リクルート系住宅情報SUUMO(スーモ)のオウンドメディア「SUUMOタウン」から依頼を頂いて書いた、私の住む街「府中」の紹介記事が本日公開となりました。
メレ山メレ子さんを始めとするはてな有名人の方々、街歩き食べ歩きでお馴染みのTakiさんといった著者の方々に続くのはプレッシャーもありましたが、せっかくの機会ということでありがたく受けることにしました。
私の書ける街ネタは少ないのですが編集部とのやり取りの中で、今私が住んでいる街「府中」に興味を持って貰ったので、6年間住んでいる府中市民として気合いを入れて取り組んでみました。都心部や横浜のような華やかさこそありませんが(?)、実際に住んでみると都心に近い割に緑が多く、歴史の深い住み心地よい街なのです。
普段、私のブログを見て頂いてる方にはお馴染み(?)のスポットも多く登場します。このブログの府中ネタ総集編っぽい感じもあって、「ああ、ホントにこの人いつもこの辺うろついてるんだ」なんて思って貰えるかもしれません(笑)
掲載した写真は季節モノなど過去に撮ったものもありますが、今回の記事のための取材(と称する散歩)に2日程かけています(広角レンズのものはほぼ今回の記事のためのもの)。記事には掲載していませんが、史跡に関する調べ物では「ふるさと府中歴史館」なども訪ね、今回初めて知った事柄もあったりして、楽しい作業でした。
実は当初、公開記事の1.5程の原稿量があったのですが、流石に長すぎるだろうと、アレやコレやのやり取りの末、今回の記事に落ち着いた感じです(笑) 交通の利便性(市内を走っている鉄道路線の多さ)、都心へのアクセスといった住宅情報サイト的には必須っぽい情報を、早々にカットしてしまったのですが、それを認めてくれたメディア側の心の大きさに感謝したいですね。
まあ、企画の段階から、私個人の趣味だけで突っ走っていたら「古墳巡り・段丘崖に湧き水・水路・廃線跡」と、ブラタモリ(府中)になりかねなかったので、いい具合に手綱を引いて貰えたのでは、と思います。
今回SUUMOタウンに載せられなかった取材ネタや、新たに興味を持った史跡ネタもありますし、もう少し調べたりした上でこのブログで発表できればいいなとも思ってます。今後、このブログに府中ネタが更新されたら「ははーん」と温かい目で見守って貰えたらなによりです。
あと、私の記事にしてはグルメネタがやや少なく感じられたかもしれませんが(?)、出し惜しみした訳でなく一筆書きに歩ける散策風の構成にしたので、何食も食べてたらおかしかな?なんて(笑)
せっかくなので最後に取材日に昼ご飯を食べたお店をご紹介します。大國魂神社西の鳥居の目の前、広島風お好み焼きの「634(MUSASHI)」です。元々「優」という名前のお店だったのですが、この日立ち寄ったら新しい看板が出ておりました。
広島出身と思われる寡黙なご主人に「店の名前変えたんですか?」と訪ねたところ、静かなトーンで「気づかれました?(ニヤリ)」という反応が帰ってきたのがツボ。写真のお好み焼きはイカ天入りの「広島県人スペシャル」でございます。
ちなみに広島県にも「府中市」があるのですが、こちらもかつて「備後国の国府」が置かれていたことに由来するのだとか(府中という地名は日本各地にあります)。
武蔵国の国府跡のすぐ近くで、広島風お好み焼きを食べながらそんな過去に思いを馳せてみるのもいいものです。