これまでも何度か紹介している府中市内の市場「大東京綜合卸売センター」。私が平日に自由に動けるようになったこともあって、スーパーマーケット感覚で普段の買い物にも利用したりしています。
先日こんな記事を読みまして「ひとつ美味しい鰹でも仕入れに行くか!」と先週末の土曜日に出掛けてみました。
鰹は私が好きなのでたまに買いに行くのですが、やはり市場で扱ってる鰹は角○魚類あたりで買えるものとはひと味違います(角上は好きなんですけど、商品によって鮮度や質にバラツキがあるんですよね。鰹はいいものを見た記憶があまりないかも)。
しかしこの日は残念ながら売ってる鰹のサイズはやや小ぶりで価格も高め(それでもスーパーなどで見かけるものに比べたら充分立派なものですが)。こればかりは水揚げや仕入れ次第ですし、また今度出直すことにしましょう。
50周年記念イベント「魚御殿 サカナdeゴー!」でマグロ解体即売会
さて、丁度この日行われていたのが、大東京綜合卸売センター50周年の記念イベント「魚御殿 サカナdeゴー」(笑) 各種魚介系のセール販売などが行われていたようですが、丁度マグロ解体即売会が行われる直前だったようで、滑り込みで販売整理券を手にすることができました。
以前もマグロ解体ショーをやってる現場に遭遇したことがあったのですが、結構あっという間に売り切れてしまうんですよね。
この日は長崎五島産100kg弱の立派な本マグロ(クロマグロ)が仕入れられていました。張り出されている販売価格もビックリするくらいに安い! そこそこ美味しい回転寿司でも、マグロはキハダやメバチが多いですし、なかなか本マグロを食べる機会はないのでこれは楽しみ。
(そういえば会社を辞める際、勤め先の社長に赤坂の高級寿司店でご馳走してもらい、それは美味しい本マグロの寿司を頂きましたが… あれ幾ら位したのでしょうね。正直知りたくありません(笑))
しばらく市場内で別の用事や買い物を済ませて戻ってきたところで、マグロの解体ショーが始まりました。
解体ショーのためにやってきたプロの方が大きなマグロ包丁を手に、まずは一気に兜を切り落として、カマ、そして身を1/4ずつ切り出していきます。
背骨の周りには当然美味しそうな中落ちがタップリ…。
大きなカマ。とろけそうなカマトロが美味しそう…。
整理券1枚につき買える部位は1つのみということで(この価格なら全部欲しくなっちゃいますものね)悩んだ末、中トロを買ってきました。といっても、そんな大きいものじゃありません。まあ2人で食べる位なら充分かな。
自宅にてクロマグロの中トロをいただきます
この日は夕方からバンドの練習で外出する予定があったのですぐに食べることはできなかったのですが… ちょっと夕飯のラーメン挟んでおきますね。
翌日は翌日で、ダービー観戦に行った東京競馬場で立ち寄ったグルメフェスで夕方からビールなど飲んでしまい、なかなかお腹が減らなかったのですが、ご飯と味噌汁の簡単な夕飯と一緒にクロマグロの中トロを頂きました。
あっという間に室温で軟らかくなってしまう中トロ。包丁使いがアレでうまく切れませんでしたが、それはまあとろけるようで美味しゅうございました。赤身や中落ちも美味しそうで迷ったのですが、食べる機会から考えたらやはりこれを選んで正解だったかなと。