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無印良品の夏マスクとスポーツウェアメーカーのクールマスクを買ってみたけど概ねいい感じ

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人の集まる場所ではマスク着用が求められるようになったコロナ禍の今年の夏。少しでも装用感のいい夏用マスクを求めて、無印良品とスポーツウェアメーカー、それぞれの夏マスクを買ってみました。

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追記:「繰り返し使える 2枚組・マスク(サッカー織り)」も買ってみたので生地最後に追記しました。

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無印良品「繰り返し使える 2枚組・マスク(サッカー織り)」

以前記事にした無印良品の「繰り返し使える 布マスク」を手にしてから、普段使いは使い捨ての不織布マスクからこの無印布マスクに切り替えたのですが、不織布より通気性のある布マスクとはいっても、三層構造のしっかりしたマスク。6月に入り、暑い日にはやや息苦しくも感じ始めていました……。

そんな折りに、発売がアナウンスされた無印良品の夏マスク。「サッカー織り/ムラ糸天竺編み/鹿の子編み」の全3種類で、今月6月5日(サッカー織り)の発売を皮切りに順次店舗で発売されるというもの。

実は6月5日の第一弾発売日、妻に開店直前の店舗に並んで貰ったのですが、やはり初回販売ということで結構な人気だったらしく、残念ながら目の前で売り切れてしまったそう……。

それから半月、第二弾の「ムラ糸天竺編み」はまだ出ていないようですが、第一弾の「サッカー織り マスク」は徐々に店頭に並ぶようになったようで、ようやく我が家も買うことができました。ちなみにネット販売だった「三層マスク」も少し前から店頭で買えるようになりました。

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ただし、まだ色などは選べる状態でなく、地元の店舗で売っていたのはネイビーと白のチェック柄一色のみ。ギンガムチェックかストライプのものが欲しかったのですが仕方ないですね。

素材は寝具等の残布を使ったものらしく、オーガニックコットン100%。洗濯耐久性は「三層マスク」と同じく30回程度とのこと。2枚入りで価格は999円とお手頃なのが嬉しいです。

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鼻部分にワイヤーが入ったプリーツマスクで、見るからにサイズは大きめ。以前の「三層マスク」の175×95mmサイズに対して、175×80mmと縦幅がさらに大きくなっています。無印マスクは元々かなり大きめで、妻などはぶかぶか(ゴム紐に結び目を作って使用)なのですが、女性客の需要が大きそうな無印良品にしては謎設定です(男女兼用でももう少し小さくても良さそう)。

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左上からモンベルウィックロン、無印三層、不織布、無印サッカー織り

パッと見では表と裏がやや分かりにくいですが、縫い目やプリーツの向きを確認すると、ゴム紐の端が見えている側が表のようです(逆ではないので注意しましょう)。

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1枚布を筒状に縫った仕様なので、生地的には表も裏も同じもの。布としては2層ということになります。

呼気の抜けはとてもスムーズ

このマスク、早速使ってみたのですが、呼気の抜けが非常にスムーズです。深呼吸するとやや息苦しもを感じる「三層マスク」とはかなり異なりますし、呼吸が荒くなって大きく息を吸い込んでも布が口にへばりつくようなことはありません。大きさのせいか口元の布が大きく浮いているようです。

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サイズが大きいこともあってかマスクの周囲から呼気が抜けて行くのも感じるので、素材的な仕様以外にも、花粉等の微粒子ガードは期待できそうにありません、飛沫防止もフィルターマスクよりは低くなると思うので(2つ折りのバンダナ程度?)、あまり過信はしない方が良さそう。

このマスクをして帽子をかぶると顔がほぼ隠れてしまうので、男性用としても大きめだと感じますが、耳のゴム紐もきつくなく呼吸が楽なので、この夏はこのマスクがメインになりそうです。
今回は1人1個しか買えなかったこともあり、2枚を妻と分けたのですが、今後出る「ムラ糸天竺編み」「鹿の子編み」でいい感じの色が売ってたらもう1セットぐらい買ってみてもいいかもしれません。

レワード「サマークールマスク(AC106)」

実は無印良品の夏マスクの前にもう1つ買っていた夏用のマスクがあって、それがTwitterで教えて貰ったこのマスク。静岡県の浜松市にあるレワード(Reward)という、主に野球のユニフォームを作っているスポーツウェアメーカーが作ったマスクです。

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無印良品の夏マスクがしばらく買えないだろう…… と思ってAmazonで注文してみたのですが、届くまでの間に無印の夏マスクが買えてしまったという。

本体はポリエステル100%の化繊素材で、裏地はメッシュの抗菌防臭素材になっています。
プリーツタイプ以外に立体タイプの布マスクも使ってみたかったのと、モンベルのマスク以外に化繊マスクがもう1つぐらいあってもいいかと思ったので、無印夏マスクとも別の用途で使えるかなと。

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サイズはLで色はシルバーですが、実際はほぼ白に近いグレーでしょうか。大きめの幾何学模様が入ってますが、薄いものなのでそれほど目立つものではありません。
上下が同じ形状の立体マスクで一度外すとどちらが上だったか分からなくなります。Lサイズはやはりそこそこ大きめですが一般的な男性ならば問題なし。女性や小顔男性はMサイズでもいいと思います。

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装着してみると、これまたなかなかいい感じ。口元には適度に空間が生まれて、呼気の抜けもスムーズです。裏地は冷感素材という訳ではないようですが、メッシュの肌触りはサラッとしていて、やはり呼吸が荒くなった程度では苦しくはなりません。

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裏地は肌触りのいいメッシュ生地

息を強く吸い込んだ際は裏地が口に吸い付く感触はありますが、センター部分が常に浮いているので苦しくなることは避けられます。

耳のゴム紐は無印良品の夏マスクに比べるとややキツめで(といっても若干ですけども)、半日外出でずっと使っていたら少し耳の後ろが痛くなりました。ゴム紐は交換可能なタイプなので、キツく感じた人は自分で交換してもいいでしょう。

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ちなみにレワードのマスクにはAC104/AC105/AC106と型番があり、どのモデルもメッシュ裏地で通気性をアピールしていることもあって違いがよく分かりません。恐らく微妙にリニューアルしながら、型番を変えているのだと思うのですが定かではありません(発売日を見るとAC106が最新モデル)。

夏マスク、複数枚あれば使い分けたり細かくローテーションできる

今回2種類の夏用マスクを手に入れましたが、以前購入したモンベルの「ウイックロン ポケマスク」も通気性の良さを売りにしたマスク。これで3種類の夏用マスクが揃ったので、用途で使い分けたり半日使って汗を書いたら交換……といったローテーションもできそうです。

ちなみに3種類のマスクの装用感というか装着時の呼気抜けの良さは、体感だと「無印夏マスク>レワードマスク>モンベルマスク」の順番でしょうか。

素材の柔らかさや薄さ、生地自体の通気性だとモンベル(ウィックロン)が抜けていると思うのですが、装着時の立体感があまり出ないので、呼吸時に口に布が吸い付く感触はモンベルが一番大きい。その観点だとサイズが大きくて、口元の隙間が常にある無印夏マスクが最も楽に感じます。

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ただし、今よりも汗をかく季節になるとまた違うと思いますし、汗濡れからの乾きの良さや肌触りの良さは、化繊素材であるモンベルやレワードの方が効果を期待できるかもしれません。

追記:無印良品「繰り返し使える 2枚組・マスク(サッカー織り)」

無印良品の夏用マスクの残り2種類「ムラ糸天竺編み」「鹿の子編み」ですが、6月末にいつの間に発売されていたようです。7月に入って妻が地元の無印良品に立ち寄ったところ、「鹿の子編み」のマスクが売っていたようなので買ってきて貰いました。

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鹿の子編みということで、まさにポロシャツ生地のアレ(素材は綿100%です)。色は赤系のものでやはりポロシャツにありそうな感じのもの(サーモンピンクというか)。妻的には微妙な色だったようですが(2枚入りを毎回2人で分けているので)、私は赤系は好きなので結構ありがたかったのですが……。

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今までのマスク(三層マスク・サッカー織り)と決定的に違うのがその作り。2枚折りにして鹿の子生地の周りと囲むように白ゴムでバイピングがしてあり、そのゴムがそのまま耳掛けのゴムになっているというもの。写真を見る限りもう1種類の「ムラ糸天竺編み」も同様のゴムバイピングのようです。

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2枚重ねの生地を広げたところ。結構しっかり目の生地です

さらに鼻周りのワイヤーも入ってないので上下はありません。プリーツの作りもこれまでのマスクと違っていて、よりシンプルですが鹿の子生地がしっかりしているせいか、使用時はそれなりに立体になります。やはり生地のせいなのか、鼻のワイヤーがないことも特に気になりません。

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ワイヤーがなくてもしっかりと立体になります

他のマスクに比べると耳のゴムがややキツめに作られていて、これまで耳のゴムに結び目を作っていた妻もそのまま使えるぐらい(それでも緩いそうですが)のもの。サイズは相変わらず結構大きめです。

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サッカー織りマスクと同じ17.5×10cmサイズ(女性には大きめ?)

気になる通気性ですが布マスクなのでそれなりにあるものの、これまで手にしてきた夏用マスクに比べるとそれほど涼しさを感じるものではありません。三層マスクよりは良いものの、サッカー織りに比べるやや落ちるかなと。

装着時の見た目が個人的には今までのマスクで一番気に入ってるので、出番は増えそうですが真夏になったらレワードのマスクやサッカー織りの方が出番がありそう。あとはサッカー織りマスクにしても、もっと安定して好きな柄を選べるぐらい流通してくれると嬉しいのですが、相変わらず三層マスク以外は運が良いと売ってるのを見かける程度です。

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