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途方に暮れる 犬とよばれる でも生きてゆく

URBAN LIFE METRO(アーバンライフメトロ)の多摩・東京地域記事がおもしろくて時間泥棒

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先日Google Discoverを眺めていたところ「下河原線」のキーワードに目が止まって読み始めた記事があります。「URBAN LIFE METRO(アーバンライフメトロ)」なるメディアのこちらの記事(最初に読んだのはヤフーニュースに配信されていたものでした)。

国鉄下河原線の廃線跡を訪ね歩く記事などは書籍等で読んだこともありますし、かつてこのブログでも取り上げたことがありますが、とても詳細に調べられた記事で面白い上、当時の貴重な写真がたくさん掲載されていて読み応えのあるものでした(昭和48年が「約50年前」というのも地味に衝撃でした)。

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面白いメディアがあるものだなぁ…… と同じ日付に更新された新着記事を見ると、こんどは町田の小野路宿に関する記事!

小野路は鎌倉街道や大山道といった旧街道沿いの江戸時代に栄えた宿場町で、現在も里山的な緑地が残されています。実家と府中の中間地点でもあり車ではよく通るのですが(すぐ近くの野津田公園は犬の散歩で行ったりもします)、じっくり歩いたこともなく一度ゆっくり訪れてみたいと思っていたエリア。こちらも丁寧な取材で読み応えのある記事でした。町田記事といえば鉄板ネタのこんなものも。

さらに下河原線の記事と同じライターの方が「米軍府中基地跡」(府中通信施設)についての記事も書いていました。ここはかつての陸軍燃料廠であり、府中の森公園と浅間山公園に挟まれた現在は立入禁止の一帯。巨大なパラボラアンテナや通信用鉄塔が残る廃墟としても知られています。

記事中では府中通信施設の紹介に始まり、府中墓地(ここは知りませんでした)や多磨霊園、このブログでも何度か訪れている浅間山公園なども含めた府中北東エリアの充実した街歩き記事となっています。
府中といえばもちろん(?)府中本町から府中駅にかけての徳川家康御殿跡(武蔵国府跡)、大國魂神社、武蔵国府跡に関する記事もありますし、やはりこのブログではお馴染みな稲城市も取り上げられている、【連載】「多摩は今」など、これは読み始めたら止ららなくなってしまう……。【連載】「東京うしろ髪ひかれ地帯」も面白そうです(連載はタグ付けて欲しいな)。

このアーバンライフメトロ。東京メトロ系の広告代理店と、『乗りものニュース』などをネットメディア系プロダクションによる共同運営のようです。取り扱っている記事のネタは東京の街歩きや地域情報以外もあるようですが、まずは「知る!TOKYO」タグの記事がなかなかの時間泥棒ですので、この手の記事が好きな方はぜひチェックしてみてください。これからも面白い記事を期待したいですね。

かつて日経で連載されていた「東京ふしぎ探検隊」とか、三井住友トラスト不動産の「このまちアーカイブス」(これは本当にすごい!)なども読み始めると止まりませんよね。

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