前回更新した多摩丘陵の給水塔記事に加えようと思い、多摩市の「連光寺給水所」を見に行ったのですが、思いの外写真を撮ってしまったので別記事を書きました。1時間弱の超ショート散歩。
南多摩尾根幹線沿いにある「多摩市立多摩東公園」にやってきました。根幹線側の駐車場に車を停めます。多摩東公園の駐車場、かなり前に停めた際は無料でしたが、さすがに今は有料になっていました。それでも最初の30分無料で1時間まで100円、以後60分100円で20時までは最大700円と稲城市の駐車場同様の良心価格。
駐車場の前から尾根幹線の多摩東公園交差点方面を見ています。手前に掛かっている橋は人道橋の「弓の橋」。橋の向こうに目指す連光寺給水所のタンクが見えています。横に見える2つの大きな鉄塔（アンテナ塔）も気になりますね。鉄塔の周りにある小山が稲城市の最高地点だそうです。
多摩東公園から弓の橋を渡ります。
弓の橋の上から多摩東公園交差点と連光寺給水所。尾根幹線の中央分離帯では行われている工事は水道工事だと表示がありましたが、尾根幹若葉台区間の大きなカーブ＆アップダウンをショートカットするトンネルの工事も行われています。トンネル、そんなに必要なのかな……。
弓の橋を渡って丘陵の階段を少し登ると黒川よこみね緑地（川崎市麻生区）の丘の上広場、多摩市と川崎市の市境の尾根上のハイキングコース「よこやまの道」のスタート地点になります。ここからもう少し東寄りに多摩市聖ケ丘と稲城市若葉台、川崎市麻生区はるひ野の市境があります。
よこやまの道の右側が多摩市、左側が川崎市。よこやまの道を進んでしばらく国士舘大学が見えてくると川崎市から町田市に入ります。
緑地の中を抜けて上麻生連光寺線に出ました。眼の前の橋は天王橋。連光寺給水所と電波塔も見えてきました。
少々分かりにくいですが道の右側に2つの鉄塔、左側に連光寺給水所があります。
手前側の鉄塔の敷地には「東京ガスネットワーク 多摩ガバナステーション」とありました。鉄塔は「永山中継局」というデジタルテレビの中継局のようですが、東京ガスの施設なんですね？（よく分かってない）
永山中継局を通り過ぎると次の鉄塔と連光寺給水所。
連光寺給水所は2つの巨大なタンク。
連光寺給水所の向かいにはみはらし緑地という緑地があって、ここが稲城市の最高地点。
見晴らしは東側が一部開けています。見えているのは手前に若葉台、中央奥のビル群は武蔵小杉だと思います。
みはらし緑地から見る連光寺給水所と鉄塔。
立派な電波塔は東京都防災行政無線の多摩稲城中継所だそうです。
これまたカッコいい塔ですね。
連光寺給水所の門。ここは災害時給水ステーションにはなってにみたい。
連光寺給水所、暑い中せっかく来たので写真をたくさん撮ってしまう。
連光寺給水所と電波塔を絡めてみたりなど……
らせん階段がかっこいい。
若葉台の住宅地にそのまま下りて行ける階段歩道。尾根幹線にも階段で直接下りられます。
尾根幹線を跨いでる坂浜聖ヶ丘橋を渡って天王森公園へ。
ここには八坂神社と一等三角点がある多摩市の最高地点（161.7m）があります。
連光寺東部簡易水道通水記念の石碑がありました。多摩丘陵の高台に水道を通した訳ですから、記念碑を作るだけの苦労があったのかもしれません。そして現在は巨大な給水塔もあると。
坂浜聖ヶ丘橋に引き返します。
橋のガードレールがぐんにゃり。誰か事故りましたね。
坂浜聖ヶ丘橋の上から尾根幹線と多摩東公園交差点、連光寺給水所と2つの電波塔。
橋の横は多摩大学の敷地、屋根の上にあるのは天文台かな。丹沢の山もよく見えていますし、この日は見えませんでしたが富士山ビュースポットにもなっているようです。
坂浜聖ヶ丘橋脇の階段を下りて尾根幹線へ。
聖ヶ丘四丁目の信号を渡って、尾根幹線の向かい側から連光寺給水所を見上げます。
写真右下に見えている給水塔（白いタンク）が気になるんですよね。
多摩東公園交差点を渡って……
中央分離帯の安全地帯にあった水道工事の案内。トンネル工事についての案内はなかったと思います。
緑色の橋が天王橋。
近くまで見に来てみたものの、看板などもなく結局なんの施設だか分かりませんでした。
多摩東公園交差点の角はちょっとした庭園になっていました。諏訪まちかど庭園として多摩市が整備しているようです。
多摩東公園の駐車場に戻ってきました。駐車料金は100円ということで、もう少し掛かったかと思いましたが1時間弱の短い散歩でした。短時間かつ緑地の中など日陰も多かったですが、それでも途中で日傘を取り出すぐらいには日差しが強烈で持っていたボトルをかなり飲みました。もう炎天下の街歩きはしばらく控えた方がいいかも…… いい加減平地は諦めて山でも行きますかね（笑）
