I AM A DOG

途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

家から近い高尾山の手軽さ便利さをもっと利用してもいいなと思った話

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この週末は先週に続いて台風がやってくるということで、残念ながら山に行くことはできませんでした。今日も台風に刺激された秋雨前線の影響か、東京は朝から激しい雨…。

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ここの所、Amazonのセールで買っていたアウトドアウェアを試したかったり、数日前に買った冬用の登山靴も本格的な雪山シーズンの間に何度か使って履き馴らしてておきたいと考えていたのですが、この天候では仕方ない…。

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金曜の朝、いくつかの作業をして家事をいくつか片付けたところで、外を見るとすごくいいお天気。このまま1日自宅作業を続けるのは勿体ない気がしてきました…。しかし、時間は既に10時過ぎ、軽く登れそうな奥多摩の山でも行くまでに1時間以上はかかりますし、登山のスタートが午後になってしまうのはあまりよろしくありません。

そうだ高尾山があるじゃないか!

自宅作業に徹するべきかと諦めかけた所で思い出したのが高尾山。府中駅からなら京王線の直通列車で約30分。高尾山口から山頂まで1時間ちょっととハイキングコースにしても物足りない所はありますが、行き先的にもコースもとにかくお手軽!

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薬王院を抜けて山頂まで舗装路になっている1号路は、幼稚園児の遠足コースになるような散歩道ですが、稲荷山コースや6号路などは自然林の中を歩く、ちょっとした登山道です(といっても体が温まってきた頃に終わってしまうのですが)。

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高尾山は昨年の11月に、東京で初雪が降ったときに行って以来ご無沙汰でしたし、お昼がてらに出掛けてみることにしました。早速、その辺に転がっていたアイゼンやらテントマット、カメラバッグなどをウエイト代わりに日帰り用のザックに詰め込んで家を出発!

高尾山口で蕎麦を食べ、お土産を買い…

丁度お昼時だったので、行きがけに高尾山名物のお蕎麦を食べて行くことにしました。気分を変えてこれまで入ったことのない蕎麦屋に入ってみたのですが、正直ちょっと失敗だったかも。店の名前は出しませんがちょっと私の趣味には合わないお蕎麦… 冒険せずにいつもの高橋屋にしておくべきでした(苦笑)

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季節限定という「きのことろろ蕎麦」に惹かれたのですが……

さらにお土産の饅頭とたくあんを購入。気分が良ければそのまま相模湖方面に下りる可能性もあったのと、少しでもウエイトの足しになればと先に仕入れておきました。
つぼ萬のいなか漬は万人向けではありませんが、個人的には超オススメ(超すっぱい)。

麓の紅葉はまだまだ…

高尾山口〜ケーブルカー清滝駅付近の紅葉はまだまだで、あと半月位は先でしょうか? 甲州街道のイチョウ並木が見頃になったら、そのまま高尾山まで歩いてくるのもいいですね。

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まだ行ったことがなかったのですが、高尾駅(高尾山口の1駅手前)に「ICI石井スポーツ山専」が今年オープンしているんですよね。こちらも今度行ってみなくては!
石井スポ-ツ 公式サイト|登山・スキー・アウトドア用品専門店

稲荷山コースで山頂まで1時間ちょっと

自宅で麦茶を入れて準備したナルゲンボトルを忘れてきたことに気付いて、駅でペットボトルの水とお茶を購入。なんなら山頂にも自販機があるのが高尾山です…。

「稲荷山コース」は高尾山のハイキングコースの中で最も登山道っぽい、文字通り稲荷山という小さなピークを経由する尾根歩き(一部)です。
よく整備されたコースですが、滑りやすい石や木の根、雨の後はぬかるみなどもあるので、できればトレッキングシューズか底の滑りにくいスニーカーは履いておきたい所。(それでもジーンズ、スカート、革靴!を見かけてしまうのが高尾山なのですが…)

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途中の稲荷山の展望台より

ゆっくり歩いてだいたい1時間半位のコース。歩いてる人はそれなりにいますが、平日の昼過ぎということもあって比較的静かな登山道歩きを楽しむことができました。

山頂は相変わらずの大混雑

山頂は幼稚園の遠足を始め、相変わらず多くのハイキング客で賑わっていました。

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残念ながら富士山は見えず

なんとか座ることができたので、お湯を沸かしてコーヒーを飲んで一休み。山頂はちょっと賑やか過ぎるので、稲荷山コースを少し下りた所にあるベンチまで戻っても良かったかもしれません。

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乗鞍新登山道整備のマグカップデビューは高尾山(笑)

せっかくなので小仏城山経由で相模湖方面まで歩くことも考えたのですが、やり残していた作業や夕飯の買い物を思い出したので(笑)そのまま高尾山口に戻ることにしました。

6号路で下山

下りは稲荷山コースの途中から6号路に抜けるコース。6号路との合流付近の飛び石はいつもより水量が多く、いい雰囲気になっていました。

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尾根歩きの雰囲気を味わえる稲荷山コースに対して、6号路は森の中を沢沿いに歩く言わば樹林帯コース。途中でびわ滝を眺めたりしつつ、40分程で下りてきました。

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高尾山で山歩きの気分を味わいたいなら、この稲荷山コース&6号路を歩くのが個人的にはオススメですが、街歩きをするような軽装で来たならば素直に1号路にしておきましょう。

履き慣らしにはちょっと物足りないけども…

気になる登山靴は… 2時間ばかしでは全然変化なし(笑) 足の収まる部分はフィッティング通りで問題はないのですが、やはり皮が固く厚い断熱材が入ってることもあり、足首の動きやハイカット上部は夏靴とはかなり感覚が異なります(実際、雪上のアイゼン歩行だと歩き方も変わりますし)。というか断熱材たっぷりの靴は、この日のポカポカ陽気では少々暑すぎました。
高尾山を使って履き鳴らすには、相当通わないと難しそうですね。

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PRO TREK Smartと色が揃った!?

靴の履き慣らしならば素直に奥多摩まで足を伸ばした方が良さそうですが、いくら時間の自由なフリーランスとはいえ、平日に好き勝手に山に行ってしまう訳にもいきません(別に行くのは構いませんが、後々色々と響いてくるので)。

しかしながら、昼飯のついでに2時間程度、移動時間や食事も含めて4時間弱家を開けるだけなら大して角も立ちません(?)。改めてこの「いつでも高尾山に行ける環境」はもっと利用するべきだよね、なんて考えてしまったのでした。

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これからは紅葉が楽しみな高尾山

さて、麓の高尾山口ではまだまだだった紅葉ですが、山頂の木々は少しずつですが赤やオレンジに色付き始めていました。これから徐々に山頂付近の木々はより鮮やかに、そして薬王院〜高尾山口へと色付きが下りてくることでしょう。

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本格的な紅葉シーズンとなると、週末などはかなり混雑してしまうと思いますが、朝イチや午後など少し時間を外すことで多少は避けられるかもしれません。もちろん平日に行動できるなら、それに越したことはありませんし。

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タイミングが合えば今年も雪と紅葉の共演が見られるかも…?

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新しいカメラ機材のお試しにもいいかも?

ちなみに、今回はあまり写真は撮っていませんでしたが、新しいカメラやレンズの試し撮り、カメラの携行アイテムを手に入れた際のお試しにも、高尾山の手軽さが丁度いいことに気付いてしまいました。

冬靴の慣らしの他、先日Amazonセールで買ったばかりのTNFバーブパンツや絶賛テスト中の広角レンズなど、ここの所週末の天候ではなかなか使う機会のなかったアイテムを短い時間ですが試すこともできたのも収穫です。

冬になれば観光客もかなり減ってくれますし、2時間程度でも荷物や歩行ペース次第では負荷を掛ければ多少のトレーニングにもなってくれそうです。今後は新機材のお試しに、もっと積極的に高尾山ハイクを活用してみようと考えています。

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