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E-M5にパワーバッテリーホルダーを付けてみた

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こちらの記事を拝見しました。


一眼レフのメリット

まず、バッテリーのもちの良さ。これは、ミラーレスやコンデジでは未だ超えられない一眼レフならではの圧倒的なメリットです。たとえばコンデジだと、撮れる枚数は最高でもメーカースペック上で500枚がせいぜいですが(平均だと300枚くらい。ミラーレスも400枚程度)、一眼レフだと余裕で1,000枚とか撮れます。

ホントこれに尽きますね。
私は今年、一眼レフを全て整理してミラーレス機(マイクロフォーサーズのOM-D)に移行しましたが、ファインダーだったり動体性能云々ということよりもバッテリー持ちの違いには、分かっちゃいましたが当初かなり戸惑いました。
一眼レフの場合、機種によってバッテリー容量の違いもありましたが、だいたい丸一日撮っててもバッテリー1本使い切ることは稀だったんですよね。それがミラーレスになったらバッテリーの持ちが半分以下になってしまった感覚。ミラーレスを使うようになって、こまめな電源オフがクセになってしまいました。
ということでバッテリーの容量を物理的に倍にしてしまう「バッテリーグリップ」(「パワーバッテリーホルダー」とか「縦グリップ」などとも)を使うのが、登山や旅行の際は当たり前になってしまいました。他にもコンパクトなボディのミラーレス機のホールド性を上げるとか、大きなレンズを付けた際のバランスという理由もあるのですけど。

メインのE-M1は最初からバッテリーグリップ(HLD-7)を併せて買っていたのですが、後から購入したE-M5についてはそのままで使っておりました。なにせE-M5専用のグリップHLD-6はHLD-7と比べても定価で1万円近く高くて…。そんな理由もあって、しばらく購入を躊躇していたのですが、オンラインストアでのポイント上限20%キャンペーン(12/24で終了)に乗っかって、この度HLD-6を手に入れてしまいました。
OLYMPUS パワーバッテリーホルダー OM-D用 HLD-6

OLYMPUS パワーバッテリーホルダー OM-D用 HLD-6

HLD-7に比べて高い理由の1つなのかは知りませんが、HLD-6はグリップ部分とバッテリーホルダー部分がセパレートになっています。
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通常のままだとグリップの弱いE-M5ですが、グリップ部分のみを装着することでホールド性能を上げ、さらにはシャッターボタンの位置もグリップ上へと移動(追加)させることができるのです。
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装着するとグリップ部が突き出た“一眼レフっぽい”見た目になります。
大口径の12-40mm PROレンズなどを使用するなら、こちらの方が断然握りやすいです。ただし、このグリップを外さないと充電池の取り外しができないことがマイナスポイント。
UN OLYMPUS OM-D E-M5専用グリップブラケット 黒

UN OLYMPUS OM-D E-M5専用グリップブラケット 黒

この手の追加グリップのみという製品もあります。例えばこれらはグリップを付けたまま本体バッテリーも交換できますが、シャッター位置は元のまま。
一端グリップ部分を外し、もう1つのパーツ「バッテリー&縦グリップ」部分を付けてみます。こちらにOM-D用の充電池、BLN-1が1本入るようになっています。
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E-M5に両方取り付けるとこんな感じ。重量も200g以上アップして、小型軽量のE-M5が小型の一眼レフ機並のサイズ&重量となってしまうのですが、そこはまぁ仕方ありません。
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縦位置でのシャッターボタンの他に、前後に2つのダイヤル、2個のFnキーを追加することができます。
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バッテリーグリップ側と本体側の充電池は、使用する優先順位を本体の設定で決めることができるので、グリップ側を優先にしておいて、グリップ側を先に使い切った時点で、適当なタイミングでグリップ側の電池を交換すれば、(登山中などでも)バッテリー切れの状態を起こさず、(グリップを外すことなく)撮影を続けることもできます。
HLD-6を付けたE-M5とHLD-7を付けたE-M1を並べてみると、かなり近い感じのサイズ感になります。
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さて、2012年に発売してからも、今年に入って一部の外装のみリファインしたモデルも発表するなど、随分長いこと販売を続けてきたE-M5ですが、来年早々にも後継機E-M5IIが発表される気配がかなり濃厚になってきたようです。
オリンパスE-M5II のスペックに関する噂のまとめが掲載 - デジカメinfo