラーではなく背の低い(容量の少ない)真空断熱カップが出ているようです。
それほど高いものでもなかったですし、ニトリのステンレスタンブラーをもう1個買っても良いかと思っていたので(妻も使うかなと)、せっかくなので2個めはサーモスの真空断熱カップを買ってみました。

一般的なタンブラーのような細くて背の高い形状でなく、少し太めのどっしりしたデザイン。底が少しだけすぼまっています(個人的には完全な寸胴の方が倒れにくいので嬉しいのですが……)。

今回買ったのはJDH-280という280ml容量のもの。もうひと回り大きい、JDH-360(360ml容量)もあるようですが、コーヒーを一度に200ml以上注ぐことはないので、このサイズで十分です。

ブラックはちょっと格好いいけど360mlのみでした。

高さは9cmでニトリの280mlステンレスタンブラー(9.7cm)よりもちょっとだけ背が低い。

直径は最大で7.5cmでやはりニトリのステンレスタンブラー(7.3cm)より少しだけ太いけど上から見るとほぼ同じ。底部の直径はサーモスの方がほんの少し細い。さらにサーモスのカップの方が少しだけ重量が重いので(実測でサーモス143g/ニトリ114g)、安定感はどっこいどっこいだと思います。

左がニトリ、右がサーモス

底に貼られている丸いシールは保護シートらしいので剥がしてはダメ(「THERMOS」ロゴの入った丸いシールの上に、型番等が入った四角いシールが貼られています)。

食洗機には非対応ですが、ニトリのタンブラー同様に背が低く、さらに口も広いのでスポンジがすぐに底まで届いて細長いグラスに比べて洗いやすいのが嬉しいです。

保温性能と保冷性能をサーモスとニトリで比べてみた

せっかく手元にサーモスとニトリの同サイズの真空断熱カップがあるので、どの程度性能差があるのか簡単なテストをしてみました。目分量で注いだ熱湯(冷水)の温度変化を各1回ずつ計測しただけなので、それほど正確な性能比ではありませんが、あくまで自分で使うための目安ということで。

計測時の室温はエアコン27℃設定で、体感的には28〜30℃ぐらいだと思います。

まずは保温性能から。沸騰したお湯を両方に注いで温度の変化を10分置きにキッチン温度計で図ってみました。結果は…… 最初は若干サーモスの方が良い感じでしたが、1時間後にはまさかの同じ温度。


経過時間 ニトリタンブラー280ml サーモス(JDH-280)
0分 96.4℃ 96.4℃
10分 82.0℃ 82.6℃
20分 75.1℃ 75.7℃
30分 64.6℃ 64.8℃
40分 57.9℃ 58.3℃
50分 53.1℃ 53.3℃
60分 49.4℃ 49.4℃

続いて保冷性能。氷を入れて約3.5℃まで冷やした水を両方のカップに注ぎ(氷は入れず)やはり10分置きに計測。結果はやはり若干サーモスの方が良いものの、1時間経つ頃にはやはりほぼ同じ結果。


保冷性能比較 ニトリタンブラー280ml サーモス(JDH-280)
0分 3.7℃ 3.5℃
10分 5.6℃ 5.5℃
20分 6.5℃ 5.8℃
30分 7.8℃ 6.7℃
40分 9.2℃ 9.0℃
50分 10.5℃ 10.3℃
60分 11.3℃ 11.2℃

ちなみにサーモスJDH-280の仕様での保冷効力は「1時間で(4℃から)8℃以下」となっていますが、室温が30℃近い部屋でテストしていたので特に問題のある結果ではないと思います。

保冷効力(1時間):8℃以下
保冷効力とは、室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水を口元から1㎝下の位置まで満たし、水温が4℃±1℃のときから1時間放置した場合におけるその水の温度です。
真空断熱カップ/JDH-280 | マグカップ・タンブラー・ジョッキ・保冷缶ホルダー・食器 | サーモス 魔法びんのパイオニア

実は、サーモス製とニトリ製を比較したらもう少しハッキリと差が出ると思ったのですが(絶対サーモスの圧勝かと思ってました)、意外にも目に見えた性能差は見られませんでした。

実際にサーモスJDH-280を使ってホット&アイスコーヒーを飲んでいますが、ニトリのタンブラーを使っていたときとの比較してもコーヒーがぬるくなる(アイスコーヒーの氷が溶ける)速度に特に体感差はありません。適度に熱さもキープされるし、程度にアイスコーヒーも冷たいまま飲める。

ちなみに価格差はニトリのタンブラー599円に対してサーモスのカップは795円(Amazonでの購入時)と200円程度の差なので、見た目で好きな方を選べば良さそうです。個人的にはニトリのタンブラーが軽くて形も好きかも。背が低い方がマグカップ的でコーヒーも飲みやすいと思うのですが、高さにして7mm程度の違いですしほとんど差は感じません。


ちなみにサーモスの真空断熱カップにはこんなタイプもあるみたい。スタッキングできてアウトドアでも使いやすそうなのと、食洗機にも対応。ただし300mlはちょっと容量がコーヒー用には大きすぎるのと、形状的にもうっかり倒しそうな気がしたので見送りました。

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ニトリのステンレスタンブラー(280ml)がホット&アイスコーヒー用に丁度いいサイズ

先日、ニトリで買った小さめのステンレスタンブラーが丁度いい感じです。

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以前からサーモスのステンレスタンブラー(真空断熱タンブラー)の評判がいいのは知ってたのですが、最も人気のモデルが420mlサイズ、小さいサイズでも340mlと少々大きい(容量が多い=背が高い)こともあってあまり欲しいと思うことはありませんでした。

ビールを飲むならば悪くない容量ですが(でもビールは透明のグラスで飲みたい)、自宅でPC作業をするデスクトップ周辺に15cm前後のタンブラーは少々背が高すぎます(PCディスプレイの前に置いたら干渉してしまうレベル)。過去、職場で何度もコンビニコーヒーの紙コップを倒した経験もあるうっかりさんなので、あまり背が高く容量の多いタンブラーを使う気にはなれませんでした。

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普通のタンブラーはデスク周りで使うには背が高い……

サーモスのタンブラーでもっとすっきりしたデザインで300ml容量からのモデルもありましたが、やはりこの細さと高さはデスク周りで使うには倒しそうで恐いかも……。

しかしニトリのステンレスタンブラーは280mlの小さなサイズからあります(その他に330ml / 680ml / 800mlの4サイズ)。背の高さは9.7cmと小さいビールグラス程度です。
ステンレスタンブラー (PROST)通販 | ニトリネット【公式】 家具・インテリア通販

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背が低いタンブラーはスポンジがすぐに底まで届くので洗うのも楽(食洗機には非対応です)。

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280mlという容量はビールを飲むにはさすがに小さいですが、コーヒーを飲むには十分な量です。通常サイズのコーヒーカップにたっぷり注いで150ml程度(市販のドリップパックなどは100〜120mlが定量で指定されています)、大きめマグにたっぷり注いでも1杯200mlを超えることはありません。

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このマグカップに8分目で160ml程度

最近はデロンギのエスプレッソマシンでコーヒーを入れているのですが、定量設定でエスプレッソのダブルで160ml程度(ボタンを押してもう少し多めに抽出することも)を入れるようにしているので、この位のステンレスタンブラーが丁度いいのです。

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朝はホットコーヒーを入れて午前中いっぱい掛けて飲みますが、ホットコーヒーなら30分位はそこそこの温度をキープ、1時間もするとそれなりに冷めてしまいますが、陶器のマグカップに比べたら十分な保温力があります。お茶の時間や食事の際にはお気に入りのマグカップで適量のコーヒーを飲むのも良いですが、PC作業の傍らに置いておくなら、冷めにくいタンブラーが便利。しかも背が低いので邪魔にならず安定感もあります。

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午後は氷をたっぷり入れて、アイスコーヒーに使います。氷が溶けるのを見越してエスプレッソダブルの定量抽出全て入れる訳ではありませんが、やはりタンブラーの8分目ぐらいを目安に注いでストップ。

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熱いエスプレッソを注いでるので氷はある程度はすぐに溶けてしまいますが、一旦温度が下がったらそこからは真空断熱タンブラーの保冷効果のおかげで、最後ま冷たいアイスコーヒーを楽しむことができます。私がコーヒーを飲むペースならば、コーヒーを飲み終わるまで小さな氷が残っています。

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真空断熱構造のおかげで外側に水滴が付くこともありませんし、ホットコーヒーもアイスコーヒーも美味しく飲める適度なサイズのタンブラー、とても良い買い物でした。ちなみに価格はと599円と激安!
価格を考えたら保温力、保冷力でサーモスの真空断熱タンブラーと同程度の性能があるとは思えませんが(?)、単純にサイズの丁度良さで気に入りました。

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そういえば久々にニトリの食器コーナーを覗いたのですが、数年前に比べてかなりいい雰囲気の食器が増えているように感じました。以前からジェネリック北欧的なデザインの食器はあったと思いますが、かつて見たときは微妙に感じていた和食器もかなり使えそうなものが増えている気がします(あくまで私の好みの話で)。侮れませんね、ニトリ(実は布団もカーテンもニトリ)。

記事を書きながら色々調べていたらサーモス製でも280mlの真空断熱カップがあるんですね。形もよりコーヒーに良さそうですね(追記:気になったので早速買って、ニトリのタンブラーと性能比較してみました)。

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ボルカノ スパゲットーニで作る基本のナポリタン

ナポリタンが好きなのでよく作ります。ナポリタンについては今までも何度か書いてますが、久々にボルカノの太麺パスタを買ってきたので、現時点での私の基本のナポリタンをまとめておきます。

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ナポリタンはやっぱり太麺パスタが合うと思います。以前からボルカノスパゲッチのスパゲットーニ(2.2mm)を使っていたのですが、いつも買っていたスーパー三和に置かれなくなってしまい(KALDIでも扱っているようですが、近所のKALDIでは売ってない)、その後はAmazonではごろもの2.2mm ポポロスパなども試したりしてましたが、いつの間にこれも買えなくなってしまいました……。

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いちいち太麺を探すのも面倒なので最近はディチェコのNo.12(スパゲッティ/1.9mm)を使うことが多かったのですが、指定の湯で時間でもややコシが残ってしまったり、茹ですぎたり茹で起きにすると今度は麺が細い分柔らかさが際立ってしまい、微妙にナポリタン向きではないと思ってました。

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ヨコイのあんかけソースも1.9mmディチェコだとイマイチ……

昨日、久々にスーパー三和に行った所普通にボルカノが売ってたので少しまとめ買いしてきました。

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ちょうど材料も揃っていたので基本のナポリタンを作ろうと思います。具材はシャウエッセンとピーマン、玉ねぎ、スライスマッシュルーム(水煮)。冷蔵庫の在庫によってはニンンジンを入れたり、ソーセージの代わりにベーコンを使ったり、その時に在庫してるキノコを使ったりもしますが、この組み合わせが基本です。分量はお好みでどうぞ、今回は2人前作ります。

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ボルカノ スパゲットーニ2.2mm、この極太っぷりが良い。指定通り15分茹でてから、茹で汁を切って置いておきます。半日ぐらい冷蔵庫で茹で置きした方が、よりそれっぽい仕上がりになりますが、だいたいナポリタンは突然食べたくなるので、茹でている間に具材の準備(カット)、茹で上げしてから具材の調理を始めて、プラス5分弱が茹で起き時間。

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ケチャップはハインツ。国産メーカーのケチャップに比べて酸味が控えめで、じっくり火を通さなくても最初からそこそこに甘い。もう10年近くずっとハインツを使っているのでこの味が自分の基準になってます。あと、おたふくのお好みソースは隠し味というか甘みとコクのアップに加えます。

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シャウエッセンはやや斜めの薄切りに。なんやかんやでシャウエッセンが美味い(たまに間違えて別ブランドのソーセージを買ってきてしまうと、どんな食べ方をしても「何か違う……」となってしまいます)。
玉ねぎはスライス、ピーマンは横方向の輪切り(すぐに火が入るように細めに)。写真の量で2人前です。

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サラダ油でシャウエッセンを少し焦げ目がつくぐらいまで炒めます。オリーブオイルでも良いけど、ナポリタンはサラダ油の方が合う気がします。

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玉ねぎ、マッシュルームを投入。塩コショウと味の素。玉ねぎがしんなりしたらケチャップをたっぷり投入して油と和えながら火を入れて行きます。ここでじっくりケチャップを炒めるレシピもありますが、ハインツのケチャップなら酸味は弱いのでそこまでじっくりやらなくてもOK。

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ケチャップが煮詰まってきたら、茹で汁などで調整してソース状にしていきます。私はマッシュルームが入ってた汁を使います(結構旨味がある)。
途中でオタフクソースを適当に加えつつ、ケチャップソースがいい感じになってきたらピーマン投入。ピーマンは早く入れすぎると火が入りすぎて色が悪くなってしまうので最後です。ピーマンの苦味やシャキシャキ感が苦手ならもっと先でもいいけど、私はどちらも好きなので。

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茹で置きの麺を絡めて仕上げます。麺にいい具合にケチャップの色が付いて、ピーマンが適度にしんなりしたら完成。ここでケチャップが足りないと思えば、追いケチャップしてOK。ハインツなら酸味が気になることもないでしょう。
こってりしたナポリタンがお好みならここでピザチーズを加えてもいいけど、最近はやってません。ハインツとオタフクソースで十分に美味い。

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完成。ナポリタンにはやはりクラフトのパルメザンチーズが合います。

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乾燥パセリとか振ってみるといい感じかも?

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今回は2人前で乾麺215gを茹でて、私の分が少し大盛りになるように取り分けて(乾麺115gぐらい?)こんな感じ。以前は乾麺150g分ぐらい食べてましたが、最近はこれで十分満足ですね(歳)。

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ボルカノ スパゲットーニ、Amazonでも買えるのですが量が多すぎて保管を考えると思い切れません。

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中煎り豆をエスプレッソ用にスキレットで追焙煎してみたけどなかなか難しい……

先日、デロンギのエスプレッソマシン(マグニフィカSのエントリーモデル)を買いました。

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製品の紹介はもう少し使ってから書こうと思ってますが、以前は妻と私でドリップコーヒーの味の好みが違うので、私は深入り豆を中心に、妻は中煎りぐらいの豆を買っていました。

エスプレッソマシンでは基本的に深入りのコーヒー豆を使うので、中煎りの豆の在庫が余ってしまいました。試しにエスプレッソマシンで使ってみましたが、ドリップで淹れた場合よりも酸味が強調されてしまうようで、少々微妙な感じ……。別にドリップで飲みきれば良いのですが、やはりエスプレッソマシンの手軽さに慣れてしまうと、都度ミルで挽く手順が少々面倒です……。

せっかくなので、スキレットを使って追焙煎をしてみることにしました。

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ちなみにスキレット焙煎は古くなった緑茶でほうじ茶を作る際にたまにやってます。

まずは小さなスキレットでのお試しから。加減が分からないので、まずは煙が出始めてパチパチと音がしてから5分程度スキレットを揺すって焙煎して行きます……。

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少し豆の色は濃くなりましたが、この状態で淹れてみると(熱いままの豆はすぐ使わずちゃんと冷ましてから)、やはりまだ酸味も強いですし、妙な雑味もあります。

ということでもっと気合を入れて焙煎する必要があるようです。今度は大きなスキレットで。

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スキレットをゆすりながら(重いので適宜シリコンヘラでもかき混ぜつつ)明らかに色が黒くなって、表面に油が浮いてくるまで焙煎します。焙煎の際にスキレットから飛び出した豆は激熱なので、うっかり素手で掴まないようにしましょう。

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そんなこんなで少々ムラはありますが、市販のフレンチローストぐらいの雰囲気まで焙煎してみました。

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この豆でエスプレッソを淹れてみたところ、今度は酸味もなくしっかり濃いコーヒーが抽出されました。ただしあまり香りもありませんし、単に苦味の強いコーヒーといった感じ。飲めないことはないですが、決して美味しいコーヒーな訳でもなく…… やはり焙煎済みの豆を素人が適当に追焙煎しただけではそうそう上手く行きません。

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デロンギのアンケートに答えたら沢山豆を貰った!

それでも追焙煎前よりはエスプレッソマシンで使える豆になりましたし、カプチーノやカフェラテにして飲む分にはまあ悪くないかなと。今後は浅煎り〜中煎りの豆を買うことはなさそうですが、焙煎具合や味があまり好みでない豆を手にした際には、こんな方法もあることを覚えておくと良いかもしれません。

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シソベーゼこと大葉のジェノベーゼパスタが美味い

大葉が安かったので、以前から気になってたシソベーゼ(シソのジェノベーゼソース風)を作ってみました。

スイートバジルの葉を使ったペスト・ジェノヴェーゼが元ネタですが、バジルの葉の代用として大葉やほうれん草を使ったジェノベーゼソース(と呼んで良いのかはともかく……)も結構イケるらしい、と以前から様々なレシピ記事などで目にして気になっていたのでした。

使う大葉の分量ですが普通に売ってる大葉の1パック(10枚〜?)で1人前のパスタに使うぐらいを目安にすれば良さそうです。今回は写真の量で2人前。多い分には全然困りません!?

乾煎りした松の実とニンニク(1人前1カケ目安)をフードプロセッサで細かく砕いて、すりおろしたチーズ(今回はペコリーノロマーノとパルミジャーノ。1人前10g〜)、オリーブオイルをドバドバと加えて更にフードプロセッサでペースト状にすればシソベーゼソースが完成。

これはバジルで作ってるときの写真ですが……

ベーコン(を入れるのは単に私の好み)をオイルでカリカリに炒め、茹で汁を加えて乳化させたらパスタを加え、最後にソースを絡めて完成です。大葉のジェノベーゼソースは、バジルで作ったソースに比べて熱で変色にしにくいので(バジルは熱を入れるとすぐに黒っぽくなってしまう)、容器などを冷やしておく必要もないですし、仕上がりも緑色がキープされて良い感じ。

今回は火を止めたフライパンでソースを絡めましたが、場合によっては絡めながら少し熱を入れることができるかも? ジェノベーゼソースはニンニクが生のままなので、少しでも熱を入れたいという場合には、試してみるのもありかもしれませんね。

味も当然ですがバジルを使ったソースとは少し違いますが大葉も香りの良いハーブですし(日本人にはむしろ食べ慣れている食材ですし)、チーズやニンニクとの相性も良い感じで、入手のしやすさを考えると今後は大葉が安い度にこれを食べるのが楽しみになりそうです。

たくさん買った大葉は少し残してあるので、今夜のたこ焼きに使います(九条ネギポン酢に刻んで加えたら合うでしょう)

ハンドブレンダー買ってから、一度に作れるソースが増えました。

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エスプレッソマシンを買ったけど、KALDIのウォータードリップコーヒー(水出しアイスコーヒー)も好きなので在庫がなくなるまで楽しむ!

夏になるとKALDIで売ってるパックの水出しアイスコーヒーをよく飲んでいます。

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在宅フリーランスなので毎日自宅でコーヒーを何杯か飲みます。朝は手挽きミルでガリガリからの濃い目のドリップコーヒーをたっぷりと淹れて、午後は気分によってドリップコーヒーを淹れたり、夏になると冷蔵庫で冷やしておいたアイスコーヒーもよく飲んでいます。

この2年ほど愛飲しているのがKALDIで売ってる「ウォータードリップコーヒー/水出しアイスコーヒー」。以前、からあげさんのブログで紹介されてるのを読んで、試してみたところ結構好きな味だったので以来リピートして買うようになりました。

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KALDIでよく買うものシリーズ

KALDIのアイスブレンド豆(冬季はイタリアンローストとして販売)がベースになっている水出しパックのコーヒーです。400ml抽出できるパックが4つ入っていて448円。夏場はこのウォータードリップコーヒーを常にストックしておき、季節商品なので秋頃になって在庫限りとなると少しまとめ買い。

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からあげさんの記事にもありますが、指定通りに400mlの常温水で8時間しっかり掛けて出すとかなり濃い目のアイスコーヒーができます(濃さの調整は抽出時間で行うように書かれています)。

指定通り作った方が美味しくできるのかもしれませんが、私はせっかちなので、時短のために半分ぐらい熱湯を注いでから水を足してぬるま湯状態にして冷蔵庫へ、指定の半分ぐらいの時間で抽出して飲み始めてます(朝にセットすれば午後には飲める)。

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水の量は1パックに対して500〜600ml程度を注いでますが、ぬるま湯を使っているせいかそれなりにしっかりしたコーヒーが出ます(軽くスモーキーな後味もありつつ、飲みやすいアイスコーヒー)。しっかり冷やしておけば、氷を入れすぎずに(薄めることなく)飲むことができます。

今年もこのアイスコーヒーを常備する季節になりましたが、実は先日Amazonのプライムデーでデロンギのエスプレッソマシン(マグニフィカS)を買ってしまったのです! まだ使い始めて1週間程度なので、ベストなセッティングを求めて日々色々な濃さや淹れ方を試している最中ですが、手軽に挽きたての豆で淹れたアイスコーヒー(アイスエスプレッソ)が飲めるようになりました。

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アイスエスプレッソは水出しのアイスコーヒーとはまたかなりテイストが異なるのですが、これはこれで美味しいアイスコーヒーだと思います(寝る前なのに、風呂上がりについ飲んでしまう……)。

夏になると冷蔵庫の中には麦茶のポットも加わりますし、エスプレッソマシンの導入により牛乳の消費も増えそうなので(妻がカプチーノを毎日飲むので)冷蔵庫内のスペースを空けるためにも、KALDIのウォータードリップコーヒーは今の在庫を使い切ったらしばらく休止する予定。

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……ということで、今は夏前に買った在庫を使い切る最中なのですが、やはりアイスエスプレッソとも違う良さがあるのですよね(笑) 今後どうするかはまだ分かりませんが、しばらく様子見ということで、在庫限りの味を楽しんでいるKALDI「ウォータードリップコーヒー」の紹介でした。

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エスプレッソマシンは最近、同じシリーズの機種を6年使ったトシボーさんの記事がバズっていたばかりですので、私がレビューを書くのはもう少し使ってみてからにしようと思います。

個人的には今の所は「買って失敗ではなかったかな」ぐらいの控えめな感想でしょうか。安い買い物ではないですし、これぐらい(の味のコーヒーが淹れられるの)は当然だよね?みたいな(笑) 長く使ってこそ価値が分かってくるものだと思いますし、いきなり生活が一変するタイプの製品ではないでしょう。

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ピザトースト、手間がかからない割に味の満足度が高い

昨夜は皆既月食は残念ながら雲で見られませんでした。さて、よく食べてます、ピザトースト。

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昔から当たり前に食べていたのであまり意識してなかったのですが、ピザトーストはとても美味い!
日常的に食べてる料理の味に優劣を付けることって難しいのですが(素材だったり調理法も様々ですし)、たいして調理らしい調理もしてないのに、少し手間を欠けたパスタ料理(といっても麺茹でと別に5分ぐらいの調理があるもの)に負けないぐらい味の満足感がある気がする。

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決して調理をしてない訳ではないのだけど、材料をカットする作業は調理の中では初期の初期なので、後は適当にパンの上に並べてトースターで焼くだけで、気持ち的に料理をした気がしない。

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輪切りシャウエッセンが好き

パンにマーガリンを塗る作業にしたって、トーストを食べる際のルーチンだし、パンにマーガリンやジャムを塗る行為を同じ程度の手間で食べられるような気分。いや、実際は違うけど。

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妻はマヨなしで私はあり

調理の行程だけで比べたら、目玉焼きやベーコンエッグだって大して変わらない手軽さだけど、ピザトーストはフライパンの洗い物が発生しないのでやっぱり少し楽な気がする。

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ホットサンドも近いけど、ホットサンドは焼いてる最中に気が抜けない(火加減に注意)し、使い終わったホットサンドメーカーは洗う必要があるのでピザトーストの方がやっぱり簡単。

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コンビーフ&チーズのホットサンドは反則級に美味い!

まな板1枚の上で食材を準備していたら、もう8割完成していた(後はトースターで焼くだけ)みたいな感じ? 冷静に考えてみると、色々やってる気もするけど心理的な部分での調理をした感が発生しない。パンを取り出して(バターやケチャップを塗って、ピザチーズと材料を散らして)トースターで焼いただけ。玉ねぎもいいけどやっぱりピーマンがあると嬉しい。あと、ピザソースも悪くないけど自分はケチャップが「家のピザトースト」って感じで好き。お好みでマヨネーズや黒胡椒。

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週末やふと気が向いた平日の朝食によく作るのだけど、もちろんランチにしたって良い。ランチにトースト1枚では確実に足りないのですが、そこはまあパンの厚みで調整したりスープを付けたりして調整すればOK。これはピーマンでなくパプリカ。

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今まであまり意識せずに作って食べてたピザトーストですが、最近しみじみ美味しいなぁ……と思って食べてます。トウモロコシが並び始めたら、今年もコーンピザトーストを作ろう(追記:作りました)。

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今年のトウモロコシが並んだので早速コーンピザトーストに

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辛子明太子を間違えて2kgも買ってしまった……

タイトルの通りです。1kg頼んだつもりでしたが、なぜか個数が2個になっていたみたい……。

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明太子を6700円分も買ってしまうなんて、なぜレジ画面で気付かなかったのか?

間違えたのは私ですし、数ヶ月置きにリピート購入しているものなので、余剰な1kgはなるべく空気が入らないようにしてそのまま冷凍庫へ。元々冷凍されているものですし、賞味期限も2022年8月まであるので別に問題はないでしょう。

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Amazonでの冷凍明太子のまとめ買い。主に切れ子を買うのは以前からの習慣でして、気に入ってた商品が買えなくなったりで何度か買う商品は変わっていますが、ここ最近はずっとかねふくの切れ子を買っています。味はまあ悪くないと思います。スーパーで当たり外れのある明太子を買うよりは安定してますし(売り場で目に入ると発作的に食べたくなりません? 明太子)、なによりコスパが良い。

一汁二菜で少し食卓が寂しい際に豆皿で出したり、パスタにしたり、納豆やポテサラに入れたり、使い道はいくらでもあります。

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分割されてない1kgの固まりで届きますが、クール宅急便で届けられるとはいえ、ガチガチではなく若干緩くなってるので、届いた直後に小分けにしてしまいます。

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うちではジップロックで4〜5袋(200〜250g程度)に分けています。ざっくり十字に4分割して(袋の外から手で割れます)、砕けた分を拾い集めてもう1袋作った分をそのまま冷蔵庫で解凍する感じ。

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冷蔵庫で解凍した1袋は1〜2週間で使い終わるようにして、解凍した分で少し発酵が進んでしまったと思ったら明太子パスタなどで一気に使い切ればOK。マヨと混ぜてパンに塗ってトーストしても美味い。

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解凍する際、ジップロックに刻んだ昆布を入れておくと昆布めんたい風になります。

1人暮らしなど200gでは使い切れないならもっと小分けにすればいいでしょう。本当はフードシーラー(真空パック器)とか使った方が良いと思いますが、持ってないのでジップロックで頑張って空気抜いてます。フードシーラー欲しい。何処のが良いんだろう?

そういえば以前は250gずつ小分けにされた冷凍明太子(1kg)を買っていたこともありました。

こちらは切れ子でもなく、小ぶりの明太子ながら味も結構良くて気に入ってたのですが、買えないタイミングがあったか値上がりしただかで、ここ3年程買っていませんでした。次回、久々に買ってみたくなりましたが、まずは2kgのかねふくを使い切らなければ……。

それほど味に拘るとかブランドの指名買いしてる訳でなければ、Amazonでの(楽天でもいいけど)冷凍明太子まとめ買い、悪くないですよ。

最近作ってませんでしたが、せっかく明太子が大量にあるので久々にこれ作ろうと思います。

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KALDIさばの水煮缶と合わせて使う「焼きさばご飯の元」が美味しかったので見かけたら試して欲しい

こんなの絶対美味しいに決まってます。

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先日、ホームグラウンドのKALDIでこんな商品を見かけました。普段から愛用しているスウェーデンカラーでお馴染みのKALDIオリジナル「さばの水煮」缶詰のパワーアップアイテム「炊飯器でつくる サバ缶deご飯 焼きさばご飯の素」、はいこれ、もう間違いなく美味いの確定。

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さばの水煮 190g - カルディコーヒーファーム オンラインストア
さば缶deご飯 焼きさばご飯の素 50g - カルディコーヒーファーム オンラインストア

サバ缶を使って作る炊き込みご飯と言えば、サバ缶アレンジレシピの中では王道のひとつ。それがKALDIの美味しいサバ缶(長年銀のサバ缶愛用だったけど最近はずっとこれを買ってます)とのマッチングを考えて作られたのならまず間違いないでしょう。パッケージもひと目で何に使うものだか分かります。そしてサバ缶なのに「焼きさば」を名乗る謎の自信!?

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原材料は、醤油、砂糖、塩、しいたけ水煮、なたね油、だいこんペースト、いりごま、鰹節、昆布、他……。各種調味料の組み合わせなので、再現できないことはないかもしれませんが150円程度ならば買ってしまうのを私は選ぶ。それにサバ缶とセットで買えば少しお買い得。

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中身はこんな感じ。やや粘度のある茶色い調味液。

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2合炊きの準備ができた米に投入。

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さらにサバ缶の身を投入。市販サバ缶なら何を使っても良いと思いますが、せっかくなのでここはKALDIの「さばの水煮」を使いたいところ。汁まで入れると水分量が変わってしまうので気をつけましょう。

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さて、この手のサバ缶(や鮭缶)レシピですが、汁を使わないものが結構ある。サバ缶でサバサンドを作る場合もですが、この残り汁は旨みたっぷりなので残しておいて味噌汁に使いましょう。

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残り汁だけで出汁にしても良いかもしれませんが、普段使っている出汁との合わせ出汁にすると一気に風味が濃くなります。雰囲気としてはアラ汁とかそっち系のパンチの効いた魚介出汁。

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味噌汁で美味しいのは間違いないですし(そもそもサバ缶の味噌汁が美味いですものね)、あとはサッポロ一番塩を作る際に使うのも絶対には合うはず!(アラ出汁で作るポロイチ塩うますぎる)。

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そうこうしているうちにご飯が炊きあがりました。蒸らす際に鯖の身は軽くほぐしておきます。

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魚系の炊き込みご飯の場合、主菜は何になるのだろう……? と少し迷って結局何も作りませんでした。副菜は最近やたらと安いほうれん草のおひたし、成城石井で売ってた新製品の茶碗蒸し『(成城石井 一番だしをとった六種具材入り茶碗蒸し』)。そしてサバ缶汁入りの豆腐の味噌汁。

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いやあ、これは美味い。サバ缶はもちろん、お任せ調味液がいい仕事してます。

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焼きサバ風味かどうかはこの際置いといて、とても美味しいサバ缶の炊き込みご飯。
これなら自分でサバ缶に合う調味料の配合を試行錯誤するより、KALDIで売ってる限り半永久にお任せで良いなと思ってしまいました。

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一度に2合炊きなので、我が家の食事量だと半分弱が余るので、翌日の朝食か昼ごはんに。残った炊き込みご飯はおにぎりにしても美味しいですよね。

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また買ってこなくては!

KALDIのサバ缶以前は伊藤食品の銀色のサバ缶を愛用していました。安定して美味しいですよね。

こんな記事もあります

「和えるだけパスタソース」を使うようになったけど、リピート決定したのはS&Bの生風味たらことツナ醤油風味

今まで殆ど使ったことがなかった市販のパスタソースをこの1ヶ月ほど積極的に使っています。

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きっかけはこちらのソレドコ記事を読んだこと。

この記事に自分はこんなブコメを付けました。

「和えるだけパスタソース」は手間なくおいしい! 130品以上を実食してきた私が本当にイチオシしたい14商品 - ソレドコ

この手のソース、1人前乾麺100g弱想定ばかりで若い頃は全然足りないので食べたことがなかった。食べる量が減ってきたので試してみよう

2021/02/10 17:01

そう、この手のパスタソースって圧倒的に量が足りない。以前はパスタ乾麺120〜150gを基準に食べていた私。1人前100g想定のパスタソースを使うと、ソースや味が薄くなって物足りない。パスタの量を減らすと食べ足りない。といった理由もあり、この手のパスタソースを買うことはありませんでした(そもそもパスタは茹で時間が暇なので、その間に作れるレベルの調理なら大した手間ではないですし……)。

レトルトのソースもごくごくたまに無印やKALDIで買うことはありましたが、当たり外れが激しかったり(外すと結構キツい……)、リピートするほどのソースには出会えていません。

例外的に常備しているのが名古屋のあんかけスパゲッティの「ヨコイのソース」。味が好きなのもありますが、1人前のレトルトソースでパスタ120g程度ならきっちり味が回るだけの量があります。

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2mm前後の太麺を茹で置きにして使うのが好き

しかしいつの間に私も歳を取り、この1年は外出の回数が減ったこともあって、あまり量を食べすぎないよう気を使うようになりました。パスタも気持ち程度ではありますが乾麺100g〜110g程度まで減らしてますし、それなら和えるだけのパスターソースを使っても良いかもしれない?

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相変わらずカルボナーラはよく作ります

妻のテレワークも1年を過ぎ、ランチを1人分用意するのも2人分用意するのも対して変わらないものの、自分1人だけで好きなものを作って食べ、気まぐれに外食をしていた頃に比べたら、どうしても毎日昼頃になると「何か考えなくては(用意しなくては)」的なプレッシャーがあるのも事実……。

レンチンのみで食べられるコンビニ冷食などもストックしていますが、結構シャレにならないカロリーだったりして、やはり適当なパスタ料理を作ることが多いのです。

前置きがすっかり長くなりましたが、そんなことで「和えるだけパスタソース」を最近になって(ほぼ)初体験することになった私。まずは、ド定番らしいキューピーとS&Bの「たらこ」を買ってみました。先のソレドコ記事のブコメでも、この2つのソースの安定感に関するものが多かった気がします。

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やはり食べ比べしますよね。

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結果は「どちらも美味い!」。確かに定番になるのも頷ける安定感があります。S&Bの方が少し塩気が強く、キューピーはバターの風味が強いですが、交互に食べ比べれば違うものの、どちらも美味しいことには変わりない。これなら手抜きランチのローテーションに十分に加える価値がありそう。

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どの段階で混ぜて食卓に並べるのが正解か迷う……

たらこソースは美味しいことが分かったので、続いて少しバリエーションを広げてみます。

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「S&Bツナしょうゆ風味」。いわゆるツナマヨ系ですが、これもなかなかに美味い!

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パスタに限らず炭水化物に「塩と油」を足せばだいたい美味い。さらに旨味成分が加われば間違いない。これは椎名誠の「マヨネーズ醤油かつおぶしスパゲッティ」時代から不変の事実…… ではあるのですが、何度も繰り返し作りたい、食べたいとなると話は別。これは余裕でリピートできる!

各所で評価の高い「キューピー ミートソース フォンドヴォー仕立て」。和えるだけソースではありますが、レトルトソース寄り。和えるだけソースのパッケージにはたいてい「ソースを温める必要はありません」と書かれているのですが、さすがにこれは軽く湯煎しておいても良い気がする。

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どうなんだろう、ソースは美味しいと思いますが、どうしても肉成分が寂しいのでミートソースパスタを食べてる気分にはならない気もする。ミートソースっぽい雰囲気を手軽に味わえる何か。

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ちなみに、ミートソースは土井善晴さんが「きょうの料理」で紹介していた「フレッシュトマトのミートソース」がパスタの茹で時間程度で作れて満足度がめちゃ高いです(NHK公式サイトには残ってませんが、ググれば再現記事がたくさん見られます)。

ちなみにこのキューピーミートソース、ラザニアを手っ取り早く作る際に、缶やレトルトのミートソースよりも分量の調節がしやすいので使いやすかったです。

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「S&B明太子ペペロンチーノ」。うーん、微妙かな。

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「S&Bツナしょうゆ風味」(と写真はないけど「S&B生風味たらこ」)をリピート。
ツナしょうゆは仕上げに鰹節を加えると完成度が上がることに気づく。ツナマヨおかか最強。

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また少し手を広げてみます。

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「S&B生風味からし明太子」。最初の記事のブコメ等でも「たらこ」と2大人気だった「明太子」。結構辛め。それなりに美味しいですがたらこの完成度には一歩及ばずかな。これなら少し手間を掛けても、自作の明太子パスタを私は選びます(明太子は常に冷凍で大量に在庫しているので)。

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「キュピー だし香る納豆」。フリーズドライ納豆のトッピングはカリカリの状態で食べるのが正解なのか……? 食べているうちに徐々にしっとりしてくるものの、カリカリ納豆にやや解せないものを感じます。納豆スパゲッティも大した手間じゃないので自分で作った方が良いかも。

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「キューピー だし香る 和風カルボナーラ」。確かに和風カルボナーラと言われれば和風カルボナーラなのか。ふりかけっぽいトッピングをどう受け止めるか…… パスタにバターを絡めてご飯用のふりかけをかけたら、まあそれなりに美味しくなるだろうなぁ、みたいな。この手のソースはふりかけやお茶漬けの素、ドレッシング、○○のタレ系の親戚みたいなものがたくさんある。

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もちろん和えるだけソースを使わない日もある。食べたいもの作るものがイメージできていれば、作る手間はあまり気にならないんですよね。何を作るか考えることすら放棄したいときに、この手のパスタソースを使うのが自分の場合は正解な気がします。

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駒ヶ根で買った菜の花で適当に

和えるだけパスタソースの中では少し高級路線?の「青の洞窟 ジェノベーゼ」。

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これは結構アリかも。バジルの香りやコクを強く感じる訳ではないですが、チーズの塩気も強く、ジェノベーゼっぽいスパゲッティを食べている気になります。追いチーズしながら食べると更に良。濃いめに食べたいならパスタの量を減らして80g程度で作るか、贅沢に1度に2人分使ってしまうのもありかも……。

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で、結局ここに落ち着きました。私の好みだと繰り返し食べたいと思ったのは、今の所この2種(たらこはキューピーでも良いけど、S&Bの方が安いので)。気力さえあれば、自分好みの適当なパスタを作ることはできるので、気力がないときに手軽に使えてかつ満足できる味となると今の所これ。後は「青の洞窟 ジェノベーゼ」はまた買っても良いかも。

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今後もスーパーなどで気になるソースがあったら、なるべく積極的に試してみることにします。リピートするほど気に入ったソースが見つかったら追記します。

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ツナ醤油風味にかつお節が今の所ベスト

追記:ピエトロ おうちパスタ ごま醤油ガーリック

ブコメとTwitterでも教えて貰ったのですが、ピエトロ(ドレッシングは常備)の「おうちパスタ ごま醤油ガーリック」を試してみました。最初ソースを味見したら、叙々苑ドレッシング(叙々苑 野菜サラダのたれ)と味と構成がそっくりなことに気づきました(笑)(叙々苑ドレッシングの方が油分多め)。

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恐らく、ごま油、チューブニンニク、醤油、旨味(白だし等)、白ごま……等、で再現できそうなソースですが、その辺りの手間を省く「パスタ用合わせ調味料」といった感じでしょうか(ドレッシングや「○○のタレ」あたりのジャンル)。さすがに具材抜きの調味料のみでは寂しいので、和えるだけパスタソースとは少し違うジャンルかもしれません。

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初回なので(ツナ缶を入れたい気持ちを抑えつつ)マッシュルームのみで試しましたが(うずら卵は残っていたのでおまけ)、ニンニクごま油風味の王道和風パスタ路線で安定感のある美味しさですね。

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具材はしめじ&ベーコン、ツナ缶あたりは鉄板で、あとはアサリを使うと和風ボンゴレビアンコって感じでかなり美味しそうです(今度やろう)。野菜だとキャベツも間違いなく合うでしょう。

こんな記事もあります

ロイヤルホストの「国産豚 ポークロースステーキ ~ジンジャーバターソース~」が美味しすぎる

最近、ロイヤルホストに行くと毎回これを頼んでしまう。

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先日、北アルプスの遠見尾根に行った帰り、道の駅での仮眠後に夕飯で立ち寄ったのが安曇野インター前のロイヤルホスト。ここには昨年も立山(扇沢)の帰りに立ち寄ってます。

登山の後に地元の名物や飲食店を利用するのはひとつの楽しみではありますが、中途半端な時間で食事処に迷った際はなんやかんやでファミレスが外しません。デニーズ、ジョナサン、ココス、バーミアン、そしてワンランク上のクオリティが約束されたロイヤルホスト。

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そんなロイヤルホストのメニューの中で、以前ももさん(id:happydust)のツイートを見てから気になっていたのが、この「国産豚 ポークロースステーキ ~ジンジャーバターソース~」。

一度食べてみたらこれが本当に美味しいのです! 適度に肉厚なロース肉にコクのあるジンジャーバターソース、添えられた洋辛子の容赦ない辛さ(マスタードでないところが分かってる!?)。

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街の定食屋ならその店の看板メニューになってもおかしくないレベルの豚ロース生姜焼き!? これが全国一律な安定感で食べられる素晴らしさよ!

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全国一律…… と言いつつ、微妙に毎回肉質やソースの量やとろみに微妙にブレがあるのですが、なんにせよ毎回美味いので問題ありません。他のメニューも気になりつつ、結局同じものを頼み続けてしまう。

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付け合せのフライドポテトをジンジャーバターソースにひたして食べるのがまた美味い。

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温野菜がニンジンのみなのでサラダが欲しくなりますが、セットだとついオニオングラタンスープを付けてしまいがち。このオニオングラタンスープもまた美味しいのですよね。

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ファミレスの中では高価格帯のロイヤルホストの中では1180円とまあまあお手頃なのも有り難い(セットにするとそこそこの価格になってしまいますが)。

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ちなみにJAF会員なら会員証提示で5%OFF、会報に付いてくる紙クーポンを使えば10%OFFになるのでJAF会員の方はお忘れなく(JAFの紙クーポンはココスやデニーズも10%OFF)。

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人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本

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こんな記事もあります

土曜日の昼前に市場に行ってヤリイカを買ってマグロ丼を食べ、いか鍋を作って食べた日記

今更になって先々週のことを書く日記。

県外移動の自粛をするようになって週末の朝はふて寝を決め込むことが増えました(予定がないと起きられないだけ)。この土曜日も10時過ぎになってダラダラ目を覚ましたのですが、年末に「府中市場」こと大東京綜合卸売センターで買って食べたヤリイカの美味しさを思い出して、こんな時間ですがダメ元でのそのそと出掛けます……。

ヤリイカってスーパー売られているサイズだと結構高かったりもしますが、市場には小ぶりなヤリイカがどさっり並べられていて、ひと皿500円ちょっと買えます(大きなヤリイカもスーパーよりは安い)。

格安ヤリイカと富山産と兵庫産で価格が倍違うホタルイカ

市場に付いたのは11時過ぎで本来なら各鮮魚店の閉店時間は過ぎていましたが、一番大きな店はしっかり空いててラッキー。無事にヤリイカを2皿ゲットできました。

ランチはそのまま市場内の「のんしゃらん食堂」でマグロ丼。年末からイートイン営業はせずに窓口営業のみ(明日以降の営業形態は不明)。テイクアウトの他に、店の目の前にある市場内の休憩所で食べられるシステムになっています。店内よりは余裕のあるスペースなので、密も避けられますしね。

数量限定の「特選 天然マグロ丼」(1280円)があったので少し奮発して注文。ご飯は大盛り。いやー、美味しかった。しょっちゅう食べに来る訳でもないので、たまに食べるなら毎回「特選」を頼みたいな…… なんて贅沢を覚えてしまうといけませんね。

その他、買い物をすませて帰宅。ヤリイカ2皿分。合計14ハイありました。確か1.5kgぐらい。

解体スタート。

事前に佐野まいける (id:maicos555) 先生のイカ解剖記事を読んでいたので、いつも捨てていた頭と墨袋はキープ。ちなみに肝臓以外のワタ(内臓)はいちいち取らずに、胴の中に残したまま調理して食べる派です(料理によりますが)。

イカの皮むきはなんだか面倒なイメージあったけど上の記事(ソレドコの方)読んでいたらめちゃめちゃ簡単でした。でもまあヤリイカの皮は邪魔だと感じたことはないのでそのままでもいいかな。スルメイカも照り焼きとか煮物だと、そのまま皮付きでぶつ切りにして使ってます……。

せっかく皮を剥いたのはイカ明太(生食は一度冷凍するかアニサキスチェックをしっかり)。

うまい!

ヤリイカをたっぷり使って使ったホイル焼き。バター肝醤油味。普通はスルメイカを使うことが多いと思うのですが、以前市場で買ったヤリイカで作ったら身がとても柔らかくてすっかりヤリイカのホイル焼きラブ。ヤリイカは熱を入れても身が固くならず、ひたすら柔らかくて甘くて美味い!

イカの頭も入れたけど、もやは軟骨感すら感じない柔らかい身。全てが柔らかいのがヤリイカ。

翌日。めちゃめちゃ小さいヤリイカの墨袋、14ハイ分集めてもイカスミパスタにするには少なかったですが、イカスミ風味のヤリイカパスタにはなりました。まあ普通に美味い。

さらに翌日、塩を振って冷凍していた残りのワタ(肝)とヤリイカを使って「いか鍋」を作ります。いか鍋は今井真実さんのレシピをTwitterで拝見して、とても美味しそうだったので以前作ったもののリピート。

昨年作った際はレシピ通りにスルメイカを使いました。基本は肝が大きなスルメイカを使うのが正解だと思います。とても美味しいのでぜひ一度お試しあれ!

レシピ通りにスルメイカを投入してサッと食べる分にはいいのですが、鍋に入れたままにしてしまうと徐々に固くなってしまうのがスルメイカ。それなら、このお鍋をヤリイカで作ったらどうだろう?とずっと気になっていたのでした。

墨袋同様に小さなヤリイカの肝ですが(特に小ぶりのイカなので)、ホイル焼きで使わなかった半分以上を取ってあったので、味が良く出るように刻んで投入。その他は今井さんのレシピに沿って作っています。

皮を取ってないので少々赤い色が出ていますが、身がとっても柔らかくいヤリイカいか鍋の完成。

野菜がクタクタになるラストまで、柔らかなヤリイカの身を楽しめます。

このいか鍋、イカが美味しいのはもちろんですが、たっぷりの野菜が肝の出汁をたっぷり吸って本当に美味しい。特に大根が最高。

残ったスープはもちろん直後に雑炊にしても良いのですが、このお鍋は野菜でお腹いっぱいになるので、残しておいて翌日に煮込みうどんにしています。

前回は鍋焼きうどんにしました。イカ出汁たっぷりの味噌うどん、最高です。

以上。市場で買ってきたヤリイカを数日掛けて食べた(先々週の)日記でした。

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